浅田真央・舞のTRY&GO〜初体験!素顔のプライベート旅〜 2014.12.29


2014年ソチ・オリンピックで圧巻の演技を披露し日本中を感動させたフィギュアスケーターの浅田真央。
振り返れば18年間すべてを競技にささげてきたスケート人生でした。
しかしオリンピック後の会見で…。
今年は自分の体も気持も少しお休みをするという形で決めました。
そんな浅田真央が人生初の…。
これは怖い!キャ〜!民俗舞踊を習い…。
牧場では牛のエサやりのお手伝い。
のはずが…。
浅田真央と姉の舞が2人で初めてづくしの旅。
舞台は大自然が残るニュージーランド。
心許せる姉妹だからこそ本音もポロリ。
お互いにいなければよかったなって思ったこともあったと思うし。
そして旅のクライマックスは…。
すご〜い!真央ちゃんの夢…。
今まで見たことのない…。
今年7月。
休養宣言をした浅田真央ちゃんと姉の舞ちゃんを訪ねました。
(2人)よろしくお願いします。
まずは近況を聞いてみましょう。
あります。
いっぱいあります。
すると…。
出てくるわ出てくるわ。
あっという間にスケッチブックがいっぱいに。
どんなことがしたいのかなぁ?スイーツ作りにいろいろなダンスにトライ。
カフェでバイトですか。
いいですね〜。
ちなみにこの中でいちばんやりたいことはどれですか?これです。
天然のリンクで滑りたい!これは…ずっともう夢っていうか。
今まで練習でも大会でも屋内のスケート場でしか滑ったことがない2人。
一度でいいから…。
ではその夢かなえに行きましょうか。
こんなにも早くに実現してもいいんですか?いちばんやりたいことが…。
え〜。
成田空港で行き先を発表。
ニュージーランド?どこ?ん〜?何はともあれ参りましょう。
成田空港からニュージーランドのオークランドまでは毎日直行便を運航しているニュージーランド航空で約11時間。
ニュージーランドは日本の7割ほどの国土に手付かずの大自然がいまだ残る世界中から多くの人が訪れる観光立国です。
南半球に位置するため季節は日本と真逆で旅をした8月はまさに冬。
そしてこの時期ニュージーランドでは…。
2人は国内線に乗り換えニュージーランドの南端にあるクイーンズタウン空港にやってきました。
到着。
着いた〜。
寒い。
ビックリなのがまずこの景色。
成田とは大違い。
季節も真逆です。
どこに行く?街行きたいですね。
どうやって街まで行くの?わかんない。
今回ニュージーランドの滞在時間はこの日を含めて3日間。
最終日に天然のリンクでスケートをする以外は自由。
2人がやりたいことを自ら見つけて旅をしてもらいます。
タクシーよりバスか。
やっぱり旅だからね。
あったじゃん。
ありましたありました。
これ?これじゃないの?ほら。
トゥークイーンズタウン。
ユーアーヒアだね。
ここだよね。
クイーンズタウンっていうのが街ってこと?街。
よし。
どうやら浅田姉妹は天真爛漫に突き進む真央ちゃんとそれをフォローするしっかり者の姉舞ちゃんという絶妙な関係のようです。
10分くらいか。
あれじゃない?来た来た。
これ?あそこから乗るんだね。
OK乗ろう。
行くよ。
OK。
チケットはある?持ってないならここでお金で払えるよ。
何人かな?2人OK。
1人8ドルずつだから…2人で16ドルになるね。
よいしょ。
見せて見せて。
そのチケット。
1人8ドルだったんだね。
20ドル渡したから…チップいっぱいあげちゃったね。
えそうなの?だって8ドルだもん。
お釣りもらってないもん。
まいっか。
どうして?いいの?お釣りもらわなかったけど…。
1人何ドル?8ドル。
10ドル10ドル渡したから2ドル2ドルチップ。
いっか。
まいっか。
空港を出ておよそ20分。
到着です。
ここが街かな?たぶん…。
でも結構いろんなお店あるね。
街っていってもさ真後ろにさ大きい山あるんだけど…。
確かに。
あの山の上が街いちばんのビュースポットと聞いて2人は登ってみることに。
