連続テレビ小説 マッサン総集編 前編 Dear Mother〜縁は異なもの 2014.12.30


うわ〜!モザイクとバルセロナの夕日だ!
(政春)わしらには…もうすぐ生まれてくるじゃろうが。
(エリー)何?ウイスキーじゃ。
待ちに待ったわしらの夢が…もうすぐ生まれてくるんじゃ。
エリーがそばにおったらわしゃ何もいらん。
そばにおって一緒に夢を追えたらわしゃ何もいらん。
はい。
アイラブユー。
見えたぞ〜!この手離すなよ。
はい。
・「なつかしい人々なつかしい風景」・「その総てと離れても」・「あなたと歩きたい」・「嵐吹く大地も嵐吹く時代も」・「陽射しを見上げるように」・「あなたを見つめたい」・「麦に翼はなくても」・「歌に翼があるのなら」・「伝えておくれ故郷へ」・「ここで生きてゆくと」・「麦は泣き麦は咲き」・「明日へ育ってゆく」・「麦は泣き麦は咲き明日へ育ってゆく」エリーとマッサンの生活は大阪で始まりました。
人々は陽気で活気に満ちていました。
(一同)まいどおおきに!まいどおおきに!マッサンの勤め先は住吉酒造という当時日本に数えるほどしかなかった洋酒の製造会社でした。
(優子)うち幸せになれると思う?なれる。
きっと幸せになれるよ。
エリーはここで日本に来て初めての親友となる優子さんと出会いました。
でも最初は行き違いがあって2人の出会いは最悪のものでした。
わしがここでウイスキー造るんじゃ。
ええ!ええ!ただいま帰ってまいりました!よう帰った!2年間ご苦労さん!はい!
(佳代)亀山君!あっ。
お久しぶりです。
うわ〜優子さんますますおきれいなられて。
ええ?
(大作)胴上げや胴上げ!
(一同)万歳万歳〜!やめ〜!痛い痛い痛い…!マッサン…。
腰が腰が…。
(大作)ワ〜オ!静かに!ワ〜オ!ママ…マッ…マッ…マッサン。
社長。
痛っ…。
わしの嫁さんです。
嫁はん?
(大作)アーユーカメヤマズ嫁はん?優子さんは父の大作社長からマッサンと結婚する事を言い聞かされていたのです。
マッサンまたお米炊き教えて下さい。
ああ…すまん。
今日は麦汁を醗酵させんにゃいけんのじゃ。
事はエリーが妻として奮闘すべく手料理をみんなに振る舞おうとしたその日に起こりました。
何やこれめちゃくちゃ塩辛いで。
エリーいつもの味と違うど。
(大作)こらちょっと塩入れ過ぎやで。
(佳代)これがお母さんに教えてもろた伝統料理?これはちょっと日本人の口には合わへんわ。
いや違います。
前にスコットランドで作ってくれた時はこがな味じゃなかった。
のう?エリー。

(大作)あんな塩辛い料理誰が作るんや!日本もスコットランドも辛いもんは辛いんじゃ!何でうちが責められなあかんの?優子の言うとおりや。
あんさんどっちの味方なん?お前は黙っとれ!エリーちゃんの立場になって考えてみ!遠い遠い異国から親兄弟から離れてたった一人で日本に来たんやで!親を捨てた人の気持ちなんて分からへん!お父さんいつも言うてるやん。
「一番大事なのは家族や。
親を大事にするのは子どもの役目や」って。
あの人親捨てて駆け落ちして日本に来たんやろ?親の思い踏みにじって自分勝手に生きてるだけやん!
(優子)何でそんな人の事認めるん?それなら私ももっと好きにさせてよ。
(大作)優子!優子さん…ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
ええ子ぶるんもええ加減にして!下手くそな日本語で何言うてもうそくさい!お芝居してるようにしか見えへん。
うちはだまされへん。
いつか化けの皮が剥がれるわ!あんたは所詮親を裏切っても何ともない親不孝者や!
(泣き声)エリー!エリー!エリー!ごめんエリー!もしエリーが帰りたい言うんじゃったらわしも一緒にスコットランドに帰るけん。
のう?ウイスキーならスコットランドでも造れる。
エリーのママもきっと喜んでくれる。
アホ…。
何じゃ?アホ!何するんじゃ!どうしてそんな事言うの?私のため?その気持ち全然うれしくない!私そんないい加減な気持ちで日本に来てない。
本当は…ママに会いたい。
今すぐ会いたい。
だけど…帰れない。
どうして?どうして?マッサン。
マッサンの夢かなえるためでしょ!マッサン…日本で初めてのウイスキーを造る。
そのために2人で日本に来た。
私そのために国家族全部捨てた!今更帰れる訳ないじゃない!エリー。
ごめん。
ごめんのう。
2人は工場近くの小さな借家を愛の巣に選びました。
・ごめんください。
は〜い。
どうぞ上がって下さい。
ここでええわ。
これ届けに来ただけやから。
何ですか?引っ越し祝。
よかったら使て。
どうして?あんたには負けたわ。
お父さんから全部聞いた。
あんたがどれほどの覚悟で日本に来たか。
私ママに反対されました。
だけどママの気持ちを裏切ってマッサンと一緒に日本に来ました。
うち政春さんの事はきっぱり諦めます。
いろいろきつい事言うて堪忍ね。
大丈夫。
ほな。
ありがとうございました。
それから優子さんとエリーは少しずつ互いを認め合うようになっていきました。
あっ…ああっ…!あかん…あかん!あかんあかんあかん!う〜っ!エリーが慣れない日本の家事に悪戦苦闘していた頃マッサンもウイスキー造りに向け懸命に働いていました。
どうでしょう?
