平成27年。
さあ、仕事始めです。
東京証券取引所では、恒例の大発会が行われ、ことし最初の取り引きが始まりました。
はい、4倍4倍4倍。
東京の築地市場では、初競りです。
注目された青森県大間港で水揚げされた重さ180キロのクロマグロ。
451万円で落札されました。
青森県弘前市の青果市場では、ことし最初のりんごの取り引きとなる初市が開かれました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会も、きょうが仕事始めです。
ことしは、IOCの改革で、開催都市が追加種目を提案できるようになったことから、組織委員会による種目の絞り込みなどが焦点になる一年となります。
それではことし一年、頑張ろう!
頑張ろう!
東日本大震災で大きな被害を受けた、宮城県南三陸町です。
震災からもうすぐ4年となる今も、町では4000人以上が仮設住宅などでの生活を続けています。
復興庁では。
そして、菅官房長官は内閣官房の職員を前に訓示しました。
その上で、今月下旬に召集される通常国会では、平成27年度予算案の早期成立に加え、集団的自衛権の行使を可能にする法整備などに取り組む決意を示しました。
こんにちは。
情報まるごとです。
新年最初の放送です。
ことしもよろしくお願いします。
お願いします。
さあ、仕事始めの様子、お伝えしましたが、政界もきょうから始動です。
安倍総理大臣は、まもなく年頭の記者会見に臨むことになります。
では、安達宜正解説委員とお伝えしていきます。
安達さん、このあとの安倍総理大臣の記者会見ですけれども、安達さんはどんなところに注目しますか?
年頭の記者会見ですからね、ことし取り組むべき政治課題ですとか、それに向けた意気込みみたいなものを話すんだと思いますね。
今、安倍さん、伊勢神宮をお参りしてましてね、そのあと、記者会見するのっていうのは、毎年、総理大臣の恒例行事みたいになってるんですね。
平成8年、まだ小澤さん、NHKに入る前じゃないですか。
そうですね、中学生ですかね。
そうですか。
当時の村山総理大臣が伊勢神宮をお参りしたあと、翌日に退陣表明なんてこともあったんですけどもね。
安倍さんはそういうことはないでしょうから、アベノミクスを継続させて、景気最優先、経済最優先で取り組む決意を強調するんだと思いますね。
そのアベノミクスの行方が、安倍政権の行方を左右していくと。
ことしの政治のやっぱり一番大きな課題の一つでしょうね。
それに加えて僕はですね、ことしの政治のキーワードを見ていくうえでは、これだと思います。
地方?
地方ですね。
安倍政権にとっては、アベノミクスの実感を地方にどう届けていくか、それから一方の野党にとっても、地方の動向、地方の世論、地方の動きに注目していく一年になっていくんじゃないかと思いますね。
確かに春には統一地方選挙がありますけども、その地方がキーワードとすると、具体的にどんなことがポイントになってくるんですか?
これ、政治日程を見てもらうと分かると思うんですが、今月18日に、民主党の代表選挙があります。
下旬に通常国会ということですね。
4月、今、小澤さんから話があった統一地方選挙、5月には大阪都構想の住民投票が行われる見通しなんですね。
秋には、安倍総理大臣の再選をかけた自民党総裁選と続きます。
この4つ、政治決戦として並べたんですけどね、この4つとも、地方の動向がその結果を決めるものとなるように思いますね。
統一地方選挙について言えばですね、私もきょう朝、出勤してくるときに、地方議員が駅であいさつしてる姿なんか見ましたけれども、もうすでに活発な動きを示してますね。
各党とも、もう動き始めているという感じでしょうか。
そうですね、統一地方選挙に向けた動きは、もうすでに動き出しているということですね。
ただ、与野党の幹部なんかに聞いてみると、なかなか地方の動向っていうのは、読みづらいということを言うんですね。
読みづらい?
なぜでしょうか。
安達さん、年末の衆院選後に今回の勝因、与党の勝因はアベノミクスの成果、評価ではないかと。
そう見てるんですね。
それが世論ではないと?
そうなんですよ。
ただですね、これ、NHKが投票日に行った出口調査なんですけどね、確かにアベノミクスを評価する人っていうのは、全体の過半数を超えてるんですが、その一方であまり評価しない、全く評価しないという人が、全体の46%を占めているんですね。
地方に取材に行ってみると、確かにアベノミクス、地方に浸透していないだとか、アベノミクスによって、都市と地方の格差が広がったという批判の声もあるわけですね。
野党はそういう声を踏まえて、安倍さんを攻めていくということになるんじゃないかということですね。
ということは、政府・与党の側からすれば、地方への対策っていうのが必要だっていうことになってきますか?
それがもうすでに動き出してるんですね。
例えば年末、政府は経済対策を決めました。
総額で3兆5000億円ですけども、この中で、自治体が使いやすい新たな交付金というのを新設しました。
総額で4200億円規模ですね。
それに加えて今、来年度・平成27年度の予算編成が行われてるんですけども、ここでも予算の地方への重点配分、これが議論される見通しなんですね。
そして、野党の側でいいますと、こちら、民主党代表選が行われますよね。
こちらは地方の声っていうのはどう関わってくるんですか?
そうですね、これまでは民主党の代表選挙っていいますとね、代表が任期途中に退陣した場合には、国会議員だけで両院議員総会で選出されるっていう、そういうことになっていたんです。
ただ今回からは、制度は変わりまして、地方にいます党員・サポーターですとか地方議員、こうした人たちにも、投票権が与えられるんですね。
民主党の代表選挙はポイント制で行われるんですが、党員・サポーターのポイントが全体の47%を占めます。
また、地方議員を加えると、全体の3分の2近く、65%以上が党員・サポーターまたは地方議員、この動向によって、結果が決まるといっていいんでしょうね。
だからまあ、ここがいわば地方の声に当たるというわけですね。
そうそうそうそう、だからこの声が結果を決めると見ていいんじゃないですかね。
今回は地方の声が反映されるかもしれないという、民主党の代表選ですけども、見通し、どのように?