結構速いスピード。
速くない?まぁこんなもんじゃない。
もうこの時点できれいじゃん。
あっほんとだ。
本物?いるんですね。
野生の羊だね。
およそ10分で到着。
着いた。
はい。
おっ気をつけてね。
降ります。
や〜これ寒いねきっと。
あ〜寒い!すごい!一望できるじゃん。
すごいね。
眼下に広がるワカティプ湖。
その湖畔に広がる街がクイーンズタウンです。
空気きれいですよね。
さすがニュージーランドって感じです。
大自然に寄り添う街。
早速2人は散策開始。
結構車も人も多いんだね。
ここクイーンズタウンの中心街はおしゃれなショップが立ち並ぶニュージーランドでも有数のリゾート地。
かわいい。
このお店かわいい。
かわいいね。
気になるのはファッションのようです。
あっここ入ってみようか。
おもしろそうだよね。
いろんなTシャツ売ってる。
いいね。
こちらグローバルカルチャーはニュージーランドをモチーフにした遊び心溢れるデザインのTシャツやパーカーが人気のショップ。
ところで2人は…。
(スタッフ)意外ですね。
なんか結構いろんな物が置いてあって自分たちで探すのが楽しいです。
結構こだわりがありそうな2人。
ここでのお気に入りはありましたか?舞ちゃんが選んだのは羊がモチーフのおもしろTシャツ。
これレディースのS。
一方真央ちゃんは。
これ結構かわいい。
唇にニュージーランドの国旗をあしらったちょっぴりセクシーなTシャツをセレクト。
続いて2人が気になったのが…。
おっハチミツだハチミツ。
かわいい。
ハチミツ有名って言ってたもんね。
入ろっか。
うん。
いろんな物売ってるね。
吸い寄せられるように入っていった2人。
実はここドラッグストア。
真剣な表情にはある理由が。
事前に書いてもらったやりたいことの中にも…。
(スタッフ)えっ健康オタクなの?はい健康オタクです。
そう真央ちゃんはオーガニックが大好きという健康オタクなんです。
ドラッグストアでは完全に本気モード。
物色中です。
興味を持ったのが…。
クリーニング。
きれいにする。
デトックスリラックス。
ニュージーランドの温泉地ロトルアのミネラル成分たっぷりの泥パック。
もちろんオーガニックです。
そして舞ちゃんが気になったのが…。
歯磨き粉。
プロポリスハチミツが入ってる歯磨き粉だって。
このショップさ…。
オーガニックとか無農薬とかオール100%ナチュラルとかも大好きです。
泥パックとプロポリス入り歯磨き粉お買い上げです。
姉妹での海外旅行はこれが2回目。
それも真央ちゃんの休養宣言でようやくお互いの時間がとれたから。
街のランドマークワカティプ湖は市民の憩いの場。
安らぎを求め人々が集まります。
2人も美しい湖を前につい童心に返ったようで…。
よいしょ。
あっ水きれい。
冷たいよねきっと。
お〜冷たい!わぁ〜。
食べたい。
実は浅田姉妹かなりの食いしん坊。
やりたいことの中にも…。
なんでも好きです。
というわけでニュージーランドのおいしいものを食べちゃいます。
なんかあのへんよくない?なんか湖も見えるし。
どこ?あの緑のさ壁のとことか。
湖が見えるところで食べたいね。
ねっあそこにしよっか。
行ってみよっか。
ここにしよっか?そうね。
はい決まり。
2人が選んだこちらのレストランはニュージーランド料理を出す地元でも人気のお店。
2つにする?じゃあ。
OK。
サンキュー。
サンキュー。
イェイ。
え〜とシーフードを2種類おすすめのものを頼みました。
あとサラダ。
なんかシーフードはサーモンしかわからなくてサーモンはでも食べたことあるしなんか違うの2つおすすめしてくれたのでそれにしてみました。
だから来てから楽しみ。
何が来るかまだいまいちよくわかってないです。
さっきのやつ。
何だろうね?ちなみに真央ちゃん人生初のグルメレポートです。
あっいい香りする。
ハッハッハ。
ひと品目はニュージーランド固有のムール貝。
