平成27年 消防出初め式 2015.01.06


生字幕放送でお伝えします
東京・江東区有明の東京ビッグサイトです。
平成27年東京消防庁の出初め式です。
今、会場では128台の消防車両が続々と入ってきています。
こんにちは。
アナウンサーの宮島大輔です。
出初め式は市民の防災意識を高める消防の年に一度の大切な行事です。
特に、ことしは阪神・淡路大震災から20年という節目の年でもあります。
平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災。
倒壊した建物の下敷きになるなどして6434人もの方々が亡くなりました。
震災から20年のことし東京消防庁でもこの震災からの教訓を再び見つめ直したいとしています。
ゲストお二人をご紹介します。
東京消防庁から消防司監の徳留壽一さんです。
どうかよろしくお願いします。
徳留さんは阪神・淡路大震災で救援活動に従事された経験をお持ちです。
徳留さんはことしをどのような思いで迎えていますか?
大震災の教訓から時間の経過とともに人々の中に震災の教訓が風化しつつあるように思っております。
きょうの訓練の中にも大震災の教訓を生かした取り組みをする予定でございます。
きょうの出初め式を通じていま一度、防災の大切さこれをしっかり皆さんにお伝えをしたいとそのように思っております。
そして、もう一人は女優の藤原紀香さんです。
よろしくお願いします。
藤原さんは兵庫県西宮市のご出身。
震災に対して人一倍強い思いがありますよね。
震災20年のことしどんなお気持ちで迎えました?
やはり、もう20年というかまだ20年というかいろんな方々にその思いがあると思うんですけど神戸だけじゃなくて決して風化させてはいけないいつも人々の心の中に残しておかなきゃいけないと思っています。
その藤原さんは去年、NHKのドラマで消防士の役を演じました。
危険な現場で働く消防士たちの活躍や心の葛藤を描いた土曜ドラマ「ボーダーライン」。
藤原さんは救助した人の応急処置などを行う救急隊役として出演しました。
ドラマの撮影に入る前に藤原さんは、3日間本格的な消防士の訓練を受けました。
火災の現場が、いかに過酷か実際の仕事を見に行ったり話を聞いたりしたそうで藤原さんは消防の仕事をどうご覧になってますか。
消防の世界を今回、役を演じさせていただいて深く知りましたけどもやはり、消防士の方々のいつも市民を守るというそういう崇高な精神スピリットに感動したとともにやはり、日本は災害大国ですから亡くなられた方々のうえに生かされてると私は思っているのでせりふの中でもねそういった亡くなられた方々のうえに生きている私たちがどういうふうに防災の意識を考えて次につなげて生きていくかってそういうことが大事なんじゃないかと思います。
ここで出初め式の舞台をご紹介しましょう。
屋外と屋内の2つの会場があります。
私たちが今いるのはメインの屋外会場です。
このあと、ここではしごを使った演技や消防訓練が行われます。
一方で、屋内会場には吉田浩アナウンサーが行っています。
吉田さん!
