開運!なんでも鑑定団 2015.01.06


皆さんあけましておめでとうございます。
2015年の「鑑定団」始まりました。
そして新年ということで新人の鑑定士さんが来ていただいているということで森由美さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
実はこの森さん中島先生の娘さんなんですよ。
(どよめき)娘さんも?はい焼物の鑑定をさせていただきます。
どうなんですか?お父さまから見て。
なかなか鋭いです。
(笑い声)
小学生の頃は運動神経抜群でいつも運動会で大活躍
その際4年先輩の…
大学卒業後
2年後若者向けの深夜番組…
大人気を博したものの人間関係に嫌気がさし…
その後は父が経営していた水道メーター製造販売会社日国工業で営業マンとして働くかたわら…
するとアドリブを活かしたコミカルなナレーションが受け徐々にテレビの世界へ
一気にブレーク。
電話で視聴者の悩み相談を受ける人気コーナーではどれほど高齢の女性に対しても…
と優しく話しかけ絶大な支持を受けました。
更にその後…
これは2008年ギネス世界記録に認定され今なお誰にも破られていません。
みのもんたさんの登場です
依頼人の登場です。
神奈川県からお越しのお願いします。
どうぞ。
いやいや…みのさんどうもよろしくお願いします。
僕はご一緒に飲んだりとかしたことないんですけど飲んだ後輩から聞いたらもうすごいと。
そんな量飲みませんから僕は。
ただちょっと味わう程度で。
ほんとですか?
(一同)え〜っ!?え〜って一般の方から。
(笑い声)さぁ拝見しましょうこちらです。
これ何ですか?70年かかって造られたウイスキーらしいですよ。
1938年?すごいですねこれ。
いやあるとき70年ものが発見されて見事なモルトに成長してると新聞にそう出てました。
わぁ欲しいな飲んでみたいなって…。
あるところに電話したらばいやぁ2〜3か月待ってくれって待ってたら2本手に入れたの。
いくらでちなみにお買いになったんですか?1本201万円。
えっそんなにするの!?
(笑い声)201万円!?1本はちびちび飲んでたんですけど。
色とかほんとにおいしそうな。
何が違うんですか?やっぱり。
僕はおいしく飲むと何飲んでもおいしい。
(笑い声)お酒の話楽しそうですね。
もう1本持ってきたから飲んでください。
それはもう口開けてある。
値段を知りたいの。
いいんですか?これ。
いやいいです。
これもちびちび飲んで?今日はほんとにそれだけの価値あるものなのか知りたいので。
ほんとならやっぱり先生みたいにプロじゃないとわからないと思う…。
絶対そうですよね。
笑顔。
ご本人の評価額ですけども。
買ったときの201万円が引っかかって。
201万円まいりましょうオープンザプライス!あれすぐしまってくれない?
