ブラタモリ「三田・麻布 完全版」 2015.01.03


すごい光景があるんですよ。
横に超高層マンションの中にそれだけが。
やっぱり段差がいいんですよね。
Arisugawapark.Arisugawapark.久しぶりにちょっとおめえ酒でも行くか。

(テーマ音楽)今日は三田・麻布ですね。
私慶應大学出身なのでこの辺りはよく来てこのラーメン屋さんにも食べにきました。
慶應大学はちょっと過ぎて…。
これ東門。
ほとんど行った事ないです学生時代も。
えっすぐ裏だよ。
今回は東京タワーに程近い三田そして麻布。
実はこの界隈日本に置かれている145の大使館のうちおよそ3割が集中。
まさにインターナショナルなエリア。
また東京随一江戸の風情が残っている地域でもあります。
ほらこれ同じ坂道ですよ〜!こちらは江戸時代に描かれた麻布の一本松。
今も当時と同じ場所に見られます。
「ブラタモリ」今回はインターナショナルなエリア三田と麻布で江戸情緒を堪能します。
まずはふだんめったに入れない所へ。
今回特別に許可を頂いたのはこちらイタリア大使館です。
イタリア大使館が左側にあるんです。
今日実は私たちいつもよりもかっちりした格好をしてイタリア大使館に。
イタリア大使館に入るんです。
1本入ってきただけなんですけどちょっと静かになって。
ほら。
何かイタリアっぽいでしょ。
イタリアっぽいですね。
このおじさんも。
イタリアっぽいだろ。
これはそんなにイタリア大使館を意識してるんでしょうか?意識してるでしょこれ!何て読むか知りませんけどね。
フランス料理らしいですよタモリさん!フランス料理だったよ。
イタリアじゃなかった。
フェイントでしたね。
ボンジョルノ!今回ご案内頂く陣内秀信先生です。
よろしくお願いします。
タモリさんとは同郷なんで福岡なんですよ。
このノリのいい方イタリア建築や都市の歴史が専門の陣内秀信さん。
およそ30年前イタリアの都市と江戸の町並みを比較。
以降東京の隠れた魅力を発見してきた町歩きの達人です。
ボンジョルノ。
(イタリア語でのやり取り)タモリさん今何ておっしゃったんですか?通訳なしで…。
ボンジョルノボンジョルノ。
今日はじっくり見て頂いて。
お待ち頂いてるのが大使でしょうか。
タモリさん!
(通訳)ようこそイタリア大使館へ。
(通訳)ようこそおいで頂きました。
通訳して下さる上浪えりかさんです。
よろしくお願いいたします。
うわ〜すごい!昭和初期三田の地にやって来たイタリア大使館。
現在の大使公邸はイタリア様式に日本的な要素を織り交ぜたオリジナリティーあふれる建築。
でも今回見せて頂くのは建物だけじゃないんです。
お庭が見えてきましたね。
お〜ここからお庭が。
うわ〜これがイタリア大使館のお庭!
(陣内)すばらしいお庭!こうなってるんですか。
イタリア大使館の建物だけど日本の伝統的な造り方を上手に生かして。
そうなんです。
実はイタリア大使館があるこの場所江戸時代は大名屋敷だったんです。
古地図を見るとこの辺りには全国諸大名のお屋敷が並んでいた事が分かります。
伊予松山藩松平隠岐守のお屋敷。
ここがイタリア大使館になる事でそのお庭は江戸時代の姿のまま残される事になりました。
エスプレッソ大好きです!今のは日本語で。
どうですか?日本の庭園は。
この空間すごいね。
やっぱり実際行ってみないと。
そのテラスがまたいいんですよ!いいでしょ〜。
いいですね。
ここ池だけじゃなくてず〜っと散策できるんですね。
向こう側ぐるぐるっと。
歩けるんですか。
そういうのを回遊式庭園といいますね。
特に江戸には大名屋敷がたくさんあってそれぞれ大きな庭がありまして池の周りを回れるようになってる。
こういうのがいっぱい各大名屋敷に…。
ありがとうございます。
(通訳)本当に日本はラッキーな国ですよね。
よく雨水に恵まれている国ですので。
(通訳)今日は雨降らなかったのは幸いですけど。
歩くコースが大体決まってたんだと思うんですけど大使はどういうコースを歩かれるんですか?