この店の名物料理です。
見てこの大きさ。
ほら。
スープここにちょっと入れて。
絶対おいしいでしょこれ。
うん。
いただきます。
あっレモン効いてるね。
レモンとなんか香草みたいな感じのとセロリとかも入ってるから。
魚介の味だけじゃなくてすごいさっぱりあっさりっていうんですか。
蛤かな?日本でいう。
アサリじゃなくて。
もうサラダいってた。
真央ちゃんが豪快にほおばっていたのは…。
サラダはどんな…。
赤かぶ大好き。
ドレッシングですか?味は。
さっぱりレモン。
3品目はヒラメの香草焼き。
一番人気のメニューだそうです。
もうねお魚食べるの超得意なのできれいに食べちゃうんです。
うん。
目ん玉のとこまで食べる。
う〜ん。
どう?あっ塩加減めちゃくちゃいい感じ。
ニュージーランドの料理って案外全部あっさりしてるのかもね。
確かに。
食べっぷりのいい2人はスイーツも大好き。
真央がかき氷大好きでいつも連れてってもらうんですけど日本のねスイーツじゃないですけど。
そんなスイーツ好きの2人が頼んだのはニュージーランド伝統のスイーツ…。
何だろふわふわなのかなこれ。
ふわふわでしょ。
カリッだった。
切っちゃってください。
ほらほら。
うわっ!あ〜!ああ!ほっ。
できた。
うわぁすごいね。
中ふわふわ真っ白白。
メレンゲをオーブンで焼いて作るパブロバは周りはサクサク中はムース状です。
うん?なんかムースのようなメレンゲのようなババロアのような。
あっそうババロアのような。
でお味は?あっこんな感じなんだっていう。
ニュージーランド料理を堪能した2人は今宵のホテルへ。
ここかな?ここだよ泊まるところ。
すごくない?それ。
うん。
そうホテルまではちょっとリッチに水上タクシー。
しゃれてます。
あ〜。
ああ〜!アハハ!アハハ!すごい。
うわ!結構とぶね。
雄大な自然の中風を切って走るボート。
テンションが上がった2人は記念撮影。
仲のいい姉妹です。
これですか?わお。
すご〜い。
今宵の宿はちょっと贅沢に世界中のセレブ御用達…。
部屋の暖炉が旅の気分を盛り上げてくれます。
更に2人を出迎えてくれたのは…。
彼らはニュージーランドの先住民族マオリ。
全身から溢れ出すパワーは見る者を圧倒します。
女性たちが歌うのは…。
なんかすごい見てて男性はすごい力強くて守るって感じで女性はすごい華やかな感じがしたんですけど。
もちろん喜んで。
やった。
ということでマオリの民族舞踊にトライ。
ジャーン。
マオリの伝統的な衣装に着替えちゃいました。
ダンスのポイントはポイの扱い。
美しく回しながら上下させ腰の位置でキャッチします。
123。
簡単そうですが…。
難しい。
慣れないとちょっと難しい。
真央ちゃん苦戦中です。
しかし何事にも本気で取り組みます。
15分ほどの練習のあとみんなでレッツダンス!2人ともなかなか様になっていますよね。
おっとキャッチは失敗。
でもそこはご愛嬌。
楽しく踊るのがいちばんです。
すてき。
初めて見たんですけど日本の文化とはまったく違うのにこうやってね違う国の人たちがみんなでこうやって一緒に同じことして楽しめるってなんかすごくすてきだなって思いました。
(スタッフ)たくましい男性がずらっと並んでますけどどうですか?こういう男性は。
はいなんかあのこの踊りのテーマもすごい守るみたいな感じのことをおっしゃっていたのでまさにそのとおりの男性だなと思います。
楽しかったです。
なんか1つになれた感じがありました。
最後はマオリスタイルで目を見開いて記念撮影。
これにてダンス体験終了。
その日の夜。
ディナーは大人ムードたっぷりのレストランで最高のニュージーランド料理をいただきます。
ディナー用に着替えてきました。
ちょっとおめかし。
うわぁすてきだね入り口から。
ワインセラーもあったりするし。
案内されたのは夜景を望める特等席。
まずはワインをオーダー。