(笑い声)ゴードン&マクファイルのなかで70年ものって今まで瓶詰されたボトルとして最高年数なんですね。
瓶にされてるお酒でいちばん古いんですか?70年っていうのは。
はいそれまではオフィシャルでいちばん年数がいってるのは64年。
このマクファイル社最古って言っていいんですけど百十何年経ってるきちんとした瓶詰メーカーでモルト飲みにはものすごく人気があるんですね。
味を確かめさせていただいてドライフルーツみたいな乾燥系の香りと種子系そんなような香りがしっかり生きてて今かなりいい状態ですから。
度数も確か46度くらい…。
通常のマクファイルって40度で出すんですけど半端な数字で出てくるっていうことはテイスターが自分でこだわりの度数でここがいいだろう…そこから樽を出した。
これ本数的には50本ちょっとしかないんですよ。
世界に?はい。
これもう手に入らないですね。
実は値段が高くなるのはもっとこれから先です。
いやぁこれはもう絶対に1人で飲もう。
(笑い声)嬉しいです。
ぜひ大事になさってください。
もう持って帰ってもいいですか?番組も最後まで楽しんでいってください。
ありがとうございますどうも。
ありがとうございました。
早速ご自宅にお伺いしました。
ごめんください
ようこそいらっしゃいました。
昔は世界をまたにかけて活躍する商社マンだったそうです。
その経験を活かし現在はコンサルティング会社で転職相談の仕事をされています
この歳になりますといろんな業界の人脈がありまして少しお話を伺っただけでこの人はこの会社に向いてるんじゃないかってすぐ思い当たるんですよ。
なるほど
戦後まもなく父豊藏さんが他界したため母とし子さんはその後豊藏さんが営んでいた計量器の製造工場を引き継ぎ…
その費用は晃さんたち兄弟4人で出し合っていたのですが…
施設に入っても僕たちよりまったく元気なくらいでこりゃ110歳くらいまで生きるかなといつも兄弟で話していました。
みんなで泣き笑いいたしました。
母の死後兄弟で実家を整理しにいくと数々の骨董が遺されていたためじゃんけんで勝った者から欲しいものを選び…
価値がありそうなものを分け終えると末っ子の僕が
今回のお宝はその中に紛れ込んでいたもの。
何気なくビニール袋を開けたところ…
調べてみるとどうやらびっくりしました。
鑑定よろしくお願いいたします。
果たしてどんなお宝かスタジオで拝見しましょう
依頼人の登場です。
埼玉県からお越しのどうぞようこそ。
こちらのほうへどうぞ。
よろしくお願いします。
これはいいもんだったらまさに残り物には福があるですね。
もうみんなワーッと持っていってあとはいって押し付けられたんでしょ?それでは拝見したいと思います。
お宝こちらです。
あら!川瀬巴水さんという版画家で朝鮮に昭和14年に行ったらしいんですよ。
そのときに描いたものらしいんですけどね。
天袋にね無造作にビニールに包んでポンと入ってた。
見たときはどう思いました?僕はもうさっぱり絵のことはわかんないですけど女房が多少絵をやるんでこれはいいもんじゃないかというんで…。
そこから作者の方のことも調べたりとかした?そうそう…川瀬さんというのは結構有名な人で北斎と広重さんと並び称される3人の1人だっていうからこりゃしめたと思って。
こりゃしめた!?急に…。
それで都内の骨董屋にサッと持っていった。
そうしたら1枚3万円でサッと買うって言ったんですよ。
そのときにあれ?おかしいぞ…。
あれ?やばいなこれはやっぱこういうところの公平なところでもうちょっといい値段出してもらおうかなと思って。
いやいや無欲の方かな思うたらなかなか欲深いですね。
ご兄弟には言ったんですか?出るよっていうこと。
いやいやしようがないから…。
一応言うて。
最近…。
大丈夫ですかもめませんか?いや微妙でしょうなこりゃ。
値段によるでしょうな。
でも4人兄弟やったら2枚ずつ分けられるじゃないですか。
ダメなんですよ。
僕は車を買い替えたいんでこれで。
渡す気一切ないですよ。
川瀬巴水は近代風景版画の第一人者である
幼い頃から画家を志すも親に反対されるばかり。
25歳のときようやく許しを得て美人画の大家鏑木清方の門を叩いたが年齢を理由に洋画の道を勧められた。
やむなく白馬会に入門し岡田三郎助や岸田劉生のもとで基礎を学んだがわずか2年で挫折。
再び清方のもとを訪ねようやく弟子入りを許された。
当初は一門が得意とした美人画や風俗画を描いていたがどうにも心が満たされない。
そんなとき出会ったのが同門伊東深水の風景版画であった。
そこに目指すべき表現の可能性を見い出した巴水はすぐさま版画の世界に身を投じたのであった。
34歳の処女作「塩原三部作」にはすでに目を見張るほどの創意工夫が凝らされている。
例えば薄暗い山道と夕焼けの鮮やかなコントラスト。
肉筆さながらの太い輪郭の山肌。