(矢口)ウイスキーがどうやって出来るのかはよう分かる。
ウイスキー製造計画書としては完璧や。
よっしゃ!そやけど…一本5円で売って初期投資を回収できるのは120か月後。
大赤字やないか。
ウイスキー造るにはどうしてもそれぐらいかかるんです!しかも商品化できるのが4年も5年も先。
その間のうちの資金はどうする?もうちょっと現実的な数字出えへんか?社長!はっ。
これが現実なんです!再提出!ええ〜?ある日優子さんに縁談が舞い込みました。
おお〜!お見合いで着るねん。
ええやろ?わしの娘とは思えへんな。
ほんまやな。
私もそう思います。
(佳代)この帯もええ色やし…。
エリーには優子さんのその笑顔が気にかかりました。
優子さん…本当はお見合いしたくないんじゃない?何でそう思うの?もう決めたの。
うちはその人と一緒になって幸せになる。
(池田)メザシ!どこまで?
(好子)お見合いうまい事まとまってほしいわ。
優子さんの見合いとメザシ関係あるんです?羽振りのええ海運会社のせがれがうちの会社に婿入りしてくれたら金回りようなるやろ。
メザシも鯛に変わるでござる。
ほう〜なるほど。
そやけど乙女心は揺れまくるからね。
わしにゃ無理ですって!銀行が増資してくれなんだらウイスキー造られへん。
わし接待なんかした事ないしああっエリーも待っとりますけん。
このころ日本は不況となりウイスキー事業を始めるのは困難を極めマッサンと社長は資金繰りに奔走していました。
頂きます。
(笹塚)よっしゃ!まあまあ…。
強い人。
えらい飲みっぷりや。
全部飲んでしもたんか?えっ!?
(笹塚)ついでに歌でもどや?
(大作)歌?よろしいな歌。
「カチューシャの唄」どうですか?待ってました〜!あかんあかんあかん…!
(大作)あかん事ない!歌はうまい下手やない!心や!無理ですって言うとるじゃないですか。
亀山政春歌います!
(笹塚)待ってました〜!
(拍手)
(3人)ハハハッ!足持ってつかぁさい。
よし。
よし!・「カチューシャかわいやわかれのつらさ」
(優子)・「いのち短し恋せよ乙女」・「朱き唇褪せぬ間に」・「熱き血潮の」優子さん。
エリーさんが思てるとおりうちはまだ結婚なんかしたないんよ。
そやけどうちはこの家の一人娘やから婿さんもろてこの家を継ぐのはうちの仕事。
仕事って?ほんまはほかの仕事もしたかってんけどな。
どんな仕事?英文タイピスト。
英語をもっと勉強せなあかんのやけど。
はっ…アハッ。
優子さん英語話せる?ウフッ…。
あかんあかん。
エリーさんにはちゃんと自分の仕事せなあかんて言うたくせに。
自分がこんなんやったら情けないわ…。
(正太郎)うちの売り上げ戦前の何倍になったと思はります?
(佳代)10倍くらいですか?ううん。
2…200。
(大作)200倍!
(正太郎)アハハハッ!200倍ですわもうハハハッ…。
回想本当にいいんですか?お見合い…本当はしたくない?
(守谷)次郎君優子に聞きたい事があったら遠慮なく聞いてや。
(次郎)あっはい。
今回のお見合い一度断られたのは何でですか?
