おはようございます。
今日から始まります『渡辺篤史の建もの探訪』よろしくお願いします。
これがその後25年続く長寿番組のスタートでした
おはようございます渡辺篤史です
今日の『建もの探訪』は長年の感謝を込めた渡辺さんなんでも褒めてくれるからありがたいよ。
楽しくなってきた俺。
所ジョージさん
僕はもうこれ造るのが今一生懸命で昨日も徹夜なんですけど…。
清水国明さん
こうやって自分の音を聴いてもらうのってなんかパンツ見せるような感じなんですよね。
作家石田衣良さん
こっち動かしても…。
こっちいくら動かしても…。
そして料理研究家土井善晴さん
豪華4本立てでお送りします
さてどんな空間が待っているんでしょうか?
まず渡辺さんが訪れたのは山口県瀬戸内海に浮かぶ屋代島です
どうもどうも!
(清水)渡辺さんつかまえてもらえます?はい。
すいませんもやい結びしてください。
もやい結び?全然わかんないよ。
ど…どこだ?どこだ?ちょっと…。
漁船持ってるって事はどういう…。
私組合員でこちらの…はい。
自ら船を操縦して現れたのはアウトドア愛好家としても知られる
清水さんは17年前にも『建もの探訪』にご出演なさっています
こんにちは。
どうもどうもすみません。
お邪魔します。
どうも遠いところ…。
いやいやいやすごいですね。
福島県猪苗代町に清水さんが自ら建築した手造りのログハウスでした
清水さん今度は屋代島の沖片島と呼ばれる無人島に土地を取得
「ありが島」と名づけ移住の準備をしているそうなんです
今日本当によろしくお願いします。
よろしくお願いします。
どうもどうもようこそ。
これをつけて頂いてはい。
こうですか?ちょっとそれも違う…。
わざとやってないですか?ちょっと違いますよ。
こう?ああ…違う違う違う。
こうですこうです。
あ〜…瀬戸内海僕はねこんなに島が数あると思わなかったんですよ。
すごいですね。
はい。
でそのうちの1つの島をこれはお借りになったんですか?これはもうあの…購入ですね。
買ったんですか?はいはい。
あの島です。
これがそう?そう…あっちの島です。
はあ〜!形がいいですね。
ありが島ですか名前は。
はい。
サンキュー!でもあるわけね。
ありが島!へえ〜。
で人が住んでない無人島ですよね?そうですまったくの無人島ですね。
ただヤギはいますけどね。
おおヤギが。
野生の?野生のヤギです。
へえ〜!いや〜でも形のいいねこの山…島なんですけども実に美しいな。
これは気持ちいいけどね…。
あそこにヤギがいますね。
あれ白いのヤギですか?ヤギです。
あら〜!結構いますね。
本当だいっぱいいるわ。
おっ!もしかしたら…。
はい。
ちょっと見えましたね。
あれです。
ああ〜!かっこいい!素晴らしいわ。
もうほとんど完成じゃないですかね。
そうですね。
ははあ…。
すいませんどうも。
よいしょ。
よっ。
いよっ!いやいやいやいや…。
さて参りましょうか。
はい。
失礼します。
このあと清水さん渾身の作のログハウスにお邪魔します!
『建もの探訪』25周年スペシャル
瀬戸内海の無人島に建つ清水国明さんのログハウスです
なんかあの…福島で以前ね見せて頂いた時よりなんかすごい進歩を感じますよね。
そうですね。
ちょっとあの時よりも全然いいやつです。
すごいですね。
ええあの…仲間と協力してもらってですね…。
でこれは海の一部ですか?それとも…。
これはですね今海の一部にしたいんですけど真水の池なんですよ。
海水に入れ替えて入り江にして勝手に魚が入ってきて育つような…。
そういうのをやってみたいな…。
で釣ってきた魚をここに逃がしてここで大きくして食べちゃうとか…。
いや〜!すごい。
基礎がですねこっちでコンクリート練るわけにいかないのでこういうサイコロ型のやつを25個運んできたんですよ。
1メートル角のやつだからいくらか埋まってます。
それで下を地盤改良っていう事でコンクリートと混ぜて硬くしたんで…。
しかし切妻というかね大屋根ですよ。
庇がね美しいですよね。
このね柱すごく造形が美しいですよね。
ああここあのキングポストトラスですね。
これがログビルダーの腕の見せどころでですねこういうの…。
まああのアウトリガーって外に出してある種飾りなんですね。
やっぱりログハウスっぽいんですよねこういうのはですね。
かっこいいからやってる…。
なるほどね。
とても美しいですよ見ててね。
じゃあ失礼します。
どうぞどうぞ。
ちょっと今…どうぞ。
まだ造ったばっかりで…。
あら…。
しかし木の香りがねいいですね。
そうですね。
これがログハウスのいつまでもねこんな感じなんで。
このへんのね組み方ね。
そうですね。
これはあのサドルノッチの…4ポイント・サドルノッチっていうんですね。
サドルノッチっていうこういう馬の鞍みたいになってるので乾燥するとこれがセトリングっていって縮むんですね。
そうすると落ちてくるとこれがスッと滑り落ちるだけで隙間があかないようになる。
なるほどね。
だからログハウスって造った時がオギャーでですねそこから呼吸してどんどん成長していく…。
自分で伐採から皮むきからやったので1個1個に全部思い入れがありますね。
ログハウスは丸太が乾燥や重みで下がるので建具の上にわざと隙間をあけて造ります
あの風呂なんですけどこれを今朝までかかって僕が1人で造ったやつです。
1人で?1人でしたね。
この部分お風呂ですか。
そうそうそうそう。
まあ中はまだこんな感じなんですけど…。
朝までかかってコツコツコツコツとやったのとこれが昨日です。
その一昨日はこの階段を造りましてね。
はあ〜!今真っ最中。
あと電気もですねこれとそっちにもあるんですけど海岸に流れ着くじゃないですかこういう丸いやつ。
あれをチェーンソーで切ってその中に…。
あらららら〜!あと手作りの…。
これ?はい。
これは僕じゃなくてねブログ見てた人がプレゼントしてくれたんです。
はあ〜!へえ〜。
僕は木のあれを…。
これはクマ…クマですか。
そうですね。
あら〜!こうして見てるとなんか話したくなるようなね感じになりますよね。
ちょうどねこの辺から入った時に「こんにちは〜」みたいな…。
ああどうも。
どうも。
お邪魔してます。
ここはあの…ソーラー発電の電気なんでこれがインバーターをこの中にやってですね…。
はい。
この下に24個のバッテリーが置いてあるんですよ。
普通ソーラーってあの…売電するじゃないですか。
はい。
ただこの無人島は売電出来ないんですよ。
送電線がないから。
なるほど。
だからここで出来た電気は全部自分で使える。
平均的な家庭の使用量なら余裕でまかなえる6キロワットの発電能力を持つソーラーパネルを設置しました
これが出来る以前は発動発電機を使っていたそうですが…
ガソリンとか灯油で暮らしてたんですよ。
電気がないから。
そうするとああいいな…って言いながらドンドンドンドンってやってるとこう減っていくじゃないですか。
ところがソーラーの場合は使い切ってもまた充電するんですね。
う〜ん。
これってねすごいなんかこう…豊かな感じ。
なるほどね〜。
安心しますね。
ストレスたまらないですね。
ここで僕上で寝てるんですけどシーンと…そのドンドンドンという発電機の音がしない夜っていうのはこの間からもう味わってるんですけどいいですよね。
う〜ん。
昨日までこうごちゃごちゃしてたのを今日ようやく…これでもう宴会ですよみんなで。
うん!ええ。
もう…。
あんまり家具とか置かずに広いまんまにしておこうかなと。
これまたねあの…そこでこれ何畳ぐらい?って聞くのもおかしいんだけどもおよそどのぐらいの広さなんですかね?10メートルの8メートル…。
なるほどね。
80平米。
ですから。
う〜ん。
ここであの…もう何回かやったんですけどえっと…子供たちの合宿とかですね。
農家民宿ってあるじゃないですか農家に泊まるって。
僕は漁師さんやらせてもらってるから漁家民宿。
喜ぶでしょうね〜。
歓喜だよね!そうですね。
僕らよりも…。
僕はもうこれ造るのが今一生懸命で昨日も徹夜なんですけど子供が来るとずーっと元気に遊んでますね。
もうヤギ捕まえに行ったりカニとか…。
うち今6歳の息子がいるんですけどこいつがあの…ご多分に漏れずテレビゲームにハマってましてねピコピコピコピコやってる。
ところがここへ来ると1秒もゲームしない。
それすごいなあ!すごいですよ。
あれ?忘れたのかな?と思って。
持ってきてるんだけども見向きもせずにもう走り回って。
どこ行ったかなと思うと海岸でずーっとやってたりする。
はあ〜!ここで泳いだっていいんですもんね?ああそうですね。
う〜ん!今もうちょっとこれを向こうと繋ぐようにしてですね船も入れるようにするかな〜と思ったり…。
そして山は山でねこうして…。
山がいいですね。
ねえ〜。
ずーっと一日中見てられるよね。
うん。
すごいわ!ほらほら!絵だよ絵!あらすごいね〜!はあ〜!あ〜!これ本当にあの…丈夫そうだね。
これ丈夫なんですよ。
ええ。
ここで暮らすためのですね整備するのにまあ避難基地としてこれを持ってきたんですね。
ええええ。
簡単に設置出来るFRP製のドームハウスはログハウスが出来るまでの宿泊所
現在は倉庫兼作業小屋です
ここで苦労したのはですね水をどうするかっていうのが一番の問題だった。
ほんで掘りました。
ほんで今はそこから水を引っ張ってきてタンクにためてという…。
はあ〜。
トイレがですねバイオトイレ。
ええええええ。
においもないし環境にもいいと思って。
なるほどね。
無人島で一軒のお家を建ててって簡単に言いますけど実は水の事とかトイレの事とかね…。
電気の事とか…。
電気。
船の事とか…。
そうだ。
嫁さんの事とかって色々…。
そうだ。
中で写真とか見てもらえます?ぜひぜひ!僕のここの…。
プロセスを。
はい。
これを一日がかりですよね…。
階段?はい。
(叩く音)しっかりしてる…。
あ〜!こんな感じになってましてね。
いいですね。
なるほど。
広いわ!すごい広い!へえ〜。
あら〜!うわ〜!すごいな〜!
