膝が痛くて困っている
しつこい便秘に悩んでいる
肩こりがなかなか治らないなど病院に行っても一向によくならない長引く身体の不調に悩まされているあなた
セカンドオピニオンとは診断や治療について主治医とは異なる別の医師に意見を求めること
主治医からの紹介状が必要で自費診療が原則となりますがその結果思わぬ原因や解決法が判明することもあるのです
そう場合によっては患者自身の意思でより良い医療を選択できる時代になったのです
そこで今回は整形外科・内分泌内科など5つの診療科から日本を代表する5人の名医たちが集結
腰痛・物忘れ・高血圧など皆さんから寄せられたなかなか治らない症状の本当の原因を解明します
まず最初のお悩みは…
ウッ…
推定患者数2800万人
日本人の4人に1人が抱えているといわれるまさに国民病
というのも…
実は8割以上の腰痛が原因不明とされ根本的な治療がなかなか進まないため
そう腰痛は必ずしもヘルニアなどのように腰の骨に異常があるとは限りません
その裏に思いもよらない重大な病が隠れている事もあるのです
そんな腰痛に隠された意外な病の原因をたちどころに解き明かす名医がいるのは…
東京都新宿区にある慶應義塾大学病院
整形外科診療部長の松本守雄先生です
松本先生が名医といわれるゆえんはその独特の診察方法にあります
腰痛の患者さんだというのに先生は…
なぜか診察するのは足の指
さらに…
首や肩を押す松本先生
痛いのは腰のはずなのになぜ違う場所を診察しているのでしょうか?
そう先生は腰痛に隠された本当の原因を探るために全身のあらゆる場所を実際に触れわずかな異変を見逃さないようにしているのです
そんな
ここ茨城県つくばみらい市に暮らしています
(スタッフ)こんにちはよろしくお願いします
主婦・佐々木久美子さん65歳
現在は何不自由なく家事をこなせる彼女ですがつい数ヶ月前までは腰痛のためほぼ寝たきりの生活を送っていたといいます
すいません…
久美子さんを絶望の淵から救った名医のセカンドオピニオンとは?
彼女に最初の異変が起きたのは今から2年前
マンションの管理組合の集まりに出席した久美子さん
1時間程いすに座り続けていると…
≪イタッイタタタタ…≫
腰の右側からお尻にかけて徐々に重だるくなりズキズキと痛みが出始めたのです
とはいえ以前から時々腰痛が起きる事はありました
そしていつも…
安静にしていればいつの間にか痛みは引いてしまうため大して気に留めることはありませんでした
ところが…
この日の腰痛はいつもと訳が違ったのです
その日の夜床に就いて数時間経ったというのに…
アイタタ…あぁ…アイタタ…
腰痛は治まるどころかむしろ痛みが増し眠れなくなってしまったのです
結局翌日になっても痛みは治まりません
そこで久美子さんは以前診察を受けた事のある整形外科を訪れる事に
先生昨日から腰痛が起こってこの右側がずっと痛いんですよそうですかはいお願いします
その結果は…
変形ですか?はい恐らくこれが痛みの原因でしょう
変形性腰椎症とは加齢による腰の骨の変形などが原因で神経や周りの筋肉が圧迫を受け炎症が発生
痛みが生じてしまう病
40歳を超えての腰痛は病院でこの病と診断される事が多く久美子さんもレントゲンの結果からそう診断されたのです
しかしこのあと松本先生によって彼女をむしばむ全く違った病が発見されることに
果たして名医のセカンドオピニオンとは?
久美子さんには一時的に神経の興奮を抑える神経ブロック注射が行われさらに炎症を抑える飲み薬が処方されました
これできっと腰痛は消えてくれるはず
そう思っていたのですが…
ウッ…アイタッあぁ…アイタタタタ…
数日たつとあのズキズキとした腰痛が再びぶり返してきたのです
さらに…
ある朝目を覚まし布団から起き上がろうとしたその時
あぁ…痛い…
今度は腰ではなくずっと上
なんと首がズキズキと痛みだしたのです
こっちをこう右とかなんかキュッとできなくて
言い知れぬ不安に襲われた久美子さん
今度は近くの総合病院を訪ねることに
すると…
今回はレントゲンに加えMRIの撮影も行われました
その結果…
医師は首ではなく腰のMRI画像に映るある異変が気になるというのです
この言葉を聞いた久美子さんは…
こうして久美子さんはみずからの意思で大腸・食道・骨・血液など全身のあらゆる部位のがん検査を行ったのです
検査結果が報告される運命の日は夫婦で医師の言葉を待ちました
すると…
ほんとですか?そうですかよかった
骨の変形以外の異常はどこにもなし
今回の診断もやはりファーストオピニオンと同じでした
久美子さんにはいつもより強めの炎症を抑える薬・座薬が処方され再び経過観察することに
重篤な病ではなかったという検査結果にホッと胸をなで下ろした久美子さん
しかし…
恐ろしい病魔は確実に身体を蝕み続けていたのです
全身の
(久美子)痛い痛い…痛い…久美子大丈夫か?
(久美子)痛い痛い痛い…痛い痛い痛い痛い痛い
首の痛みは時々ありましたが腰に至ってはほぼ毎日痛みが襲ってくるようになってしまったのです
そして…
次第に起き上がるのもつらくなり…
しかしこんな状態にまで陥っても病院では原因が分からないまま
久美子さんは肉体的にも精神的にも追い詰められていきました
そしてついには…
おい久美子何やってんだよ?
たんすから服を取り出しゴミ袋に
そう死を覚悟し身の回りの整理を始めたのです
そんな彼女に一条の光が差し込んだのはそれから3ヶ月後のことでした
おい久美子これ見てみろよこれ
誰よりも近くで彼女の苦しみを見ていた夫が方々当たって整形外科の名医を探し出してくれたのです
こうしてわらにもすがる思いでたどり着いた医師こそ…
お待たせしました佐々木さん松本ですよろしくお願いします
いよいよ松本先生の診察が始まりました
痛むのは腰と首ということですが特に辛いと感じるのはどちらですか?腰の方が痛いですそうですか痛みの程度はどのくらい違いますか?感覚的には首は腰の半分ぐらいの痛さです
松本先生はまず症状を1つ1つ丁寧に確認します
歩いたり動くと痛みが強くなるということはないですか?歩いたりして痛くなる事はないと思いますとにかく…1日中ですか
(久美子)はいそうなんですゆっくり休んでいても痛むんですか?はいそうです寝ていても痛くて寝付けないほど痛いです
加齢による腰痛なら夜寝ている時に痛くはならないはず
だとすれば何か別の原因があると松本先生は考えたのです
しかし…
前の病院の検査でがんや感染症の可能性はないことを事前に確認していました
そこで…
ではちょっと…
そういよいよ松本先生の真骨頂触診です
みずからの手で痛みの原因がどこにあるのか探り出そうというのです
まず先生が押したのは特に痛みが強いという腰
さらに首や肩の付近も同様に押しました
すると…
やはり痛みはあり何らかの異常が起きている事が確認されました
そこで先生が次に押したのは…
背中の真ん中から少し右辺り
一体何を確認しようとしているのでしょうか?
(松本)そうですか
さらにその逆左側も押します
(松本)そうですか
結果どちらも痛みはないとの答え
先生の中で1つの病の可能性が消えた瞬間でした
改めて全身を観察し始めました
とその時です
佐々木さんちょっと…手の平ですか?
(松本)はい
なぜか手の平を見たいというのです
こちらがその時撮影された実際の手の写真
確かに部分的に赤くなり皮がむけている所も
すると…
手の荒れを確認した先生はある病の可能性を疑うことに
そして…
佐々木さん最後に…えっ骨盤ですか?
