2時になりました。
この時間は、きょう告示された民主党代表選挙の立候補者による共同記者会見を中継でお伝えします。
民主党本部の記者会見場です。
民主党代表選挙はきょう告示され、今月18日の臨時党大会に向け、選挙戦に入りました。
立候補したのは3人です。
まず長妻昭さん54歳。
衆議院当選6回で、厚生労働大臣などを歴任し、現在は政策調査会長代理を務めています。
細野豪志さんは43歳、衆議院当選6回で、これまでに環境大臣や幹事長などを歴任してきました。
そして岡田克也さんは61歳。
衆議院当選9回で、外務大臣や副総理などを務め、現在は党の代表代行を務めています。
まもなくこの3人が、みずからの考えを訴えることにしています。
共同記者会見では、最初に、届け入れ順に各候補から5分ずつ、政見を述べていただきます。
そのあと、共同記者会見として報道機関の皆様からのご質問にお答えをいたします。
それでは、候補者の皆さんからそれぞれ5分以内で、政見をお話いただきます。
まず、最初に長妻昭候補、お願いいたします。
どうも皆様、こんにちは。
私、このたび代表選挙に立候補届け出をいたしました、衆議院議員の長妻昭でございます。
なぜ立候補したのか。
私は民主党に強い危機感を持っております。
といいますのも、この前の総選挙、私は今までの選挙とは違った経験をいたしました。
大きくいろいろな方からご意見頂いたんですが、3つに分類すると、1つはやっぱり格差の拡大が、もう限界まできている、なんとかしてほしい、こういう本当に切実なお訴えを、何人もの方から、涙ながらの訴えも聞きました。
そしてもう1つは、ご高齢の方からきな臭い動きが出てきた。
戦前のにおいがするから、なんとか変えてほしい。
これも切実なお話を頂きました。
そしてもう1つ、民主党は何をしたいのか分からない、もっとしっかりしろ。
こういうしった激励も頂きました。
本当に涙ながらのお訴えもあって、私ももらい泣きを何度もしました。
こんな選挙、初めてです。
私は危機感が非常に大きい、しかし、強い野党、自民党に代わるきちっとした強い大きな政党が望まれてる。
国民の皆様は渇望している、それに民主党は応えなきゃいけない。
これが最後のチャンスになるかもしれない、強い強い危機感を持って、私は立候補をいたしました。
私は政策集、お配りしましたが、日本はもっとよくなる。
そういう政策を競い合っていきたいというふうに思っております。
今、格差拡大が限界に来て、相対的貧困率、格差を示す指標もアメリカに次いで2番目に日本が大きい。
一昨年初めて、貯金ゼロの世帯が3割を超える。
どんどん格差が拡大をして、そして人の能力を潰しておいて、何が成長なんだ。
過労死の若者がどんどん増えて、人の能力、若者潰しておいて、なんで成長なんだ。
非正規雇用4割近くまで増やして、能力が最大限発揮できる環境を作らないで、なんで成長なんだ。
子育てで会社を辞めざるをえない、親の介護で会社を辞めざるをえない、そういう人たちがどんどんどんどん増えている。
それをほったらかして、能力の発揮をさせないで、なんで成長ができるんだ。
子どもの学校、進学、これも親の年収が400万以下のご家庭、大学進学率3割です。
金がないと大学に行けない。
こういう傾向がどんどんどんどん強まっている。
人の能力をうもらせておいて、何が成長なんだ。
私は格差を是正をして、一人一人の能力が最大限発揮できる、そういう環境、社会を作ることこそが、日本全体の活力を大きく引き出して、全体のパイも広げていく。
それこそが人への投資で、民主党が目指す道だ。
分配か成長かどっちだ。
そうではない。
持続的な成長、これを達成するためには、適切な分配が必要である。
これを私は強く申し上げたい。
その政策を実行すれば、日本はもっとよくなります。
これをきちっと民主党は打ち出して、堂々と安倍内閣は問題あり。
われわれの政策を採用すればもっと日本がよくなる。
その具体的な筋道、政策もきちっと示していくということで、必ず道は開けるというふうに確信をしております。
だからこそ私が、立候補をさせていただいたわけです。
そしてもう1点、きな臭い動きの話です。
日本という国は、情報を制限をして、空気さえ作り上げれば、一気に極端な方向に持っていくことができる。