(正太郎)何を言うてるんや。
そんな事聞いて何になる!小さな夢があって…。
夢?結婚する前に家の外に出て…働きたいと思ってたんです。
夢の話です。
優子さんは?お見合い終わった?結婚めでたく決まりました!忙しゅうなるわ。
優子さん。
もうええよ。
でも…。
(蒸気が噴く音)あっ…。
あかん!何でエリーさんはいっつも…いつも蓋を開けようとするん?日本の女は蓋開けたらあかんのに…。
うれしかった…あの時背中を押してくれて。
ちょっとだけ蓋開ける事できた。
でもなうちは住吉酒造の一人娘。
会社の一大事にうちはうちの仕事をせなあかん。
(優子)お祝いや。
ほら!食べてみ。
あったかい。
どう?おいしい。
臭い臭い臭い臭い!ああっ!ああっああ〜!何するんです?異臭騒ぎが起こるわ!必要な作業です!そんなもんは勤務時間外にやれ!株主会議の資料作りは会社の仕事でしょ!所詮形だけの会議や。
形だけ!?会社の業績が下がって大損すんのは株主や。
誰も承認なんかせえへん。
金輪際ウイスキーには手ぇ出さんいう事が確認されてしまいや!そがな事ぁやってみんにゃ分からん!何が何でも潰したる。
新しい事業を始めるには株主の承認が必要でした。
マッサンと大作社長はウイスキーのすばらしさを伝えるために株主会議に臨みました。
それでは早速技師長の亀山よりご説明申し上げます。
はい。
結果は見えとる。
手短にな。
これは…本場スコットランドから持ち帰ってきたウイスキーの原酒です。
どうぞご賞味下さい!うっ…。
何やこれ!
(せきこみ)何やこれ!?
(守谷)煙臭い酒やな。
何やこれ!?やっぱり日本人の口には合わへんな。
(ノック)エリー!何しに来たんじゃ?何や?これ。
スコットランドでは乾燥させた果物をウイスキーに合わせます。
なるほど。
(好子)それなら日本の干し柿やアンズ干しも合うんやないかって。
うんこれいけますわ。
ああ…。
ウイスキーに合う日本の料理探せばもっとたくさんあると思います。
うまい組み合わせを探すのも楽しみやな。
ハーモニーや!
(拍手と笑い声)酒と肴のハーモニー。
ハーモニーやでハハハッ。
肴と酒のハーモニー。
合う合うわ〜…。
ウイスキーにはその土地の力が味と香りになって宿ります。
例えばスコットランドの北部のウイスキーにはヘザーの花の香りがするといわれとります。
それはウイスキーを造る水が広大な大地を通って湧き出てくるからなんです。
ヘザーの花咲く大地を通った水にはヘザーの香りが宿る。
その豊かな水は大麦を育み樽の中でじっくりと熟成される。
わしらはこの日本で日本の魅力がギュッと詰まったウイスキーを造ってみたいと思うとります!どうかどうかお願いします!頼みます!どうかわしらに日本で初めてのウイスキーを造らしてつかぁさい!お願いします!お願い致します!
(池田松原)お願いします!
(拍手)ありがとうございます。
よかったな。
(拍手)
(大作)よろしくお願いします。
(拍手)
(守谷)実は藤岡さんからウイスキー事業を認めるならば優子との縁談はなかった事にしてほしいと言われてな。
(正太郎)この際はっきり言わせてもらいますが現実が見えてない男がおるような会社に息子を送り出す事はできません。
亀山君の事や。
人間な…夢だけでは生きていかれへん。
亀山君この会社のためにウイスキーの夢諦めてくれんやろか?えっ…。
それはできません!
(守谷)そうか…ほなしゃあない。
亀山君この会社辞めてくれ。
わしが間違うとんかのう…。
わしがウイスキー造りたい言うとるせいでみんなを振り回してみんなに迷惑かけて…。
マッサン…。
諦めた方がええんかのう…。
違う…違う。
マッサンは間違ってない。
じゃけど…。
大丈夫…大丈夫!人生は冒険アドベンチャー。
私夢食べて生きていける。
夢を食べて?フフッ…。
マッサンの夢があれば私生きていける。
・「明日の月日のないものを」・「いのち短し恋せよ乙女」行け!どこへでも行ってまえ!すいません。
ただし…夢だけは忘れるなよ。
ウイスキー造りの夢だけはな!はい!止まって!
(佳代)何やどうしたん?
(佳代)何しに来たん?これ。
お祝いです。
ヘザーの花は身を守ってくれます。
赤は日本の「おめでとう」の色。
これからたくさんたくさんハッピーがありますように。
おおきに。
優子さんは私が日本に来て初めてけんかした人。
そして初めての友達です。
優子さんお幸せに。
政春さんエリーさんの事よろしくね。
はい!バ〜イ。
グッバイ。
バ〜イ。
グッバイ!