屋内会場は9時に開場だったんですけれどももうすでに消防車の周りであるとかそして体験できるコーナーにはたくさんの方たちが訪れています。
特にまだ冬休み中だということでしょうかね。
お子さんの姿も多く見ることができます。
この屋内会場では実際に地震の揺れを体験したりそして、防災のポイントを学んだりすることができます。
このあと藤原紀香さんと一緒にその地震の備え火災への備えについて詳しくお伝えしていきます。
藤原さんには実際にこの屋内会場に移動していただいて体験しながら防災についてお伝えしていただきますのでよろしくお願いいたします。
きょうはしっかり学びたいと思います。
よろしくお願いします。
まもなくメインの屋外会場では伝統のはしご乗りの演技が始まります。
現場では内藤真紀さんに伝えてもらいます。
屋外会場からお伝えします。
この会場、入場を今、準備しているのが江戸消防記念会の皆さんです。
はんてん姿、勇壮ですよね。
まもなく「木遣り」の歌とともに入場が始まるんですが江戸消防記念会の皆さん江戸時代、住民たちが自分たちの手で町を火災から守ろうととび職の人たちを中心に結成された町火消
(まちびけし)。
その町火消の精神を今に受け継ぎたいと活動しているんです。
さあ、半鐘の音とともに入場が始まりました。
「おー!」という声聞こえますでしょうか。
「木遣り」の歌です。
とび職の人たちが大木を運び出すときに歌われた労働歌なんですね。
そして、手元には、まといです。
大きく振られています。
はんてん姿の皆さんおよそ800人いらっしゃいます。
まもなく、はしご乗り始まります。
はしごの準備が始まりました。
きょうは風が強いですからねはしごをおさえる方たち、懸命におさえようとしています。
今、11本のはしごが空に向かおうとしています。
号令とともに冬空に向かってはしごが立てられました。
このはしご竹でできていまして、毎年出初め式に合わせて作られます。
高さは6.5m。
およそ3階建ての建物と同じぐらいということなんですね。
低い建物が多かった江戸時代この、はしごに上って町火消の皆さんは火元を確認したということです。
乗り手の方、てっぺんまで上りました。
お見事です。
風が強いですが勇ましい姿、格好いいですね。
これからいよいよですね。
いよいよ始まります。
今、はしごに足がかけられまして手に持っている幕。
ここにメッセージが掲げられます。
メッセージ、掲げられました。
「祈・震災復興」。
見えますでしょうか。
ちょっと風が強いんで…。
でも見えますよ。
「震災復興」。
記念会の皆さんが東日本大震災の復興を祈って掲げました。
演技が始まりました。
おっと、こちら肝潰です。
ひやひやっとはしごを落ちるようなポーズ。
ドキッとしますよね。
そして、続いて出ますのがはしごに体の重心を移そうとしています。
非常に今風が強くなっていますね。
はしごの先端に両手がかかりました。
一本邯鄲
(かんたん)です。
決まりました!はしご一本に重心をかけるという非常に高度な技です。
そして、肝潰
(きもつぶし)!こちらも決まりました。
あでやかですね。
風が強い中見事な演技ですね。
こうした高いところでバランスをとる演技は燃える建物から人を助けるための度胸とバランス感覚を持つのに役立ったといわれているんです。
江戸消防記念会の皆さんは消防団に所属される方が多く実際に今も地域の防災の中心を担っています。
ここまで演技会場でした。
ハラハラしながらの見事な演技でした。
この町火消の伝統は江戸消防記念会の皆さんによって着実にしっかりと受け継がれてますね。
江戸の町火消の伝統は自分たちの町は自分たちで守る。
この郷土愛に根ざした精神を今の現代に伝えていただいております。
江戸消防記念会の活動を通じて自助・共助の精神が私どもになんらかの形で伝われば大変、私もうれしく思っておるところです。
続いては屋内会場からお伝えします。
私たちにできる災害への備えについてです。
藤原紀香さんと吉田浩アナウンサーがいます。
この屋内展示会場から藤原紀香さんと一緒にお伝えしていきますが藤原さんといいますと今は、こちらのいすに座っていただいております。
これ、実は地震動シミュレーターといいまして実際に大きな地震の揺れを体験できるんですね。
今回は、阪神・淡路大震災から20年ということで震度7を今から体験していただきます。
実際に画面に室内の様子なども映されます。
ですから、揺れとともに状況も分かると思います。
揺れが今、始まります。
ちょっと小さい揺れから大きな揺れと。
横揺れが大きくなります。
阪神・淡路大震災では15秒ほどこの揺れが続いたといわれています。
紀香さん、大丈夫ですか?ベルトを締めていただいておりましたけど実際、激しい揺れでしたけどいかがですか。
激しかったですね。
実際、ここでも、これぐらい怖いので、本当に部屋の中で起こったらすごくやっぱりパニックを起こしかねないのでいろんなことの知識を知っておくべきだと知識を得ておくべきだと思いました。