そうですね、今回の民主党の代表選挙の最大のポイントは、民主党の政治路線をどうしていくか、これを決める選挙なんですね。
民主党には、流れが2つありまして、1つは維新などとの連携を強化して、野党再編につなげていくべきだという意見、もう1つは、民主党の結党の原点に戻って、自民党との対立軸を明確にして、自民党と競う。
両方とも2大政党を目指すってことは同じなんですけども、その2大政党の目指し方ということで議論があるわけですね。
それを決める選挙なんです。
その民主党代表選、これまでに立候補を表明しているのは、こちらの3人の方々なんですけども、それぞれやはり立場が違うということですね?
そうですね、まあ、細野さんですね、元幹事長の細野さん。
ちょっとね、今、立場なかなか難しいところあるんですけれども、細野さんは、維新の江田代表などと勉強会を重ねていまして、党内では野党再編派と見られているんです。
細野さんを推す人たちも野党再編を多いですね。
ただ細野さん、幅広い勢力から支持を得られていますしね、今は党を自主再建すると同時に述べてるんですね。
それの対抗馬として立候補しているのが岡田さん、代表代行の岡田さんですね。
岡田さんは野党再編よりも党再建を重視する立場です。
民主党6人衆といわれている多くの人たち、玄葉さんですとかね、枝野さんですとか、それから安住さんですとか、そういう野田内閣の中心を担った人たちが岡田さんを推していますね。
ただ、岡田さんも、前回の衆議院選挙のときは、維新との候補者調整の中心となりまして、民主党内のリベラル系、労働組合系の人たちから見ると、細野さんも岡田さんも、維新との関係においては同じじゃないかという批判があるんですね。
そうした人たちは、長妻さん、元厚生労働大臣のミスター年金といわれましたね。
長妻さんを推しています。
ただ、長妻さんはこれまで、労働組合との関係が、必ずしもよくないというんじゃないんですけれども、一線を画すようなところがありましたから、それをどう整理していくか、それが重要になってくるんじゃないかなというふうに思います。
まさに誰が当選するかで、今後の政治路線が決まってくるということですね。
そうですね、民主党にとっては本当にそうですね。
政府・与党がアベノミクスの成否が、ことしの政治の重要課題だとすれば、民主党、野党側にとっては野党再編に向けて進むのか、それとも自分たちで再建していくのか。
それが大きなポイントになってきますかね。
そしてこちら、5月なんですけれども、大阪都構想住民投票とありますね。
維新、野党第2党の維新にとっては、この大阪都構想の住民投票、またその直前に行われます統一地方選挙に、党の命運がかかっているといっても過言ではないと思いますね。
大阪の都構想の住民投票ですが、これまで慎重な姿勢を示していた公明党が容認しましてね、5月中旬に実現する見通しというふうになっているんですね。
橋下さん、これに専念したいとしまして、年末に党の代表を辞任しました。
これに懸ける意気込みということなんでしょうね。
ただですね、この都構想を巡って、橋下さんは与党側との連携もありうる立場ではないかと見る向きがあるんですが、もう1人の代表の江田さんは、野党再編志向ですから、維新の中でも、この大阪都構想の行方がどうなっていくのか、維新の政治路線が決まってくるというふうに思います。
そして政治日程に戻りますが、こちら、政策課題もことしはめじろ押しですね。
そうですね、政策課題をとってもこれまた地方の課題っていうのがめじろ押しなんですね。
例えば原発の再稼働の問題、鹿児島県の九州電力川内原発の再稼働、ことし3月にも判断すると見られます。
それから今、原子力安全委員会で、規制委員会で検討中の、安全審査が行われてるところなんですけども、高浜原発、これについても今、審査が行われています。
それから沖縄県の普天間基地の移設問題ですね。
先の衆議院選挙でも、4つの選挙区すべてで小選挙区で反対派が勝利しましたね。
それからTPP交渉ですね。
地方の農業団体にはいろんな声があります。
批判的な声もあるし、前向きに捉えていこうという声もあります。
政府の判断によっては、こうした問題ですね、安倍政権のなんていうんですかね、支持率などにも影響してくるかもしれませんね。
それと去年の安倍総理大臣の会見など聞いていますと、ことし、憲法改正の問題が、政治のテーマになっていく可能性はあるんでしょうか?
そうですね、僕ね、それね、隠れたことしの政治のキーワードじゃないかと思うんですね。
というのも安倍さん、戦後レジームからの脱却ということを強調していましてね、憲法改正も歴史へのチャレンジだと、ただ高いハードルがあると答えているんですね。
そのハードルの1つは、連立を組む公明党の理解、もう1つは衆議院と同様、参議院でも3分の2の勢力を取れるかということなんですね。
そうすると先ほど、きょう、枝野幹事長が、この平成28年7月の参議院選挙がダブル選挙になるんじゃないかと言及したそうなんですが、政界ではそういう声もあるんですね。
2015/01/05(月) 14:05〜14:20
NHK総合1・神戸
情報まるごと[字]
▽ことしの政治 どう動く 【キャスター】小澤康喬,實石あづさ,【気象キャスター】奈良岡希実子
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出演者
【キャスター】小澤康喬,實石あづさ,【気象キャスター】奈良岡希実子
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ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 天気
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