(松本)はい
なんと今度はあおむけの状態で骨盤を押すというのです
すると…
イタッ先生痛いイッタ〜
(松本)痛みますか?はい
この時先生の疑念は確信に変わりました
松本先生が注目したポイントは…
…の3つ
そこで松本先生は久美子さんの全身の骨を特殊な方法でくまなく撮影
その画像をつぶさに観察したことで…
ついに久美子さんを苦しめていた治らない腰痛の正体を明らかにしたのです
果たして
名医のセカンドオピニオンそれは…
なんと彼女の腰痛の原因は本来ウイルスなどから身体を守ってくれるはずの免疫機能の異常だというのです
病名SAPHO症候群
SAPHO症候群とは全身の骨や関節に炎症が起き主に胸や首・腰に痛みが発生する自己免疫疾患のこと
原因は分かっていませんがウイルスなどを退治する免疫機能が暴走し自らの細胞を攻撃することで炎症が発生
悪化すると強烈な痛みが1日中続くのです
年間発症数も少なく極めて稀な病のため病名の特定が難しい病だといわれています
では松本先生はそんなまれな病・SAPHO症候群をどんな道筋で探り当てたのでしょうか?
先生がまず注目したのは背中を押しても痛みはないというポイント
そもそも松本先生は腰痛の患者さんを診る時大きく4つの原因を脳裏に描いているといいます
それは…
…の4つ
しかし久美子さんの場合前の病院の検査結果と問診から骨の老化現象やがん・感染症の可能性は低いと考えていました
残るは内臓とその他の疾患です
そこで先生は
それがあの背中を押す触診でした
押したのは
実はその下にあるのが腎臓とすい臓
この2つは異常があると腰痛を起こしやすい臓器なのです
そこに炎症などがある場合腰の骨にも伝わり痛みを起こすことがあるといいます
でも久美子さんは…
痛みを訴えませんでした
こうして松本先生は内臓の疾患による腰痛の可能性は低いと判断
最後に残されたのはその他の疾患でした
そこで先生は
その時発見したのが…
佐々木さんちょっと…
そう手の平の荒れです
実はこれSAPHO症候群独特の症状
メカニズムは分かっていませんが手の平や足の裏に炎症を起こすのがこの病の特徴なのです
そこで先生がすかさず行った触診の場所が骨盤でした
イタッ先生痛い
この骨盤の痛みもSAPHO症候群の特徴的な症状
骨盤と骨盤をつなぐ関節部分に炎症が起きているので押すと痛みが出るのです
その後この特殊な画像によって先生は最終診断を下しました
つまり首・腰・骨盤をつなぐ関節に炎症が強く起きていることが分かります
先生が触診によって判断した場所と完璧に一致していました
あのMRI画像で腰椎に白い影が映っていたのもSAPHO症候群による炎症が腰にも起きていたためでした
こうして久美子さんは免疫異常を抑える薬を飲むことで耐え難い腰の痛みを和らげふだんの生活を取り戻しているのです
このあとはスタジオで
(たけし)腰痛のさ痛いっていうのってさなんか何だ?これ重たいなとかいろいろな種類あるじゃないこの病気は先生増えてるんですか?患者さんSAPHO症候群自体はですね非常にまれな病気なので患者さんそんな多くないんですねただ原因不明の腰痛の1つとして最近広く知られるようにはなってきてるんですね腰痛の方っていうのはたくさんいらしてですねその原因もたくさんあって専門医でもですねその原因を正しく言うってのは実は難しいんですねですが代表的な腰痛の原因によって腰に痛みを感じている方であれば家でもできるとても簡単な方法で原因の目安を知ることも可能ですそれをご紹介したいと思います
腰痛はある特定の場所を押した時に強い痛みが出るかどうかでその原因の目安そして対処法を知ることができます
この押して痛みが出る場所をトリガーポイントと呼びます
今からご紹介するこの3つのトリガーポイントは腰痛患者さんに比較的多く見られるポイント
テレビの前の皆さんも自分のトリガーポイントを探して腰痛の原因と対処法を見つけましょう
まず1番のトリガーポイントの場所は?
ふだんベルトをする位置を確認してください
ここからこぶし2つ分上に行きます
さらにそこから左右にこぶし1つ分行った辺りが1番のトリガーポイント
多少上下にずれたり広がったりすることもありますがおおよそこの辺りです
(松本)そうですねウエストベルトのちょっと上で肩が上がんねぇから痛くはない気持ちいいとこですねどのぐらい押せばいいかということで大体皮膚が1cmからちょっと脂肪の厚い方は2cmぐらいへこむような形で押して頂く力強くググッと押していいですか?
(松本)ちょっと皮膚がへこむ程度それでですねズキンとする痛みがあった場合それをトリガーポイントといいます気持ちいいとかは?気持ちいいぐらいではトリガーポイントに当てはまらないですねではこの1番のトリガーポイントに痛みがあった場合考えられる原因はこちらです運動のし過ぎとかですね例えば同じ姿勢でずっと座ってたり同じ姿勢で立ってたりしてそういう緊張がずっと続くとここにトリガーポイントが出る事があるんですねですから対処法としては筋肉を和らげるストレッチとか軽いマッサージとかですねあとお風呂で温めるとかこういった方法で腰痛が改善することがありますね
続いては2番のトリガーポイントの場所です
ベルトをする位置のちょっと下辺り
骨盤の真ん中に人差し指をかけた時に親指が当たる部分が2番のトリガーポイントになります
では2番のトリガーポイントに痛みがあった場合考えられる原因はこちらです
(松本)椎間板というのは骨と骨の間にある軟骨なんですねこの周りに炎症が起きますとトリガーポイントができるという事ですねなんか隙間が…大体ですね人間どうしても立ったり色んな動作をすると椎間板に常に負担がかかるんですねすると椎間板というのは大体20代の後半ぐらいから老化現象を起こしてきてですね削れていく…?椎間板はだんだん悪くなってすり減っていく一方なのでですから対処法としては椎間板に負担をかけない身体を作るとつまり身体を支える腹筋・背筋これを日頃のですね運動としてやって頂ければ
最後に3番のトリガーポイントの場所
脚の付け根この辺りの骨が横に出っ張った部分を確認してください
そこから指3〜4本内側に寄った付近
お尻のえくぼの下辺りが3番のトリガーポイントになります
(松本)3本か4本指が入ったところにちょっとへこんだとこあると思いますここなんですね
(松本)痛気持ちいいという感じですかね痛気持ちいいでは3番のトリガーポイントに痛みがあった場合考えられる原因はこちらです神経の圧迫これはちょうど腰のところで椎間板ヘルニアとか脊柱管狭窄症神経が圧迫されて起こるんですね
腰椎椎間板ヘルニアはこのように椎間板が飛び出してしまい神経を圧迫している状態
また脊柱管狭窄症はこのように椎骨が変形することで神経を圧迫している状態です
このように神経が圧迫されていることが腰痛の原因の場合3番のトリガーポイントに痛みが現れるのです
治療としては神経が関係してますので病院のほうに行って頂いてブロック注射を受けるなり手術が必要になる場合もございます今日お話ししたチェックポイントっていうのはあくまで腰痛の原因の目安を知るということですご自身で見つけられたトリガーポイントがあったらドクターにお伝えして頂ければ診察に役立つんではないかというふうに思いますんでそうして頂ければと思います
このあと視聴者から寄せられた身体の悩み謎の足のしびれと痛みに総合診療科の名医が挑みます
続いては視聴者から寄せられたお悩み足のしびれです
長引く足のしびれに悩んでいるというのは埼玉県にお住まいの30代の女性
左脚の太ももの左外側がしびれ15年前くらいから悩まされてきました
最近はしびれが強くなり眠れないこともあるそうです
早速そんな悩みをお持ちの相談者のもとへ伺い現在の状況を教えて頂くことに
(スタッフ)こんばんはこんばんは
相談を寄せてくれた立花由香さんです
(スタッフ)足のほうに症状があるということだったんですけども
左足の外側が慢性的にしびれ両足の感覚が全く違う状態が続いているという立花さん
さらに…
痛くて寝れなくなったりとか寝てたのに痛みで起きたりとかっていうのが急に起こるようになりまして
最近ではしびれだけでなく痛みまで現れこうして家事をするのもつらいのだといいます
そんな立花さんに今回セカンドオピニオンを行ってくれる名医は…
三重大学医学部附属病院総合診療科教授・竹村洋典先生です
大学の総合診療とはどの科を受診していいか分からない患者さんや何度治療を受けても治らない症状に悩む方たちの本当の原因を探り出す診療科のこと
数ある診療科の垣根を越えた幅広い知識で患者さんと向き合ってくれるのです
竹村先生は総合診療の発祥の地・アメリカでその医術を極めこれまで1万人もの患者さんたちに救いの手を差し伸べてきた総合診療の大ベテランです
今日本各地の悩める患者さんが先生を頼って来院
診察予約は今年3月まで既に一杯とのこと
果たして先生は謎の足のしびれの原因を突き止める事ができるのか?