戦後70年、70年前の戦争の反省です。
本当にその反省に安倍内閣がきちっと立っているのか、私は到底、反省に立っているとは思えません。
非常に危うい動きがどんどんどんどん加速している。
それにきちっと歯止めをかけて、転換をしていく責任が民主党には課せられていると、強く強く思っております。
そして最後に、野党の本当の役割は、政策を磨いて、内閣を倒して、内閣を作っていく。
これが真の野党の役割であると。
やはり民主党がまず、きちっと意識合わせ、腹合わせ、政策合わせをして、再建をして、そしてほかの野党の皆さんが、民主党に移っていただく、そういう受け皿となるような、そういうしっかりした政党に再建、再生をしていきたい。
その先頭に立たせていただきたいということで立候補いたしました。
よろしくお願いします。
長妻候補、ありがとうございました。
それでは次に、細野豪志候補、お願いします。
今回、民主党の代表選挙に立候補いたしました、細野豪志でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
私はこの代表選挙に向けまして、2年前から準備をしてまいりました。
4年前の東日本大震災、そして福島での原発事故。
この国をもう一度、本当に立て直していきたい、被災地のために頑張りたい、こんな思いが2年前から非常に強くなりました。
今回、代表選挙に立候補いたしましたのは、そういう状況の中で、今の政治に危うさを感じたことももう一つ、大きな原因としてございます。
先ほど長妻さんからも話がありましたけれども、安倍政権に任せておけばこの国の民主主義が危ない。
集団的自衛権の問題を国会が閉会中に、われわれ野党が仕事ができないところでやられたというのは、その典型的な事例だろうというふうに思います。
今こそ、民主党がもう一度、しっかりとした野党として、再建をすることによって、そして与党を目指すことによって、この国の民主主義を守りたい、こんな思いがございます。
私は今回の代表選挙を通じまして、これまで民主党が言ってきたことを、もう一度、皆様にしっかりとお伝えをしていきたいと思っています。
まず第一に、私たちは共に生きる社会を作ってまいりました。
個人的な話になりますが、私、大学生のときに父親が会社を辞めました。
短い期間でしたけども、大学の学費をただにしていただいて、そしてバイト先でもずいぶんお世話になって大学を卒業することができたんです。
ちょうど20年前、私が大学の4年生の最後の時期に、阪神・淡路大震災がありました。
そのとき私はこう思いました。
社会から支えてもらって大学に行かせてもらった。
ならば、自分が何かやれることがあるときには、社会を支える側に回れる、そういう人間でありたいという思いがあった。
そして現地で2か月、ボランティアをする中で、これではいかんという思いがあって、政治の世界を志しました。
それが東日本大震災のときに、逃げることはできないという思いで取り組んだことにもつながっています。
社会保障というのは世代間の助け合いの仕組みです。
それが今、危機的な状況に立たされています。
教育というのは貧困の連鎖を止めるうえで極めて重要です。
これも民主党の大きなテーマです。
もう一度われわれは、この共生をしっかりと掲げて、民主党として再生をしていく必要があるというふうに思います。
第2に重要な考え方として、私は多様性を挙げたいと思います。
多様性こそ、強さです。
いろんな生き方をする人、そしていろんな地域があって、それぞれが個性を発揮をして、伸び伸びとやっていく、それが日本の強さにもなります。
まず地域の在り方。
自民党型安倍政権のやり方というのは、今でも分配型の政治にとどまっています。
中央が権限の財源を持って、それを地域に配る。
これでは日本は元気になりません。
われわれが目指すのは、地域が地域で自分のことを決めることができる。
自立、分散型の国家を目指して、しっかりと政策を訴えかけていきたいというふうに思っております。
生き方も多様になってきました。
家族の在り方、これも実に多様になってきた。
そういう中で私は、血縁主義に頼りすぎた家族の在り方も変えていきたいと思っています。
この国には4万人も親に育ててもらうことができない子どもたちがいる。
こういう子どもたちが施設で生活をしています。