(笑い)いい景色ですね〜。
うわ〜!ここから見てるのはですね…魚を見てるんですよ。
なぜあの船があそこにいるのかなっていう事とか鳥が飛んでるな…とかですね。
ここで釣った魚はうまそうだな〜!美味しいでしょ?うまいですね。
ここからまあ一応あの…テレビの仕事とかある時もここから通っちゃおうという…。
なるほど。
へえ〜。
ここですごす時間が多いほどなんか豊かな気が今はしてます。
そこ…ちょっと汚れてるんですけど座れます?はいはい。
今日までの歴史がこれにあるんですけど。
千葉の勝浦から大型トレーラーっちゅうかこれに3台分…。
はあ〜!
材料の丸太は2013年に千葉の勝浦で伐採乾燥させたもの
今年5月に北軽井沢に運んで皮むきなどの加工と仮組みを行いました
9月に山口まで陸送しそこから台船と呼ばれる大型の運搬船で重機などと一緒に島へ運び込みました
多くの人たちの協力のもと計画は進められています
え〜2階が畳で言うと40畳ぐらいですか。
およそね。
これからこう間仕切りして3部屋になるんですよ。
なるほど。
でもこれをほとんど1人でね造っちゃったっていうのがすごいよな〜。
今回はね…こういうの面倒くさいんですよ。
この天井の裏…裏でしょ?これ。
表貼って…。
きつかったですか?きつかった…。
あの…ありが島ってここ感動の島なんですけどいつ一番感動出来るかっていうとここで1日か2日3日すごして自分の家に帰った瞬間に感動出来るんですよ。
なるほどね。
あっ水が出る!とかですねあっあったかい!とかトイレ流れる!とかっていう事をね僕なんかは当たり前になってるけどここでしばらく過ごしてると本当にありがたいなと思いますね。
だからもっと楽しい事をして感動するっていうこの感動ってのはどんどん贅沢になって感動幅が少なくなるんですね。
ところが1回無人島…このありが島なんかでグーッと最低…食べるものないっていうところから現状に戻った瞬間で感動出来るわけですね。
なるほどなるほど。
ロマンじゃないですか。
誰かが言ってましたけど「男のロマン女房の不満」って言うらしいんですけどこれまさにそれですよ。
今日久しぶりに来るって言ってるんですけど…。
奥さん?ええ。
と国ちゃんは?国太郎と2人で。
あら嬉しいじゃないですか!
(国太郎くん)パパ〜!とぅ〜!ああ〜!よし!イエーイ!どうも。
(敬子さん)お世話になります。
よろしく!
(敬子さん)よろしくお願いします。
ボンジュール。
ボンジュール。
奥さんと息子国太郎くんが到着
前回島に来たのはログハウスがまだ影も形もない頃でした
さてどんな反応を見せてくれるんでしょうか?
ここ?よいしょ。
えっこっちじゃないの?どうぞ。
(国太郎くん)やっほ〜!わあ!すげえ!おお〜うちより広い!
(清水)広いっしょ?いいねえ。
ああ〜ああ〜!
(清水)すごいっしょ!うわっ高いとこ恐怖症だから…。
(清水)手すりとかまだ作ってないから気をつけろ。
(国太郎くん)2階も広い〜!へえ誰と住むの?ここ。
誰と住むの?
ご家族久々の対面のあと清水さんおすすめの裏山へのトレッキングに出かけました
ひえ〜!すごいねこの景色!清水さんすごいっすね!
(清水)ここすごいですよ。
へえ〜!うわあきれい!鏡のように…。
(清水)こっちはね。
ねえ!へえ〜!海がさほら今遠くから風が吹いてきてさざ波ですよね。
それぐらいよ。
鏡。
そしてブルーだよ!海がほら!でこれずーっと海岸線がさなんの工事もされずに生まれたまんまで残ってるわけだ。
へえ〜!いやいやいや…。
表もいいけどねこれはすごいっすね。
清水さ〜ん!断崖絶壁だよ。
ねえほら。
これすごいよ!いやあ…。
家を建てたくなる気持ちもわかるけどもでも思いますよやらないよな普通な。
やってる!あの人。
ハハッ!すごいわ!
このあと渡辺さん海の幸に舌鼓!
う〜ん!
さて瀬戸内の絶景に心が満たされた渡辺さん
お腹の方も満たしたいところですが…
どうもどうもお疲れさまです。
あ〜どうも。
お疲れです!すいませんじゃあ頂きます。
どうぞ!いや〜これで…。
お先に。
(清水)どうぞ!言葉もないよ。
美味しいなんてもんじゃないよ。
すごいわ。
う〜ん!
(清水)うまいっすよね!うまいね!この海のね栄養を頂いてる感じ。
ここで鯛を手にした清水さんが見せてくれたのは…
通常の20倍の早さで食材を凍らせる液体式の急速冷凍機
細胞を壊さないためとれたての味を長く維持出来るんだそうです
清水さんは無人島への移住を地元周防大島町に貢献するものにしたいと考えました
そのため漁業組合に加入し冷凍機を使って島の海の幸を日本中に届ける事を仕事にしようと計画しています
(国太郎くん)うわあ美味しそう!