この阪神・淡路大震災ではですね実際に建物の倒壊などによって亡くなった方圧死であるとか窒息死で亡くなった方が7割を超えているといわれているんですね。
その中でも家具の転倒などによって亡くなった方も少なくないといわれています。
その家具の転倒をどのように防いでいけばいいのか。
このあと、藤原さんと一緒に場所を移動してお伝えしていきたいと思います。
こちらでは、東京消防庁の震災対策課の方に来ていただいております。
近藤寛さんよろしくお願いします。
家具の転倒、きょうは家を想定して作っていただきましたがどんな対策があるのでしょう。
初めにL型金具の説明から行いたいと思います。
こちらがL型金具となっております。
家具と壁をねじで固定する器具となっております。
器具の効果としては最も効果の高い器具となっております。
取り付け上の注意点としましては壁の下地などにある柱に取り付けることが重要なポイントです。
藤原さんの弟さんが震災のときに家具の転倒などによってけがをされたと伺っておりますが。
そのときはこういったことをしてなかったのでそれから、わが家は全部やっていますね。
ほかにどんな対策が?食器棚に設置されているものです。
こちらがポール式器具となっております。
こちら、皆様の中には突っ張り棒とお呼びになる方もいらっしゃるかもしれません。
こちらの器具は、家具と天井を突っ張って、家具を固定する器具となっております。
取り付け上の注意点といたしましては家具の壁側、奥のほうに取り付けることが重要なポイントとなっております。
この器具はですね、こういったストッパー式こういったものとですね組み合わせることで先ほどのL型金具と同じ効果が期待できます。
紀香さんもご自宅でなさってるそうで。
この突っ張り棒まさに使ってるんですけど奥に取り付けるっていうのを知りませんでしたね。
すぐに帰って奥に取り付けることにします。
ちょっとした工夫そして、ちょっとしたことを知っているだけで変わると思いますのでぜひ、対策なさっていただきたいと思います。
地震への対策についてお伝えしました。
徳留さん、ちょっとした工夫が防災・減災につながるんですね。
過去の地震災害でけがをした原因の3割から5割の人たちが家具の転倒、落下、移動によってけがをされているという結果が出ております。
ちょっとした工夫、家具を留めることで事前の対策としてとても大切だというふうに思っております。
続いて、屋外会場では大地震を想定した訓練が始まるところです。
東京ビッグサイトからお伝えしています、消防出初め式です。
会場では今、大きな音が響いています。
大地震が発生したという想定です。
建物が傾き、炎が見えます。
小学生が火事を発見し119番通報していますね。
消火器を使った初期消火も始まりました。
地域の人たちも加わっています。
徳留さん、この訓練に子どもや消防団が参加するのはどんな狙いがあるのでしょうか。
小さいときからいろいろな機会を通じて防災に触れることは子どもたちにとっても危険であるということを感じる感性を養うことになりとても大切であるというふうに思っております。
また、消防団員の方々も本来の仕事を持ちながら災害時には地域の防災リーダーとして活躍をしていただいておりきわめて頼もしい存在であります。
平素から消防隊と連携した訓練を積極的に取り組んでおります。
現場から内藤さんに伝えてもらいます。
こちらでは火災を発生した建物から逃げ遅れた人を救出する訓練が始まりました。
今、次々と消防車両が来ています。
地震によって火災が起きています。
届きました。
消防隊、第1陣が到着しました。
通称クイックアタッカー。
いち早く消防活動や情報収集を行います。
そのクイックアタッカーの人が現場にたどりつきましたね。
そして、今到着しました。
ポンプ隊です。
放水の準備を始めます。
屋上には逃げ遅れている人がいるみたいですね。
逃げ遅れた人がこちらに救助を求めています。
そこに向かってポンプ隊からはしごが伸びていきます。
今、はしごがかけられようとしています。
そして、救急隊も到着しました。
はしごが建物にかけられていきます。
黒い煙が上がっていますが放水が始まりました。
建物の窓からしっかりと水が入って消火されていきます。
はしごも伸びましたね。
伸びていますね。
こうした、応急はしご救出という方法なんですが屋内の階段が使えなくなってしまったときに屋上やベランダなどから逃げ遅れた人を助け出すという救助方法なんですね。
今、ベランダに上がりました。
屋上に上がりました。
そして、この建物のドアこちらエンジンカッターといいます。
エンジンカッターで扉を切っています。
すごい放水がこちら水が飛んでいますがそんな中、エンジンカッターで扉が切られていきます。
火花が散っています。
中にいる人を救出するために今、エンジンカッターで扉を切っています。
内藤さんどうやら現場にですねヘリコプターが来たようです。
見えているのは東京消防庁の航空隊の大型ヘリコプターです。
徳留さん、ヘリコプターはどのように活用しますか?