あえてバレンの摺り跡を残すことで表現した土の質感。
また山あいに激しく打ちつける雨には糸のように長い線と鋸歯のような線を微妙な塩梅で組み合わせている。
翌年には生まれ育った東京を舞台に次々と意欲作を発表。
独自の視点で庶民の何気ない日常を切り取ってみせた。
更には彫ったあとの版木をあえてたわしでこすることにより激しい吹雪を…。
また海岸の夕景の複雑な色合いは34度もの摺りを重ねることにより表現。
葛飾北斎の傑作『凱風快晴』が7度摺であることからするといかに手が込んでいるかがうかがえよう。
しかし程なく関東大震災により家財はもとより描き溜めたスケッチをすべて失ってしまう。
その際失意の巴水が選んだのは着の身着のまま日本各地を旅することであった。
おそらく巴水は震災で見慣れた景色が一瞬にして失われるさまを目の当たりにしたことにより今まさに存在する景色に限りない畏敬の念を抱くようになったのであろう。
しかも巴水の真骨頂はその景色がもつ最も印象的な一瞬を捉えてみせたことにあった。
それ以前でもなく以後でもなくまさにその瞬間のみに現れる表情
復興を遂げめまぐるしく変貌する東京も巴水が描けばすべてが懐かしく見るものを常に優しく包み込んでくれる。
例えば巴水の生家に程近く幼い頃から慣れ親しんだ芝増上寺。
えも言われぬ情感が漂いまるで江戸時代の浮世絵のようだ
そしてこちらは巴水が晩年を過ごした大田区馬込の田園風景。
人の姿はどこにもないが月光がやわらかく降り注ぎほっとするような温かさが感じられる。
手がけた版画はおよそ600点
その評価は近年ますます高まるばかりである
改めて依頼品を見てみよう。
川瀬巴水の『朝鮮八景』である。
慶州仏国寺や京城慶会楼など名だたる景勝地の美しい自然とそこに暮らす人々の姿が大胆な構図で描かれている
昭和十四年と記されているが詳しく調べたところこの年巴水は出版社に依頼され画家仲間とともに朝鮮半島にスケッチ旅行に出かけていたことが判明した
評価額はおいくらでしょう?死ぬ前に1回外車に乗りたいと思ってるんで100万円でスタートをお願いしたい。
100万円。
さぁそれではまいりましょうオープンザプライス!えっいった!250万!ありがとうございます。
すごい。
3万で売らなくてよかった。
川瀬巴水が昭和14年に作りました『朝鮮八景』の揃い。
いちばん最初に売り出した8枚全部揃っております。
初版や。
川瀬巴水は昭和のひと桁時代に非常にいい作品を描いていたんですがそれを超える作品がなかなか描けなくてちょうどその頃戦争のにおいもしてきてちょっとスランプに陥ってたんですね。
そこへ同僚の山川秀峰から朝鮮半島にスケッチ旅行に行かないかと言われてこれは渡りに船のようなかたちで喜んで行きました。
そしてそこで初めて見る風光明媚な景色それから日本本土とはちょっと違う生活風俗とかですねそういったものに大きな刺激を受けました。
そしてこの『朝鮮八景』が生まれたんですがわずか8図なんですけれども川瀬巴水の得意な雪景色ですとか月の景色それから花ですね桜紅葉もあります。
こういったところで得意技を全部発揮しています。
それで実はこれはですねあんまり世の中にないんですね。
マニア垂涎の作になっております。
ちょうどですね今日本橋の島屋さんで川瀬巴水展やっております。
この作品も当然展示されていますが全部は出てないんですね。
ですから8枚全部揃ってるのは非常にいいんじゃないかと思いますね。
もしお売りになるんでしたら外国で売る。
例えばクリスティーズとかサザビーズとかのオークションで売ったほうが国内よりたぶん高いだろうと思います。
ちょうど欲しいのも外車なんですよ。
いやいかがですか?たいへんありがたい…。
嬉しそう!ぜひ大事になさってください。
ありがとうございました。
はいありがとうございました。
今回の舞台は…
ここは平安時代後期の武士坂田金時終えんの地として知られる。
坂田金時は源頼光に見いだされ京に上ると頼光四天王として活躍。
しかし九州の賊徒討伐に向かう途中作州路美作勝田荘で重い熱病にかかり死去したと伝えられる。
江戸時代になると参勤交代のために整備された出雲街道の宿場町として発展。
今なお残る白壁瓦屋根の家々が往時の繁栄ぶりをしのばせる。
特産品はこの黒豆。
昭和40年代に作付けしてみたところ昼夜の寒暖差が激しい気候が適していたため瞬く間に日本有数の産地となった。
大粒で風味がよく煮豆にすると舌触りがなめらかで実に美味である。
一方こちらの東光寺に祀られている地蔵は全国でも極めて珍しくなんと油をかけて祈願する。
その昔村人が灯明の油をかけたところ病が治ったとの言い伝えがあり病気平癒にご利益があるとされている
というわけで本日の鑑定士中島と安河内も油をかけ健康と長寿を祈願。
会場は早速いってみよう
出張!なんでも鑑定団IN勝央!