(清水)今度は刺し身刺し身!国太郎お前の肉だけどパパ食べていいか?肉食いたくて…。
うめえ…!ハハハハハ!あのね竜宮城ってあるね!ここだよここ!竜宮城だよ!うん。
続いて渡辺さんが訪れたのは東京都下武蔵野の山々に抱かれるように建つこちらのお宅
(ノック)いらっしゃいませ。
あっどうも!いらっしゃいませ。
待ってました。
よろしくお願いします!ご苦労さまでございます。
いやいやいや…。
歌手俳優司会者などマルチに活躍する
こちらは所さんが全国数か所に所有する遊びの基地ベースの一つです
春夏秋冬よさそうでそしてまた庭の方が紅葉がね…。
ハハハ!そんな…そんな…。
渡辺さん面白いなもう!これね本当あれなんですよテレビをご覧の皆様打ち合わせしてるんじゃないんですよ?見てないんですよ本当に。
毎回そうなんですか?毎回そうなの。
ぶっつけ本番。
ぶっつけ本番で?多分楽しいと思いますよ。
庭からいきますか?それともこっちからいきますか?ちょっとねまずね…。
なんですか?この外観!なんですか!外観って。
これね『建もの探訪』でお伺いする家は素敵なんだけどもこれこの建物の中に3つ4つ入るようなね…。
これね間違えたんです。
間違えた?間違えた。
これはねまあこういう平屋が欲しいなっていうモデルが出来るじゃないですか。
設計図面?図面が。
その時にかみさんが居間をなんか40…畳40畳かなんかそういうふうな指示をしたらしいんですよ。
それをなんか40平米だか40坪だかなんかその辺が単位が間違ってたらしいんですよ。
その大きさでどんどんそれを中心に造ったからこんな軍艦みたいなお家になっちゃったんですよ。
だから本当はもうちょっとこじんまりした家に住もうと思ってたんですよ。
でも面白かったですよ。
これ建ててる時お茶屋さんとかあるじゃないですか自動販売機の。
あの営業の人が旅館が建つと思ったらしくて来ましたよ営業に。
違うからっつってお断りしましたけどね。
これ裏側ですよ。
いや裏側なんだけども…。
裏側でこんなに話すんですか?いやいやいや…。
でアプローチがだってアメリカかなんかの家みたいですよね。
面白いんですよ。
そこが坂道で前が森だから。
でそっち側が畑でずーっと何もないんで…宅地化されてないんで。
だもんだからここ人のアクセスがないんですよ。
そうか。
どこからもこう…。
だから裸でいても大丈夫ですよ。
ねえ。
今日カメラがなければ別に2人裸でも大丈夫。
東京で仕事してるじゃないですか。
ここ東京じゃないですかまだ。
その東京なのになんかすごい田舎に来た感じで…。
すごい時間が短くて田舎に来た感じがするんで嬉しくなるんですよ。
どうしても事務所とか自宅にいるとせわしないんであれやんなきゃこれやんなきゃってやってるじゃないですか。
ここに来ると何もしないんで…。
自分のものをたいして置いてないからやりようがないからここに来るとなんかちょっと楽になりますね。
サザンカのねピンクの花がいいですよね。
そんなとこちゃんと見た事ないですけどね。
渡辺さんなんでも褒めてくれるからありがたいよ。
楽しくなってきた俺。
ケヤキ!形すごい…。
そのケヤキをこうやって…。
やめてくださいよ。
シンボルツリーですよねまさにねこれね。
じゃあ中の方よろしくお願いします。
楽しいななんか。
失礼します。
なんか芸能界の大先輩を引き連れてどうぞっていうのもおかしいですね。
そんな感じですよ。
すごいなあ。
ここで確認しておこう。
この方はですねテレビ白黒時代からやってらっしゃるんですよ。
本当にええ。
その頃から主役です。
いやいや…。
本当になんかこうまあ楽になれる空間というか…。
この土間がいいでしょ?ねえ。
ちょっと水まいてないんだけど。
すごい木がまたね…。
いやいやいや。
この土間がいいんですよ。
そこにひっくり返りながらたき火してるとすごく楽しいです。
失礼します。
いやあったかい。
あったかいんですよ。
相当広い空間ですけどもなんかこれ1つで…。
あと広くて土間だからこの辺のでっかい鎌だなんだが嫌じゃないんですよね。
これ普通の家にこの鎌置いてあったら嫌ですよ。
玄関先に置いてあったら。
吹き抜けてますよね。
天井高い。
これまあ2階プラスアルファっていうか大体6メーターぐらいあるんですかね?これね。
ありますかね。
これはちょっとムダな空間ですけどね。
木組みでブリッジになってるでしょ。
これなんか交流が図れるっていうかね…。
そこをちょっと出るだけでも庭気持ちいいですよ。
その前にちょっとこれ…。
これ水張ってあるだけですよ。
室内に水張ってある。
まあそのうち何かやろうかなと思うんですけど。
それが表と繋がってる感じにも見えますよね。
そのうち何かしようかなとは思いますけどね。
これじゃなんとなくね…。
ダイナミックなんでねもう本当に…。
ここ気持ちいいんですよ。
ああああ〜…。
これ気持ちいいでしょ?はあ〜やられた。
やられましたか。
やられた。
そこ桜満開になるんですよ。
あっこれ桜の木だ。
桜の木なんですよ。
うわ〜シンボルツリー!中に入れば桜だ。
だから花見の時はここ最高ですね。
みんな来たがるでしょ?ええ。
それでこちらは紅葉。
そうですね。
今これちょっと赤いね。
この看板バカでしょ?これ。
これがいいじゃない。
これねちょっと前に北野武さんと『FAMOSO』って本を作ってたんですよ。
ニセモノの嘘ばっかりの本を。
それの時に「御休憩所初恋」っていうのをねちょっと使いたかったんですよ。
じゃあもうそのまま造っちゃってそういう感じにしようかなっていうんで…。
雑誌の写真のためにこれ…。
あっそうなんですか。
「お休み所初恋」って…。
(笑い)うわ〜!ここから行くとそこの山道をずーっと登っていくと上まで行けるんですよ。
頂上?ええ頂上まで行けるんですよ。
そうするとそっちの眺めはすごいきれい。
すごいだろうねえ。
あと一番上にもうちょっと…ベンチ座ってちょっとお茶が一杯沸かせるぐらいのところも造りたいですね。
なんかここで野球も出来そうですね。
ここはみんなでねラジコンで遊んでますここで。
そうかラジコンでね。
飛ばしたりなんかね…。
これはなんなんですか?この石は。
どれですか?あっそこはあっち側から見えるちょっとした滝みたいな…。
ああそうか!源だ。
これの…奥の方にね井戸があるんですよ。
その井戸水をここへ出してるんです。
でためて流して…。
それでそこに植わってるのはあれ蓮?蓮ですね。
おお〜蓮池!あと魚がいっぱいいますよ。
今?ええ。
この間フナはみんないかれちゃったみたいだけど…。
あら〜…。
たくさんいるんですよ魚。
あっ本当だ!うわ〜これすごい!だから子供が増えたんですよねきっとね。
居心地がいいんだよな。
すごい数だね。
へえ〜。
これまた明治乳業…。
事務所にあったものを持ってきてそれに座ってるんです。
ちょっとまたここのスペースも…。
ここはねそこで何かちょっと火ぃたいたりなんかして…。
うわ〜もう何人も座れますね。
これにこうやって座ってるだけで気持ちいいですもん。
そうですね。
ああ滝の効果がねありますよね。
ああなんか何も考えないでボケーッとね…。
そうなんですよね。
ちょっといいですか?芝の方をね…。
うわ〜…。
はあ〜…!気持ちいいですよね。
すごい気持ちいい。
向こうももちろん気持ちいいけどもこの気持ちよさもありますよね。
こっちからの眺めがすごくいいでしょ?あっ本当だ。
うわ〜…。
それでね芝のところで遊んでてトイレ行きたくなって中入るの大変じゃないですか。
だからもう外にトイレ造ったんですよ。
あれトイレ?そのために?なんかしゃれてますよあれ。
なかなかここで用を足したくなりますよ。
そうよね。
なんかわざわざここに来たくなっちゃうような…。
かわいらしいでしょ?ああ!また天蓋が…。
褒めてくれる。
トイレですよこれ。
いやいや。
へえ〜。
だからあれですよね。
誰にも邪魔される事なく散歩するのには最高ですよ。
もう本当にプライバシー守る状況ですからここでね素っ裸でここ走ったっていいっていうのはそれが嬉しいですよね。
今日気持ちいいですよね風もね。
うんすごく…。
風が気持ちいいっていうか渡辺さんが褒めてるから気持ちいいんでしょうねきっと。
私の取材させて頂いてるのは都心が多いでしょ?何しろ都心…郊外でも多少遠慮するところがあるんですよ。
でもこの建ものは周りに対しての遠慮がない。
それはあれですよ。
僕もねどこからか遠慮なくなりましたね。
初めの頃は「いやそんなの建てたら芸能人としてあれなんじゃない?なんか言われるんじゃないの?」なんていうのが30代頃40代もありましたね。
ただもう60になると「だから何が悪いの?」とかって開き直りになってきちゃったのがあるな。
でもそこからね離れてドーンと開放感に浸れる…。
茶の間で多分20代30代の方も見てると思うんですけどそういう方はいやそこがピークじゃないから。
6070も面白いから。
これ言っておかないと。
そうですね。
しかし気持ちいいわ。
また日がパーッ輝いて…。
気持ちいいでしょ?いいですねえ。
ちょっと走っていいですかね?走らなくてもいいんじゃないですか?渡辺さん走る必要ないと思います。
いやいや気持ちいいもんだって。