(優子)バ〜イ!グッバイ…。
マッサン!マッサンマッサン。
お米ない。
ええっ!?やっぱり夢だけじゃ食べていけまへんな。
ああ〜っ…。
ウイスキー造りしか頭にないマッサンは次の働き口がなかなか見つかりませんでした。
私が働く!おなごは家の事だけしとったらええんじゃ!食べるものもないどうやって生きていくの?「武士は食わねど高」…。
「高楊枝」じゃ。
あ〜私侍じゃない!おなごは黙って男の言う事聞くもんじゃ!私もうマッサンの考えについていけない!ほうかじゃったら出ていけ!「ここ出ていけ」言うたんじゃ。
さいなら。
それからマッサンはアホ。
ドアホ。
ドアホ!何度も何度も夫婦げんか。
2人が夫婦となるための時間だったのかもしれません。
(鴨居)エリーちゃんやないか!大将…。
このころエリーにいつも目をかけてくれたのが鴨居の大将でした。
ジェントルマンで豪快な大将の話はまた後ほど。
(キャサリン)ほなほんまに働く気あるんやな?当たり前でしょうが!どないな仕事やったら続けられるん?どないなって…。
あっ角の八百屋どうね?旦那が足の骨折って人手が足らん言うて奥さん嘆きょうたど。
いや〜野菜にゃたまにあの…芋虫がついとるでしょう?あのウイ〜ッて。
わしゃあの芋虫が子どもの頃から大の苦手で。
ああ…。
2丁目の魚屋さんは?あそこの親父はいっつも早口で何言うとるか全然分からんもん。
駅の荷降ろしどうや?貨物列車から荷物降ろすだけ。
誰でもできる仕事やで。
いや〜駅は遠いしのう…。
あ〜…。
とことん働く気なし!このままズルズル仕事始めたらウイスキーの事は諦めなあかんようになるてそない思てんのやろ?いや…そがな…。
自分の都合ばっかりやん。
エリー泣かせたあかんて。
言われんでも分かっとりますよ。
分かってへん!ほっといてつかぁさいもう!
(せき)
(春さん)わしや!わし!えっ!?エリーちゃんの具合はどうじゃ?お野菜差し入れに来ました。
あんた顔はラッキョやけど気は利くな。
誰がラッキョじゃ!苦しい時期に2人を支えてくれたのがご近所さんでした。
わしの人生…な〜んも始まっとらん。
そして人生の先が見えなくなっていた2人を導いてくれたのがマッサンの愛すべき家族でした。
ハハッ!
(すみれ)「親愛なるエリーさんへ。
お元気ですか?兄と仲良うしてくれてますか?学校で習った英語がちゃんと通じるか一度試してみたいと思ってこの手紙を書いています。
もしよかったらお返事下さい。
待っとります。
すみれ」。
ハハハッ。
うれしい!日本に来て初めて手紙もらった。
ああ。
ねえマッサンすみれに返事書いていい?いや〜お母ちゃんにでも見つかったらまた…。
マッサンの実家は広島の竹原の造り酒屋でした。
先祖代々古くからのしきたりを守る威厳ある家でした。
特に厳しいのが…マッサンの母早苗でした。
お母ちゃん。
何ね?この冬は女中が足りん言うて困っとったじゃろ?それが何ね?身重のお姉ちゃんまで呼び戻したんじゃけぇエリーさんに手伝うてもろうたらちょうどええんじゃない?すみれ…。
すみれちょっと待て。
エリーが女中たぁどういう事じゃ。
マッサン。
あ?大丈夫!ねっ。
私女中やります!いやエリー…。
お母さんもお願いします。
こがなみそ汁…。
こんなもの食うとると思ったら政春は気の毒じゃ。
エリーさんとにかく食びょう。
はい。
ここはいかん。
ここは家族の席じゃ。
この人は女中らと。
いかんいかん!掃く時は畳の目に沿って掃くんじゃ。
畳の目?目があるじゃろ目が!どこに?千加子千加子!ちいと来て!・
(千加子)はい。
この女中さんに教えたって。
(千加子)ええっ?何でうちが。
ちょちょ…!敷居を踏まない!畳のへりもじゃ!畳…ごめんなさい。
ええ加減諦めんさい。
勢いで一緒になって日本まで来たんじゃろ?あんたら2人そろうて間違うた夢みとるんよ。
間違った夢?政春が日本でウイスキー造りたいいうんもあんたが日本人の嫁になりたいいうんもどがに頑張っても実現せん間違うた夢なんよ。
意地になるのも分かる。
じゃけど傷が深うならんうちに考え直した方がお互いのためじゃ。
ウイスキーも日本人と西洋人の結婚も諦めんさい。
お姉さん…ありがとう。
でも…マッサン必ず日本でウイスキー造ります。
私は信じてます!だから諦めない。
私も日本の嫁になる事諦めません。
よいしょ!
