≫これは本人も納得の表情でしょう。
中塩美悠のショートプログラム。
大きな歓声を受けて笑顔が広がります。
スケートの楽しさ、曲の楽しさが伝わる演技でした。
そしてお客さんからもスタンディングオベーションの歓声。
荒川さん、いろんな表情を見せてくれるプログラムでしたね。
≫そうですね。
持ち味が十分に発揮されていたと思います。
伸びやかさもありましたし全体的にスピードがありましたので非常に最初から最後まで演技の流れもよかったと思います。
≫笑顔と、そして少しほっとした表情でキスアンドクライへと向かいます。
本当に鈴木さん、楽しさが伝わるプログラムでしたね。
≫そうですね。
本当に生き生きとした表情で見ているこっちが本当に楽しくなるような演技でした。
ジャンプの着氷もやわらかかったですね。
≫最初のコンビネーションジャンプ。
非常にこれも流れがありましたね。
≫全くこれも軸にぶれがなくそして、2つ目のジャンプまでスピードも衰えませんでした。
ですので、これは加点が大きく見込まれますね。
≫2つ目のジャンプも高さがありました。
≫入っていくスピードも非常によかったです。
≫クールな表情から入ったこのミュージカル「フォッシー」ショートプログラム。
最後は笑顔でのフィニッシュです。
驚きの表情とともに得点は60点を超えました。
60.07。
現在の順位は1位です。
ジュニア代表の選手が続きます。
去年の全日本は9位と健闘しました。
16歳の松田悠良です。
このショートとフリーノーミスでいけば更に上位も狙える力を持っています。
ショートプログラムは「ピアノレッスン」。
鍵盤をたたくようなしぐさから入りました。
≫トリプルループトリプルトゥループ。
≫鮮やかです。
≫トリプルフリップ。
きれいに決まりましたね。
スケートの伸びやかさが増しましたね。
昨シーズンよりも、少し体も大きくなって力持ついてきたのか、非常に1つ1つのスケーティングの伸びがよくなったように思います。
ダブルアクセル。
≫これも決めました。
≫足換えのコンビネーションスピン。
回転の速さも安定しています。
≫松田悠良らしい優しさ、しなやかさそしてかわいらしさに包まれたショートプログラムでした。
笑顔で、ショートの演技を終えています、松田悠良。
このジュニアの若い力が躍動しています。
≫非常に大舞台の中でも緊張感よりもしっかりと自分のスケートを見せるというそういう自分らしさというものが出ていてよかったと思います。
≫今シーズンは怪我もあってスケート靴が履けない時期もあった松田悠良です。
そして、ジュニア勢ですが中塩が60点超え。
60.07。
2位、永井優香も58.00という得点です。
松田はどこまで食い込んでいくか。
≫最初のトリプルループからのコンビネーションですね。
練習のときにはしっかり回転していたんですがこの本番ではコンビネーションにつなげるためか1つ目から少し勢いがもう少しあったらよかったかなというようなギリギリの回転だったように思います。
慎重になってしまいますと少し力の使い方が足りなくなってしまうときもありますので、その辺りのコントロールが非常に難しいんですが。
どういう判定になりますかね。
≫得点が出ます。
≫東京の中学に通う13歳樋口新葉。
彼女は突如フィギュア界に現れた超新星。
全日本ジュニアで衝撃のハイスコアをたたき出し一躍、注目の的に。
≫うれしいです。
≫中学2年でジュニアの頂点に立ったのは安藤美姫、浅田真央と並ぶ快挙。
夢は膨らむ。
≫新しい葉と書いて「わかば」2001年の1月2日に生まれた。
≫2001年で21世紀始まりなのでわかばっていう名前にしたそうです。
≫彼女はまさに新世紀の申し子。
初めて挑む全日本選手権。
驚異の13歳がいよいよベールを脱ぐ。
≫本当に楽しみな選手が出てきました。
中学2年生の樋口新葉が全日本選手権のリンクに入りました。