ああここのところにゴルフボール持ってきたらよかったね。
打ち込むっていうのもね渡辺さんにね。
「何するんだ!」っていうぐらいね。
ハハハハハ…。
ちょうど渡辺さんがいる辺りにちょっとした小屋を造りたいんですよ。
ここに?そこに。
離れ?お茶が飲めるようなの。
いいなあ。
母屋見ながらね山見ながら…。
へえ〜。
へえ〜。
遠いな。
こんな遠い会話ないよね。
「おーい!」とか言いながら。
でも向こうからこの建物見て姿がいいですよね。
バランス結構取れてますよね。
いいでしょ?少し高床にして。
これがいい感じですよね。
ちょっと待ってね息がね…。
自分で走るって言ったんじゃないですか。
自分で走るって言ったんじゃない。
走ってくださいなんて言ってないですよ誰も。
(所の笑い)ああオーケーです。
よしじゃあ…。
このあといよいよ所邸の内部を探訪します
『建もの探訪』25周年スペシャル
武蔵野の自然豊かな場所に立つ所ジョージさんのお宅にお邪魔しています
じゃあそろそろまた中に戻りますか。
ねえ。
すいません。
じゃあどうぞ。
はい。
失礼します。
どうぞスリッパでも。
おー!おー!あと木がちょっと林みたいになってますよねこの丸太。
ねえこれで支えてるわけだ。
そうなんです。
へえー。
あっここにも薪ストーブがね。
そうなんですよストーブ…やっぱ火見てるとずっとそこにいますね。
なんか飽きませんよね。
ええ。
ところどころ照明ね白熱で。
こちらなんか滴のような。
で奥がキッチンで。
これまた広いねえ!ここで走るなよって…。
昔の豪農というかね。
ああ。
名主というかね。
農家の感じが出てますよね。
食器がやっぱみんな古いんで。
そうそうそうそう。
そうなんですよ。
これはねかみさんと僕がまだ20代の頃から好きなんですよ伊万里が。
でたくさんうちあるんですよ。
別に集めてるわけじゃないんだけど好きで買ってたら集まっちゃったみたいな。
一部ちょっとね失礼して。
今あれですよ。
そういう茶碗は碗ものはそんな人気ないんで…。
あっそうですか?意外と時代があっても安いですよ碗ものは。
これからなんかいいなと思った人はこの茶碗から始めるとお安くあがります。
なるほど。
あっちゃんとね金継ぎしてあって…。
これはかみさんと俺がやるんですよ。
継ぎは全部うちですよ。
えっ!?自宅で。
その辺の継ぎ師よりうまいですねうちのが。
ええ。
夜中こう金を張っちゃあコンコンコンなんてやってますよ。
オリジナルでなんにも傷がないのもいいんだけどこうしてちょっとね。
そうなんですよ。
いいですよね。
あといびつなのとかね。
捨てるに惜しいなっていうぐらいの方がいいんですよ。
こういうのって多分作った人がこれは売りものにならないなって捨ててたと思うんですよ。
そこで生き残ってる感がいいんですよね。
なるほどね。
これがね。
うん。
でもこれお皿の事やり出したらもう話終わんないですよ。
そうですね。
そうですね。
あと厨房の使い勝手ったってもう見てる人に想像してもらってっていう事ですよね。
それで次どの辺行きましょうかね?ずっと…どんどん奥行きますか。
すいません。
ここはちょっとした廊下ですよ。
あー…。
なんかこの余白空間が…。
ええ。
日なたぼっこしてもいいですけどね。
トップライトからね。
そこ全開に開けてこっちも開けとくとすごい風が通って気持ちいいんです。
そうだ気持ちいいだろうね。
へえーなるほど。
こっちから出ると…。
ここがお風呂ですね。
このお風呂が…。
うわー…。
超気持ちいいんですよ渡辺さん。
はあー!ここが開くんですよ。
超気持ちいいんですよ。
引き込みで。
桜ですよそこ。
うわー…たあー…。
ここ気持ちいいでしょ?うおー!ずっと入ってますよここお風呂。
これ桜満開の時にはどうなんだろうねえ。
ずっと入ってますね。
でしょうね。
いやいやいやいや…。
もうねなんだか語ってられない気持ちだね。
このだけど桜も大木よね?大木ですねこれ。
すごいな。
すんごい素敵なの。
お湯入れましょうか?なんて…。
(笑い)服着てるのに。
ここがもうこれ和室ね。
おっ!失礼します。
うわー!気持ちいいですよここ全開で開けるとここも。
ねえ。
はあー…。
すいません。
ありがとうございます。
いえいえ。
おっおおおー…。
所さんが小さく見えるわ。
え?気持ちいいじゃないですかここ。
ここが開いた方がいいか。
あー…。
あーいいですね。
すんごい気持ちいいですよ。
どのぐらいあるのかな?3…1240以上だねおよそね。
それがうん屋根いいですよね。
庇が深いのがいいねやっぱりね。
そうなんですよ。
庇がちょっと見えるのがいいですよね。
ちょっと見えるのがいい。
はあー…。
なんて気持ちいいとこなんでしょうね。
すごい。
もう気持ちいいですよね。
気持ちいいですね…。
ええ。
縁先という感じでね。
そうなんです。
紅葉も赤くなったなぐらいの感じでね。
ふーん…。
これまたさデッキスペースだってすごい広さですよね。
すごい居心地いいです。
なんかお茶はやるんですか?茶道は?やらないです。
ああ。
ただうちは緑茶はあれですね深蒸ししか飲まないですね。
真緑にならないと飲まないですね。
なるほどなるほど。
埼玉茶どころですもんね。
なのに静岡のお茶飲んでるんですよね。
あら!どういう事なんでしょうかね?うーん…。
あー!
(所の笑い)あー…。
そこにお茶が運ばれてきたら最高でしょ?最高ですよ。
お茶を飲むのになんか器選びません?どれか好きな絵柄のやつ…。
これすごいわ。
好きな絵柄のどうぞ。
おー…わかりやすくこの辺いってみましょうか。
ねえ市松。
市松模様。
知らないうちに集まっちゃったんです。
好きなんだな。
もともと美術というかねそういう事に興味があるというか。
継ぎのしてあるやつにしよう。
ゆうちゃーん!いねえな。
うちの誰もいねえのかな。
(笑い)じゃあゆっくりしててください。
僕いれてきますよ。
えっ!?日本茶あるのかな。
いやもうなんでも結構ですよ。
ちょっと待っててください。
すいません。
これ面白いよ。
へえー…。
あれだけ静岡のお茶が美味しいって言ってるのにここめったに来ないから静岡のお茶なかったんですよ。
あら…。
なんかほらきれいな緑にならなかったんですけど。
いやでも…。
なんか美味しそうですよいかにも。
いや…。
いただきます。
いやいやいや…悔しい。
こんな事なら持ってくればよかった。
でも美味しいですよ。
そうですか?ええ。
でもなんかあれですよねお家で例えばこう…うちにも暖炉があって冬は暖炉焚いてるんですよ。
だから薪も一年ぐらい乾かさないと燃えないから順番を入れ替えるじゃないですか。
その作業が増えたり。
はい。
煙突が抜きが悪くなったらあれ別に煙突が詰まるわけじゃなくて周りに煤がたまると空気が流れなくなるだけなんで煤落とすじゃないですか。
はい。
3階まであれを全部持って上ってっていうなんかなんだろう…。
色んな事を経験出来るじゃないですか。
それが面白いですね。
なるほどね。
木が一本邪魔だなっていうのを植木屋さんを頼んで切っちゃったら多分ドラマチックなところと面白いところを全部植木屋さんにお金を払って経験してもらっちゃってる事になっちゃうんです。
わかりやすいですね。
それやっぱ自分でやった方が色んなドラマになりますよ。
去年の秋に柿が…柿をすんごい脚立立ててリンゴ農園に売ってるようなねもう3メーター以上の脚立立てて全部落としたんですよ。
柿食べたくて。
二百何個もいで中庭に置いといて褒められるかと思ったらこんな全部もいじゃってって怒られて。
でもお父さんとしては三脚立てたから今全部やっつけたくなっちゃったんですよね。
だから今年は柿もぐの禁止になったんですよ。
ハハハハッ…。
ええ。
でもそういうのが含めて面白いですね。
この下なんか岩があるらしいんですよ。
岩盤か。
これ変な話なんですけど温泉掘ろうとしたんですよここに。
そしたら調べたら岩盤があって掘れないって言われちゃったんですよ。
へえー。
バカでしょ?いやいやそんな…。
温泉掘ろうとしてたってのは。
それはねちょっとね。
今まで所さんの…僕の感じではどっちかっていえばアメリカの西海岸っていうかねそんな感じがしててでずっとその延長にあるのかなと…。
これあるんですよ。
あのねアメリカ人って日本の事よく知らないから屏風をこう立てないで絵のように壁に飾ったりするんだって。
あれかっこいいと思うんですよ僕。
江戸時代の器とか。
そういう…だからどちらかと言ったらアメリカ志向だと思いますけど。
なるほどね。
所邸探訪の続きは番組後半で
続いての渡辺さんの探訪先は光溢れる螺旋階段を下りたところにあります
ああ…。
(ノック)失礼します。
どうも。
ようこそいらっしゃいませ。
はじめまして渡辺です。
石田と申します。
こちらこそよろしくお願いします。
石田衣良さん
ベストセラー『池袋ウエストゲートパーク』でデビュー
『4TEEN』で直木賞も受賞した大人気作家です
今日は楽しみにやって参りました。
ありがとうございます。
ぜひ拝見します。
ではではどうぞ。
よろしくお願いします。
はいご覧ください。
はいお入りください。
失礼します。
はあ〜…。
このあとの渡辺さん仕事を忘れてお楽しみ?