でも2人ともふだんはほとんどお酒を飲まないとのこと。
今夜はちょっと冒険です。
ワオ。
赤ワイン。
赤ワイン。
あっ。
飲みやすい。
うん。
お酒普通…なんか飲むとくってくるんですけどそういう感じはなくて飲みやすいねほんとに。
うわぁすごい。
うわぁ料理の芸術みたい。
目でも楽しめる。
真央ちゃんが頼んだのは…。
オレンジとパインココナッツ青唐辛子のソース添え。
隠し味に味噌が使われています。
いただきます。
いただきます。
サーモンいきます。
おっカリカリ。
うん。
アハハ…。
うん。
このサーモン自体の…ほんとに質がいいから。
お塩だけで全然おいしい。
舞ちゃんはニュージーランドではポピュラーな…。
上にかかっているのはマッシュルームを泡状にしたソースです。
うんおいしい。
やわらかい脂身が全然ないんですけどすごいやわらかさ。
おいしい料理とお酒に気分もほぐれいつしか2人はこれまでの時を振り返り始めました。
でもさ気づいたら26歳と24歳だね。
確かに。
早くない?早いね。
うん。
なんか真央たちがさ10歳とかの頃ってさ20歳とかってもっとすごい大人なイメージあったけどさ。
あったね。
いざ真央たちがさなってみると大丈夫かなと思っちゃうよね。
まさかね自分たちがさ…。
こうやって24とか26になってこうやって2人でさテレビ出たりさしてるなんて思わなかったよね。
うん。
うん。
ねほんとだよね。
ね。
え?これからの人生のほうが長いんだよ。
うん。
うん。
いろんな所行きたいっていうか…。
うん。
幼い頃よりトップアスリートとして走り続けてきた浅田真央。
今初めて立ち止まり…。
そこには姉…。
2人で未来を見つけるために。
あっという間。
今日買った泥パック。
めっちゃドロドロじゃない?あっ甘い香りするハチミツの。
なんか薄く塗ってのばすって言ってたよね。
うわぁ冷たくて気持いい。
あっ甘いよ。
すごいね。
うん。
どれくらい置くの?時間。
普通のパックってさ15分くらいじゃん。
あっ舐めちゃった。
舐めちゃったよ。
大丈夫なんじゃない?天然のものだし。
まさかさニュージーランドに来てさ泥パックすると思った?思わなかった。
ほんとに泥だねこれ。
やばくない?うん冷たい。
ほんとだ。
結構のびるでしょ。
うん。
ほんとだね。
マジ?OK。
なる早でほんとに顔乾いてきたんだって。
ヒゲ描いた。
見せて見せて。
あいいな舞もそれやればよかった。
偶然。
見せて。
びっくり。
いいやないの。
変なおじさんなっちゃった。
なんかすごい…。
一緒に写真撮ろうか。
うん撮ろう。
目が開かない目が開かない。
てかなんかすごいシワシワだよこのへん笑うと。
真央もだよ。
おばあちゃんみたい。
もう落としてくるよし。
はい。
仲よし姉妹の夜は続く。
あ〜もう絶対無理。
うわぁ…ほんとだ。
浅田姉妹初体験づくしのニュージーランド旅。
その2日目はあいにくの大雪。
外出はちょっと厳しそうです。
そこで2人はホテル内にあるエステを楽しむことに。
うわぁすごい。
こちらのサロンではキウイフルーツやウォールナッツなどニュージーランド産のナチュラルな素材を使用。
ゆったりと流れる時間が旅の疲れを癒やしてくれます。
久しぶりだというエステを満喫していると雪もやみ天気は回復の兆しを見せていました。
ということで2人は…。
やりたいなって思ってたけどまさかこんな早く実現するとはねっ。
まさかニュージーで。
まさかニュージーで。
ホテルを出発して20分すると…。
ワォ!おぉ〜!下川だよ。
そう浅田姉妹がやりたかったことそれは…。
こっち?ほんとに。
大丈夫?舞ちゃんここに来て急に緊張。
やばい!なんでそんな緊張してないの?たぶん今から緊張すると思う。
まだ見てないもん景色。
どんなもん?ワォ!おっ!もともと南太平洋バヌアツで行われていた…。
人生初だよ。
いちばん緊張っていうか不安がってます。
ハイ受け付けは済んだ?イエス。
キミが先ね。