機動力に優れたヘリコプターは災害時には消火、救助、救急そして、情報収集など多岐にわたる任務をおっております。
平成25年伊豆大島土砂災害においては早期に隊員と、そして救助活動に使用する資器材を搬送いたしまして迅速な救助活動を展開できました。
ハイパーレスキュー隊10人が降りてきました。
これから崩れた建物などの救助現場に向かうところです。
ハイパーレスキュー隊は阪神・淡路大震災の教訓から生まれました。
徳留さん、ハイパーレスキュー隊どのような働きが求められているんでしょうか。
阪神・淡路大震災では日本で初めて震度7という強い揺れを体験いたしました。
木造家屋はもとより鉄筋コンクリートでできた建物も傾いたり倒壊したり、その中に多くの方も閉じ込められました。
当時の消防力では十分な対応ができなかったことから平成8年クレーンなどの大型重機を導入したハイパーレスキュー隊を東京消防庁として創設をいたしました。
これまでどんな活動をしてきたんですか?
平成16年の中越地震においては電磁波を使った人命探査装置を活用いたしまして当時2歳の男の子を救出した実績を持っております。
阪神・淡路大震災を経験している藤原紀香さんに伺います。
藤原さんハイパーレスキュー隊の存在ご存じでした?
私も一度取材させていただいたことがあるんですけども本当に訓練が厳しくてそして、ものすごい迅速に皆さんやっておられて感動したのを覚えていたんですが阪神・淡路大震災のときに私も線路伝いを歩いて実家に帰ったときにやはり、右も左も建物が倒壊していてああいうところに人がいるんだろうなと思っていたのを鮮烈に覚えているのでこういうふうに結成されて日々訓練してくださっていて一分一秒でも本当に早く人命を救助することができるということは本当にすばらしいことだと思います。
ありがとうございます。
場面が変わって屋外会場では海の上でも訓練が始まりました。
消防艇とヘリコプターを使った救助訓練が行われています。
ヘリコプターから2人の隊員が船の上に降りてきています。
徳留さん、これはどのような訓練ですか。
船同士の衝突事故により海に投げ出された人を救助しその方をヘリコプターでつり上げる訓練です。
2年前に改良されました消防艇「みやこどり」は甲板に、ヘリのホバリングスペースがあります。
これにより救助した方をヘリコプターでつり上げ、病院へ迅速に搬送することが可能となりました。
上がってきていますね。
消防艇は海沿いの施設の火災に対応できる放水やあるいは船内に救護ができるベッドなども整備をしております。
この会場ではさまざまな消防の訓練が行われていますが続いては東日本大震災でも発生したコンビナート火災など危険物火災を想定した訓練の様子です。
現場にいる内藤さん。
こちらでは地震によって火事が起きた石油タンクを、これから消火するという訓練が行われます。
注目したいのは屈折放水塔車と呼ばれる特殊車両です。
東日本大震災で発生した千葉の市原コンビナートのタンク火災の消火活動にこの同じ型の車両が活躍しました。
特徴は車両の上に伸びる長いアームにあります。
最大22mの高さまで伸びます。
アームの先分かりますでしょうか。
筒みたいなものが見えています。
これ、放水口なんですがもう一つ出火元を正確に消火するためのカメラが付いているんです。