ではこちらどうぞ。
お入りください。
失礼します。
はあ〜…。
いやいやいや…。
なんですかねムダに広いというか…。
この広がりは…ねえ。
もちろんお仕事…ねえ。
いい環境です。
でも本当にテーブル1個あればいいんですけどね。
あとはもう全部おまけで。
なるほど。
打ち合わせとかで使ってるのがメーンなんですけどこちら側は。
石田さんの仕事部屋はご自宅の地下1階
南側の広いドライエリアから日差しがたっぷりと入って地下である事を忘れてしまいそうになります
しかも広さはなんと52畳
小さい家ならすっぽり中に入ってしまいます
どうしてもわたくしオーディオ機器の方に…。
はい。
今日ねわたくしね持参致しましたよ。
えっレコードですか?うわっ!僕でもレコード最近また再び復活したので自信があんまりないんだよな。
いやいやいやいやいや…。
マイルス・デイヴィスですね。
色々ね勝手に…。
またまたすごいですね。
ダヴィッド・オイストラフですね。
『トリプル・コンチェルト』。
なんかアナログっていいんですよね。
いいんですよ。
最近ねこればっかりですよ。
なんででしょうね。
CDよりなぜか音がいいという…。
そうなんですよ。
どうぞどうぞ。
すいません失礼します。
一応CDもね何枚か持ってきました。
そうでしたか。
まあ恐ろしいですね。
すごいな〜!これ…それでね最近わたくしが出した本なんですよ。
まあありがとうございます。
拝見します。
ほお…。
ここにも…。
この家を建てる時に実はちょっと参考にしてるんですよ。
拝見したので。
あら〜ありがとうございます。
なんとなく…。
テレビで見ていた番組なのでちょっと緊張しますね。
そうですか?ええもうお好きにご覧になってください。
これが…アメリカのスピーカーだったんですけれどもなんとなくヨーロッパにいったという。
でこれが311の時に倒れてしまって。
パキッと割れて。
あららら…。
でも音はちゃんと出るのでそのまま…。
オーストリアのスピーカーですね。
オーストリア?はい。
やっぱりでもデザインですねこうして見ると。
やっぱりこんなデザインってちょっとなかなか日本のメーカーからは出しにくいので。
邪魔ですからね。
いやいやいや〜もう即今ね聴かせて頂きたいんですがその前にちょっとね…。
これもうすごいですね。
やっぱりレコードのジャケットって画になりますよね。
そうですね。
昔の古いペーパーバッグとか文庫本の2段重ねとかになってるんですよ。
なのでそういうのを隠すボロ隠しにジャケットサイズの本棚に全部作ってもらったんですよね。
それドーンとですからね。
はい。
壁の二面をほぼ…。
ああ〜気持ちいいですね。
しかし興味そそられるな…すごいな。
モーツァルトが大好きなんですよね?ええ好きですけどやっぱり本当にルネサンスから現代音楽までダーッと並んでいる感じで。
モーツァルトの箱隣がバッハとグールドの箱っていう感じでギュッと詰め込んであるんですよね。
なるほど。
そして1…2段上がってこちらがお仕事の場なんですよね。
はい仕事用の机です。
うーん聖域だからね。
いえいえもう全然。
うちの子供たちは仕事してるとワーッと入ってきてお菓子買いに行くからお小遣いくれとか言ってますよ。
僕は全くピリピリしない方なので書いていても。
大丈夫です。
座っていいですか?どうぞどうぞ。
はい。
失礼します。
はあ〜…。
ここでね色々…。
でこれは執筆の時用の小型…。
これもちょっとハイエンドのやつですね。
かわいいですよこういうのね。
デザインいいな〜もう。
しかしすごいですねこの空間は。
でも夜中に仕事をしていて2時とか3時になってパッて顔を上げてぼんやり薄暗いところでここだけ電気つけて仕事してますからすごい寂しくなりますね。
はあ〜…。
なんか寂しさをね地球の表面じゃなくてドーンとそれこそ中心の方までね下がっちゃったらそこからまた時計の振り子じゃないけどもスーッと上ってくるのかなんて思いますけども。
1回そういう事をやらないとダメなんじゃないでしょうか。
ああそうですね。
地下ですよね。
でも相当な深さですよね。
そうですねここは地下室なのでやっぱりヘッドルームがないとすごい圧迫感がありますから天井を高くとってほしいという事は言ったんですよね。
なので3.5メートルぐらいあるんですけど。
でもまあ書いてる間はもうどうせにっちもさっちもいかずにウンウン言ってるわけですから本当に周りはあんまり関係ないんですよね。
僕割と喫茶店でもどこでも書けるクチなので。
そうですか。
丸々ムダなスペースかなと思う事もあるんですけど。
こちらはまた…。
これは机のそばでイタズラする用にまた別のタイプのを置きたいなと思って。
これはまたどちらのですか?これはイスラエルのですね。
へえ〜。
カッチカチなんですよ。
そうなんですか?すごい硬くて。
ええ。
ミサイルのコーンに使う超硬質ジュラルミンみたいなものらしいんですけど。
すごいね…これ触ってみないとわからないというか当然重たいですよね。
まあでも音楽は道楽っていうか本当に趣味なので。
楽しいですねでもね本当に。
楽しいですよ。
だんだんわたくしね色々CDとかレコードとか拝見してますと音をどうしても聴きたくなるんですけどよろしいですかね?いいですよはい。
「LadiesandgentlemenLambert,Hendricks&Bavan」イエーイ!「
(歓声)」「Thankyouverymuchladiesandgentlemen」「
(レコードの音声)」
(レコードの音楽)これ楽しいですね。
楽しいですよねこれね。
これジャズの曲を歌詞つけて…。
なかなか楽しいですよ。
いやいやいや…これだけどすごいですね!面白いなぁ音楽って。
へえ〜。
いやあなかなかですね。
すいませんありがとうございます。
いやあでもねこうやって何げなく音楽を聴いてますけどこうやって自分の音を聴いてもらうのってなんかパンツ見せるような感じなんですよね。
猛烈に恥ずかしいんですよ。
いつもこんなの聴いてやがるんだみたいな感じなので。
でもこの部屋って本当に道楽の部分が本当に多いので。
机のところだけで仕事は済みますからここは打ち合わせをしたり音楽を聴いたり本を読んだりというぼんやりするスペースなので。
とてもなんか素晴らしい。
これは設計家が任されて全部デザインしたんですか?それとも…。
もうほとんどお任せですね。
最初に15分ぐらい説明をしてここの施工会社の若手の建築士の人が造ってくれて最初に上がってきた3案のうちの1つです。
あんまりグチグチ言わないで…。
あの…なんでしょうね?人生の中で大事な事は本当はあんまり大事じゃなくてなんか小さな事にこだわった方がいいと思うんですよね。
結婚とか家とか…まあ不動産でもそうですけどそういうものすごく大事な事って感覚でいいんじゃない?ぐらいで決めて。
今日のお昼ご飯とか明日どこに出かけるみたいな事を真剣に考えた方が楽しいと思うんですよね。
頭って考えすぎるとよく間違えるじゃないですか。
なのでそれで決めちゃって…。
だから逆に若い人なんかバンバン結婚しちゃえばいいのにね。
離婚出来るんですからね。
ちょっといいと思えば一緒になっちゃえばいいのにって思いますね。
天井高い。
幅もあるしで本当になんか自由になれる空間ですよね。
ただもう天井電球を換えるの怖いんですよね。
8尺の脚立の一番上に乗って1人で換えるので3つか4つ切れてからじゃないと換えません。
面倒くさいから。
なるほどねそうか。
さてアールのコーナーといいますか…。
そうですね。
全部直線なので曲線を1つという事でリクエストしたんですけど。
手元隠しのシンク。
そしてIHの…。
そうですね。
あっ!やっぱりなぁ。
ここからね…。
いいですねこれもね。
音を聴きながらそして雰囲気をこうね味わいながら何か出来るって事ですよね。
部屋が全部真っ白なのでところどころに差し色をして鮮やかな色を置いてくれっていう注文は出しましたね。
なので黄色とグリーンですねここは。
でこちらの赤い扉がトイレになります。
失礼します。
この赤がまた…ねえ。
そうですね。
強い赤ですね。
イタリアンレッドというか。
はあ…いいスペースだ。
賞状置き場ですね。
これだけども普通は神棚的というかね…。
いやあ賞状とかトロフィーはちょっと恥ずかしくてそんなに表に出せないようなものじゃないですか。
いや…まあもちろんそういう事もありますけども。
でも一番なんかねいいとこなんじゃないでしょうかね。
はい僕もそう思います。
トイレぐらいが置き場としてはベストだと思うんですけど。
それと一番自分が解放されるっていうかね。
色々拝見しますとまた長くなっちゃうんであれですけど。
色がすごくいいわ。
ねえ。
そしてこの辺が余白なんですけども。
でここは例によってこうフルオープンになる…。
ああ〜気持ちいい。
またこれ開けると随分…。
そうですね風が抜けます。
いいですよね気持ちよくて。
夏は花火なんかをちょっとやったりして。