彼らに家庭的な環境をしっかりと提供することも国家の役割です。
里親であるとか、特別養子縁組みとか、血縁主義に偏らない家庭の在り方というものをこれから模索をしていきたい。
またLGBTの問題にも私は取り組んでいきたいと思っています。
レズビアンの人、ゲイの人、そしてバイセクシャルの人、トランスジェンダーの皆さん、そういった方々も生き生きと活躍をできるような差別のない社会を作ることによって、多様性を守ることによって、この国をしっかりと強い社会、強い国にしていきたいというふうに思っています。
共生や多様性という考え方は、民主党の背骨ですから、これからも非常に重要だし、訴えかけをしていきたいと思っております。
しかし残念ながら、民主党は国民の信頼という最も大切なものを失ってしまいました。
私は閣僚をやったり、また幹事長をやるなどしておりましたので、その責任があるというふうに思っています。
みずからを否定をするのは苦しいことです。
過去と決別するのも難しいことです。
しかし、それをやらないかぎり、共生や多様性という考え方を、国民の皆さんにしっかりお伝えをして、民主党を再生することはできないと考えました。
3つの点で、私は、民主党が過去と決別をして、新たな出発を切らなければならないと思っております。
まず第1は経済政策。
アベノミクスのトップダウンはもはや限界です。
ボトムアップで中小企業が頑張れる環境を作らなければならない。
今、政府は法人税の減税を言っていますが、これは大企業の一部にしかこの効果はありません。
むしろ企業の社会保障負担を軽減をすることによって、今、非正規社員でやっておられる方々が、正社員になれるような、そして企業の経営者の皆さんも元気で頑張れるような環境を、ぜひとも作りたいというふうに思います。
この選挙戦を通じまして、中小企業やボトムアップの経済に強い民主党をもう一度作り直したいと思います。
2つ目に安全保障です。
普天間の問題の反省が必要だと思います。
沖縄に寄り添っていきたいと私も思います。
しかし理想だけを掲げて、現実を前進させることができなかったこと、この反省が必要です。
私はこの国が戦後歩んできた、平和主義というこの原則に立って、これをしっかりと守りながら、尖閣諸島の問題や朝鮮半島の有事にしっかり対応できるような安全保障の法整備と体制整備に努めてまいりたいと思います。
そして最後に民主党の文化です。
自由かっ達な民主党の文化は大変重要です。
しかし、いざとなったときにばらばらになる、これでは決して国民の信頼は戻りません。
東日本大震災や消費増税のときにばらばらになってしまったその反省に立って、民主的な党運営をしながら、最後はしっかりとまとまっていく。
そしてそれができないということになった場合については、場合によっては厳しい対応も含めてやっていかなければならないと思います。
リーダーも変わらなければなりません。
私は統一地方選挙をはじめ、全国を回りまして、先頭に立って、民主党の勝利のために頑張ります。
そしてみずからは総選挙のときには、小選挙区のみで立候補して、比例に重複はしません。
退路を断って、みずから先頭に立って戦い抜く。
そういうリーダーの姿勢を示すことによって、民主党は変わったんだということを、国民の皆さんにお示しをしたいというふうに思っております。
ぜひとも多くの皆さんのご理解、そしてご支援を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。
細野候補、ありがとうございました。
それでは最後に、岡田克也候補、お願いいたします。
岡田克也です。
私は二十数年前に、与党であった自由民主党を離れ、そして一貫して政権交代がきちんとできる政治、これをぶれることなく目指してまいりました。
民主党、残念ながら今、国民の皆さんの信頼を失っている状態。
私は民主党再生のラストチャンスだというふうに思っています。
必ずこの党を立て直す。
そのために私は、その先頭に立つ、その決意で、今回立候補を決めさせていただきました。
民主党を立て直す際に、私は過去の民主党の全否定ではなくて、民主党の原点回帰ということを強調したいと思います。
民主党、綱領にもあるように、消費者、納税者、生活者、そして働く人たちの立場に立つ政党です。