怖!装備をつけてより緊張が高まりますます固まってくる舞ちゃん。
ウエストウエスト。
痛!元気ですか?痛!ノット元気。
ウソ!これだけ?これだけ?もうちょっと腰…。
大丈夫大丈夫。
足震えてる!あ〜もう絶対無理!あ〜もう絶対無理!舞!頑張れ!あ〜もう絶対無理!怖い!ちょっと待って怖い。
無理。
怖い。
怖いやだ。
怖い!ほんと無理ちょっと待って怖い。
ほんと怖いちょっと待って無理!ほんとに怖い。
舞!いこうか?先。
「いい大丈夫」だって。
大丈夫いけるいける。
ほんとに怖い。
姉の意地を見せた舞だが涙は止まらない。
果たして飛べるのか?舞目つぶって!OKいきま〜す!姉としてのプライドが舞に勇気を出させる。
覚悟を決めた。
ツーワンバンジー!あ〜っ!怖い!怖い!見えないいた!イエ〜イ!頑張った。
真央!舞!舞!どうだった?怖い?もう足がすくむレベルじゃないよ。
ほんと?覚悟したほうがいいよ。
ほんと?もう恐怖。
恐怖しかない。
ほんと?舞がいけたからいける。
いけるね。
このあと世界の浅田真央が人生初のバンジー!これは怖い!ニュージーランドで人生初のバンジージャンプに挑戦する真央ちゃん。
今の気持は?
(スタッフ)ワクワクなんだ?
(スタッフ)緊張は?ないです。
怖いものはないと言った…。
(舞)頑張ってね見てるから。
ほんとだね足縛られたね。
OK!OK!いってきま〜す!アクション!頑張れ!頑張って!OK?OK。
よいしょ!うわ〜!ほんとだ!ほんとだね。
ベリーグッドグッドグッドグッドOK。
頑張れ!高さは43m。
ビルの10階以上あるという高所からのダイブです。
頑張れ日本!これは怖い!やばいね。
これは怖いです。
ちょっと待って。
世界の浅田真央華麗なジャンプを見せることができるのか?キャ〜!怖い!大丈夫?気絶してないかな。
これは怖い!足すくんだ?想像をはるかに超えた。
イエ〜。
イエ〜!どうだった?もうね…。
とにかくすごい楽しかったです。
すごい体験でした。
なんかここならではって感じがして。
楽しかったよね。
楽しかった。
こんな体験できないから。
見事空に舞った浅田真央。
それは世界を舞台に闘い続けてきたアスリートの強靭な心を見せつけられた瞬間だった。
しかし2人が歩んできた人生のなかにはさまざまな葛藤があったといいます。
私と同年代の歳の子たちがいっぱいいてその中に2つ3つ下の真央が1人だけこのグループに入っているって感じだったので。
ジャンプもやっぱりちっちゃいから高さもないんだけど頑張って頑張ってついていくっていう感じの毎日だったよね。
うん。
しかし。
もちろん比べられるだけだったらいいんですけどやっぱり歳が歳で…。
妹真央が10代でトリプルアクセルを成功させると…。
2005年のグランプリファイナルを皮切りに真央は破竹の勢いで勝ち続け天才少女と称賛を浴びるようになるのです。
そんな2人の間にはいつしか…。
そして姉はアスリート人生にピリオドを打ちます。
ちっちゃい頃っていうのはケンカもしたし。
思わなかった?真央なんかいなければいいのにとは…。
そう?なかった。
でも…。
うん。
だってだってすごいケンカするんですもん。
しかし今振り返ってみると。
すごいなんか…。
やっぱり話さない?ってなって…。
なんだろう?ケンカをしたのも嫌いになったのも…。
その時間が今の2人を作ってきたのです。
更に真央ちゃんの夢…。
たぶん羊とかのほうが多いんじゃないの人間より。
牧場っぽくない?ここ。
放牧されている動物に惹かれてちょっと訪ねてみることに。
こんにちは。
ドゥエインだよ。
どこから来たんだい?ジャパン。
馬には乗るけどカウボーイではないよ。
よかったら牧場を見ていくかい?イエス。
イエス。
大自然に囲まれたこの牧場にいるのは馬が53頭牛が74頭。
他にも羊や鹿や豚などここでドゥエインさんは自給自足の生活をしているのです。
はいこんな感じになりました。
2人は牧場でお手伝いをさせていただくことに。