まずは立花さんの症例をご覧ください
すべての始まりは今から15年前
おはようおはよう
立花さんが高校生だった頃にさかのぼります
(チャイム)
彼女が初めて異変を感じたのはある日の休憩時間のこと
ふと手洗い場のステンレスに足が触れた瞬間
左足だけがやけに冷たく感じたのです
不思議に思い感触を確かめるため何度か両足で触れてみると…
やはりなぜか左足だけが冷たく感じます
由香何やってんの?あっうん何でもない行くようん
しかし足が触れなければ特に違和感がないためそのまま放っておいてしまいました
その後も左足だけがしびれるような感覚はしつこく付きまとっていたもののなるべく意識しないように努め異変を放置していたのです
この左足の異常がこの先15年もの間彼女を悩ませ続けるとも知らずに…
2013年32歳になった立花さんは職場で知り合ったご主人と結婚
新たな人生がスタートしました
しかしそんな幸せいっぱいの結婚生活にあの症状が容赦なく襲い掛かるのです
それはとある夜のこと
明日早いから先に寝るねそっかおやすみおやすみ
いつものようにベッドに入り明かりを消そうとしたその時
突然左足に強いしびれが
それは今まで感じたことのなかったビリビリとするようなしびれでした
足の表面ではなく内側が強くしびれまるで自分の足ではないように感じるのです
さらに…
その数日後
うーん…うーん…
今度は強烈なしびれを感じ目が覚めてしまいました
今まで感じてきたしびれとは違い左足だけがじんじんとしびれ感覚がありません
しびれを取ろうと叩いたりさすったりしても足の感覚は戻ってこないのです
ごめん起こしちゃった由香うん
ここに至ってようやく近所の整形外科を訪れた立花さん
医師は背骨や腰などの神経の異常を疑い様々な検査でしびれの原因を探りました
その結果…
そうですか
足や腰・背骨にこれといった異常は見当たらなかったのです
2週間したらまたいらしてください分かりました
原因不明の足のしびれ
これが最初の診断・ファーストオピニオンでした
今回その謎のしびれに竹村先生が挑みます
果たして名医のセカンドオピニオンとは?
立花さんに処方されたのは脳をリラックスさせる薬
医師は原因が分からないためストレスを軽減させる治療法を選んだのです
しかし薬を飲んでもしびれる感覚が消えることはありませんでした
それどころか…
再びピリピリとした強烈なしびれが襲ってきたのです
それもしびれている感覚はますますひどくなるばかり
さらには…
痛い
なんとしびれだけではなく強烈な痛みまでもが襲ってきたのです
それはまるで太ももを無数の針でチクチクと何度も刺されている様なかつて経験したことのない強い痛みでした
矢もたてもたまらず再び整形外科を受診すると…
痛みが伝わる神経を遮断するブロック注射を受けることに
これで
しかしそんな願いもむなしくまたしても効果はなし
それ以降痛みを伴うしびれは日に何度も彼女を襲うようになり痛みとの我慢比べが始まったのです
一体こんな原因の分からない痛みにいつまで耐えなければならないのか?
先の見えない不安だけが彼女を支配していきました
そして今回わらにもすがる思いでそのつらい思いを番組に寄せてくれたのです
このあといよいよ総合診療科の名医・竹村洋典先生が謎の足のしびれと痛みに挑みます
昨年の9月12日三重大学医学部附属病院
その待合室に思い詰めた表情で問診票を書き込む立花さんの姿がありました
15年もの間悩み続けた足のしびれと痛み
今回の診察がもはや最後の頼みの綱
これまで幾度となく期待を裏切られてきた立花さん
果たして今回は…
・
(呼び出し音)・スピーカー「7035番の方」「診察室1へお入りください」どうぞどうぞどうぞ
総合診療科の名医は彼女を救うことができるのでしょうか
結構ひどそうですねしびれは
左右の足の感覚が違うこと痛みを伴うしびれがあることを聞き出した先生
さらに問診は続きます
(由香)ここら辺がですね
すると…
ふんふん…
何かを確信したのか先生からこんな質問が
ジーンズをよく履くこととしびれに一体どんな関係があるというのでしょうか
問診を終えると今度は触診
すると…
(竹村)痛くない?
(由香)はい
(竹村)大丈夫?