そして今1つは、未来志向の改革政党です。
この原点に立脚して、そしてしっかりと民主党を立て直していきたいというふうに考えております。
今ひとつ、私が感じるのは、民主党の多様性がいつの間にか失われてしまったのではないかということです。
最初の民主党にはいろんな方が集っておられました。
例えば障害のある方や、あるいは外国人から日本国籍を取得した方や、さまざまな人が民主党を形作っていました。
今見渡すと、だいぶ変わってしまったなという気がします。
もう1回、この多様な日本でさまざまな人たち、特に女性、あるいは若者、地域社会で頑張っている人、あるいは困難に立ち向かっている人、そういう方々に結集していただいて、そして新しい民主党を作っていきたい、民主党の原点に帰りたい、そういうふうに考えております。
そういった多様な人々が集った民主党で、希望のある日本を作っていきたいというふうに考えています。
さて、民主党を考えるときに、10年前、私が代表を辞めるときにこういうことを申し上げました。
いろんな議論があるのは民主党のいいところだと。
だけど決めたらやっぱりリーダーのもとで結束する、そういう民主党であってほしい。
私はそう申し上げたわけです。
残念ながら、今もこのことは実現していません。
熟議、これは大事なことです。
しかし、決めたらきちっと守る、リーダーが引っ張る、従っていく。
そういった民主党にしたい。
私は決断できる政治家だというふうに自負をしております。
さて、安倍自民党です。
2つのこと、申し上げたいと思います。
1つは、安倍さんは戦後レジームの見直しということを一時期言われていました。
私はやはり戦後70年を迎えるにあたって、この70年歩んできた日本のよさというものを改めて見直し、そして大事にしていきたい。
つまり平和を重んじるということを1つ申し上げたいと思います。
そして今ひとつは、長妻さんも言われましたが、格差が広がっている、あるいは中間層の厚みがなくなっている、そういったことに対して、しっかりと手当てをしていくのが政治の役割である。
私はひと言で言うと、公正な社会を作るということを申し上げたいと思います。
今申し上げたことに加えて、多様な価値観を尊重し合う。
そういった公正な社会を作っていくことが民主党の使命であるというふうに考えています。
以上、申し上げたようなことを、先頭を切ってリーダーとして実現し、これは民主党のためではなくて、日本の政治のために、日本の国民のために、しっかりとすべてをなげうって頑張っていきたいというふうに思います。
以上です。
岡田候補、ありがとうございました。
それでは記者の皆さんとの質疑に入ります。
最初に野党クラブの幹事者の方から、3候補に共通の質問を2問ないし3問、お願いを申し上げます。
候補者のほうは、1分をメドにしてお答えください。
回答は選管の指名に基づいた順番でお願いいたします。
それでは幹事社、共同通信ということですが、共同通信の方、お願いいたします。
よろしくお願いします。
まず立候補についてお伺いします。
なぜご自身が代表にふさわしいとお考えになったのでしょうか。
ほかのお2人との違いはどこにあるというふうにお考えでしょうか。
よろしいですね。
それでは届け出順に、長妻、細野、岡田、各候補の順番でお答えください。
まず、じゃあ長妻候補。
どうも質問ありがとうございます。
ほかの候補との違い、なぜ自分が代表にふさわしいのかということでありますけれども、私は明確に、日本をもっとよくする社会像、そしてそれにたどりつく政策を持っていると思います。
それは仲間と共に作り上げたものです。
先ほど申し上げましたように、格差を是正をして、一人一人の能力が最大限発揮できる。
そういう環境を作っていく、すべての人に居場所と出番のある社会を作る。
それを具体的に示す社会像、そして格差是正、格差を解消していく、誰でも重要だとおっしゃると思いますが、私は本当に、日本全国の格差の現場を歩いて、からに落ちております。
本当にこれは限界にきて、危機的な状況まで来ているという強い強い危機感を持っているというふうに思います。
その社会像をきちっと提示、明確にできるということと、もう一点、重要なのは、やはり野党として今の政権をきちっと監視をしていく、特に徹底的に調査をして、隠された情報をチームで表に出して、国会で徹底追及していく。