まずは去年グランドゴルフの大会で2回優勝した2回優勝ってすごいじゃないですか。
私はいつも下のほうにおるんです。
いつもは下のほう?はい。
それがたまたま…。
しかし何より楽しいのはプレーよりもむしろ仲間との救急車ではいったとか。
あ〜あの人救急車でこの間運ばれたとか。
誰々がケンカしたとか。
誰々がケンカしたとか。
お宝は…
十数年前たまたま通りかかった骨董店で発見。
とても気になったのでどういうものなのか店主に聞いたところ…
海賊の皆さんがおられて…。
珍品なので値段は15万円とのこと。
しかし言い値で買うのは悔しいので少しまけてもらおうとしたとたん…
そのことを言うたらそんな前に言われちゃったらね!これから値切ろうとしてたのにね。
結局1万円だけまけてもらい14万円で購入した。
本人評価額は買った額に少々色をつけて20万円。
おそらく村上水軍の男たちはこれにたっぷりと酒を入れ船上で酌み交わしたに違いない。
果たして結果は
ジャカジャン!
う〜ん残念!
時代の若い備前焼の飾り徳利ですよね。
裏に…。
…って書いてあるんです。
寛政九年っていうのは江戸時代の後期ですからね村上水軍というのは戦国時代に瀬戸内海を荒らしまわったわけでしょ。
時代的に合わないっていうことなんです。
ただ飾り物としておもしろいですね。
パラパラパラパラと灰を振りかけて景色にしてドカ〜ンとしてますよね。
大切になさってください。
ありがとうございました。
続いてはバイクのレストアが趣味の古いバイクをもらったり買ったりしてそれを一度解体しまして。
でまた1台のバイクを作り上げる?そうそう。
すごいですね!いやいやまぁそれが楽しいんですね。
こちらが最近の自信作
おっすごい!でやっぱりこれに乗ってツーリングとか行くのが楽しいとか?ツーリングはあんまりしません。
復元するのが好きなんですね。
は〜っ!
お宝は…
義父が遺したもので昭和25年頃手に入れたと聞いている。
義父は若い頃から骨董が大好きでなかでも特にこの掛軸を大事にしていた。
そのため生前の口癖は…
万が一火事になっても
幸いにも火事に見舞われることはなかったが義父の死後もこの言いつけを守りずっと大事に保管してきた。
というわけで本人評価額は堂々の300万円。
もし高ければこの際思い切って売り払い傷んでしまった茅葺きの自宅を修理したい。
果たして結果は
どうぞ!ジャカジャン!
これはすごい〜!
今回本人評価額より鑑定額がアップした方には勝央町のマスコットキャラクターきんとくんから特産品の盛り合わせをプレゼント。
おめでとうございます!