13歳にして大きな注目を集める樋口。
1度見れば必ず引き込まれる圧倒的な存在感を放つ13歳です。
全日本ジュニア優勝そしてジュニアグランプリファイナル3位表彰台。
これが初めての全日本のリンクですが表情を見ても堂々としています。
落ち着いています。
スケート界の誰もがその力を認める≫テレビの前の皆さんにもぜひ、この名前を覚えていただきたいと思います。
樋口新葉。
全日本ジュニア女王ジュニアグランプリファイナル3位まだ13歳の選手です。
荒川さん6分間練習の樋口ですが堂々としていますね。
≫非常に自分のスケートに自信を持っているなというのがスケーティングの力強さや表情から感じるんですが、その中でも持ち味はスピードがある中で高度なジャンプを確実に跳べることなんですね。
若い年齢にしてステップやスケーティングのコントロールも抜群なので、その辺りも注目してください。
≫そして樋口新葉のショートプログラムですが休養している浅田真央選手も演じた「チャルダッシュ」。
非常にスピーディーなプログラムを用意しています。
鈴木明子さん、この6分間練習の樋口の動きどうご覧になりますか?≫一番最初にジャンプしたときにダブルアクセルで転倒があったんですがそこから、今はいいジャンプを跳んでいますのでこのままいい状態で試合にいければ、面白い試合展開になってくると思います。
≫転倒したあとも非常に笑顔だったんですよね。
観客が多いほうが楽しいという驚きの精神力を持ち合わせています。
そして、この樋口の演技、スコアというのはやはり荒川さんバックステージで現在樋口の直後に登場するシニアのトップ選手たちこの村上もウオーミングアップを行っていますが気になってくるところですか?≫樋口選手の出来が上位を狙う選手たちに必要な得点の基準が見えてくることになってくると思いますので、その樋口選手の出来というのは気になりますよね。
≫まさに、女王争いの鍵を握るのは13歳安藤美姫、浅田真央に並ぶ≫第3グループの演技が始まります。
全日本ジュニアは樋口新葉に次いで2位に入りました。
坂本花織です。
坂本もまだ14歳中学2年生。
トレードマークは笑顔と元気です。
演技後、坂本らしい笑顔で終えることができるか。
得意のショートプログラムを迎えます。
≫トリプルフリップトリプルトゥループ。
きれいですね。
≫軽やかに決めました。
スピードに乗って2つ目のジャンプ。
≫トリプルルッツ。
レイバックスピンの回転の速さもいいですね。
ポジションもきれいです。
ダブルアクセル。
≫これも流れがありました。
≫足換えのコンビネーションスピン。
≫再び曲のテンポがだんだん上がっていきます。
大きな歓声に包まれました長野ビッグハット。
全日本ジュニア2位。
坂本花織のショートプログラムでした。
まだこの全日本の空気緊張感が残っているか。
14歳の坂本花織です。
最後のステップでは観客の手拍子に乗せて軽やかに滑り切りました。
非常に笑顔が魅力の坂本ですがまだ、ちょっと緊張しているようなそんな様子にも見えます。
≫やはりジュニア勢の中でも誰が世界ジュニアの代表になるかという争いもここでありますのでそういった緊張感もありながらただ、自分の持てる力というのはこのショートプログラムで発揮できたのではないかといういい演技でしたね。
≫ようやく、最後に坂本らしい笑顔が見られました。
≫これは高さと流れのあるすばらしいトリプルフリップトリプルトゥループでしたね。
入っていくスピードもよかったんですけどもそのスピードに負けないだけのトゥのつき方コントロールがよかったと思います。
≫そして、2つ目のルッツですが。
≫ちょっと踏み切りのところで本来アウトで踏み切るのがインサイドに変わってから踏み切ったかなというような印象もあったんですが、ただ跳びわけをするのは本当に難しくて足の形や跳びやすさというのはそれぞれ、個人がありますので両方を使い分けるというのは本当に難しいことなんですよね。