(通訳)プラトンのように考えすぎると水に落ちてしまうというオチがついておりますが。
(陣内)日本の回遊式庭園はそれぞれの場所から違う風景が刻々と見えるので楽しみがね。
またこちら側から見ると…。
また違う。
(陣内)この赤い橋!狭さが実にかわいらしくて2人でカップルが歩いても窮屈そうな。
(通訳)なるべく手を加えずに自然のままを保とうとしてるんですけどね。
山の中に入ってきてしまった感じ。
(陣内)ほんとですね。
ここに実は意外なものがあるんですよ。
ご存じですか?赤穂浪士の四十七士に関係する。
赤穂浪士ってあの討ち入りの…。
大名屋敷だった時に…。
え〜っ?有名な「忠臣蔵」の物語。
四十七士のうち堀部安兵衛をはじめとする赤穂浪士10人はこの地で最期を遂げたんです。
この石碑は物語を聞いたかつてのイタリア大使によって昭和14年に建てられました。
この赤穂浪士のお話はイタリアでもよく知られているんですよ。
ここまでが日本の空間で…建物の前面には広い気持ちのいい洋風の芝生が広がっていてこの組み合わせがまたね。
違和感なくつながってますよね。
これだけの広い芝生もめったに見た事がないです東京では。
おっおお〜っ。
大使の…。
大使が飼われてる…。
(通訳)リリーちゃんです。
リリーちゃん!
(大使)リリーさん。
(通訳)特別出演でしたね。
いいね〜。
あの犬もこういう大名庭園を走り回る…。
すごいね。
(通訳)「一番の館の主です」と大使がおっしゃっています。
これでもほんとよかったね。
こういうの残って。
ほんと数少ないですよね。
大名庭園が残っているのは。
江戸に相当数の大名庭園があったんですが明治になってほんとに大名庭園は顧みられなくなって庭なんて3か月でこれが庭かと思うぐらい荒れ果てますからね。
ここは都内有数のいい所にある大名庭園。
イタリア大使館になってよかったですよ。
イタリア大使館になったから…。
このまま保存できた。
(陣内)それと東京は建物はやっぱり震災戦災それでどんどん変わっちゃったんだけども土地の形とか姿とか記憶というのは非常に受け継がれてるんです。
残ってる。
タモリさんの持論で。
「土地の記憶」ってどういう事ですか?歩いてると分かるんですよ。
「土地の記憶」って。
お庭だったとか?庭だったり地形そのものだったり。
ありがとうございました!ありがとうございます。
どうもありがとうございました。
人々の心を喧噪から遠ざけた三田の大名庭園。
そんな「土地の記憶」は外国人の手によって守られてきたんですね。
さあイタリア大使館を後にしたタモリさん大使のイタリア語に刺激を受けたご様子で…。
博多弁と似てるなんてお話が…。
ほとんど同じですよ。
大使のお話ですか?笑ってらっしゃいましたね。
何しよっとやお前ほんと久しぶりやないかい。
どこ行ったとや。
どげんしょっとと。
連絡も何もなかろうが心配しよったって。
手紙ぐらいくれんなあほんだら。
暇あったろうも。
え?なかったねあったろうも。
巻き舌の感じとか明るい響きの感じが確かに。
これが北の方に行くと東北弁とフランスが大体似てる。
そうなんですか?あらおめぇどうしたんだおめぇ。
どこ行ってんだ?あらまぁ久しぶりにおめえちょっと酒でも行くか。
ちょっと籠もった感じが。
そうです。
イタリアはベルカントでここを開かないといけない。
声が前に出なきゃいけない。
フランス語は籠もるでしょ。
唇をとがらせるような。
コモール!大使館から歩く事僅か10分。
高層ビルのすぐ足元に広がるこのエリアが陣内先生取って置きの場所だそうです。
一体どんな所なんでしょう?東京っていうのはちょっと歩くと世界が変わるのが面白くてどこまでも大名屋敷みたいな世界が続いてたんじゃ面白くない。