(俊夫)溶けとらんでしょうが!マッサンを叱咤してくれる幼なじみの俊夫は亀山酒造の蔵人でした。
後にマッサンのウイスキー造りを支える頼もしい存在になるのですがそれはまだずっと先のお話。
ウイスキー飲んだ事あるか?ある訳なぁでしょうが。
西洋どころかわしゃこの町からも一歩も出た事ありゃせんのじゃけん。
ウイスキーはうまいど!ありゃ未来の酒じゃ。
ハハハッ…。
ハハハッ…。
「絵に描いた餅」ですのう!何じゃと。
そがな西洋の酒日本で造れる訳がない。
造ったところで誰が飲むんです?みんなが飲むようになる。
いつかこの国にもウイスキーの時代が来るんじゃって!甘ったれるのもええ加減にしてつかぁさい!現実をよう見てみね。
ええ年して仕事もしとらんいまだに親のすねかじっとるお坊ちゃまが何でそがな西洋の酒未来の酒造れるんです?回想
(政志)やってみい!ああっ!日本で初めての男になるんじゃろうが!世界一うまいウイスキーを造って新しい時代を作ってみい!わしゃ命懸けでやる!世界一うまいウイスキー造ってのう…親父に飲んでもらうけん!入れますで。
はい!
(千加子)うちの場合はまずイリコでだしをとってみそはこのうちで仕込んだみそを使うんよ。
お姉さん…。
今日しか教えんけんしっかり書いとかんにゃいけんよ。
はい…あっちょっと待って。
(千加子)まあ亀山の家の味はみそで決まるようなもんじゃわ。
はい。
ありがとうございます。
本当に。
(早苗)何が頑張るじゃ。
大阪で何にもする事がないのにどうやって頑張るんじゃ。
ウスケも造れんのに何が夢じゃ。
お母ちゃん…。
あ〜あもう…。
こがな息子に育てた覚えはないんじゃが…。
あんたのお母さんにも会わせる顔がなぁで。
早うこんなバカタレと別れて国に帰りんさい。
これはあんたがうちで女中さんとして働いてくれた給金じゃ。
うちは女中をタダ働きさせるようなおなごじゃなぁで。
お母ちゃんありがとう。
バカタレ!痛っ!お前にじゃないわ!こんなバカタレと別れてこれを旅費にして国へ帰りんさい。
早うしまいんさい。
お母さん…。
うちはあんたのお母さんじゃないけん。
早よ出てけ。
お母ちゃん…。
はい。
また会いに来ます。
お母さん。
うちはあんたのお母さんじゃなぁで!ああエリーちゃんまた会えたな!こんにちは。
そしてマッサンにチャンスをくれたのがこの人。
人々から大将と呼ばれ慕われる洋酒問屋鴨居商店の社長さんでした。
鴨居の大将は世間をアッと驚かせるアイデアマン。
ああっ!以前に一度マッサンの才能を見込んで会社に呼ぼうとした事があったんですが…。
すごい…。
(鴨居)うちで働いてみいひんか?一緒にウイスキー造ろう!しかしマッサンは恩義ある大作社長を裏切れないとその申し出を断っていたのです。
大将しかいない。
え?マッサン鴨居商店に行こう!ウイスキー造るには大将に頭下げるしかないでしょ。
それしかなぁのう。
マッサン。
大将んとこ行くんが一番近道じゃのう。
はい。
大将〜!待ってて〜!何が何でもウイスキー造ったるど〜!こうしてマッサンはウイスキーを造らせてもらえるよう大将にお願いに行ったのですが…。
大将はどがなウイスキーを造りたい思うとります?本場に負けへんメイド・イン・ジャパンのウイスキーや。
メイド・イン・ジャパン?
(鴨居)西洋人にできて日本人にできん事はない。
本場よりうまいウイスキー造って日本人の底力を世界中に見せてやりたい。
メイド・イン・ジャパンのウイスキーでこの日本を元気にさせたいんや!メイド・イン・ジャパンか。
大将すごい!
(キャサリン)エリー。
もうマッサンの事が心配で心配で…。
(桃子)どうなった?
(梅子)話し合いうまいこといってるか?シシッ!まだまだ…。
大将乾杯しましょう!これからわしらが造る本場のウイスキーです。
おお〜ええのう!大将乾杯!おっ!あ〜うまい!