見上げて青空…うわ〜画になる!ちょっと日本じゃないみたいよ!すごいよ。
ふーん。
これ入れたらまたさらに20畳プラスくらいだな。
そうですね。
70畳ぐらいになりますよね。
しかしこの階段ねやっぱり結構画になるというか。
利きますねやっぱり階段は。
まあそんなに使う事もないから予算の関係で削ってもいいよって言ったら建築士の方が階段を削るのはやめてくださいって言ってましたからね。
やっぱりこの画の事を考えてたんでしょうね。
そうかそうか。
いやいやいやいや…すごいですね。
本当に本の数もすごいです。
そしてまたレコードCD…ねえ。
ここはまあ僕の本で上の方は海外版ですね。
翻訳のやつですね僕の本の。
ただ自分で作ってるものはわからないんですよね基本的に。
あのやっぱり…なんでしょうね?よく占い師の人が自分の未来はわからないって言いますけれど作家も自分の本だけはわからないんですよね。
人のものを読んで評価は出来るんですけど…。
なので自分でもよくわからないですね。
なのでもう全部上がったものは人に委ねてしまうっていう事になりますかね。
はあ〜そうか。
初めて僕聞きましたねこの話。
へえ〜そういうものなのかな。
誰よりもわかっているつもりででも誰よりもわからないっていう…。
なのでまあ迷ってしまうのがずっと続くって事ですかね。
あっそういえばこれが…。
ちょっとこちらをご覧ください。
これが直木賞の正賞の賞品です。
はあ〜!嬉しいね初めて…。
これ…。
これが正賞の銀の懐中時計なんですよ。
うわあ素敵!へえ〜!こんなのいいのかな?ねえ。
ではもう1曲
(レコードの音楽)
ともにオーディオ好きのお二人
いつまでもお話が尽きる事はありませんでした
『建もの探訪』25周年スペシャル
続いてはこちらの斬新な建もの
失礼します。
どうも渡辺です。
よろしくお願いします。
こんにちは。
はじめまして。
どうも土井でございます。
今日はすいませんお忙しいところを。
いえいえ。
どうぞ。
はい失礼します。
土井善晴さん
テレビ朝日『おかずのクッキング』でもおなじみの人気料理研究家です
雨の中をありがとうございます。
あいにく雨ですけど…。
でもとてもなんか明るいんですよね。
そうですよねここ吹き抜けになってますから。
モダンな建ものですね。
そうですね。
完成したのはいつ頃なんですか?もうね10年以上になるんですけどもね。
いやいやこの窓枠がとってもなんか印象的ですよね。
そうですね。
で庇がそこまでいってますから。
そうですねあの庇っていうか…結局収納庫になってるんですね。
これを収納するんですよ。
これが上がって…いわゆるシャッターですからこれ全面的に上がるんですね。
なんでしたらすぐに上げてみましょうか?いいですか?すいません。
あららら…!いやいやいや壁が動くんだ。
そうですねそういう意味では壁が動くんですね。
すごい。
まさにあれですね外との一体感ですよね。
そうですね。
うーん。
いやいやいや…。
これまた成長してだいぶ緑も濃くなったんじゃないですか?そうですねここの前もねこちらからきれいに見えるというふうに…。
緑だけじゃなくて花もなんかね…。
そうですねこの辺は私が実際に料理で使えるようなね10種類ぐらいはその季節になりますとね色々と使えるものがあるんですね。
ここはね坂さんなんですよ。
坂茂っていう建築家が…。
あっ知ってますよ。
紙のロールの柱とか…。
今年プリツカー賞を…。
ノーベル賞のね。
プリツカー賞もらいましたよね。
もう30になるかならないかぐらいからまあ友人で。
いつかは坂さんにって言ってたのがそれがまあその時に実現したんですけどもね。
私が和食らしい木造建築の日本家屋に入ったら何も変わらないわけじゃないですか。
だけどもここで…ここの坂さんの建築の中で料理をするという事があるとそれに影響されて私が…料理が変わるんじゃないかという事をね実はちょっと意図したんですよ。
未来とかいうような事に和食がどんなふうにねなっていくの?という事をね自分でも期待しますよね。
なるほどね。
そして奥にその厨房があるわけですよね。
このあとそして奥にその厨房があるわけですよね。
まあ坂さんにお願いしたのはそれこそ私がここで何をしたいかというような事を話ししてあとはもう本当に坂さんのいいところをっていう事をねそのまま自由にしてくださいとお願いしたらこうなったんですよ。
これが私のアトリエというかねここが仕事場になるんですね。
まあよく厨房といったら背中にするでしょ?背中を向けて。
はい。
だけどもみんながお互いの料理を…仕事を…手を…。
向かい合わせで仕事しますと自分の仕事は自分の手に任せておいてあとは人の仕事をこうやって見ながらでも仕事出来るわけですね。
はあ〜。
そうするとそこで学ぶ事も出来るしあるいはスタッフがどんな仕事をしてるかっていう事を見ながら…お互いに見ながら仕事をすると効率が倍よくなるという事なんですね。
ここでね実際にはレストラン的な事も可能ですし料理教室レッスン的な事も出来ますでしょ。
そしてここが大勢の食事のテーブルにもなるという。
なるほどなるほど。
ええ和洋問わずですね厨房がきれいなところはなんか美味しいようなね…。
それはもう本当そうです。
ええ。
そのとおりですね。
…ありますよね。
これも10年以上になりますけどまあきれいですよね。
すごく素敵。
きれいですよ。
そしてまたステンレスを多用してますよね。
そうですね。
これなかなか鏡的効果があって広がりも感じるし…。
掃除がしやすいんです。
まずはね。
なるほど。
これはガスとIH両方ですか?まあガスとIHと両方ですね。
そして…いいですね鉄瓶!鉄瓶で沸かしたらやっぱりお茶が美味しくなるから…。
こういうものって古い道具ですけどもこういうようなものって結局IHでも使えるんですよ。
IH…鉄使えるんですか?そうですね。
底が平らであれば…。
接地面積が確保出来れば十分にこれでも…古い道具も使えるんですね。
それで和食ではなんか強いガスっていうイメージがあんまりないんですけどね。
火の均一さというかね美味しいものをというのは五徳が小さいよりもここに…こういった五徳そのものが熱くなるでしょ?はい。
こういうような事がねすごくお料理を美味しくするんですね。
ああそうか。
カロリーの高いところからこうカロリーのほとんどを静かなところまでね。
両方幅が広いいう事が大事ですね。
何よりねこういう日本の道具ってあるじゃないですか。
こういうようなものっていうのはやっぱりご飯を美味しくするんですよ。
そしてねこれがこういうとこにあると際立って見えると。
だから今まで気がつかなかった事が…。
道具が美しいとかね。
そうだ見上げてみれば。
そういうのがね本当にやっぱりあるんですよね。
なるほどねぇ。
やっぱり直に釜からも美味しいけどもいったん移して…。
そっちの方がはるかに美味しいんです。
美味しいんでしょうね!うーん。
保温してるよりも…。
移して…冷めても美味しいんですよ。
底がこういうふうにちょっと隙間が開いてるいうのも風が通るから蒸れない。
そういう事だ。
木に対する…その木の扱い方っていうのは日本人が一番ですよね。
もう本当にね繊細というか大胆なものと。
木いうのは1本1本違うじゃないですか。
でも1本1本違うものをきれいに1つのところに収めていくとこれが景色になって美しいんですよね。
素材を美味しくするんじゃなくてもともと美味しい素材をまずくしないっていうのがねこれがね技術なんですよ。
なるほど。
あのね1本の木の中にすでに仏さんがいてそこに彫り出すでしょ?日本料理というのはまさに1本の木の中にすでに美味しいものがある。
そしてそこをあくを取って汚れを取ってけがれを取って出来上がったもの何もしないけどもそこにすでに美味しいものを彫り出すっていうねマイナス的調理なんですね和食っていうのは。
そして先生ねこちら…。
ここはシンクなんですよ。
ここにまな板を置くんですよ。
これ用のシンクですね。
こういうふうにここで洗い物をしながらここもいつもきれいにして。
なるほど…。
ここに落としていくんですけどね。
はあ〜。
魚なんかはここはすごくいいんですね。
あちらにまた器が色々ありますね。
こっちはね割と使い勝手のよいものを置いてます。
ちょっと失礼します。
これなんかいい…。
うわ〜触った感じがすごくいいですねこれ。
よくこの中でそれを1つ取られましたね。
えっ?私…大好きなんですよ。
そばに置いておきたいような器なんですね実は。
でも中もねちょっとなんか少し貫入が入ってシックでいいでしょ?いやこれいいですよねぇ!これあのこうやって「しのぎ」って…。
これしのぎっていうんですね。
このしのぎっていうのが厳しくないとダメなんですよ。
それが非常に鋭さがあってね…。
この間隔だってねすごいですよね間合いがいいですよね。
ちょっとこの辺面白いですよね。
これはね…これ面白いでしょ?わたくしの考えたデザインなんですよ。