高低差ですよね。
高低差です!ここですね。
こちらが円徳寺の…。
こっちの裏行ってみましょうよ。
先生スーッと行かれましたけどこっちでいいんですか?絶対間違いないと思います。
いや〜いいなあ。
大丈夫ですかねここ。
こういうのちょっとドキドキします。
お墓が迎えてくれますよ。
お墓が迎えてくれて大丈夫でしょうか?大丈夫。
一時ね東京のお墓を写真に撮ろうかと思ってたの。
お墓にやって来たわけじゃありません。
インターナショナルな三田に潜むもう一つの顔がこの先にあるんです。
陣内先生と東京の隠れた風景を見にいきましょう。
でもここから下は世界がまた変わるんで。
ほんと一般の人たちの庶民的な界隈。
抜けられるんですか?抜けられるんですよ!東京は奥へ奥へ入っていかなきゃ駄目だってば。
ここは俺知らなかった抜けられるっていうのは。
やっぱり段差がいいんですよね。
こういう段差がいいんですか?いいですよ段差が!東京はありますよね段差が。
ダンシングのダンスじゃなくて。
そうそう。
戦前の建物がね。
もうスケール感とか雰囲気が上とでスイッチ替えたように…。
何分かで違うでしょ。
こっちいいですね。
こっちだよね。
意外な所でクッと曲がったりして行き止まりかどうかが分からない所に行くのがね。
行き止まっちゃうと恥かいたりしてね。
ここ…あっ行き止まりかな。
ベネチアでもよくやっちゃうんです。
運河の所で行き止まっちゃって。
ここにまた最高の段差がある!ここが最高のダンサーですね。
この横の家がいいんですよ。
これが銭湯なんですよ。
これ銭湯ですか…。
煙突が見えるでしょ。
小山湯。
ここの所上手に地形を利用して上はさっきの大名屋敷。
しかもあそこでちょっと踊り場で切り替わって。
まっすぐは野暮なんですよ。
これも直線じゃ面白くない。
でしょ。
ちょっと行きましょうよ。
上りましょうか。
過去に私何枚も写真を撮ったんですけど。
目をつけてらっしゃるポイントだったんですね。
僕もつけてたんです!さすがダンサーですねお二人。
これ…。
なかなかいいでしょ。
今魚を焼いてる匂いがしませんか?お夕飯の支度なのかな?生活感という事ですよ。
三田の高台の大名屋敷街では魚の匂いはしませんよ。
だから目黒のさんまで殿様が感激したんじゃないですか。
時代が行ったり来たりして。
ここからは風呂屋の屋根。
だね!和風の瓦の屋根もいいですよね。
すごいな〜!堂々たるもの。
お風呂ってやっぱり地域のシンボルだからお寺かお風呂かというぐらい破風の入り口があったりして。
「やめてください」しか見えないんだけど何なんだろう?「歩きながらタバコを吸うのはやめてください」。
ここから見ると「やめてください」しか…。
さっきのあのスケールの大使館の所もいいですけどこういう所の方がワクワクしますね歩いてて。
落ち着くというか。
東京というのはその2つの次元を上手にキープしてるんですよ。
超高層ができても周りに割にこじんまりしたものが生き残っててくれてると東京らしさというのが。
お墓もそうです。
パカッとあるんです周りがこんなんなっても。
でね町の中にお墓があったっていうのが江戸時代の特徴なんですね。
これは重要な事で…。
お墓も町の近くにあった。
死者と生者が近い所にいた。
ところがどんどんお墓を追い出しちゃって。
多摩の方とか。
排除していっちゃう。
異境のものとか違うものとか死を忘れ去るように排除していく歴史がある。
でも混ざってるんだけどちゃんと理屈があってそれが凸凹の論理なんですよね。
高台に置くべきものを置いて緑が多くて下はちっちゃいスケールでアクティビティーが高くて生き生きしてるんですね。