(由香)はい
立花さんの
先生何かを確信したようです
問診と触診を終えると立花さんには様々なアングルによるレントゲン撮影が行われました
果たして長年彼女を悩ませ続けた原因不明のしびれの正体は明らかにされるのか
どうぞおかけください
名医のセカンドオピニオンは一体…
ついに解き明かされた立花さんを苦しめてきたしびれの原因
病名・異常感覚性大腿神経痛
これがセカンドオピニオン
異常感覚性大腿神経痛とは何らかの原因で太ももにある感覚神経が異常を来ししびれや痛み等を発症する病のこと
長年立花さんを苦しめてきた左足のしびれや痛みは太ももの外側を通る感覚神経に異常が生じていたことが原因だと診断されたのです
今回竹村先生が想定したしびれの原因は大きく分けてこの3つ
最初に思い浮かべたのは脳の何らかの異常
2つ目が背中を走る太い脊髄神経の異常
そして3つ目が脊髄から枝分かれしている神経の異常でした
まず脳や太い脊髄の神経に異常がある場合
しびれは身体の半分や下半身全体など広範囲にわたります
しかし立花さんを悩ませていたしびれは…
(竹村)あぁ〜ほんとなるほどなるほど
しびれは左太ももだけで広がりはありません
その結果脳と脊髄神経の異常は除外されました
残されたのは脊髄から枝分かれしている神経の異常だけです
しかし…
実は脊髄から枝分かれしている神経に異常がある場合原因はさらに2つに分けられるのです
脊髄に近いこの部分に異常がある場合は椎間板や骨による圧迫が原因と考えられレントゲンなど画像診断が可能です
ところがその先の末梢神経と呼ばれる部分の異常は画像では診断することが難しいのです
そこでその…昔からあれ?この…
(由香)はぁ〜昔は
そう立花さんがはいていたピチピチのジーンズについて
実はこの異常感覚性大腿神経痛は肥満大国・アメリカに多い病
太りすぎのうえきついジーンズなどのズボンを無理やり履いていると…
脊髄から枝分かれした神経の末梢部分が常に刺激され異常を起こしついにはしびれなどの症状が現れるようになるのです
実は立花さんも下半身を細く見せたいがために本来のサイズより細めのズボンを履く事が多かったといいます
そこで竹村先生は
その結果…
立花さんの末梢神経に異常があることを突き止めました
さらに
しびれの原因は大腿神経の圧迫が原因であると確信したのです
この病の治療法は局所麻酔や痛みを抑えるステロイド注射など
しかしそれと同時にやる事がありました
それが…
立花さんには対処法として少しやせること
そして自分のサイズに合ったズボンを履くよう生活習慣の見直しが指示されました
よい生活が待ってることを期待してますのでお大事にしてください
(由香)はい
お大事に
続いてのお悩みは…
え〜何っつったっけ?あれ…
年を取るにつれ誰もが多かれ少なかれ経験する物忘れですが今社会問題になっているのはそう認知症です
現在の推定患者数は462万人
脳が萎縮してしまうアルツハイマー型認知症
そして動脈硬化が原因で脳細胞が死滅する脳血管性認知症など
これらの認知症はひとたび発症すると進行を遅らせる事はできても症状を改善するのは難しいとされる恐ろしい病です
しかし諦めてはいけません
実は認知症の中には薬によって治る可能性がある認知症があるのです
私たちは今回その治る認知症を名医によるセカンドオピニオンで見事見つけてもらい九死に一生を得た男性を取材することができました
後藤さんを襲った物忘れの症状は極めてアルツハイマー型の認知症に似ていたといいます
そんな後藤さんを窮地から救い出した名医がいるのは北海道旭川医科大学病院
よろしくお願いします
これまで認知症など
治療によって劇的に症状が改善出来るというその認知症
最初の異変が後藤さんを襲うのは今から2年前の2月
寒い朝のことでした
今日は何時ぐらいになりそうですか?今日はそうだな…
…とその時です
なぜか一瞬ボーっとしてしまったのです
すると…
えっ?あぁ…10日だった10日だった今日は現場はないから6時半には帰るよ
どういうわけだか今日の日付が思い出せませんでした
その様子を奥さまは不思議に思ったものの当の本人が深く気に留めることはありませんでした
その後も…
しかしそのやさき
本人も驚くほどの事態が起こってしまうのです
そうなの?ああそうだったわね行ってくるいってらっしゃい
実は後藤さんの趣味は社交ダンス
この日も仕事終わりにダンスに参加
1時間の練習を終えたあと夜の7時から忘年会に参加する予定だったのです
しかし…
えっ?えっ?
後藤さんダンスのあと忘年会の事を忘れ1人だけ帰ってきてしまったのです
さらに…
俺…
なんと
どうやっても思い出せません
そんな夫の様子が心配になった奥さまは…
ねぇ一度病院で診てもらわない?私も一緒に行くからそうだな
後藤さんも自分の異常を認めざるを得ませんでした
翌日脳神経外科がある病院を訪ねた後藤さん
どうされましたか?予定していた忘年会に参加しないで帰ってきてしまいどうして帰ってきてしまったのか覚えてないんですそうですか
医師はアルツハイマー型などの認知症の可能性を疑いMRI検査で脳の状態を診てみることに
その結果は…
そうですかあまりお仕事など無理はなさらず少し様子見てみましょう
この時は働きすぎや運動不足など
加齢により脳の血流が悪くなり神経伝達が鈍ることがあります
すると一時的な物忘れが起きることがあるのです
MRI検査で脳に異常が無かった為医師は後藤さんの物忘れを加齢によるものである可能性が高いと判断したのです
しかしこのあと千葉先生のセカンドオピニオンによって後藤さんの物忘れに隠れた真の病の正体が明らかに
加齢による一時的な物忘れ
まずお庭を拝見致しましてお見積もりを…
その言葉を証明するように物忘れはウソのように消えそれまでと変わらない生活を取り戻した後藤さん
たなかさんの植木の件相談があるっていうんでちょっと出かけてくる・了解しました・
しかし後藤さんの物忘れは悪化の一途をたどることになるのです
仕事が終わり部下に車で送ってもらっていた時のこと
はい
家までの慣れた道中
何の問題もなく指示を出していたのですが…
…とその瞬間ボーっとしてしまったのです
すると…
ああ…えっそうなんですかああいつもここに何あるの…今までだったらもうねもう分かるのに分かんないからねぇ
そこで後日
後藤さんは
すると…
そこを右だなこれ右に行ってくれるか
この間のことがウソのように何事もなくわかるのです
大丈夫じゃない
後藤さんの物忘れの特徴
それは一時的に起こりすぐに普通の状態に戻ることでした
そんな後藤さんに物忘れとは違う異変が襲うのは去年の夏のこと
朝食を食べようと箸を取ろうとしたその時
食べないの?ハァ…なんか…口の中がさぁ…
口の中に苦みのようななんともいえない嫌な臭いが広がり食事をする気が起きないのです
朝飯いいや
しかし…
おかえりなさい
1時間もすると買い物帰りの後藤さんはあのにおいのことなどどこ吹く風
すっかり機嫌が直っていたのです
その翌月ついに決定的な出来事が起こります
週末後藤さんは社交ダンスの仲間と2泊3日の予定で旅行に出かけていました
しかしその2日目の事…
・
(ドアの閉まる音)・あなたどうしたんですか?あぁ…
予定より1日早く帰ってきたのです
先に帰ってきちゃったんですか?うん?
すると…
えっ?
さらに…
カバン?あれ?どうしたんだろう?
なんと
もはや加齢による物忘れなどと言っている場合ではありませんでした
翌日後藤さんは前回と同じ脳神経外科を受診
脳のMRIに加え血管の狭窄を診る血管造影の検査・脳波検査など
しかし結果は…
そうですか…
これだけ調べてもらっても何も分からないなんて…
万策尽き果て後藤さんたちは
しかし
これだけ調べてもらっても何もわからないなんて…
後藤さんたちはすっかり憔悴しきってしまいました
するともしよろしければ…あっはい
こうして紹介された病院こそ脳の病の第一人者・千葉茂先生がいる旭川医科大学病院だったのです
いちるの望みを胸に病院を訪れた後藤さん
では確認のためにお名前と年齢を教えてくださいはっきり分かったのは去年の暮れです行くはずだった忘年会をなぜか行かなかったんです
さらに先生はこれまでの経緯と物忘れが起きた時の状況を事細かに聞き出し始めました
家に送ってもらった時に家の近くのいつもの通る道が分からなくなったんですつい先日も旅行先から1人で先に帰ってきてしまってそれでなぜ帰ってきたのか覚えていないって…
受け答えはしっかりしているのにアルツハイマーのような物忘れがある
千葉先生の脳裏で何か引っ掛かるものがありました
そこで先生はこれまでのMRIなどの検査結果を全てチェック
そして…
ほんとにときたまひどい物忘れも最初は数ヶ月に1回ぐらいだったんです最近は増えてきましたけれども物忘れのあった次の日などはご主人の様子はいかがでしたか?それが普通なんですほんとにしっかり曜日なんかも覚えていますし1週間ぐらいは何もない時もあるんですそうですか≪ふだんは普通≫≪症状が全く起きない日も持続してある≫
すると先生はこんな質問を投げかけたのです
物忘れ以外に何か身体に異常はありませんでしたか?特にはありませんどんなささいなことでもかまいませんよ
先生は後藤さんが
すると…
そういえば…朝口の中で嫌な臭いがする事がありましたそれはどんな臭いですか?言葉では言い表せないほどなんですがとにかく嫌〜な臭いがしましてですね朝ごはんを食べる気にもなれないんですよ≪口の中に嫌な臭いがする≫≪だとすると…≫
そして…
後藤さん
先生は24時間の
すると
ついに後藤さんをむしばみ続けた病の尻尾をつかむことに成功した先生
果たして
全く分からなかった
これこそ後藤さんの物忘れを引き起こした真犯人でした
そもそもてんかんとは脳の神経細胞が過剰に興奮してしまい異常な信号が全身に送られることで発作的な症状が現れる病
通常脳は興奮細胞と抑制細胞とがアクセルとブレーキの働きをし合うことでうまくバランスを取り合っているのですが…
てんかんになるとブレーキの役割を担う抑制細胞の働きが低下
すると興奮細胞が発作的に暴走し全身の筋肉が激しく収縮
けいれんなどの症状が起こります
これまでは子供や比較的若い頃に発症する事が多いと考えられてきましたが近年60代以上になって初めて発症する高齢発症てんかんが多い事が分かってきたのです
詳しい原因は分かっていませんが加齢や動脈硬化などで脳の血流が乱れることで抑制細胞の働きが低下発症すると考えられています
この高齢発症てんかんが通常のてんかんと違うのは初期には激しいけいれんなど目立った症状が起こらず代わりに発作的な物忘れが起きるということ
そこで先生は普段なら気が付かないような小さな症状を暴く為検査入院をお願いしたのです
実際の検査入院中の後藤さんを捉えた映像が残されていました
後藤さんを2台のカメラで24時間撮影
…と同時に脳波も24時間測定してんかん発作の有無を確認するのです
この時の脳波は安定しています
すると初日の夜のこと
…と次の瞬間でした
発作と同時に何やら
そばにいた
(検査技師)今お名前教えてもらってもいいです?