まもなく、この石油タンク爆発します。
爆発しました。
大きな爆発音とともに黒い煙が上がりました。
そして、アームの先の放水口からは泡の特殊な薬剤が放出されました。
この泡で火を覆い隠すようにして消火するんです。
こうして泡で火を覆うことで瞬時に消火ができるということなんですね。
以上、タンク火災の訓練の現場からお伝えしました。
先ほどハイパーレスキュー隊も到着した倒壊建物の現場では救助訓練が続けられています。
こうした大規模災害の場合に全国の消防が連携する仕組みがあるそうですね。
阪神・淡路大震災の教訓から全国の消防が協力する緊急消防援助隊の仕組みができました。
国内で甚大な被害が発生した場合被災地の市町村や都道府県や消防庁に対して消防部隊の応援の要請をいたします。
現在、緊急消防援助隊として全国の消防隊のうち4600隊あまりが登録されていて定期的に訓練の実施をしております。
昨年の広島県土砂災害や長野県御嶽山噴火災害にも出動し活動をいたしました。
きょうの訓練では埼玉県、千葉県、神奈川県の消防隊も緊急消防援助隊として訓練に参加をしております。
確かに東京消防庁の車両とそして、横浜、川崎埼玉っていう漢字が見られた消防車両が出てきましたね。
広域連携が重要になってきた今今回の訓練ではことし初めての取り組みもあります。
それは海外の消防隊との合同訓練です。
今回、韓国・ソウルの救助隊の4人が参加しています。
日本のハイパーレスキュー隊と連携して先月から訓練を行ってきました。
この東京消防庁さらには、近郊の県の消防庁に加わってハングルの文字が見えます。
これが韓国の消防隊の車両です。
これからソウルの隊員たちが加わって救助する訓練が行われます。
この緑の帽子ヘルメットをかぶったのがソウルの隊員たちです。
徳留さんこういった海外の消防隊が初めて参加していますがどんな考えがあるんでしょうか?
海外において大規模な災害が発生したときは国境を越えて助け合うことも行われております。
中国の四川やインドネシアのスマトラ島沖地震災害などわが国から国際消防救助隊を派遣をいたしまして救助活動の実施をいたしました。
また、逆に国内で阪神・淡路大震災や東日本大震災のときには海外からのべ27か国の救助隊が来日をし救出・救援活動を展開をしていただきました。
国際協力が求められる中本日、韓国のソウルの救助隊が参加をしておりますけどもきょうのように訓練を通じてお互いに理解をしあうことはとても有意義で大切なことであるとそのように考えております。
緑のヘルメットをかぶったのがソウルの隊員たちです。
今、車の中に閉じ込められた人を救助する訓練を日本の消防隊と合同して行っています。
そのソウルの隊員たちこの合同訓練に手応えを感じているようです。
話を事前に伺いました。
ますます連携が深まりそうなんですが徳留さんとしては、改めてどんな期待がありますか?
なかなか一緒に訓練することができない海外の消防隊ですけどもお互いの資機材の違いとかあるいは、救助なり、消火活動の考え方も各国において微妙に違いますのであらかじめ、事前にお互いに知り合うということはいざというときに本当に役に立つとそのように考えております。
続いて、屋内会場から伝えてもらいます。
吉田さん!