そして是正をさせていく。
その指揮官として、チームをまとめて突破していく、そういう力もあるというふうに自負をしております。
そこが今の質問にお答えする中身であります。
ありがとうございます。
それでは細野候補。
私が代表に立候補する、その最大の理由の一つは、民主党に対する愛着の強さです。
本当に私は何もないところから政治に挑戦をしました。
その私にチャンスをくれた民主党、これをよくすることによって、国を本当によくしていきたいという、そんな思いを持ってきました。
この思いがありましたから、15年間、私は一度も党議に反して造反をしたことがないんです。
そして党員・サポーターについても最大限努力をし、綱領も作ってきた。
綱領にはこう書かれています。
生活者、納税者、消費者、そして働く者の立場に立つ。
この根っこをもう一度しっかりしたものにして、政策を形作っていく。
この役を私自身がやれるのではないかと考えたからです。
ただし、先ほども申し上げましたが、残念ながらこのままじゃだめです。
過去と決別をして、変わったんだという姿をお見せすることでしか、われわれが実現をしようとしていることは前に進みませんので、それをやるのは、私、細野豪志ではないかという思いで今回、立候補をさせていただきました。
ありがとうございました。
じゃあ岡田候補、お願いいたします。
私は今まで、どちらかというとナンバー2として、トップを支えるという仕事が多かったように思います。
幹事長を何回もやったり、外務大臣や副総理として、時の総理を支えてきました。
一生懸命そういったことをやってきましたけれども、今回、この民主党の現状を見て、ここは自分が出て、しっかりと今までの経験を生かし、そして信念をしっかりと貫いて、民主党を立て直さなければいけないということを改めて感じました。
安倍さん、しばらく安倍政権続くでしょう。
民主党が政権の座に戻るということは、これは容易なことではありません。
しかし、野党第1党であるかぎり、いつでも総理大臣が務まる、そういった思いで、しっかりと国会での議論もしていかなければなりません。
反対のための反対ではなくて、対案をもって、そして安倍総理と堂々の議論ができる。
そのためには自分が適任であるというふうに考えました。
ありがとうございました。
それではさらに、野党クラブ幹事しゃ、共同通信の方、次の質問をお願いいたします。
党の再生と再建についてです。
このことについては、皆さん言及されているんですけれども、具体的にどのような党の姿をイメージされているんでしょうか?お願いいたします。
今度、お答えは順次ずらしてまいります。
次のお答え、最初は細野豪志候補、お願いいたします。
まず1つですね、民主党の在り方として、変えていかなければならない点はですね、やや国会議員中心の政党というふうに思われてきましたので、地方から再生することが極めて重要だと思います。
したがって4月の統一地方選挙を含めて、地域の仲間を大事にする。
さらには落選中で今、頑張っているメンバーがいますから、そういった方々のサポートも含めて、地域から民主党を再生していくということが、一番重要なことだというふうに思います。
そしてやや繰り返しになりますが、ここが変わったんだというポイントが明確にならなければなりません。
安全保障で国民に不安を持たれるような政党では、政権に戻れません。
これを現実的にやっていく。
経済に弱い政党では、とてもじゃないけれども政権に戻れません。
ここを変えていく。
そして最も重要なことは、リーダーが先頭に立ってきちっとマネジメントをやりきる政党になって、民主党は変わったんだという姿を、しっかりとお見せをすることによって、党を再建をしていきたいというふうに思っています。
よろしいですね?では岡田候補、お願いいたします。
1つは先ほど申し上げた多様性です。
民主党、女性や若い人や、あるいは地方で頑張っている人や、そういった方々をもう一回、再結集して、新しい民主党を作っていかなければならないというふうに思います。
もちろん、選挙で落選されて、現在苦労されている方や、次の統一地方選挙を控えて頑張っている皆さんも含めて、当然のことながら、含めての話であります。