目は覚めているのに反応がありません
そうこれこそが高齢発症てんかんを捉えた瞬間だったのです
これは口部自動症と呼ばれる症状で高齢発症てんかんの特徴的な発作です
これが決め手となりました
先生が後藤さんの物忘れが高齢発症てんかんによるものだと考えたポイントは2つ
1つは物忘れが一時的なものだということ
アルツハイマー型の認知症では脳の萎縮が原因の為いったん症状が出始めると改善することなく悪化の一途をたどるもの
しかし後藤さんは一時的に物忘れこそ起こすもののその後は何ともない状態が長続きしていました
そして2つ目が口の中に嫌な臭いが広がるという症状
実は高齢発症てんかんは味覚や嗅覚に関わる側頭葉に異常が発生することが多くそのため味がおかしくなったり変な臭いがするなどの症状が発作的に現れることがあるのです
現在後藤さんは抗てんかん薬を服用することでほぼ物忘れをする事が無くなったといいます
あなたやあなたのパートナーの子どもがかかるものだと思ってたんですよてんかんって年を取ってからもあるんですかはい推定でですね現在高齢発症てんかんはわが国で10万人ぐらいは少なくともいるだろうと考えられていますさらに加齢による認知症の患者さんもこの高齢発症てんかんを持つことがございますので患者さんの数はさらに多いというふうに推定されています怖いね〜アルツハイマー病等の認知症はどちらかというと治療に苦慮すると申しますか時間もかかりますがこの高齢発症てんかんの場合には脳波異常を止めるお薬が良く効くものですから是非見つけて治療したい病気だということであります
では治る認知症・高齢発症てんかんを早期発見するにはどうしたらよいのでしょうか
大きなポイントは発作的な物忘れに加え何らかの特徴的な症状が現れること
口や喉の異変・嫌な臭いがするという症状のほかにまだ大切なものが2つあります
それがこちら
(喜多)物忘れに加えて突然起きる胸の不快感・突然起きる不安感この胸の不快感というものは患者さんによって表現がいろいろ異なります例えば「吐き気」というものもございますし「心臓をわしづかみにされる」だとかそれから「空気の塊がおなかから胸にこみあげてくる感じ」など人によって違うのですが皆さん口をそろえておっしゃいますのは今までに経験をした事のない不快感だということです例えば胸の中でゲップが出てきたということであればそれは胸の中の異常ということになりますが脳波異常がございましてそれが出ている時だけ幻の体験を脳の中に形成しているですから現実味のないそういうものが感じられるということなんです吐き気がしてもあげたりはしないってことですね食べすぎだとかそういった症状とは全く異なるものだということですねそういう時脳波を測るとグググッてなってる…本当にそれが出ている時に偶然遭遇すれば脳波の異常を発見することができます不安感のほうは具体的に何か将来だとかあるいは怖いものがあるだとか物事があるというものじゃなくてとても漠然としていますやはり先ほど申しました脳の中の異常脳波と関係して幻の体験のような形で不安感が起きて参ります
発作的な物忘れに加えてこれらの症状をたびたび繰り返すようであれば脳波検査ができる精神科・神経内科などで専門医に相談することをオススメします
ここからはなかなか治らないこの悩みを特集
そう高血圧です
4300万人もの日本人が抱えているといわれ50歳以上では2人に1人が高血圧というデータもあるほど身近なお悩み
ハァ…ハァ…
心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病を招く危険性もあるこの高血圧
多くは肥満や喫煙・塩分の摂り過ぎなど生活習慣の乱れや遺伝などの原因によるものですが中にはがんや認知症など思わぬ病が原因で起きているものも
そのためなかなか原因がわからず長期間苦しんでいる患者さんも少なくありませんが…
陰に潜む病が判明すれば治療によって劇的に症状が改善する事もあるのです
そこでここからはそんな原因のわかりにくい高血圧の中でも特に女性に多い2つの病を2人の名医が解き明かします
まず1人目の名医は東京女子医科大学病院高血圧・内分泌内科主任教授の…
今どんなお薬を飲まれているか分かりますか?
年間5000人にも及ぶ患者さんと向き合いどこに行っても治らないその高血圧の原因を徹底的に解き明かす
そう先生こそ原因不明の高血圧患者が駆け込む最後の砦なのです
はいどうぞ
この日そんな先生のおかげで病から立ち直ることができた1人の女性がやって来ました
現在の血圧はほぼ正常値の前後で安定していますがかつては上が240という危険な状態に陥ったこともあるといいます
一時はうつ状態にまで陥るほど不安にさいなまれていたという加奈子さん
痩せ型でたばこもお酒もやらないという彼女が一体なぜ?
実はその陰には40代以降の女性に増えるある意外な病が潜んでいました
30年もの長きにわたり彼女を苦しめ続けたその病とは…
実際の症例をご覧頂きましょう
(ピアノ)・「アハハハハ」
そもそもの始まりは彼女が40代になったばかりの頃
当時声楽家として活躍していた加奈子さん
教室で生徒に歌を教えながら歌手としてコンサートの舞台にも立つなど精力的に活動を続けていました
そんな彼女に異変が起きたのは念願のマイホームを手に入れ引っ越しの作業に追われていた時のこと
ねぇあなたこの段ボールもお願いね大丈夫?はいはい私こっちやるね
久しぶりに力仕事をしたせいか少し身体のだるさを感じた加奈子さん
ちょっと頑張りすぎたかなとその日は早めに床に就いたのですが…
それから1週間が過ぎても…
身体のだるさが全く抜けないのです
これはただの引っ越し疲れじゃないのかも
そこでこれまであまり健康診断など受けてこなかったためいい機会と
するとえっ?
そう血圧が上・下共に正常値を超えていたのです
念のため血液や尿などの検査も行われたものの異常があったのは血圧だけ
そこで医師は…
はいそうですか
本態性高血圧とは原因の特定できない高血圧のこと
加齢やストレス・塩分のとりすぎ・遺伝など様々な要因が関わって血圧が上がっていると考えられる状態です
実はこのタイプの高血圧と診断される人が最も多く高血圧患者全体の9割を占めるといわれています
彼女の場合も家族に高血圧の人がいたことなどからもともと血圧が上がりやすくその結果心臓に負担がかかり全身に十分な血液が行きわたらなくなったためだるさが出たのではと診断されたのです
しかしこのあと高血圧の名医・市原先生によって驚きの診断が下されることに
果たして名医のセカンドオピニオンとは?