(鴨居)う〜ん。
はあ…。
せやけど日本人にはちょっとピートのクセが強すぎるな。
あ?わてらが造るウイスキーはもうちょっとピート臭を抑えなあかん。
いえいえ…お言葉ですがわしゃピートの臭みがあってこそのウイスキーじゃ思うとります。
誰もピートは要らんとは言うてへん。
もうちょっと日本人の口に合うように改良した方がええと言うとるんや。
何やさっぱり分からん。
ピートて何?人の名前?ピートさんちゃうか?シシシッ…。
お願いします。
シシシッ。
つまり大将は本場のウイスキーとは違うウイスキーを造って売り出すいうんですか?お前はどう考えとる?わしゃ本場のウイスキーをこの日本で造ってみたい思うとります。
わても同じや。
いや違うでしょうが!どこがや?あ〜…。
やっぱり分かっとらん!マッサン…。
お前ここへ何しに来たんや?わしゃのうあんたの言いなりになる気はありません!誰もそんな事…。
マッサン…。
本場のウイスキーを造る気がなぁ人とわしゃ一緒にゃできません!押すな押すな…。
イタタタ…足足!ああっ…。
(一同)ああ〜!ああっ!うわ〜!エリー!何やっとるんじゃ!マッサン…。
エリーちゃん残念やな。
どうやらわてら水と油や。
水と油…?オイルアンドウォーターじゃ!大将は本場スコットランドから職人を招こうと考えました。
エリーは交渉の席に通訳として呼ばれたのです。
「まずあなたは本気で日本でウイスキー造ろうと思っていますか?」。
今更何言うてますねん。
もちろんです!「スコットランドと日本では文化のレベルが違う。
残念ながら日本は我々西洋に比べてまだまだおくれた国です」。
「日本でウイスキーを造る事は諦めた方がいいと思います」。
エリーちゃん?何を言うてんのや?日本人にウイスキーが造れるかどうか言うためにわざわざ寄って頂いたとは…残念な話や。
日本人の手仕事のこまやかさ奥ゆかしさ。
織物や陶器和菓子に日本料理。
わてらの国には世界のどこにも恥じない文化や伝統もてなしの心がある。
日本がもしおくれてるとしたらそんな日本のすばらしさを世界にまだ気付いてもろてないいう事でんな。
何より残念なのはわての大事な人探しをあんたのような無知で偏った見方しかできへん人にお願いしてしもた事や。
ほんまに残念な話や!あんたの手助けはもういりません!黒沢!ミスターアンドリュースはお帰りや。
プリーズ。
(鴨居)4,000円ある。
4,000円!日本の総理大臣に払う給金と同じとまではいかんがもともとスコットランドのプロフェッショナルに払うつもりで用意しとった銭や。
これ1年分先払いしたる。
マッサン鴨居商店の人間になれ。
何で今更…。
ついてこい!ここは?わての秘密基地や。
こりゃ…わしが持っとらん地質学や蒸溜技術の本まで…。
すごい。
(鴨居)ハハハッ。
大将この樽は?昔まだ太陽ワインを売り出す前に使いもんにならんアルコール入れてほっといたんや。
ところが2年前ふと思い出して開けてみたら中身はまるで別物のように良質なアルコールに変わっとった。
どうして?木の樽に入れて貯蔵すると木の成分や自然の力でアルコールが変質するんじゃ。
そのとおり。
まさにウイスキーの熟成と同じ理屈や。
わては2年前この樽の酒を飲んだ時目覚めた。
時間をかけて熟成する酒を造りたいと思た。
まるで魔法や。
神の御業や。
わてもいつかウイスキーを造ってみたい。
これがわてが本気でウイスキーを造りたいと思った原点や!マッサン!やってみなはれ。
エリー…。
本気なんですね?2人でメイド・イン・ジャパンの新しい時代作ったろやないか!はい!お願いします!こちらこそ!フフッ…。
ハハハッ。
おおきに!うん。
エリーちゃん…。
やがてマッサンは試行錯誤の中ウイスキー造りに合った土地と出会いました。
ミスト!大阪にある山崎です。
見つけた。
見つけたど!ここにようやく日本初のウイスキー工場が誕生しました。
オーライオーライオーライ!ストップ!ストップじゃ!へじゃ大丈夫ですかの?ああ。
ほなはめるで。
お願いします!よし!いくで!
(一同)はい!お〜!
(拍手と歓声)やったやったで。
どけ!エリー!ほれやったど!マッサンおめでとう!ありがとう!エリーのおかげじゃ。
私もできた。
何が?赤ちゃんができちゃったの!ええ〜っ!?2人の夢が動き出したこのころ思わぬ同居人が訪れました。
どうしたんですか?こがな時間に。
大事な話や。
言うたやろ相談があるて。
おい!
(鴨居)わてのせがれ英一郎や。
鴨居商店から日本初のウイスキーが産声をあげよういう時にこいつを遊ばしてんのはどうかと思てな。
まあちょっと学校休ませてこの歴史的な瞬間をしっかり見せる事にしたんや。
お父さん働くとこ見るすごくいい。
でなこいつをマッサンの弟子にしてほしいんや。
わしの弟子?やがてエリーとマッサンはこの親子の間に確執がある事を知りました。
ちょっとよろしいですやろか。
何や?奥様の命日の事だすけど今年こそ英一郎さんらとご一緒に墓参りされてはどないだすか?何でや。
(英一郎)父は心のない人です。
全ては商いのため。
僕の母は胸を患って入院しました。
あの人は死の間際になっても顔を出さなかった人でなしです。
(鴨居)まだ子どもや。
何を話しても届かへん。
坊ももう二十歳だす。
親が思てる以上に子は大人になってるもんだす。
僕は父のような人間にはなりたくありません。
(巡査)どないな子どもが生まれてくるやらほんま想像でけへんな。
そもそもその子どもは何人になるんや?