そうなんですか?こういうような仕事場の中でねお茶を飲むとかねコーヒーを飲むとか。
色んなものを飲むわけじゃないですかみんながね。
大勢のこういう場面だと紙コップなんですよ。
だから紙コップっていうふうに全てに対応出来るものをスタッキングが出来るようにという事でこうやって一応作ってもらったんですね。
これが!そうです。
そして自分のイニシャルがこうやって…。
まあKとかHとか…。
私のですDやったら。
この形だったらまあなんかコーヒーを飲んでもお茶を飲んでも水を飲んでもまあまあいいんじゃないかという形ですよね。
僕はねこれでビール飲みたいですね。
あっビールもいけますね。
確かにビールもいけますよね。
いいじゃないですかねえ。
これはあれだ。
これは例の坂さんの紙のパイプで作ったパーテーションなんですよ。
パーテーションか。
ちょっと向こう作業やってる時でこっち打ち合わせなんかをするのに少し軽いパーテーションに使ったりするんですね。
いいですねぇ。
紙って障子と同じで向こう側にいる人の気配を感じますよね。
さてお食事を頂くテーブル…。
そうですね。
そして椅子たちですけどもね。
これもね一応坂さんの…。
一緒に家具もデザインをしてくださってるんですね。
失礼します。
どうぞどうぞ。
これはね近代美術館なんかに入ってると思うんですけども1つのL字をね…合わせ木の形を作ってそれで脚も背もたれも作ってるという事なんですね。
色々ここにまた棚があります。
美味しそうなね…。
これはね冷蔵庫なんですよ。
おっ…そうなんだ!最初の坂さんの設計だと前に扉があったんですね。
前に扉があると前のここの面積だけがちょっと死んじゃうんじゃない?っていうような事で。
うちの奥さんがねこれ後ろから扉が付けられないの?って一言言ったら坂さんがそれはいいアイデアですねってパッとこう…。
じゃあそうしましょうってすぐに取り入れてくれはったんです。
こちらからほらこういうふうに…。
ここが開くんですね。
そういう事か!なるほど。
これはなんですか?これは。
この辺はね梅干しとか長期保存のものが。
これなまずで。
私のたくさん…この中に長期保存するものとか。
これはぬか床です。
かめというのが一番いいんですよ。
常にある程度一定のね温度を保てられるという事で。
もうそろそろぬか床もおしまいですか…。
ああ…入ってる。
おお!きゅうりの古漬けとか。
いいにおいしますよ。
ああ〜懐かしいなあ…。
これねぬか漬けっていうのはこのぬかをね食べるんですよ。
おお!そしてこの時に美味しい味を覚えておいて塩分とか覚えておいてこれで健康状態を知って。
ああ少し塩を補った方がいいかなとか。
夏だったらちょっと塩を補いたいぐらいの加減ですよね。
このあと渡辺さんエプロン姿に?
そろそろお料理のコーナーでございます。
すみません。
よろしくお願いします。
『おかずのクッキング』です。
渡辺さんはヨーロッパの方にも…。
大好きで。
行かれてよくご存じでしょう。
モンサンミッシェルの名物といえば?ムール貝。
ムール貝も美味しいですよね。
カキも美味しいです。
カキだ!いけない…。
あそこはオムレツなかったですか?オムレツ…!ごめんごめんごめん!オムレツ大好きなんですよ。
スフレオムレツいうのがあったでしょう?そう!ありましたね。
日本でそれがね…。
形がいいじゃないですかふわっとした感触もいいじゃないですか。
材料が今日はオムレツなんですけども実ははんぺん入れるんですよ。
あららっ!今日は作るのははんぺんミッシェルという。
うまい…。
オムレツを作ります。
なるほど…。
はんぺんミッシェル!です。
はんぺんをのせまして。
これはね酒の肴にもなるし朝ご飯にもなるし昼ご飯にもなりますね。
そういうオムレツです。
エプロンご持参されてるんですか?すみません持ってきましてですね。
これどうやって着る…?なんだひどいなおい…。
これ被るんじゃないですか?ああそうか!こうですか…。
なんでもやってもらっちゃって。
もうね師匠…先生手ずから申し訳ない。
では先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はんぺんミッシェルです!はんぺんミッシェル…。
裏ごしって…。
わかります!なんかこうするんですよね。
そうです。
違うか…?少し見本を見せます。
お願いします…。
これでね右手は引く係なんです。
右手はただ引くだけ。
左手を押さえる係。
そしてこうして押さえてギュッと押さえて引くんですよ。
なるほど!ギュッと押さえて引く。
こんな具合にいくんですね。
やらせてください。
ちょっと!全然ダメじゃない…。
左手をグーにしてください。
左手をグーで。
これで。
ぐっと押さえなきゃいけない。
それで左手で押さえて右手で引く。
ぐっと押さえてこうして。
あっやる量が多いんですね1回に。
返しばっかりじゃねえかお前は…って。
はいもうそろそろお前大丈夫か?そうです。
そういう事ですね。
スッ!そうか量がね最初多かったんだ。
そうか…。
そういう事なんですよ。
そういうふうになりますね。
こんなふうに裏ごしました…。
これをねボウルにちょっと移してしまいます。
いわゆる魚のすり身が入ったオムレツという事になるわけですよね。
モンサンミッシェルってモンさんっていう人もいそうですよね日本人でね。
「モンさん」「ミッシェルです」。
そうですね。
大阪にもオッサンいうのがおりますよね。
そしたらねこれ卵をここに割ります。
はい。
そしたらこれを混ぜるんですよ。
これははんぺんに今塩分が入ってますよね。
だから味付けを基本なしでいいんですよここでは。
そのままで。
そのままでいいんです。
これはね1つポイントを言いますと何が違うかって1つ言いましょうか。
手首のやわらかさなんです…。
あっそうか!手首がやわらかいんですね。
ですから手首が…。
なるほど!手首…こうね。
これ下置いといて…。
全然…才能がないな俺。
音が全然出ない…。
おかしい…。
こっち動かしても…。
こっちいくら動かしても…。
これを…。
そう!混ざらない…。
きっとね力を入れるべきところは入れないと…。
全部抜いてたらアカンと思うんですね。
予想だにしない事が起こってますけども。
それでねこれをオムレツにするんですけど。
ちょっとなんとなく私の目からですよ。
これを例えば焼こうと思ったらもったりとしてフライパンの中で広がらないかな?というふうに予測するわけですよ。
なんとなく…うん。
そしてね牛乳を少し入れるんですよ。
そうすると滑らかに。
少し滑らかになるでしょ。
そしたらなんとなくこう…広がりを感じるというか。
卵とはんぺんがすごく落ち着きをね…。
そうでしょう?これだったらすーっとほらフライパンの中に流れていきそうじゃないですか。
そしてねあとこれはチーズと黒胡椒とねパルミジャーノ・レッジャーノですけどもまあまああるもので結構です。
これはねハーブですよ。
ハーブもなかったらなかったでいいんですけどあるとオシャレになりますよね。
フライパンで焼きます。
ああ…すごい火力。
そしてこれでオリーブオイル。
弱火にしておいて。
全部入れていいですか?全部入れていいです。
もったいない…。
はい。
全部…ほとんど全部。
これでほとんどですね。
多少こうやって振って広げますけども軽くでいいですね。
これでねあと弱火にしてゆっくりと焼いていきます。
ちょっとねここ時間があるんですよ。
ハーブをこの間に切りますわ。
うわあ…。
あら〜いいですねリズムが。
ちょっと今ええかっこしました。
適当な粗刻みでいいんですね。
切物とかいうのは直前で切るのが一番やっぱり香りがいいですね。
大体何分ぐらいなんですか?これは。
感覚ですね私は。
大体でもものが焼けるいうのは…。
これはまあ4〜5分くらいはかかると思いますけども。
ちょっと穴が開いてきますでしょ。
本当だ!うんまさにカニのね砂浜で…。
そうなんですよ。
いい感じですよね。
いい感じ!じゃあそろそろチーズをおろしてください。
大丈夫ですか?はい。
いいですか?いきます。
もういいですか?いや全部いきます。
全部!あらっ…。
これなんか混ざって複合的な味わいだなあ。
色々…。
そうですねえ。
ありがとうございます。
そんな感じで。
あとここに胡椒ひきましょう。
よっしゃ−!そしてねこうして最後にここにハーブをざっと振って。
少し手首を使った方がいいですかね?それは…。
(2人の笑い)しなやかじゃないなおい。
このね真ん中だけじゃなくてねパッてこういうふうに…。
あっ脇!脇にするでしょう。
そうするとここがねお料理からはみ出てくるんですよ。
そうすると景色になってすごくお料理が魅力的になりますよね。
なるほどなるほど…。
もうおっしゃる事…。
さあこれでね実はこのまま2つ折りにします。
これこっち側にぽーんっと2つに折るだけなんですよ。
よいしょっと…。
あら〜!どうですか?モンサンミッシェル風に…。
よいしょっと…。
はあ…!