いい都市っていうのはその2つが同時にいっぱい混在する。
東京の都心にそういうのがほんとはあるんですよ。
だからいかがわしい場所もあっていいんですよ。
あっていいんですよね。
そうなんですか。
それが都市。
そう。
裏とか闇とかないとね。
一つの町をさまざまな方向から味わう。
陣内先生流町歩きのだいご味です。
それぞれのお宅で緑もきれいに手入れして置いているんですね。
面白いの。
日本は大名というか上流階級の人も庶民もみんなお庭の文化を持ってたんですね。
これヨーロッパは違う。
ヨーロッパは貴族だけ自分のお庭を。
庶民は全然緑庭を持てなかった。
日本人は全員が…。
道路と建物のちょっとした所に木を植えるというのは西欧じゃありえないんですよ。
ギリギリまで壁がくるんです。
建物を…。
造っちゃいけない。
緑もいけない物を置いちゃいけないんですヨーロッパの場合。
すごい…高層マンションですかね。
迫ってきてますよ。
この辺が商店街になってるんですね。
だからやっぱり庶民の町ができたら住宅だけじゃなくてこういうお店もできた。
こんにちは〜。
こんにちは。
昔からお店をされてるんですか?先代から…。
(陣内)この辺は隣近所のおつきあい結構すごいんでしょ?いつも4人でやってます。
今日もやりました。
昔からほとんど人が変わってないんですか?住んでる人が変わらないんです。
でも向こうの方には高層マンションができたりして近くの町は変わりましたよね。
(三立)ここらも5〜6年先になると…。
また変わってしまうんですか?5〜6年先何か計画あるんですか?はい。
やってます。
やっぱりねにらんだとおりだ。
(三立)今日は何の?ちょっとこの辺を…。
(三立)ありがとうございます。
撮っておいて下さいよ。
ありがとうございました。
お気をつけて。
やっぱりこの辺は変わるんだよ。
タモリさんがにらんだとおり。
おおっお前は!真ん丸な…。
おい!かわいいなお前。
あらしっぽ振ってる。
珍しい。
おいくつですか?12歳です。
おじいさん。
ありがとうございます。
気をつけて。
頑張って下さい。
かわいい。
一見何でもないモノがタモリさんの目を通すと面白く見えてくる。
撮影した本人が語る…赤い靴ですね。
女の子。
俺の友達は女の子は曾じいさんに連れられて行ったと思ってて。
「異人さん」を聞き間違えて。
「曾じいさんにつれられて行っちゃった」。
このころの童謡ってあまり好きじゃないんですけど暗いでしょ。
何か物悲しい。
俺はね「夕焼け小焼けの赤とんぼ負われて見たのはいつの日か」。
そういうの歌わされてるからだんだん悲観主義に人間が形成されて。
何で「赤とんぼ」って大人の悲しい気持ちを子供に押しつけるんだって。
結局こういう人間ができてしまう。
何でも悲観的否定的に見てる…。
赤とんぼなら赤とんぼでいいじゃないですか。
明るくね。
赤とんぼととうがらしはどこが違うのって。
子供らしい発想ですね。
子供らしい発想でいいんだよ!さてタモリさんたちは三田のイタリア大使館にお邪魔し路地の迷宮を堪能したあと都内でも人気のスポット麻布までやって来ました。
麻布十番です。
ここはタモリさんもよくいらっしゃると伺ったんですけど。
某番組の制作会社がこの先にありまして。
あの長寿番組の…。
チョイチョイ打ち合わせにきます。
麻布といえばこちらの商店街。
ここ麻布十番は江戸時代から町人の街として栄えてきました。
江戸からの老舗も残っています。
そしてそんな老舗を楽しんでいるのは…なんと外国人!江戸と外国という不思議な融合が見られる人気の商店街です。
創業140年というこちらのおもちゃ屋さんではこんなお話も。
(2人)マッカーサー!?