(春さん)こらお巡り!そがな事はどうでもええ。
失敬!春さんに言われたらしまいやで。
どういう意味じゃ!
(笑い声)どうでもよくないです!英一郎…。
いじめられるでしょうね…この国では。
日本は島国やから。
肌の色や髪の毛の色が違う人に対して偏見がある。
エリーさんも日本に来てそういう経験したんと違います?みんなきれい事です!そのとおり。
エリー…。
英一郎の言うとおり。
エリー…。
でも…英一郎偉い!僕の…どこが偉いんです?日本人思ってる事言わない人いっぱいいる。
でも英一郎は自分の思った事ちゃんと言える。
英一郎は私たちの子どもの事心配してくれた。
ありがとう。
エリーさん…。
エリー心配せんでええ。
万が一やでエリーの子どもがいじめられるような事があったらうちらが黙ってへん!なあ?春さん。
当たり前じゃ!わしがいじめたガキの所へどなりこんで雷ピカピカピカ〜ッて落としたるわい!
(笑い声)
(巡査)わしがそのガキ逮捕したる!
(キャサリン)いやいや逮捕はできへん。
(笑い声)みんなありがとう。
ありがとうございます。
(泣き声)英一郎どうしたんじゃ?
(泣き声)英一郎…。
(泣き声)英一郎なぜ泣いた?なぜって…全部です。
全部?周りの人たちが本気でエリーさんの子どもの事を心配してみんなで守ろうとして…。
あったかいね。
エリーさんが僕という人間を褒めてくれた事も。
もちろん。
強いんですね。
私?エリーさんは強くて温かくてすてきです。
ホホホッ。
今夜は2階でピクニックよ!英一郎が心を開き始めた頃今度はエリーに悲劇が…。
ベビーベビーベビーベビー私のベビーは?大丈夫じゃ。
授かった子の命は失われました。
(泣き声)そして…。
今後もし妊娠したとしてもまず出産までもつかどうか…。
出産となると母体はかなり危険にさらされると思います。
へじゃ…。
今後出産する事は難しいでしょう。
(泣き声)
(泣き声)・
(泣き声)
(泣き声)わしらは…助けられたんじゃ。
もしあのまま産んどったらエリーは命を落としとったかもしれんいうて先生言うとった。
わしらの子がエリーを生かしてくれた。
エリーの命を…助けてくれたんじゃ。
じゃけんわしらはこれからその子の分まで笑うて元気に一生懸命…一生懸命生きんにゃいかん!
(泣き声)もうええ。
2人に。
カツレツや。
明日から工場を頼むと伝えてくれ。
お披露目会までもう時間がない。
何を言うてるんですか?今聞いてたんやないんですか?お母さんの事思い出した。
え…?ちょ…待って下さい。
お父さん!さっき父が…。
大将が?明日から工場長に仕事に出てほしいと。
お披露目会は予定どおりやるそうです。
オヒロメカイ?いや…ええんじゃ。
「ええんじゃ」…何?
(鴨居)来月には工場長のおかげで完成したこの山崎工場のお披露目会を行う。
このポットスチルを使った初蒸溜を皆さんにお見せするんや。
大々的に日本初のウイスキー誕生を宣伝してもらうつもりや。
すごいよ!さすが大将!英一郎もマッサンも頑張らないと!じゃけどなんぼ何でも明日からは…。
駄目!何言ってる!ウイスキーはマッサンと大将の夢でしょ?やっと始まる!行かない駄目!エリー…。
2人とも明日からちゃんと行って!行かないとこの家から追い出す!ハハハッ。
本当に追い出す!分かった?ああ…。
(一同)よいしょよいしょ…!それからお披露目会へ向けてみんな昼も夜もなく働きました。
この会を成功させるという目標がいつしかみんなのわだかまりを解きほぐしていきました。
よし。
(鴨居)英一郎お披露目会の日はお母さんの命日や。
メイニチ?奥様が10年前に亡くなられたその日です。
あっ大将…偶然やと思ってました。
お父さんが命日を覚えてるはずないと思ってましたから。
どうしてもその日に報告したかった。
日本中をアッと驚かせてくれるんやろ?