ここからは、実際にちょっとした油断で大きな火災につながるということについて再び藤原紀香さんとお伝えしてまいります。
実は、藤原さんは去年、火災の恐ろしさを身をもって体験したということなんですね。
まずは、こちらのVTRをご覧ください。
ドラマ「ボーダーライン」の撮影が始まる前に出演者の皆さんが受けた研修の様子です。
実際に火をおこして住宅火災の現場を再現しました。
藤原さんは、床をはうようにして火に近づいて火事の恐ろしさを身をもって学びました。
出てください、みんな。
出すよ、出すよ。
まさしく壮絶な現場だったと思うんですけど熱と煙とで目も真っ赤になっていましたがどんな現場だったんでしょう?振り返っていただいて。
消防士の皆さんが着る防火服を着てもやはり、やっぱり熱かったり、怖かったりそして、目や鼻やいろんなところがぐちゃぐちゃになるぐらい大変に怖かったんですけどもそれで煙の恐ろしさだったり火の恐ろしさだったり本当に火事というものの恐ろしさを身をもって体験しました。
ここではそのちょっとした不注意から火事につながるというその具体的な原因を見ていきたいと思います。
まずは、こちらからです。
まずは、たばこの不始末によって畳がこんなに燃えてしまう。
実際に燃えたあとは完全に燃え落ちて写真を見ていただきますと部屋全体にまで燃え移ってしまうほどの火事になってしまうということであったり隣に移ってみますと実は電源プラグにほこりがたまっていてそこから発火して起きてしまういわゆるトラッキング現象というものについても紹介されています。
実際に電源プラグのところから発火してしまうということですからコンセントはこまめに抜いておく、そして掃除しておくということも大事ですよね。
本当に大事ですね。
こういったことから火事が起こってしまうので私も抜くようにしています。
そして冬場、多いといわれている電気ストーブの火災。
これも非常に多いということで実際に実験の映像がありますのでこちらをご覧ください。
実験は電気ストーブに掛け布団が接触したという想定で行われました。
2分ほどで煙が出始めます。
さらに13分経過すると布団から大きな炎が上がって部屋に煙が充満してしまうという状況です。
電気ストーブの怖さ特に冬場多いということなんですが東京消防庁の調査課の清水千春さんにお話を伺います。
やっぱりこの時期東京消防庁の管内でも多いんですか?
布団や衣類が電気ストーブに直接触れて発生する火災が一番多いです。
東京消防庁管内で電気ストーブによる火災は7割以上を占めています。
平成25年までの5年間で323件の火災が発生し33人の方が亡くなっています。
どうしてこの時期に多いんですか。
炎が出ない、灯油もガスも使用しないということで油断してしまってる人が多いようです。
電気ストーブによる火災を防ぐためにはストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
そして、使っていないときは電源プラグをコンセントから抜いておくようにしてください。
電気ストーブもそうですしトラッキング現象の話からもそうですけどほこりから火災が発生するということもありますからわれわれ、本当にふだんのちょっとした出来事に気をつけていかなければならないということですよね。
生活からですよね。
清水さんありがとうございました。
それではさらに、このあとはもっと子どもたちにも分かりやすく説明している場所がありますのでこちらに移動して伝えていきたいと思います。
実は、こちらではクイズに答えながら防災について考えることができるということでテレビの前の皆さんそして、藤原紀香さんにも実際に問題に答えていただきます。
皆さん、よろしくお願いします。
小さいお子さんが多いですね、やっぱり。
問題ですが、こちらです。
天ぷら鍋から炎が出ました。
水で消えるんでしょうか?という問題です。
○か×か皆さんプレートを持っていると思いますので一緒に考えてみてください。
では、一斉にあげてみましょう。
お願いします。
×がほとんど○が1人、2人いますが。
みんな×だね。
紀香さんは×を示されていますが正解は…×です。
×と出ましたけども、実際に水をかけたらどうなるのかという実験映像がありますのでこちらのモニターで見ていただきたいと思います。
まず火が天ぷら鍋から上がっています。
そこに恐る恐るひしゃくのようなものでのばしていって水をかけますとこんなに炎が立ち上ってしまうということなんですね。
油がはねて燃え広がってしまう。
ですから水ではなくてしっかりと消火器を使わなきゃいけないということを…。