・ではこちら毎食後1錠ずつ服用なさってください・
ひとまず血圧を下げる薬を処方された加奈子さん
その薬をきちんと飲みながら家庭用の血圧計も購入し徹底して血圧の管理を行うように
夫任せだった犬の散歩も引き受け
さらに…
うん?ちょっと味薄いなぁダメダメそうか?じゃあつきあいますか
理解ある優しい夫も巻き込み料理の塩分も控えめにしたのです
すると1ヶ月が過ぎた頃には…
血圧は基準値を少しオーバーする程度にまで下がり安定してきました
そのおかげかあのだるさもさほど気にならないように
そのため遺伝だから少しぐらい高めなのはしょうがないとそんな状態に慣れていった加奈子さん
こうして2ヶ月がたつ頃には…
ごちそうさまでしたはいあれっ?ダメじゃないフフフ…
きちんと飲んでいた薬もちょくちょく飲み忘れるように
特に症状もないため血圧が高めなことなどほとんど気にしなくなってしまったのです
まさかこの時病魔が静かに彼女の身体を蝕み続けていたとも知らずに
こうして10年の月日が流れた頃なりを潜めていた病魔が再び牙をむきます
いつものように歌のレッスンを終え家路を急いでいた加奈子さん
いきなり強いめまいに襲われその場にへたり込んでしまったのです
すぐさま救急車で病院へ搬送された加奈子さん
すると…
先生!
なんと上の血圧が240といつ昏睡状態に陥ってもおかしくない数値をたたき出していたのです
はい
直ちに血圧を下げる薬が注射されたことでこの時は大事に至ることはありませんでした
そして彼女には以前服用していたものよりもさらに効果の強い薬が処方されることに
それからは処方された薬はきちんと飲み再び血圧を徹底的に管理する日々が始まりました
しかし…
薬のおかげで少しは下がったものの血圧は正常値には程遠い160前後を行ったり来たり
このままではまたいつか何かの拍子に一気に血圧が上がり倒れてしまうのではないか
言い知れぬ不安が彼女の心を覆い始めていました
そんな日々の中あなた…
これまで支え続けてくれた最愛の夫が交通事故でこの世を去ってしまったのです
ほんとにあぁもう…
こうしていつ倒れるかもしれないという不安を抱えながら
それは夏の日ざしが強まり始めた7月のこと
エアコンをつけているわけでもないのに…
なぜか身体が冷えてしかたがないのです
昼間だけではありません夜も冬用の布団で寝るのですが…
寒さで目が覚めるのです
日ごと夜ごとに襲ってくる背筋も凍るような冷え
その尋常じゃない冷えに彼女の頭をよぎったのは…
そう
そんな思いに駆られたこともあったといいます
一体自分の身体に何が起きているのか?
自らの症状に合う病を徹底的に調べては腎臓内科やリウマチ科果ては鬱病を疑い精神科まで様々な診療科を渡り歩いた加奈子さん
しかし…
結果はいつも同じ
そのたびに薬ばかりが増えていくのです
もはや打つ手はないのか?
そんな絶望の中にいた彼女にようやく救いの手が差し伸べられたのは最初の診断から実に30年近い月日が流れた昨年の2月
ある総合病院を訪れた時のことでした
実は…ほんとですか?よろしくお願いします
その医師こそこんにちはこちらへどうぞ市原ですよろしくお願いします
早速先生の問診が始まります
お酒は飲まれますか?いいえ高血圧と診断されてからはほとんど口にしていませんしょっぱいものはどうですか?それも普段からなるべく減塩に気をつけていますので大丈夫だと思うんです
さらに…
寝てる時いびきはしますか?いえ言われたことありません昼間睡魔に襲われたことはありますか?それもないです
ひととおり生活習慣に関する問診を終えた先生は…
では診察しましょう
加奈子さんの全身をくまなく調べ始めました
身体のどこかに病の兆候がないかのどの腫れや目の異常など…
そして…
彼女の足を見た時…
≪うん?≫
そう彼女の足は少し腫れたようにむくんでいたのです
ちょっと失礼します
そのむくみを指で押した瞬間先生の目が光りました
それはちょっと
何らかの病が原因でむくみが出る場合多くは押したら凹んだままなかなか戻らないもの
しかし加奈子さんの場合は見た目も感触もむくんでいるのに押してもすぐ元に戻ったのです
ここで改めて過去の血液データをチェックした先生
…と突如先生が取り出したのは失礼します
すると…
(鼓動)
彼女の心臓の鼓動が通常よりもゆっくり打っていることに注目した市原先生
この時先生の脳裏にある病の名が浮かびました
ここまでで市原先生が注目したポイントは…
…という2点でした
そして…
血液検査であるホルモンの値を検査したことによって遂に病の正体が明らかになったのです
その場所とは?
加奈子さんののどそう甲状腺だったのです
甲状腺機能低下症とは詳しい原因はまだ分かっていませんが新陳代謝を司る甲状腺の機能が低下し甲状腺ホルモンの分泌量が著しく減少
様々な症状を引き起こす病です
甲状腺ホルモンの量が少なくなると細胞の新陳代謝が低下
内部に余分なコレステロールなどの老廃物がたまることで細胞が硬くなってしまいます
そうなるとしなやかだった血管が硬く変化し動脈硬化が進行
そのため全身に血液が上手くいきわたらなくなり血圧が上がったりだるさや手足の冷えなどの症状が現れるのです
特に女性に多く発症しその患者数は男性の10倍以上ともいわれるこの病
特殊な血液検査を行わなければ発見できないため高血圧に悩む人の中に潜在患者が潜んでいるケースも少なくないのではと考えられています
では市原先生はどうやってこの病をあぶりだすことができたのでしょうか?
なかなか治らない高血圧の患者さんを診る時先生はまず大きく4つの可能性を思い浮かべるといいます
まずは
そして…
3つ目は
最後は…
まずは問診で彼女の生活習慣に特に血圧を上げる要因がない事を確認
さらに…
寝てる時いびきはしますか?いえ言われたことありません
睡眠にも問題ないことから本態性高血圧と睡眠時無呼吸症候群の可能性は低いと判断した先生
そこで今度は全身をくまなくチェックし病の兆候を探っていくことに
すると…
≪うん?≫
あの足のむくみが目に留まったのです
腎臓などに異常がある場合様々な場所にむくみが出ることがあります
しかしその場合のむくみは血液中の水分が染み出た結果起きているもの
そのため押すとその部分だけ水分が押し出され凹んだまましばらく戻らないのが普通
しかし彼女の場合は押してもすぐ戻るという特徴的なむくみ方をしていたのです
実はこれ新陳代謝が低下したためふだん細胞の間を埋めている粘液が排出されずどんどんたまっていった結果現れたもの
水分と違って粘りけがあるため押してもすぐに戻ってきたのです
さらに血液検査のデータも合わせ腎臓の機能低下の線は消えました
残るはホルモンの異常のみ
その疑念をさらに裏付けたのが
血圧が高くなると心臓の鼓動は速くなるのが普通
逆に遅くなるということは心臓の動きを調節するホルモンに何か異常があるのではそう考えられたのです
こうして甲状腺ホルモンの値を調べる特殊な血液検査を行った結果ようやく病の原因が明らかになったのです
現在加奈子さんは甲状腺ホルモンを補う薬を飲みながら治療を継続
その結果最大240まで上がっていた血圧が今ではほぼ正常値以内に収まることが多くなってきました
中にはどんなに血液検査をしても何の異常も見られないケースもあります
2つ目の症例はそんな…
この見つけにくい高血圧の原因を解き明かすもう1人の名医は?