(拍手)モンサンミッシェルのはんぺんミッシェル完成です。
素晴らしいですね。
この周りからこう見えてるのがシズル感として…。
だからこの内側だけじゃなくはみ出るぐらいのね感じがいいんですね。
エッジがいいですね。
いい芝居してるねこの辺が。
そうでしょ?ではいただきます。
どうぞ召し上がってください。
美味しい。
美味しいでしょ?って自分で言うのもあれですけど美味しいと思うんですよ。
実際に本当に酒の肴にもなるし作る楽しみもあるし。
もうなんとも言えないひと時でございます。
申し訳ない。
わたくしだけで頂いてます。
私も満足ですよ本当に美味しそうに召し上がって頂いて。
とても美味しい。
とても美味しい。
はあ…。
う〜ん…う〜ん!う〜ん!ごちそうさまでした。
『建もの探訪』25周年スペシャル
再び武蔵野の自然豊かな所ジョージさんのお宅です
これ北野さんの版画ですよ。
あら〜!北野さん版画をやるんですよ。
彫ったりするんですよ。
へえ〜すごいなぁ。
独特ですよね。
であの人裸で持ってくるんですよこれ。
だからうちが額装するんですけど。
だからうちが額装するから持ってきてるんじゃないのかなと思って。
おお〜。
いいですねこの緑。
ねえ。
ここからの眺めがなんかいいんですよね紅葉とね。
ああ〜。
これでもあれでしょうね。
肉眼で見ると気持ちいいんですけどテレビに映ったらすごい豪華に映りますよ。
すごいですよ。
テレビよりひなびてますからね。
フフフ…。
フフフ…言っとかないとね。
いやいや真っ盛り。
ねえ。
気持ちいいですよね。
いいですね。
いったんテラスに出てから行く離れ家はゲストルーム
こちらの室内からも紅葉を楽しめます
このあとも
所さんのお宅では何やらお話が続いているようですよ
なんかあの…こちらの建もの伺ってそしてまたこうしてお話ししてると肩の力どころじゃなくてなんか全身の力抜けちゃってね。
全身の力が抜けるっていうかここなんでもいいんですよ。
決まり事がないんでなんでもいいですね。
こうじゃなきゃダメだって事は何もないですね。
あの…まあ生き方そのものがっていう事とあれですけども具体的にこうしてね建てられたお家に伺ってなかなか普通は出来ないっていうそういう範囲を考えてもでもそういう状況にあってもこうはしないだろうなっていうふうに思うようなね思いっきりなんか…。
あの…あれですよね。
まあどっちかっていったら使い切りですよね。
これを次に転売しようとかって何もないですもん。
そういう…なるほどねなるほどね。
別に自分が住んで…生きてる時になんか楽しみたいなって事ですけど。
建ものは初めはそんなに興味なかったんですよ。
でもなんかだんだんかみさんと遊んでるうちにだんだん面白くなりましたね。
初めのうちはかみさんが全部設計してましたね。
なんか元々がかみさんに褒められたいんですよきっと。
あと家族に褒められたい。
あと家族に役に立つって言われたい。
その願望があるからそんなに興味がないものでも初めのうち…まあ参加してるじゃないですか。
じゃあこうしましょうああしましょうってそう言われりゃこうやりますって。
参加してるうちにだんだん面白いじゃんかお家はよ…ってなってきたみたい。
やっぱり所さんの個性が発揮される建ものになってますよね。
そうですね。
そうですね。
うん。
なんかあの…色んなお家があってで基本的な事もお伺いしましたけどもあの…なんか建ものだけじゃなくて全ての事に対する取り組みといいますかね。
あの…仕事でもそうなんでしょうけども…。
ああなんでもやりますね。
思い方がねなんかまさにベースにあるという。
出来ない事もやりますね。
出来ない事って決めてないですもん。
あっそこだ。
でこれはこうなるから…どうせ俺才能ないから…そっちの方面の才能はないやって大人になるとやめるでしょ。
一応やってみるんですよ。
それで痛い目に遭って完成度も低くていいんですよ。
で完成度が低いんだからいやここに色んな枝葉をつけて完成度をごまかして持ち上げられないかなっていう工夫ですよね。
なるほどね。
そうすると工夫が面白くなったらその工夫の方を光らせればいいんですもん。
なるほどね。
だから僕は本線が光ってるわけじゃないと思いますよ。
何か自分に向かない事をやりだすんだけどそこから枝が出て枝を太くして幹忘れちゃって枝だけで生えてるつもりになってますもんね。
なるほどねなるほどね。
なるほど非常にわかりやすい。
だから痛い目とかうまくいかないなっていうのも経験するけどそれが面白いんで。
あの…私事で恐縮ですけども『建もの探訪』25周年その記念のスペシャルという事で。
25年!すごいなぁ。
ゲストでお出になって頂いてありがとうございます。
どうですか?所さんも『ビフォーアフター』10…?12〜13年やってるんじゃないですかもうね。
最初の頃思ってた住宅建築環境ね今と随分変わってきたんですよ。
ああそうですね。
僕驚いたのはあれですよ。
匠っているじゃないですかうちの番組で。
匠の人が前の匠を超えなきゃいけないじゃないですか。
でまた…超えるっていうか違うエッセンスでやらなきゃいけないじゃないですか。
よくこの匠は続くなと思って。
毎週見どころを作るわけじゃないですか。
あれテレビでやる事によってすごいライバルが出来るからよりすごくなってきますよね。
なるほどね〜。
『建もの探訪』の方を渡辺さん以外の人は出来ないですよ。
例えばこれじゃあ私がやろうとなったら無理ですよ。
無理。
あの…受け入れる形がちゃんとあるんですよ。
僕はなかなか人の事受け入れないですからね。
だからちょっと無理だと思います。
行って悪口は言わないんですよ。
でいいとこを探すんですよね。
その人の宝物なんだからいいところがありますからね。
そうそうそうそう!建築に対する興味をねみんな持つ事によって全体がこうかさ上げされるっていうかね。
同じ住むんだったら楽しいところに住んだ方がいいですよ。
『ビフォーアフター』ももちろんそういう役割だと思うんですよ。
ですからこう直したけども私はね…とかあっこれすごい!とかっていうねなんかそれがある事が楽しいんじゃないですかね。
家はなんでも面白いですよね。
犬小屋だって面白いですもん。
犬小屋造ってても面白い。
(チャイム)おはようございます。
渡辺篤史です。
2015/01/04(日) 08:15〜10:00
ABCテレビ1
渡辺篤史の建もの探訪 25周年スペシャル[字]
著名人の家4連発!所ジョージ武蔵野の遊び基地。清水国明の無人島ログハウス。直木賞作家・石田衣良の巨大書斎。料理研究家・土井善晴のフルオープン台所。篤史エプロン姿
詳細情報
◇出演者
渡辺篤史
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:18444(0x480C)