≫また、今シーズンからルッツとフリップのエッジの判定が厳しくなりました。
ここまでジュニア勢が非常に躍動している今年の全日本選手権。
大人の雰囲気を身にまとう17歳新田谷凛です。
全日本ジュニアでは悔しさが残ったショートプログラム。
この国内最高の舞台で決めたい。
まもなく演技が始まります。
確実に決めたい最初のジャンプ。
≫トリプルルッツ。
足換えのコンビネーションスピン。
≫新田谷はそれぞれのスピンで非常に高い評価を受けています。
≫トリプルトゥループトリプルトゥループ。
2つ目のほうが高さがありましたね。
≫ここからフィニッシュへ激しさが増していきます。
≫しっかりと体を動かしながら非常に丁寧にコントロールしていますね。
ダブルアクセル。
ウインドミルからのレイバックスピン。
≫小さく体の前で両手でガッツポーズを出しました新田谷凛です。
ジャンプをすべてそろえて本人も納得の手応え。
後半、見事に盛り上げた新田谷凛のショートプログラムです。
この新田谷も全日本ジュニアではショートプログラム出遅れて、そして悔しい思いをしました。
その思いをこの全日本選手権のリンクで見事に返してみせました。
この新田谷凛のショートプログラムですが鈴木明子さん、長久保コーチもうれしそうな表情でしたね。
≫そうですね。
練習でやってきたことがしっかりと本番で出せたそんなショートプログラムでした。
≫そしてこれが最初のルッツですが荒川さん。
≫高さがあってジャンプとして非常に見栄えがあったんですがただ、踏み切りのところで少し本来踏み切るべきのアウトサイドからインサイドに変わってしまったかなという印象はありましたね。
ただトリプルトゥトリプルトゥのコンビネーションですね。
それは、本当にすばらしい流れがありました。
2つ目のほうが高さがあるというのは1つ目のほうからすばらしい流れがあった証拠ですね。
≫後半に3回転、3回転を組み込んできた強気な構成が今回、すごくうまくいったのでよかったなと思います。
≫現在の順位ですが1位が中塩美悠60.07という高得点。
≫大きな歓声が包み込みます。
圧倒的な強さで全日本ジュニアを制した樋口新葉です。
21世紀生まれの13歳。
中学2年生でジュニアのグランプリファイナル3位表彰台に立ちました。
全日本選手権デビューのショートプログラム。
スピードがあります。
≫ダブルアクセル。
きれいですね。
≫そして、更にスピードを上げていく。
≫トリプルルッツトリプルトゥループ。
≫これも決めた!≫バタフライの入り方からのフライングキャメルスピン。
足換えのコンビネーションスピン。
≫後半、最後のジャンプ。
≫トリプルフリップ。
≫これも決めてみせた!≫ステップをバランスよくスピードもしっかりと緩急をつけていいステップですね。
≫大きなガッツポーズが飛び出しました!これが衝撃の全日本デビューです。
これが樋口新葉です。
初めての全日本でも堂々と滑りきってみせました!大歓声、そしてスタンディングオベーション。
日本女子期待の新星樋口新葉のショートプログラムです。
スピードにジャンプにそして、躍動感にと荒川さん期待の13歳がやってくれました。
≫すばらしかったですね。
やはり自分の力を出したいときに出せるというのは、本当にすばらしいことだと思いますしなんといっても1つ1つの技が確実でしたね。
≫そしてこのショートプログラム2つ目、トリプルフリップとのコンビネーショントリプルルッツからのトリプルトゥループに変えましたね。
≫ジュニアですと今シーズンはルッツジャンプが単独のジャンプとして決まっているのでこのシニアの舞台では決まっていないこともありますから最初に得意なルッツからのコンビネーションになりました。
少し慎重になっているかなという印象はあったんですがしっかりと力強く跳び上がりましたね。
これは高さがあってよかったと思います。