まずは牛のエサやりに挑戦。
しかしここで2人に明らかな差が。
舞ちゃんは積極的にエサをあげるのですが。
はいどうぞ食べてください。
ほら真央。
牛にあまり近づこうとしません。
もしや怖いもの知らずの真央ちゃんが牛を怖がっているのか?勇気を出して近づいてみると。
どうも真央ちゃん牛との相性が悪いようです。
寒い。
真冬はマイナス20℃まで気温が下がるこの地域。
2人は体の芯まで冷えてしまいました。
ドゥエインさんのお宅で暖をとらせてもらうことに。
ドゥエインさんの家族はパートナーのディーナさんと娘のケイシーさん。
なんと真央ちゃんより年下です。
ケイシーはここで馬の調教をしているんだ。
私が馬を買ってきて娘が調教して主人が世話を焼いているの。
すばらしい。
酪農と乗馬ツアーで生計を立てているドゥエインさん一家。
将来は娘のケイシーさんにこの牧場を継いでもらいたいと思っているのです。
今がまさに夢の中よ。
私たちは2人とも田舎暮らしがしたくて5年前にここに来て生活を始めたの。
家族とともに夢が実現できて今は本当に幸せよ。
キミたちの夢は?う〜んあのね…。
恋人はいるのかい?ノー。
舞は?子供はたくさんほしい?そんな舞ちゃんは乗馬に挑戦。
おっきい!かっこいい!このお馬ちゃんに乗るのね。
ここ?いいの?冷たいお尻。
舞ちゃんなかなか様になっています。
今日はあいにくの天気ですがいつもは雄大な自然の中での乗馬ツアーが楽しめます。
その頃真央ちゃんは…。
お母さんに伝統のスイーツパブロバ作りを教えてもらっていました。
ポイントは生クリームのホイップ。
もっともっと。
びっくりした。
真央ちゃん日ごろは自炊をしているとのことですが意外と不器用?見かねたお母さんが交代。
メダリストも真っ青のパワーを披露してくれました。
あっという間にホイップクリームのできあがり。
できた!できたて。
メレンゲを焼いた生地にホイップクリームをたっぷりのせれば。
パブロバの完成でございます。
こちらが今夜のメインディッシュじっくり5時間焼いた…。
味見してごらんなさい。
いいんですか?やった!ホット!いきます。
OK?おいしいおいしい。
本当は主人が切り分けるまで肉に手をつけちゃいけないのよ。
こちらでは肉を切り分けるのは一家のあるじの仕事。
うちで育てたラムは特別おいしいよ。
ドゥエインさんのお宅では肉ミルク野菜と食料のほとんどが自給。
味見してみるかい?なんだって?いつの間に食べたんだ。
家族そろっての夕食。
ニュージーランドでは皿をまわして各自料理を取り分けていくそうです。
サンキュー乾杯。
おいしい。
いただきます。
うん。
どう?すごいやわらかい。
やわらかい?おいしい。
あなたたちは将来どんな暮らしを夢みているの?やっぱり…。
難しいよね。
難しいね。
でもね憧れはこういうほんとに自然のところに住みたいって憧れはあります。
日本ではひとり暮らしをしている浅田姉妹。
夢をかなえたドゥエインさん家族と過ごす温かい団らんは2人にとって貴重な時間でした。
バイバーイ。
サンキューバイバーイ。
この旅でいちばんやりたかった天然のリンクでのスケート。
期待に胸膨らませ迎えた朝。
暖冬の影響で湖がしっかり凍っておらずスケートができる状態ではないというのです。
天然のリンクで滑る夢はかなわないのか。
そのとき…。
屋外だったら別に天然じゃなくても。
一縷の望みにかけ2人は…。
氷がしっかりできるような寒さを求めヘリで標高が高い山の上へと向かいます。
聞こえた。
すごい聞こえる。
すご〜い!バイバーイ!初めてのヘリに2人のテンションも少し戻ったようです。
ヘリから見る朝日。
うわ〜。
すごいきれい。
眼下には雪山が広がります。
すごい景色だよ。
ようやく山頂に到着。
そこは2,000メートル級の山が連なる…。
車に乗り換え雪道を行きます。
いったいこの先にどんなリンクが待っているのか?すると…。