本物でございます。
うわっ!1本の竹の右側2本のタケノコのほうが色が濃くなっているっていうところがやはり主題がそちらにあるんだろうなと思うんですね。
落款見ますと昭和の10年代いちばんまだ勢力的な頃というんでしょうか大観の作品ってわりと青墨なもんですから表具も結構こういう青系統の表具が多いんですね。
そうすることで絵の澄んだ感じがいっそう引き立つんだろうと思います。
墨だけですけれども色彩も感じられるようないい作品だと思います。
続いては柔道7段のお顔がなんかでもにこやかなお顔でね。
普通柔道7段の人ってすごい怖いイメージがありますけど。
よく言われます。
柔道指導するときになりますともう顔つきが変わってきて。
やっぱりこの目がなかなか鋭いですもんね。
目は鋭くないですけども。
かわいいかわいい!今かわいい今かわいい!
お宝は
数年前友人から譲ってもらったもの
備前焼をたびたび買うようになったのだが…
わからないようにですね…。
ずるいことしてますね!
というわけで当然この水指を買ったことも妻には打ち明けていない
そのお友達から?結構高いじゃないですか。
これを聞いた妻の八重子さんは…
どこから工面したんでしょうかねっていうこの言葉は結構重いですよこれ!え!?
本人評価額は買ったときと同じく55万円。
たとえ柔道7段でも妻にはまったく頭が上がらない。
そのため皆さんの目の前でぶざまな一本負けを喫したらあとで何と言われることやら。
果たしてどうなるのか?
数年前友人から55万円で購入したもの。
柔道7段だがもしもぶざまな一本負けを喫したらあとで怖い妻に何と言われることやら。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
よかった〜!奥さんも大喜び!
金重陶陽の作品に間違いございませんね。
昭和37〜38年頃陶陽60代後半の作品っていうふうに考えますね。
矢筈口の水指っていいましてね口が中にす〜っと斜めに落ち込んでる。
金重陶陽がもういちばん好んだ形なんです。
格子文をつけて荒々しくしてある。
それでもって胡麻があって焦げがあって…。
ところがおそらく窯から出したときね口のところに火割れが入っていたんですよ。
ですから世に出すのをやめて置いておいたんじゃないかな。
それでのちに手に入れた人が箱書きをお願いしてるから。
数年後の書体になっておりますね。
ただねこの火割れっていうのが一つの景色と考えてよろしいかと思います。
大切になさってください。
続いてはばら寿司が得意なこの地方は岡山みたいに祭り寿司のような華やかなものではないんです。
野菜を中心にしたまぜ寿司のようなシイタケを主にじっくりと4時間くらいかけて炊くんです。
そのときどうなんですか?電話とか誰かが来たとか…。
一生懸命ひとり黙々と…ばら寿司作ってるの?集中して。
ほぅ〜!
しかし現在は体力が落ちたので春と秋の2回のみ。
晴れた日に作るとどういうわけかおいしく出来上がる
じゃあちょっといただきますね。
どうぞ。
シイタケから食べて…。
シイタケからですねはいはい。
シイタケとこのたまごのカップリングで…。
これでどうでしょう?ほら…これでいい?はいはいじゃあこれをのっけて…。
あっお母さんうまいわこれほんとに!やわらかく炊けてるでしょ?うんやわらかいやわらかい!
お宝は…
骨董好きの義父が遺したもの。
あるときふとその価値が気になりいくらくらいで買ったのか聞いたところ…
そのため義父はこの掛軸を我が子のように大事にしており晩年病床に伏した際も…
ふっと気がついたら枕もとにこの掛軸の箱があるんです。
やっぱこれに対する思いがちょっとすごかったんですね!
義父亡きあと毎年中秋の名月のころに飾っているとこれを目にした友人たちは皆褒めてくれた
ええなぁ言うて…。
本人評価額は今ならこのくらいかなあと50万円。
しかし夫は掛軸ほど信用できないものはないので絶対偽物と断言して憚らない。
果たして結果は
ジャカジャン!
う〜ん残念!