少しつま先をついたかなという印象もあったんですがどうだったでしょうかね。
≫鈴木明子さんはこの樋口新葉の演技、どうご覧になりましたか?≫見ていて気持ちがいいというそんな、はつらつとした演技で後半に曲が盛り上がっていくにつれてどんどん気持ちも乗っていてお客さんの期待感もすごく伝わってくる演技でしたね。
≫最後に残しておいた樋口新葉のステップ。
観客の手拍子に乗せてそしてフィニッシュのあとには大きな大きなガッツポーズが飛び出しました。
全日本ジュニアではこのショートプログラムで63.98という高得点を出しました。
このシーズンベストを超えていきますと13歳での表彰台この夢も膨らんできます。
笑顔で得点を待つ樋口新葉。
ここまで、トップは中塩美悠です。
シーズンベストを超えてきました。
64.35。
樋口新葉も驚きの表情そして、笑顔に変わりました。
現在、トップです。
そんな樋口新葉に負けてはいられない。
第4グループのメンバーがリンクに入りました。
このグループの注目はなんといっても村上佳菜子です。
今大会の女子シングルでただ1人オリンピックと世界選手権を経験。
出場選手中、トップの実績を引っさげて本人が一番大切だと語る大事だと語る全日本のタイトルにチャレンジします。
樋口新葉の得点も恐らくこの村上耳に入っているでしょう。
そして歓声聞こえているでしょう。
そのプレッシャーの中でどんな滑りを見せるか。
そして、今井遥もいます。
1シーズン、1シーズン勝負の年を迎えている今井遥。
それでは樋口新葉のインタビューです。
≫樋口新葉選手です。
すばらしい演技でした。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫演技のあとは大きなガッツポーズが出ましたがあのときはどんな気持ちだったでしょう。
≫6分間練習では3回転、3回転とかトリプルのジャンプとかは失敗していたので本番で決められてとてもうれしかったです。
≫シニアで64.35という点です。
ご自身で手応えは?≫すごく緊張していたので何も覚えていないんですけどすごい、シニアの全日本で高い点数が取れたというのはすごくうれしいです。
≫今回は、初めての全日本。
全日本の空気感はいかがですか?≫すごい、みんな緊張してて真剣な表情で試合にみんな、臨んでいるので。
自分もそれについていけるように頑張りたいと思いました。
≫観客の皆さんの大きな手拍子と大歓声聞こえました?≫はい、聞こえました。
うれしかったです。
≫明日はフリーです。
どんな演技を見せたいですか?≫明日もしっかりミスなく出来るように公式練習からしっかり集中してやっていきたいと思います。
ありがとうございました。
≫13歳の樋口新葉緊張感はあったと話すショートプログラム。
64.35の≫全日本選手権の重みを知っている。
誰もがほしい女王の座。
そして、世界への道がここから開けるから。
≫世界の舞台へ正念場今井遥。
≫更なる飛躍へ少し欲が出てきた、大庭雅。
≫ともに世界と戦ってきた先輩が不在の全日本。
だからこそ、自分の場所はその手でつかむ。
誰が勝っても初優勝。
新世紀の女王の座は誰の手に?≫リンクでは第4グループの6分間練習が続いています。
このグループ、まずはなんといっても村上佳菜子。
更に今井遥、大庭雅も虎視眈々と表彰台を狙っています。
それぞれがこの全日本選手権に照準を絞ってきた中で鈴木明子さん、昨シーズンまでともに世界に挑んだ村上選手が悲願の新女王を目指すわけですが。
≫今シーズンは自分が引っ張っていくんだという自覚を持って強い気持ちで練習に臨んでいますのでこの会場に入ってからも好調をキープしているのでこの強い気持ちのままショートプログラムに挑んでほしいです。
≫村上はエースとして優勝の期待がかかる全日本です。
一方今井はグランプリシリーズでなかなか結果が出せずこの舞台にかけています。