国立循環器病研究センター内科医長の岩嶋義雄先生です
原因の分かりにくい高血圧患者を診察する時先生は特にある部分を気をつけて診るといいます
それは?
そう血液自体に問題がなくても血管や血流に何らかの異常があればその場所を見つけることで病が特定できることもあるのです
そんな先生の最大の武器こそ血流の異常が音で分かるこの聴診器
聴診器を通して聞こえてくる…
(血流音)
このようなただのノイズにしか聞こえない血流音に耳をそばだてそこに現れるわずかな異常を聞き分けることで病魔のしっぽをつかむのです
そんな名医が探り当てた謎の高血圧の症例をご覧頂きましょう
・宿題ちゃんと持った?・は〜いごちそうさまママ私先行くねさとし早くしないとお姉ちゃん行っちゃうって分かりましたいってきま〜すいってらっしゃい気をつけてねは〜い
小学5年生と1年生2人の子どもを抱える元気なお母さんです
以来アクセサリー作りの仕事をしながら女手ひとつで愛するわが子を育ててきました
そんな彼女に最初の異変が見つかったのは毎年受けている区の健康診断で血圧を測った時のこと
血圧が基準値を少しオーバー
高血圧になっていたのです
早速近所の内科を受診すると…
念のため血液や尿の検査も行いましたが特に異常はなし
その結果に医師は…
生活習慣や遺伝など原因の特定できない高血圧です
数値は正常値をほんの少し上回る程度
ほかに異常は見られなかったためこの時は生活習慣の注意だけでしばらく様子を見ることになりました
しかしこのあと高血圧の名医・岩嶋先生により驚きの診断が下されることに
果たして名医のセカンドオピニオンとは?
肥満でもなく煙草も吸わない
家族に高血圧もいないというのに一体なぜ?
初めての高血圧という診断に一抹の不安を感じた由美さん
しかし…
へぇ〜
そんな周りの声に…
特に症状があるわけでもなしちょっと高いぐらいで大騒ぎすることもないかと不安も一掃
家事に仕事にと忙しい日々の中いつの間にか血圧のことなどすっかり忘れてしまったのです
その間にも病魔がその刃を磨き機会をうかがっていたとも知らず
そして半年ほどたったある日新たな異変が彼女を襲います
何食べ行く?
食事に出ようと席を立ったその時
突然軽いめまいに襲われたのです
大丈夫?大丈夫大丈夫ちょっとふらっとしただけよ働きすぎなんじゃないの?
その場は笑ってごまかしたものの…
ちょっと心配になった彼女は以前買っていた家庭用の血圧計を引っ張り出し久しぶりに血圧を測ってみることに
すると…
(血圧計のエラー音)
なぜかエラーの表示が…
試しに
(血圧計のエラー音)
またエラー
何度やってもエラーが出てしまうのです
しばらく使わないうちに壊れてしまったのか
そう思った由美さん
しかし故障などではありませんでした
実はこれこそ彼女の
そして数日後ついに決定的な事態が…
アァーッ!コラなにケンカしてるの?ケンカばかりしてるとおもちゃ捨てちゃうわよダメダメじゃあ早く片づけなさいはい
…と次の瞬間
突然これまで経験したことのない激しいめまいに襲われたのです
立っていることも出来ずその場にしゃがみ込んだ由美さん
ママどうしたの?大丈夫だから心配しないで
子どもに心配をかけまいとなんとか一人で近所の病院へ
すると…
血圧を測ったとたん医師の顔色が変わりました
なんと上の血圧が256と放っておくと脳出血を起こしてもおかしくないほどにまで上がっていたのです
そうあのエラー表示は機械の故障ではなく彼女の血圧が測定不能なほど高くなっていたため現れたものでした
すぐさま血圧を下げる薬の点滴を受けなんとか危険な状態を脱した由美さん
その後今度は腎臓や様々なホルモンの値まで徹底的に調べる血液検査をはじめ心電図等様々な検査を行いました
ところが…
そうですか…
やはり血圧以外何ら異常が見つからないのです
こうして
この子たちのためにも早く治さなきゃ
薬さえ飲めばすぐよくなるだろう
そう思っていたのですが…
それから1週間が過ぎても…
(血圧計の電子音)
血圧は少しは下がるものの正常値には程遠い状態
きちんと薬を飲んでいるのに一体なぜ?
2週間後医師に相談してみると
今度はさらに効き目の強い薬を服用することに
しかし…
いくら
何をしても血圧は一向に下がる気配がないのです
先の見えない高血圧との闘いに底知れぬ不安を感じ始めていた由美さん
先生この間の薬でもやっぱり下がらないんですそうですか
由美さんの必死の訴えに医師は…
はいよろしくお願いします
こうして紹介された医師こそ岩嶋といいますはじめまして
早速そもそも最初に血圧が高いと言われたのはいつ頃からですか?1年前の健康診断で初めて言われましたそれまでは一度もその時の数値はいくつぐらいでした?その時は上が143で下も90をちょっと超えるぐらいでした
まずはこれまでの経緯を詳しく聞き出し家族歴や生活習慣に問題がない事を確認した先生
以前かかった病院で受けた検査結果も詳しく見直します
さらに…
身体を見ても特に病の兆候は見当たりません
ここまではほぼ手がかりなし
しかしここで諦めないのが名医の名医たるゆえん
そこで取り出したのが先生のはい
そう身体の内側から発せられているかもしれない病魔の息遣いを探ろうというのです
まずは心臓の鼓動と血流をチェック
(鼓動)
心臓は特に異常なし続いて…
はい
今度は心臓から出ている太い動脈に沿ってお腹の血流の音を聞いていきます
異常がなければ血液の流れる一定のノイズが聞こえるだけですがおへその右下辺りに聴診器を当てたその時でした
(ザッザッザッザッ…)
何やらザッザッザッという規則性のある雑音が聞こえたのです
この時先生の頭にある可能性がよぎりました
そして…
血流の異常を画像で診断できるドップラーエコーと呼ばれる機械であの音が聞こえた辺りを探り始めた先生
すると…
僅かな血流の乱れを発見したのです
ついに見つけた病魔のしっぽでした
ここまでで岩嶋先生が注目したポイントは…
腹部で聞こえる雑音そしてエコーで見つかった血流の乱れという2つ
そして…
先生が指示したのは血圧を司っている臓器・腎臓のCT検査
なんと血液検査では何の異常も見られなかった腎臓を改めて調べようというのです
そしてその結果ついに病の全貌が明らかに
高血圧の名医・岩嶋義雄先生が見つけ出した謎の高血圧の正体
それは…
腎血管性高血圧とは腹部大動脈から分かれ腎臓に向かう腎動脈が何らかの原因で狭くなり高血圧を引き起こす病
その原因の多くは動脈硬化ですが由美さんのように比較的若い人の場合血管の壁の組織が部分的に厚く膨らみデコボコになることで狭くなってしまうことがあるのです
なぜ膨らむのかはまだよく分かっていませんが特に50代以下の若い女性に多いといわれています
血管が狭くなると血流が悪化腎臓に流れ込む血液が不足するためもっと血液を送ろうと心臓からの血流量が増加し高血圧を引き起こすことがあるのです
長期間放っておくと2つある腎臓のうち狭くなっているほうの機能が落ちていきやがては腎不全に陥ってしまうことも
しかし初期には健康なほうの腎臓がより働くことで機能をカバー
そのため血液検査では何の異常値も現れないことがあり見逃されてしまうケースも少なくないのです
岩嶋先生は聴診器で血流の異常音を捉えることで病を見逃しませんでした
正常な腎動脈の場合血流の音はこのように聞こえます
(ザー…)
かすかな心音以外一定の平板なノイズです
しかし腎動脈が狭くなっていると…
(ザッザッザッザッ…)
心臓の鼓動に合わせて規則的な「ザッザッ」という音が聞こえるのが分かりますか?