主人の言ったとおりでした。
偽物ですね。
江戸時代の中期から後期にかけての人なんですが岸駒の時代虎を見た人はいなかったということで頭蓋骨を手に入れそれに虎の顔をかぶせそして更に前脚後ろ脚の剥製を手に入れてそれを描写したと。
非常に努力をして虎というものを描きあげたということで有名になったんですけれどもまったくそういうところが見られない。
おそらくこれは100年経ってないくらいの偽物…。
かえって虎の怖さよりもかわいらしい虎になってるなっていうところがありますね。
続いては電話応対コンクールに出場したことがある簡単に言うとどういうことをするんですか?もしもし何とか商事でございますはいはい承っておりますとかそういう応対のコンテストなんですか?そうです。
県大会に出場したのだが緊張のあまり予選落ちしてしまった。
実はあがり症なので今日も絶対うまくできそうにない
あのそちらのですね機械を発注したんですけど今日届く予定が届いてないですよ!申し訳ありませんではすぐ手配しますので。
困りますよ。
だって今日私その仕事で合わせてるんだから。
すみません…ではすぐ行きます。
どうしてくれるんですか!?申し訳ありません。
いや謝ってばかりいないで!
お宝は…
祖父が40〜50年前に有名な骨董商で買ったみたいで…。
名品らしいのだが骨董に関する知識がまったくないので初めてこれを目にしたときは…
いいなぁと思って。
本人評価額はあてずっぽうで30万円。
蓋の裏には松平とあるのでひょっとすると昔はどこかのお殿様が持っていたのかもしれない。
果たして結果は
ジャカジャン!
大幅アップ!
嬉しいです。
これはね今から350年くらい前の江戸時代の前期に作られた献上唐津の筒茶碗というものなんです。
江戸幕府に献上するために主として中里太郎右衛門家のお茶碗窯でもって作られた茶碗なんです。
たいへんに上手で薄作ですね。
象嵌をして白泥でもって鶴の胴を塗ってその黒いのは染付のコバルト顔料なんです。
裾のところにはギザギザの針木文様というのがあってこれが武家の格式というものを表してるんですね。
でこの箱がまたいい箱ですね。
蓋の裏に江戸古筆家が松平備前守正信と書いているんですね。
この人がこの茶碗を愛蔵してたというそういう証明になるわけです。
中身といい箱といい実にすっきりしたいいお茶道具です。
最後は泥天神作りが趣味の泥天神というのはどういったものなんでしょうか?字のごとく泥で作った天神様です。
その泥天神をお作りになるのが結構お好きということで今一生懸命出そうと…。
そうなんです。
なかなかいったん入ったら出ない…。
出れないんですか!?
ここ勝央町一帯では毎年桃の節句に男子の誕生を祝いこの泥天神を贈る風習が残されている。
そのため冬の寒い時期から泥を練りはじめおよそ3か月かけて作り上げる
なかなか美しいじゃないですかこうやって見ると。
そうですね気品がありますね。
きれいな赤ですもんね。
そうですそうです。
お宝は江戸時代後期の津山藩士…
どうなさったんですかこれは。
これがまたおもしろい。
おもしろい?いいですね聞きましょう。
父が役場を退職した際退職金の一部で前々から欲しかった箪笥を古道具屋で買ったのだが…
掃除した。
そうしたらそれ!
大急ぎで店に引き返し店主に事情を話すと…
私は埃までおたくに買うてもろうたと。
埃とか汚れまで全部売ったんだからと。
今更返されてもしようがないと?
長い押し問答の末根負けしやむなく引き取ったらしい。
父はこの話をするたびに必ず…
そうですね。
一生の宝だよと。
本人評価額は本物と信じ100万円。
まるで古典落語の『井戸の茶碗』のよう。
たとえこれが偽物でも父のことは引き続き誇りに思いたい。
果たして結果は
ジャカジャン!