それからもう1つは、やはり私は先ほど民主党の物事の決め方について申し上げましたが、一人一人の民主党の議員の皆さんに、覚悟を求めたいと思います。
野党であれば、ことばでごまかすことはできます。
しかし、われわれ与党になったときに、やっぱり物事をきちんと決めなきゃいけない。
そこでやはり、覚悟が問われたんだと思います。
われわれにはまだ与党の覚悟が少し足らなかったのではないかと。
したがって、一人一人がしっかり覚悟を持って日本の政治を担うんだという覚悟を持って、そして議論する。
徹底的に議論する。
しかし、最後は決める。
決めたら従う。
そういう党にしていかなければいけないというふうに思っております。
じゃあ、最後に長妻候補、お願いします。
党の再生再建ということですけれども、やはり党が再建できたというときは、国民の皆さんが民主党にもう一度、政権を任せてもいいんじゃないのか、こういう期待が戻ったときだというふうに思います。
野党の役割は新しい内閣を作り上げて、自分たちが目指す社会像を具現化する、そして政権を奪還をしていくということだと思います。
そのイメージに進むためには、やはり、この代表を支えるフォロワーシップや、あるいは熟議をして、いろいろかんかんがくがくの議論があっていいんですけれども、決まったら、当たり前ですが、それは一致結束、箱弁当じゃないですけれども、そこでまとまっていく。
こういうような文化を、今もどんどんどんどん、着々と進んでいると思いますけれども、それを完結をしていく。
そして徹底的に政府を追及をしていく。
これを組み合わせて初めて、国民の皆さんがもう一度、民主党に政権を任せてもいいんじゃないのか、こういうふうに思っていただく、その時が、党の再建が終わったときだと思います。
そういうようなプロジェクトを私は立ち上げていきたいというふうに思っております。
それでは共通質問、もう1問、野党クラブ幹事しゃ、テレビ朝日の方、お願いいたします。
先ほど、長妻候補から強い野党ということばもありましたように、民主党が立て直したその先には、野党の力を結集するということも大事になってくるかと思います。
その際に、野党再編という意味において、野党第2党でもある維新の党と今後、どのように向き合っていきたいのか、向き合っていくお考えなのか、お願いいたします。
それでは今度は、またずれまして、岡田克也候補、最初にお願いいたします。
まず維新との関係ですけれども、国会の中での共闘、あるいは参議院選挙も近づいてきますけれども、候補者の調整、そういったことはしっかりやっていかないと、野党は分裂していて、与党が得するだけということになってしまうと思います。
ただ、同じ党になるとか、そういったことになると、やっぱり越えなければならないハードルはいくつかあるというふうに思っています。
例えば、維新の党の橋下さんが、従来言われてきたことは、民主党の一部と一緒になると。
つまりわが党が分裂することを前提にした物言いですね。
これは到底受け入れられません。
それから特定の労働組合を厳しく批判をすると。
これもやはり、いろんな議論は当然あっていいし、私も労働組合の皆さんといろんな意見、議論しますけれども、一方的に批判するような、そういう考え方あるかぎり、やはり一緒になるということは考えられないと思います。
最近、江田代表が連合との協議というようなことも言われていて、少し変わってきたのかもしれません。
あるいは維新の中にいろんな考え方があるのかもしれません。
維新が従来の考え方から変わってくるということであれば、いろんな、さらに議論というのはできる余地はあると。
しかし現時点では、私は一緒になるということは到底考えられないというふうに思っております。
次、長妻候補、お願いします。
国会の中で、維新に限らず、すべての野党と連携して、議員立法を作るとか、国会の対応を統一するとか、これは今までもやっていて、これはもうどんどんどんどん国体委員長レベル、幹事長レベルでやるべきことだと思います。
ただ、その野党で政策がかなりかけ離れている政党と一緒になるとか、あるいは候補者をかなり綿密に合わせていくとかですね、そういうことの前に、やはりわが党の中でも、まだまだ詰めないといけない政策っていうのがいっぱいあるわけですね。