(鴨居)「あんたの夢がかなったらうちは必ず元気になるから。
約束する」て。
約束する。
わてはお母さんとの約束信じてがむしゃらに働いた。
そやけどお母さんは…ようなる事はなかった。
覚悟も決めたんやろな。
「堪忍な」て…。
「もっともっと…一緒に夢みたかったけど堪忍な」て。
お母さんがわての夢を支えてくれた。
わてはいつも2人分夢を追いかけてるんや。
最後の最後までわてを信じてくれたお母さんの分までな。
わてはやっと日本中を驚かせる事ができる。
もう間違いないのう。
何が?お披露目会は必ずうまい事いく。
うん。
実は今日…。
マッサン…養子もらう気ないか?本気ですか?もちろん本気や。
種子さんの知り合いにのういろんな事情で親を亡くした子どもらを引き取って育てとる教会があるらしいんじゃ。
赤ん坊は日本人じゃ。
実の親じゃないいう事はもしかしたら自分で気付く前に周りから言われてからかわれるかもしれん。
もちろん種子さんも今すぐ返事が欲しいとは言うとらん。
2人でよう相談して考えてみてくれ言うて。
すまん…。
マッサン…子ども…やっぱり子ども欲しい…でしょ?エリー…。
だけど私ママになれない。
だからもしマッサン…私じゃない誰かと結婚したらパパになれる…。
何を言うとるんじゃ!エリーは誤解しとる!わしゃエリーといたい。
ずっとずっと一緒にいたい。
そのためじゃったらほかな〜んもいらんわ!それに…忘れたんか?わしらには…もうすぐ生まれてくるじゃろうが。
何?ウイスキーじゃ。
待ちに待ったわしらの夢が…もうすぐ生まれてくるんじゃ。
エリーがそばにおったらわしゃ何もいらん。
そばにおって一緒に夢を追えたらわしゃ何もいらん。
はい。
アイラブユー。

(鴨居)本日はまことにありがとうございます。
皆さんこの蒸溜釜からの熱気が感じられますでしょうか。
これすなわち国産初のウイスキー造りに懸ける情熱の熱さです!我が鴨居商店はその熱をこれから皆様にお届けします!
(拍手)わての話はこれぐらいで。
このあとはわてのせがれに任せたい思います。
鴨居英一郎!えっ!?おい行ってこい!
(拍手)あとは任せた。
行ってこい!我々の造るウイスキーにはラブがたくさん詰まっております。
日本で初めての国産ウイスキーを生み出すまで大勢の人が汗を流し傷つき…涙を流しでも…人をいとしむ心にラブに支えられ今日という日を迎えた事を僕は学びました。
これからここで造られたウイスキーは長い時をかけてじっくり熟成されていきます。
私たちもこのウイスキーと共にもっともっと成長していきたいと願っています。
皆さんこれからも鴨居商店をどうぞよろしくお願いします!
(拍手)ご苦労さん!ええ挨拶やった!ありがとうございます!
(黒沢)皆様今まさに蒸溜したての原酒が届きました。
これから樽詰め式を行います。
マッサン。
ん?私…お母さんになりたい。
エリー…。
子ども育てたい。
はい。
こうして2人は小さな小さな命を迎える事になりました。
初めまして。
あんたのママやで。
…んでこの辛気くさいのがパパや。
いや〜かなんな。
何言うとるんですか!もう…。
エリーの「エ」と政春の「マ」をとってエマと名付けました。
買うてきたよ。
みんなで飲んでみょう。
ねえ?うちはそがなもんは飲まん!お母ちゃん!お帰り。
ああただいま。
どうしたんじゃ?エマがまたニンジン食べない。
ええ?こないだちゃんと食べとったじゃろうが。
ニンジン嫌い!あ〜しょうがないのう。
へじゃお父ちゃんが半分食べたろか?センキュー。
ユアウェルカム。
マッサン甘やかす駄目!半分は食べる言うとるんじゃけぇ。
エマ!お坊ちゃまちゃんと寝とりんさるんか?寝とる場合じゃなぁわ。
新しい時代を作る者がゆっくり寝とられるか!ほうじゃの。
日本に行く。
政春と一緒に私が日本に行く。
エリー。
政春の夢は日本で初めてのウイスキーを造る事でしょ?だから私が日本についていく!この手…離すなよ。
はい。
大笑いして。
2014/12/30(火) 08:00〜09:30
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 マッサン総集編 前編 Dear Mother〜縁は異なもの[解][字]

連続テレビ小説「マッサン」の全25週のうち前半の第13週までのマッサンとエリーの夫婦の冒険物語をたっぷりの名場面とともに振り返る総集編としてお届けします。

詳細情報
番組内容
9月29日から放送を開始した連続テレビ小説「マッサン」。シリーズ全25週のうち前半の第13週までの、広島・大阪での夢への奮闘と挫折、運命の人・鴨居との出会いの物語をたっぷりの名場面とともに振り返る総集編としてお届けします。日本初の国産ウイスキーづくりの夢に燃えるマッサンと、夢の実現を支えるエリーの夫婦の冒険は、後半いよいよ北海道へと舞台を移します。この総集編を見れば、まだ後半に間に合います!
出演者
【出演】玉山鉄二,シャーロット・ケイト・フォックス,相武紗季,八嶋智人,濱田マリ,西田尚美,早見あかり,浅香航大,夏樹陽子,高橋元太郎,白井晃,江口のりこ,志賀廣太郎,佐川満男,中村嘉葎雄,前田吟ほか
原作・脚本
【作】羽原大介

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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