(小林)昭和25年ごろからおいでになるように…。
マッカーサーが来てるんですか?夫人が。
あのマッカーサーですか。
ご主人は忙しいからね。
へぇ〜。
すごい歴史だねこれは!さてそんな麻布十番で3人が向かったのはこちらの神社です。
実はここ麻布に伝わる古い伝説が残っているんです。
あのね麻布のね…内容はよく知らないんだけど。
伝説があるらしい事は…。
知ってるんですけど今回いい機会なのでどういう伝説なのかを確かめてみたいと…。
こちらに何かその?こちらでお守りを買えばそれが。
何か伝説探しっぽいですね。
こんにちは。
こんにちは。
こちらの方がガマ池伝説の…。
お〜ガマ池伝説!これですか?これを下さい。
むか〜し昔江戸時代ここ麻布には山崎主税助さんという旗本のお屋敷があった。
そのお庭にそれは大きなガマガエルが住んでいたそうじゃ。
(カエルの鳴き声)ある晩山崎さんの家来がお屋敷の夜回りをしていた時の事。
なんと家来をパックリ食べてしまった。
大層怒った山崎さんは大ガマを退治しようと決意した。
するとその晩夢枕にあの大ガマが現われ自分の罪を深〜くわびたうえ今後山崎家をしかと守ると誓ったそうな。
それは恐ろしい夜じゃったと聞いておる。
麻布一帯は大火事に見舞われ山崎さんのお屋敷にも火の手が迫ってきおった。
その時じゃ!あの大ガマが突如現れ…おお〜っ池の水を吹きかけ約束どおりお屋敷を守ったんじゃ。
辺り一帯は火の海となったが山崎家だけが難を逃れたそうな。
これが麻布に伝わるガマ池伝説なんじゃ…。
だってカエルってね…。
ガマって知らないか。
カエルじゃないんですか?カエルなんだけどもでかいのよ。
え〜。
昔いっぱいいたのよ。
雨上がりなんかに出てきて。
大きいのはこれぐらいのいるよ。
よく車にひかれてペチャンコになってる。
動きがのろいんですよ。
ちょっとメタボなんですけど。
是非!麻布巡りで欠かせませんねそれはね。
じゃあこっち行きますか?「上」の字。
何かありますよ!カエルさん石像ってひょっとしたらこれじゃないの?例のガマですか?ああこれこれ!こんな感じ。
これだけ大きければ火事の火も消してくれるんでしょうか。
じゃあ山崎さんのおうちを古地図で探してみましょう。
これ見れば分かるんですか?分かるでしょう。
ここですね山崎さん!これですね山崎さん!まさにさっきの山崎主税助さん!ほとんど曲がり方も同じなんですね。
私たちがいる所から見ると…。
暗闇坂。
そうなんです。
麻布一帯の坂道は江戸時代から名前も場所もほとんど変わっていません。
今の地図を重ねると…ほら!坂道だけはピッタリ一致します。
一本松坂と暗闇坂が交わるその先おっ!ここがガマ池があった山崎さんのお宅ですね。
3人が上っているのは暗闇坂。
江戸の古地図と坂道の名前を手がかりに伝説のガマ池を探す。
時空を超えた町歩きです。

(カエルの鳴き声)ここ石垣が印象的ですよね。
道なりに曲がっていって。
ナンバー1暗闇坂。
ナンバー1暗闇坂ですね。
石垣がまた高いですから。
いろんな石垣が…。
こっちは大谷石で。
時代が本当に…。
時代ですね。
補修した跡もあるし。
これだ一本松坂。
こっちが一本松坂ですね。
こっちが暗闇坂。
今私たちが来たのが。
こっち今入っていったのが狸坂に…。
これ古いですね。
自然にできた…人間が通って通って通りやすい所に道ができたり坂ができたりするので…曲がった道をよく見てみると大体江戸時代からの道です。