それをちゃんときちっとやっぱり詰めて、まずは民主党が明確に旗を立てるということが、先決だと思って、それが終わらないうちに、他党とうんぬんという話は、私は順番が違うんではないのか。
われわれはどっしり構えて、ただ時間はありませんけれども、着実に民主党の再建を進めることで、必ず道は開けて、ほかの党から、あるいはほかの無所属の方が、民主党で頑張っていこうという方がどんどんどんどん増えていくと、私は確信しておりますので、そういう方向で進めたいと思います。
それでは細野候補、お願いします。
まず2つ目の質問にちょっと補足をさせていただきたいと思います。
党の再建のイメージで、私が一番大事にしていきたいのは、やっぱりもう一度、民主党を明るい政党にしたい。
かつて上り坂だったときに、民主党っていうのは非常に明るいイメージあったんですが、今、ちょっとそれがないですよね。
ですから私が先頭に立つことによって、もう一回、民主党が国民の皆さんに明るい未来を示せるような、そういった政党にしていきたいと非常に強く思っているということを補足いたします。
維新との関係なんですが、私は、この特に1年ぐらいの間、維新の議員といろんな議論の場を共にしてきました。
それは彼らが一体何を考えている人たちなのかというのをしっかり聞く必要があるというふうに考えたからです。
一致ができる部分も確かにある。
しかし、相当のやはり違いがあるということはこれは認めなきゃならないと思います。
したがって、党として一緒になるのは現実的には難しいというふうに思っています。
ただ一方で、やはり安倍政権にしっかり対じをしていくためには、少し増えたといっても数が足りませんから、国会での共闘は最大限模索していくべきでしょうね。
それをする中で、さらに政策的な接点がどこにあるのかという部分については、岡田さんもおっしゃいましたけれども、いろんな柔軟な対応はしていくべきだというふうに思います。
特に目の前に統一地方選挙がありますから、ここはわれわれにとって最大の戦いですので、そこは堂々と戦える、民主党としてですよ、そういう体制を作らなければならないというふうに思います。
民主党代表選挙、立候補者による共同会見でした。
では政治部の石川記者に聞きます。
石川さん、代表選がスタートしましたが、焦点ということでいいますと、どのようなことが挙げられますか?
民主党は、今回の代表選挙を自民党に代わるもう1つの政権の選択肢を作る選挙だと位置づけているんです。
民主党は先月の衆議院選挙で、自民党の一強多弱といわれる政治状況を打破することができませんでした。
党勢の回復が急務となる中で、代表選挙を通じて、候補者たちが党を立て直すために、どのような道筋を示すのか、そして民主党が党の再生を誰に託すのかが主な焦点となります。
そして野党内では維新の党など、野党再編を目指す勢力がありますけれども、今回の代表選挙、その野党の再編にどのような影響を及ぼしそうですか?
民主党内には、野党第1党として、自力で党勢を立て直すべきだという自主再建論と、維新の党など、ほかの野党と合流し、巨大与党に対抗しうる野党勢力の結集を目指すべきだという野党再編論の2つの意見があるんです。
長妻氏、細野氏、岡田氏の3人は、いずれもまずは党の自主的な再建を優先すべきだという考えを示しています。
ただ細野氏を支援する中堅・若手議員の中には、野党再編を主張する議員も少なくないことから、長妻氏や岡田氏との間で、今後の党の路線を巡る論争になるという指摘も出ています。
民主党の代表選挙の行方には、ほかの野党も強い関心を寄せています。
野党第2党の維新の党の江田代表はきのう、野党の危機意識を共有できる人に代表になってほしい。
危機意識さえ共有できれば、おのずと野党再編の話も進んでいくと述べています。
そしてその民主党代表選挙の仕組みについてはどうなっていますでしょうか。
今回の代表選挙なんですが、国会議員、次の参議院選挙の立候補予定者、地方議員、それに党員・サポーターが投票に参加して、合わせて760ポイントで争われることになります。
2015/01/07(水) 14:00〜14:30
NHK総合1・神戸
ニュース「民主党代表候補共同会見」関連[字]
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