う〜ん残念
飯塚竹斎の作品と断定できない。
竹斎の作品というのは80点少々あるということを聞いております。
その落款を見まして同じものがないんですね。
しかしまじめな作品だと思います。
竹斎が亡くなっておりますのがだいたい150年ちょっと前。
そのくらいの時代はあるだろうと思うんです。
竹斎である可能性はとても高いと思うんですけれど断定ができないということでそのお値段をつけさせていただきました。
恐らく秋の風景かなと。
遠景の山々が代赭で少し赤く見えますし紅葉したところなんかを描かれているんだろうと思います。
楼台の中で人が読書か何かしているんでしょうか。
文人にとっては憧れの世界が描かれてる。
いいお軸だと思いますので大切にしていただけたらいいと思います。
出張鑑定IN勝央はこれにて無事閉幕
続いては福岡県北九州市から。
こちらの焼肉店はちゃつぼにお伺いしました。
ごめんください
いらっしゃいませ。
ランチタイムの混み方からすると大人気店のようです
うちの売りは価格でここまで安いお店はなかなかないと思います。
オープンしたのは12年前。
北九州を中心に営業している精肉店が経営しているため良質の肉を驚くほど安く提供できるそうです。
こちらは人気ナンバーワンの
食べ応え十分なため特に若い人にお勧めだそうです
とてもジューシーでおいしいですよ。
去年の秋小林さんが勤続30周年を迎えた際社長の武田さんが…
実は社長の武田さんは骨董収集歴50年の熱烈なコレクターでその焼物は数年前大枚をはたいて手に入れた自慢の品だと言うのですが…
どんなものかよくわかりませんしそれに実はうちの社長はとてもお人よしで…。
そう思うとこれもどうか鑑定をよろしくお願いいたします。
依頼人の登場です。
福岡県からお越しのどうもようこそ。
こちらにどうぞ。
確かにボーナス焼物でもろうても困りますね。
そうなんですよはい。
眉毛すごいですね!力が…。
うちの親父がこういう家系なんです。
すごい!さあそれではお宝のそのボーナス。
現物支給のボーナスこちらです。
ボーナスっぽいけど。
これはどういう焼物なんでしょうか?肉関係のお仕事をしとるもんですから焼肉はある程度目利きはできる。
ただし焼物に関しては無知なんです。
全然違うもんですからねそれは。
そうなんですよ。
ただこの中でタレ寝かしてたらおいしそうですけどね。
社長さんはどうやって手に入れられたんですか?ある骨董屋さんに300万の現金と十数点の骨董と交換したと。
社長は何ておっしゃってました?渡すときっていうのは。
自信たっぷりに「これで」っていう感じ。
もうこれは俺がいちばん大事にしとる壺やと。
必ず高価なものやから大事にしなさいと。
話だけ聞くとものすごいもんですけどね。
社長にしたら30年頑張った人に値するお宝やという。
私的には現金のほうがいいわけですね。
そりゃそうですよ。
なんかこの壺見るときにすごい悲しそうな顔されるんですけど。
河南天目とは北宋時代から元時代にかけ河南省を中心とする華北地方一帯で盛んに作られた黒釉陶器のことをいう。
この天目とは黒い艶やかな釉薬を施した陶磁器の総称である。
20世紀初頭河南省の複数の窯跡から陶片が次々と見つかったことにより河南天目と呼ばれるようになったがその姿かたちは華北地方最大の民窯磁州窯の作とよく似ており同系統の窯ではないかと考えられている。
磁州窯では褐色の素地に白い化粧土を施しその上に透明釉をかけて焼き上げる白地陶器を製作していた。
これは当時の高級品だった白磁に一歩でも近づきたいとの思いから生まれたものである
しかしその後白い化粧土の上に更に黒い化粧土を薄くかけ文様に沿って黒土だけをヘラでかき落とす白地黒剔花が考案されるとこの技法はまだ絵付けを知らなかった人々に大きな衝撃を与えた。
更にそれからおよそ100年後12世紀初頭には器に直接絵付けを施す白地黒花が誕生。
これは素地に白い化粧土を施したのち鉄分を多く含む顔料で絵付けするもので筆で描くためかき落としよりも手間がかからず表現の可能性が飛躍的に広がった
河南天目が作られるようになったのもこの頃でその代表的技法が銹花である。
これは鉄分を豊富に含む素地に黒釉をかけ更にその上に鉄分の多い泥で絵付けし焼き上げるものでこうするとところどころ柿色の文様がぼんやりと浮かび上がるのである。
初期の作は器全体に斑紋が不規則に並ぶものがほとんどだったが金から元の時代になると絵筆で草花や鳥渦などを描いた名品が生まれより洗練されていった
磁州窯の白地黒花が白と黒のコントラストを強調したのとは対照的でその味わいは実に素朴で柔らかい。
なかでもこの黒釉褐彩牡丹文瓶は粘度の高い泥を用い爛漫と咲き誇る牡丹の生命力を力強く表現しており名品中の名品といわれている
改めて依頼品を見てみよう。
河南天目の瓶である。
肩の張った堂々たる形で不規則に浮かび出た斑紋からすると北宋時代初期の作か?