そういう所は現代人が上っても気持ちがいいです。
自然体だから。
そういう所がタモリさんのお好きな…。
そうなんです。
新しい坂はとにかくまっすぐつくるでしょ。
ここ上ってくると…松坂という坂の由来もこの松ですか?そうなんです。
何代か植え替えられてるんだけど今でもシンボルになっていて。
これなかなかヨーロッパでは町なかではないですね。
だからヨーロッパの人から見ると江戸のこういうのは都市とは言いにくいかもしれない。
これ江戸時代の絵なんですけどここです。
これが一本松なので。
ここは人通りのある…これがあの松。
江戸ならでは。
だからヨーロッパではこういうのは都会とは言わないんでしょうね。
キチッと自然を完全に消し去りますからね。
偉大なる田舎といわれた時期もあるんですが今からすれば非常にいい町なんですよ。
21世紀の価値観を先取りして…。
自然とか環境とか。
ロハスとかいいますけど。
ヨーロッパ人は思い上がるなよという事です。
征服したと思うなよ。
江戸の人の方が…。
分かるんでしょうね。
ないからね。
本当こういう所住みたいっていう。
自然と折り合いをつけながら発達していった都市ですからね。
行ってみますか。
行ってみましょうか。
つい坂談義が弾んでしまいますけど。
(カエルの鳴き声)あら!?陣内先生いきなり地元の外国人に聞き込みを始めました。
(陣内)Pondoffrog.Pondofview.Arisugawapark!Verynicepark.それはね有栖川と間違えてるんだよ。
知らないですね。
ガマ池知ってる?ガマ池知らない。
分かんない。
ガマ池ご存じですか?ちらっと何かで読んだ時にガマを捕まえて殺す何かっていって命を助けて下さったらその屋敷辺りは火事にならないようにするか何かというのを読んだような…。
定かじゃないです。
そのとおりです。
びっくりですね。
(カエルの鳴き声)あの信号の…。
ここはもう山崎のお屋敷の。
あのガマ池伝説の…。
暗闇坂上ってきて。
これですからね。
こんなに大きいんで。
暗闇坂今こう上ってきて。
今タモリさんたちがいるのはこの辺り。
山崎さんのお宅の目の前です。
しかしここで大きな問題が。
今の地図で見てみると…あ〜ら旗本屋敷ってこんなに広いんですね。
これではガマ池の場所が分かりません。
でも古地図にヒントが!向かいにあった氷川神社が今も残っていたんです。
ここなら何かいい手がかりが得られるかもしれません。
こんにちは。
ちょっとお尋ねしますがガマ池ありますよね。
はい。
あれはどこから入ればいいんですか?ガマ池ですか?私今の所はよく分からないんですけど…。
そこ。
角を入っていけば。
ええそうです。
前はすぐ分かったんですけど今マンションができて小さくなっちゃいましたからね。
マンシヨンの中に入ってるんじゃないかと思われるんですか。
一角に小さくあるんですけどね前はね。
今はどうなってますか…。
そもそもガマはこの辺に結構いたものですか?ガマが遊びにきたんですか。
昼間は全然来なくて夜になると。
こんな大きいのがいるし小さいのもいるしね夜になるとガオガオと鳴いて。
ガマ池の方から遊びにきたという。
ガマ池の方から遊びにきたんだろうと思います。
活発ですね。
朝になるといない。
夜になると自由だから誰にも見つからないし。
どうもありがとうございます。
いいえ。
ちょっと行ってみます。
そうですね。
さあガマ池。
ぐっと近づいてきましたよ!