火というとすぐに水をかけると思いがちなんですけど本当に油には気をつけなきゃいけないですね。
紀香さんも、もちろん火を出したことはないと思いますけどすぐ×を出されたのはそういうことを考えて…。
消火器の期限とかもちょっと気になるのでちゃんと調べて。
期限、5年でしたね。
大体5年のものが多いですね。
そして、こちらのブースでは今はプレートを使って問題を出しましたが実際には、こちらのモニターで全部で9問、お子さんもそしてご家族で楽しむことができますのでちょっとしたご家庭でできるヒントがここにも隠されているかもしれませんのでぜひ、こちらでも学んでいただきたいと思います。
やっぱり、先ほどの地震もそうですけど火事についてもふだんから、ちょっとしたことを心がけたいですね。
やっぱり知っていることで自分の命を守れるそして、防災に関する知識を得ることで仲間、家族も守れるっていうそういうことにつながっていくのでいつ、どこで何があるか分からないやはり防災大国・日本なので気をつけていきたいと思います。
日々、意識して防災を学んでいきたいと思います。
ここまで火災の供えについてお伝えしてきました。
油にはやはり消火器を使うんですね。
油専用の消火器がございますので特性に応じた消火をしていただければと思っております。
屋内会場では楽しみながら防災について学べるこれが、なかなかいいですね。
防災というととかく堅く感じると思いますけども平素から親しんでいただくということが非常に大事なことだと思っております。
徳留さんは住宅火災を防ぐうえで何が大切だとお考えですか。
当然、火の扱いに注意をしていただくのは当たり前の話ですけども私の経験からいうと火の周りの周辺を含めて含めまして平素からの整理整頓をしていただいている家庭での火災の発生は少ない傾向にあると感じております。
ですからちょっとした気配り、気遣いによって火災が未然に防げることにつながっているとそのように思っております。
いよいよ放送時間が終わりに近づいてきました。
ゲストは東京消防庁消防司監の徳留壽一さんです。
徳留さんは、ことし一年どういう年にしたいですか?
自然災害の発生は私どもで防ぐことはできませんが被害を最小限にとどめることは可能です。
過去の災害の教訓をいま一度、思い直し考え、そして、災害に対する備えこれが大切だというふうに思っております。
自分のことはみずから自分で守る自助、そして自分たちの町は自分たちで守る共助この大切な精神を地域住民の方々と一緒に育てたい育んでいきたいそのように思っております。
そして、屋内会場の藤原紀香さん。
最後に、どんなことを伝えたいでしょうか。
やはり、こういった災害の多い日本でもね消防の皆さんも一生懸命町を、日本を守ろうとしてくださってるじゃないですか。
だから私たちも常にいつ自分に何が起こるか分からないので防災を学んで防災を意識してもし何かが起こってしまったときにはその知識を生かして家族を守りコミュニティーを守りそして困ってる人に手を差し伸べていろんなことを、皆さんでねやっていかなきゃいけないなと思っています。
藤原さん、そして徳留さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
メイン会場では出初め式のフィナーレを飾る一斉放水が始まっています。
阪神・淡路大震災から20年という節目を迎えたことしその教訓をしっかりと受け継ぎ自分に何ができ何を備えておくべきか年の初めに考えるきっかけにしていただければと思います。
2015/01/06(火) 11:05〜11:45
NHK総合1・神戸
平成27年 消防出初め式[字]

新年に防災意識を高めるために行われる「消防出初め式」。平成27年は阪神・淡路大震災から20年。ゲストに兵庫県出身の藤原紀香さんを迎え、防災対策を生中継で伝える。

詳細情報
番組内容
毎年、防災意識を高めるねらいで新年に開催される東京消防庁による「消防出初め式」。地震や火災などによる被害を最小限にとどめるため、消火や救助などの訓練を一同に行う年に一度の大イベントだ。平成27年は、阪神・淡路大震災から20年。そこで、ゲストに兵庫県西宮市出身でご家族も被災した藤原紀香さんを迎え、家具の転倒防止や身近な火災の防災方法など、震災の教訓を踏まえた対策についても生中継で詳しく紹介する。
出演者
【出演】藤原紀香,東京消防庁消防司監…徳留壽一,【司会】宮島大輔,【リポーター】吉田浩,内藤真紀

ジャンル :
ニュース/報道 – 報道特番

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