(ザッザッザッザッ…)
この音は血管が狭くなった部分を通る時血流が急に速くなり乱れることで起きていたものだったのです
そこで今度はドップラーエコーでその場所を詳しくチェック
これは正常な腎動脈を捉えたエコー画像
青い部分が腎動脈でその下が腎臓です
血流は腎臓に向かって正常に流れていると青く映ります
しかし由美さんと同じ腎動脈が狭くなっている患者さんの画像を見ると…
腎動脈の一部に明らかに色が変わっている部分が
そうここが
血管の壁が厚くなり狭くなることで血流に乱れが生じ一部が逆流
色が変わって見えたのです
直径1cm未満と細く場所も人によって微妙に異なる腎動脈は専門の技師でもエコー検査で特定するのは難しいといわれる血管
その血流の乱れを正確にとらえる名医の腕が病魔の住みかを暴いた瞬間でした
そしてCT検査の結果腎動脈にデコボコに変化し狭くなっている部分を確認
こうしてようやく病の正体が明らかになったのです
病名が分かった由美さんは腎動脈を拡張させる手術を受けることで僅か3日後には血圧が正常値に
健康な生活を取り戻すことができました
身近な病でありながら実は知らないことも多い高血圧
このあと知っておけば役に立つ高血圧の意外な事実を名医がお教えします
例えば皆さん血圧には上と下があることはもうご存じですよね?
ではこの2つの血圧のパターン
どちらがより危険だと思いますか?
(喜多)両者ともに上は150で基準値をオーバーしているんですがAさんは下が100で下も基準値をオーバーBさんは60と基準値内ですさてどちらが危険でしょうか?これ迷うねそれが分からないんですけどどっちなんだろう下が高いほうが危なそうだけどねえっそうなの?でも幅がありすぎかも150の60ってでも問題に出すってのは下かもしれないなみたいなそう見せかけといて…では先生危険なのはどちらなんでしょうか?はい実はですね危険なのはBさんのほうです幅なんだ
上・下ともに基準値オーバーのAさんより危険だという下の血圧のみ低いBさん
その理由とは一体?
上・下ともに基準値オーバーのAさんよりもさらに危険という下の血圧のみ低いBさん
大切なのはこの上の血圧と下の血圧の差この差のことを脈圧といいますこの脈圧が大きいほうが動脈硬化が進んでいる危険な状態ということになります幅が問題なんですか?
ではなぜ動脈硬化が進むと上・下の血圧の差が広がるのでしょうか?
そもそも上の血圧とは心臓から血液が押し出され血管が膨らんだ瞬間にかかっている最大の血圧
そして血液の流れが収まり圧力が最小になった時を下の血圧といいます
健康な血管の場合心臓から押し出された血液の流れを血管がこのようにしなやかに膨らんで受け止めるため上の血圧は120程度
膨らんだ血管が戻ろうとする際に圧力が加わり下は80程度になります
ところが動脈硬化が進むと血管がかたくなりあまり膨らまないため血液の圧力をまともに受け上の血圧は上昇
一方血管の戻りが悪くなるため下の血圧は逆に低くなるのです
年を取りますとですね動脈硬化が進んできますので上の血圧は高くなるんですけれど下の血圧はどんどん低くなっていきますだから下が低いといって安心することはできないんですその幅はどのくらいが一番ベスト?ですよね大体40〜60くらいがよいといわれていますでも血圧っていうのは1日のうちにどのタイミングで測るのが一番良いんですかね朝起きて1時間以内と夜寝る前の2回が理想的ですということはあれですかやっぱり家で毎日測るっていうのが良いってことなんですか?そのとおりです病院で測っても大丈夫だからといって実はご自宅とか職場とか病院以外で高くなっている人がいるんですねこういう方を仮面高血圧といって病気が隠れている場合もありますので是非一家に1台血圧計をお買い求めになって測られることをオススメしますそして血圧を上げる要因の1つとして皆さんもよくご存じなのはこちらお塩ですよね現在私たち日本人が1日にとっている塩分量は大体11gといわれているんですがでは人間は1日最低どのぐらいの塩分を摂取すると生きていけるでしょうか?生きていけるレベル?平均が11g本当は結構とってもいいんじゃないですか?なんか「減塩減塩」っていってるけども世の中の流れだけども本当は足りないんじゃないですか?11gじゃそんなことないでしょ
(松本伊代)多いんですよ10g最低10g
(喜多)最低ですよ?主人が気をつけなきゃいけない時があってその時5gぐらいだったんですよすごく大変でした気をつけるのにじゃ5gだ
(口々に)5gでは正解をご覧頂きましょう実はこれだけなんですなんとたったの0.1g
(原)えっ!?ウソ〜
(松本伊代)生きていけないそれじゃ
(中山)薄口だね
(ガダルカナル・タカ)海水浴行って1回海につかったら
(中山)入っちゃう入っちゃう「あぁ飲んじゃった」みたいな感じで慌てちゃいそう実はですね過去に南米のある部族の塩分摂取量を調べた研究があるんですねそれによりますと1日約0.1gしか塩分を摂っていないということが分かったんですつまり0.1gでも人間は生きていくことができるといいましてもこれはかなり極端な例ですので現在日本では血圧が高めの人は1日6g未満に抑えましょうということになっています
携帯・スマホサイトでは人間ドック2015を開催中
脳年齢やがんチェックなど11個の問診で身体をトータルチェックしましょう
auスマートパスからも是非ご利用ください
2015/01/06(火) 19:00〜21:48
ABCテレビ1
たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学【セカンドオピニオンSP】[字]
あなたの長引く治らない症状の本当の原因を解明「名医のセカンドオピニオン3時間SP」原因不明の腰痛…薬を飲んでも解決しない高血圧…意外な病が名医によって明らかに!
詳細情報
◇腰痛
原因不明の『腰痛』…推定患者数2800万人と言われ、その8割以上が痛みの原因がわかっていないという腰痛。しかも必ずしも腰の骨に異常があるとは限らない。名医が触診によってその意外な原因を探り当てる▽家庭で簡単にできるチェック方「腰痛の原因が押せばわかる3つのトリガーポイント」を紹介
◇足のしびれ
普段の生活に落とし穴が!『足のしびれ』…番組にお便りをよせて下さったのは、高校生の時から約15年間、原因不明の足のしびれに悩まされているという30代女性。「総合診療科」の名医が導き出したその病の原因は、意外にも彼女の普段の生活に潜んでいた…“よくやってしまいがち”な、その行動とは?
◇物忘れ
認知症の中にも薬によって治るものが!『物忘れ』…年をとるに連れ、誰もが多かれ少なかれ経験する「物忘れ」。すぐに“認知症では?”と心配になってしまうもの。しかし、アルツハイマーと症状が似ていても、薬で治すことができる認知症もあるのです。「治る認知症」を見分けるポイントを名医が教えます!
◇高血圧
なかなか治らない『高血圧』…心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病を招く危険性もある高血圧。高圧剤を飲んでも、血圧が一向に低くならないという症状を抱えていたある女性に、思いもよらない意外な病が潜んでいた!女性に多いというその病気の正体とは?名医が解説する“意外と知らない血圧の真実”とは?
◇出演者
【司 会】ビートたけし
【アシスタント】喜多ゆかり
【ゲスト】堀内孝雄、榊原郁恵、中山秀征、松本伊代、ガダルカナル・タカ
◇おしらせ
家庭で簡単にできる楽しい健康法を伝授!
さぁ、みんなで楽しく健康になりましょう!!
☆番組HP
http://asahi.co.jp/hospital/
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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