そして、伸び盛りの大庭雅。
荒川さん、三者三様の思い立場は違えど、目指すところは1つですね。
≫咲くシーズンはオリンピックシーズンを戦って今井選手もオリンピックを目指してやってきた中で経験したことが生きているんじゃないかなというような。
シーズンの序盤は好調であったのでその好調さを維持して全日本に入ってきたかなという印象がありますね。
また、大庭雅選手は非常に≫この全日本で大きな結果を残したい今井遥です。
21歳になりました。
日本女子、サバイバルレースを勝ち抜くために。
今井にとって勝負のシーズン。
そして、勝負の全日本です。
大きく息を吐いて、そして笑顔でショートプログラムスタートの位置へ向かいます。
去年の全日本は5位。
≫ダブルアクセル。
トリプルサルコウトリプルトゥループ。
トリプルループ。
ポジションも1つ1つ明確でいいですね。
スピンの回転も安定しています。
≫気持ちをギアチェンジしたいと選んだ「マラゲーニャ」。
≫非常に音楽の表情をよくとらえていますよね。
≫再び、この全日本で強さを見せました今井遥。
最高の笑顔が広がっています。
こん身のショートプログラム滑り終えて、そしてほっとした表情にも見えます。
今年の全日本選手権とにかくジュニア勢の勢いを感じる中で、第4グループの1番滑走、今井遥。
大きなプレッシャーもあった中で見事に力強くそのショートプログラム滑り切りました。
いい笑顔でリンクをあとにします。
荒川さん、プレッシャーも大きかったと思います。
≫やはり全日本選手権というのは非常に緊張する舞台ではあるんですけどその中でも、非常に今井選手らしい伸びやかさとそしてまた、軽やかさが融合したいいプログラム実力が出せたのではないでしょうか。
≫21歳になった今井遥です。
とにかく気持ちを切り替えたいギアを変えたいと選んだ「マラゲーニャ」。
これが、2つ目のコンビネーションジャンプ。
≫ジャンプに自信を持っていましたし1つ1つの動作が音楽にぴったり合っていたのであっという間の2分50秒だったように感じますよね。
≫鈴木明子さんはこの今井遥の滑りこの空気の中での滑りどう感じましたか?≫この緊張する中できちんと自分の気持ちをコントロールして滑っていたなというふうに見えました。
そして、今井選手可憐なイメージですけど力強い音楽の表現もしっかりとできていたなと≫すばらしい笑顔とともに滑り切りましたがあのときはどんな気持ちだったんでしょう。
≫6分練習のときからすごく緊張していてこんなに落ち着きがなくてすごく本番も不安だったんですがでも、不安ななりに自分のできる最低限のことはできたかなって思います。
≫今シーズングランプリシリーズでのショートプログラムで悔しい思いもしてきましたが今回のショートプログラムはいかがでしたか?≫グランプリシリーズとかと比べれば一番ミスなく滑れたのでよかったと思うんですがでも、1つ1つのジャンプがもう降りるので精いっぱいできれいに流すとかまで意識できていなかったのでそういう点はちょっと悔しいなって思います。
明日のフリーではもっと落ち着いて1つ1つのジャンプを丁寧に自分ができることを精一杯頑張りたいです。
≫ソチオリンピックの代表選考に沸いた去年の全日本選手権。
無名の女子高生が大技トリプルアクセルに果敢に挑戦し、注目を集めた。
≫大庭雅、19歳。
彼女には目標とする憧れのスケーターがいる。
≫今年、安藤美姫を彷彿とさせるパワフルなジャンプを武器に西日本選手権で初優勝。
私だってできる。
つかんだ自信を胸に大庭雅が狙うのは憧れの先輩がいつも輝いていた場所。
≫西日本選手権を制した大庭雅です。
夏場、練習中に怪我をしましたがここまで戻ってきました。
伸び盛りの大庭。
≫ジャンプの質の高さには定評があります。
大庭雅、最初のジャンプ。
≫トリプルサルコウトリプルトゥループ。
流れがありましたね。