(カエルの鳴き声)山崎さんの家にあったのかな?あったんだと思いますね。
道はできても木はそのまま?あるとすれば右側ですよね。
ガマ池ほんとにそのものの池があるんですかね。
その辺だと思うんですけどね。
え〜。
もうちょっと先かな…。
おっ何か緑…。
えっちょっと。
整然とマンションが並んでる中にここだけなんか…。
あら?マンション付属の庭ではなくって…。
これ通路です。
開きはしない。
通路っぽいですよね。
緑があって池がありそうな。
いらっしゃいと呼んでるような気がするんだけど。
でもちょっと入れないですよね。
入れないよなあ。
共有に管理してるんですかね。
位置としてはこれでしょう。
お二人の見解は一致してる。
もうちょっと念のために行ってみます?池そのものを見たいです!見たいです見たいです!弱気になってますね。
見たいですよねここまで来たら。
あっガマ!ガマ!ガマ。
ガマがいた。
ガマってこんなに大きいんですか?これはさっきの神社のご婦人が言ってたのよりちょっと大きそう。
ガママンションっていうのがありゃいいのにね。
あガマ池!HOUSEGAMA−IKEだ!ほんとにここガマ池マンションなんですか?マンションの名前がガマ池?これは伝説と関係ありそう!私たちは入り口で待ってればいいですか?ガマ池あるんですか?ほんとに。
ありがとうございます!前でお待ちしてます。
「今行きます」って。
どうもすみません!こんにちは。
五味さんですか?ありがとうございます。
この裏がガマ池?そうです。
なんと五味さんが案内してくれる事に!向かったのは3階にあるお宅。
いいのかなあ。
お宅なんですね。
Hello.あらアメリカ人のご家族がお住まいでした。
でもおうちの中に…?
(陣内)うわすごい!さっき少し見えてた緑が。
(陣内)すごいですね。
ありました〜。
おお〜っ!うわ〜!うわ〜すごいじゃない!すごいなあ。
すごいですね!また一番いい場所から眺めさせて頂いて感動的ですね。
五味さんこれがガマ池で間違いないんですよね?
(五味)はい。
前はもっとこのマンションもなかったしこちらはここまででしたけれども。
(陣内)今も水は湧いてるんですか?真ん中のちょっとボコボコしてる所から。
でも不思議な風景ですねこれは。
マンションのこういうお宅に入れて頂かないと見えない。
私江戸時代の池っていうから水たまりを大きくしたぐらいの細々と残ってるのかなと思ったらこんなに立派な…。
俺ももうちょっと小さいかと思ってた。
住んでらっしゃる人にね…。
お話聞いてみたいです。
こういう場所に住んでらっしゃるっていかがですか?すごく好きですね。
特別春と朝の時も好きですね。
春の時は桜がいっぱい…。
(五味)桜の花びらが。
写真持ってきましたんで。
私が小さい頃はほんとにこんなふうに。
これがそこの島ですか?この島はそのまま残ってます。
え〜。
これはすごいな!なんと大正時代のガマ池の写真が残っていました。
かつてこんなに大きかった池にはボートで遊ぶ人の姿まで。
このガマ池昭和に入るとマンション建設のため埋め立ての計画が持ち上がります。
その時反対運動の中心となったのは地元の外国人。
その結果かろうじて今のガマ池が残されました。

(カエルの鳴き声)伝説の水辺ガマ池。
ひっそりと麻布の地にありました。
江戸時代と今坂道の名前も場所も変わらない町麻布。
そして江戸の大名屋敷の記憶が大使館に受け継がれている三田。
400年の時を超え図らずも守られてきた江戸情緒が都会の真ん中に刻まれていました。
「ブラタモリ」楽しんで頂けましたか?それでは御機嫌よう。
2015/01/03(土) 09:05〜09:53
NHK総合1・神戸
ブラタモリ「三田・麻布 完全版」[字][再]

タモリさんが独自の目線で街歩き。今回はイタリア大使館の日本庭園を特別に拝見!さらに麻布で伝説のガマ池探し…。前回放送分に未公開カットを加えた「完全版」!

詳細情報
番組内容
タモリさんが、独自の目線で街歩き。今回は東京の「三田・麻布」。日本で最も大使館が集中するエリアで、特別にイタリア大使館を訪問。なんと、敷地内には江戸の日本庭園が…! また、麻布では“伝説のガマ池”探し。古地図をもとに、古い坂道をたどり、発見したものは…? 案内は、法政大学教授・陣内秀信さん。前回放送分に、未公開カットを加え、5分長くなったディレクターズカット「完全版」をお届けする。
出演者
【ゲスト】法政大学教授…陣内秀信,【司会】タモリ,久保田祐佳,【語り】戸田恵子

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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