あっあった。
そんな浅田姉妹の夢をかなえるべく向かったのは…。
すご〜い。
うわ〜。
そこから更に雪道を行きます。
いったいこの先にどんなリンクが待っているのか…。
おぉあった!すご〜い。
通常のスケートリンクは横60メートルほどですがここはおよそ7倍の400メートル。
実はこちら世界中の自動車メーカーが…。
あ〜やば〜い。
しかしスムーズな滑りには氷のコンディションがとても重要だというが…。
待って。
滑る滑る。
ちゃんと氷になってる。
すごい。
わぁ滑る。
すごいね。
やばくない?ない。
どこまで行くの?あれ。
あれ先まで行っても大丈夫ですか?やばいね。
ね。
ここまだ氷?ここから氷だ。
OK。
いよいよ念願の夢への第一歩。
まだ滑ってないです。
行ける行ける。
行ける?全然行ける。
全然…普通の氷と一緒だ。
あっ若干ちょっとやわらかいけど。
きれい。
すご〜い!やばい。
太陽しかない。
めっちゃいい感じ。
舞ちゃんもリンクへ。
あっ普通じゃん。
普通の氷。
全然普通の氷と一緒だ。
ね。
ね。
どう?なんかいつもはさ…。
わかんない。
不思議。
壁も屋根もないリンクで純粋にスケートを楽しむ2人。
実は…。
滑ることがただ楽しかった2人。
しかし氷の上には喜び以上に挫折や苦悩がありました。
いつしかスケートはただ楽しいだけではなくなっていたのです。
すごいね。
すごいね。
ここにあるのは空と山とリンクだけ。
このへんで一瞬さバックスクラッチスピンみたいなやつしてみて。
あっごめん。
大丈夫?大丈夫。
無邪気にじゃれ合う2人。
風と氷の感触だけを感じながら。
スケート漬けの人生だった2人。
滑ることがつらかった時期もありました。
でも…。
2人の集大成。
「降り始めた雪は」「足跡消して」「真っ白な世界にひとりのわたし」「風が心にささやくの」「このままじゃダメなんだと」「とまどい傷つき」「誰にも打ち明けずに悩んでた」「それももうやめよう」「ありのままの姿見せるのよ」「ありのままの自分になるの」「何も怖くない風よ吹け」「少しも寒くないわ」「これでいいの自分を好きになって」「これでいいの自分信じて」「光あびながら歩きだそう」「少しも寒くないわ」やっぱり合った。
ほんとに心から楽しんで滑ってるのが見てわかったのですごく見ていて嬉しかったです。
(スタッフ)じゃあ改めてスケートは好きですか?はい。
ひたすら走り続けたあと一度立ち止まり旅に出た2人。
それは未来へと続く人生の大切な時間。
世界の超2014/12/29(月) 16:45〜18:00
テレビ大阪1
浅田真央・舞のTRY&GO〜初体験!素顔のプライベート旅〜[再][字]

浅田真央が姉の舞と一緒に、今までやりたくてもできなかったことを体験!ニュージーランドで「大自然のリンクで滑る」さらに「人生初のバンジー・ジャンプ」まで

詳細情報
出演者
 浅田真央
 浅田舞
番組内容
浅田真央が姉の舞と一緒にニュージーランドの旅に出ました。そこで2人はいろんなことにチャレンジ!
レストランバーで初めての食レポ体験をしたり、先住民族のマオリから伝統のダンスを習います。また、スリルが大好きな2人はバンジー・ジャンプにも挑戦!牧場では牛や豚の餌やりのお手伝い。
(つづき)
真央はそこで暮らす一家のお母さんからニュージーランド料理を習います。
旅のクライマックスは、真央の最大の夢「天然氷の上でのスケーティング」に挑戦します!異常な暖冬続きの天候はニュージーランドの氷にも影響を及ぼしていました。さて、実現できるのでしょうか!?
ホームページ

http://www.tv-tokyo.co.jp/official/asada-trygo/

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – その他

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