ちょっとこれ本物やったらすごくないですか?2015年一発目の「鑑定団」ですからね。
国宝だよ。
これ最後の鑑定ですよ。
どっちかしかないです。
すごいかひっくり返るかどっちかしかないです。
さぁご本人の評価額ですが。
500万でお願いします。
500万で。
はい。
それではまいりましょう。
オープンザプライス!どっちだ!?立てません。
専務!大丈夫ですか。
2015年一発目こっちか。
残念ながら偽物です。
河南天目宋の時代から元の時代にもこういった大きな瓶あるんですがおそらく東京の国立博物館にあります瓶それを真似たもの。
宋の時代のものはもっと腰の辺りがすっと締まっていて厳しい形をしているんですね。
錆で絵を描いているものなんですけれどもちょっと筆の運びが悪かったのかはげて下の土が…素地が見えてしまっている。
それを錆でちょっとごまかしたような感じであまり美しくない。
あとは下の部分。
焼いたときに窯板に釉薬が融けてくっついてしまったんだと思います。
それを叩いてはずしたというものなんですけれどもまるでこの前割ったような割れ目がちょっと鋭く新しい。
本物の河南天目であったならばおそらくそうですね…数千万とかものによっては億の値段もつくようなそういう非常に貴重なものなんですよ。
ただ非常に堂々とした…。
こういうふうに言ってしまっては…。
今からフォロー無理でしょう。
3,000円ですよ。
悲しい。
早起きして福岡から来てってずっとブツブツ…。
現金でもらいましょう。
これ社長見ていらっしゃいますか?現金ください。
お願いいたします。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
「鑑定団」また来週です。
さようなら。
ありがとうございました。
どうも。
2015/01/06(火) 20:54〜21:54
テレビ大阪1
開運!なんでも鑑定団[字]

精肉会社の専務である依頼人が骨董好きの社長から勤続30周年の特別ボーナスとして貰ったのは中国宋時代の幻の焼物!本当は現金の方が良かったのだが果して結果は?

詳細情報
番組内容1
【勤続30周年の特別ボーナスは中国宋時代の幻の焼物!?】
依頼人は精肉会社の専務。昨年勤続30周年をむかえた際、義理の兄でもある社長が「今まで会社を一緒に盛り立ててくれてありがとう」と特別ボーナスとして中国の焼物をくれた。
番組内容2
社長は骨董収集歴50年の熱烈なコレクターで、その焼物は大枚を叩いて手に入れた宋時代の幻の逸品だという。しかし価値ある物なのか全く分からず、かなり不安。
本当は現金の方が良かったのだが…果して結果は?
出演者
【司会】石坂浩二、今田耕司
【進行アシスタント】吉田真由子
【ゲスト】みのもんた
【出張リポーター】松尾伴内
【ナレーター】銀河万丈、冨永みーな
【鑑定士軍団】
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
阿藤芳樹(「阿藤ギャラリー」代表取締役)
永井龍之介(「永井画廊」代表取締役)
渡邊章一郎(「渡邊木版美術画舗」代表取締役)
根本寛(「日本バーテンダースクール」講師)
森由美(陶磁研究家)
ホームページ

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ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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