トリプルループ。
ダブルアクセル。
≫ここから力強く後半までスピードアップ。
この全日本の舞台で最高のショートプログラム演じ切りました、大庭雅。
シニアデビューの今シーズン迫力がある曲を選びました。
そして、この全日本の舞台。
得意のジャンプ丁寧に決めていきました。
ここまでは、樋口新葉が64.35という高得点をたたき出しています。
荒川さん、大庭雅がジャンプ丁寧に丁寧に決めていきましたね。
≫大庭選手といいますとあまり、構えすぎずに跳ぶのが特徴としてありまして構えないことによって加点を見込めるジャンプが多いんですけど少し、慎重さがあったものの非常にいいタイミングで流れのあるジャンプでしたね。
≫3回転ジャンプを次々と決めてそして、鈴木明子さん「レスフィーナ」のラスト、迫力がありました。
≫ステップ中に曲が転調するところでしっかりと、動きでメリハリを表現できていたと感じました。
≫初めてグランプリシリーズにも挑んだ今シーズン。
シニアデビューでの全日本となりました、大庭雅。
夏場に怪我をして苦労してここまで戻ってきました。
樋口新葉のトップは変わりません。
この選手も輝きが期待されます加藤利緒菜。
シニアの国際大会も多く経験した今シーズン。
地元・大阪でのグランプリシリーズでもフリースケーティングで見事な演技を見せました。
ショートとフリー2本そろえられるか。
まずは、ショートプログラム。
大きな山場は最初のコンビネーション。
≫トリプルトゥループトリプルトゥループ。
足換えのコンビネーションスピン。
≫花畑で舞うイメージです。
≫ステップの左右のバランスもいいですね。
トリプルループ。
≫加点を狙うアクセル。
≫ダブルアクセル。
レイバックスピン。
ポジションもきれいですね。
≫ほっと1つ、息を吐きました加藤利緒菜です。
この全日本の空気の中で優しく、最後まで滑り切りました。
国際大会も経験してそして1つ上のステージへ向かいたい加藤利緒菜。
荒川さん、この加藤利緒菜の演技はご覧になっていかがですか?≫少し普段よりも緊張が強かったのかなというような慎重さが感じられたんですが本来、もっとジャンプに流れがあるんですね。
ダブルアクセルにしても得意なので手を上げたりするんですが今日は慎重に少し流れがいつもよりも止まったかなという印象はありました。
ただ1つ1つは丁寧にスピンもステップもこなしていましたのでその辺りはよかったと思います。
≫その緊張感というのは鈴木さんやはり、どの辺りになってきますか?≫やはり、加藤利緒菜選手はすごくスピンも得意なんですがちょっと、フライングキャメルでふらついた部分もあったのでやはりそういったところでも緊張感があったのではないかなと感じました。
≫アメリカで行われた国際大会でシーズンベスト61.55という得点を出しています。
ただ、ここまでトップに立っているのが13歳の樋口新葉。
64.35。
≫日本女子の新世紀エースとしての期待が大きくかかる村上佳菜子です。
女子唯一のオリンピック世界選手権経験者となりました。
ショート、フリーともに曲は「オペラ座の怪人」です。
エースとしての意地、誇り見せることができるか。
まずは得意のコンビネーション。
≫トリプルトゥループトリプルトゥループ。
≫鮮やかに決めました。
≫トリプルフリップ。
バタフライの入り方からのフライングキャメル少しバランスを崩しましたが立て直しましたね。
足換えのコンビネーションスピン。
ダブルアクセル。
流れがありました。
レイバックスピン。
≫優勝への期待新たなエースとしての期待いろんなプレッシャーをすべて跳ねのけて強さを見せました、村上佳菜子。
佳菜子スマイルとともにほっとした息も漏れました。
ジュニア勢の勢いを感じる中で私が引っ張っていく存在にならなければいけない。
そんな、大きなプレッシャーもこの村上、感じていたでしょう。
笑顔でリンクを出ました。
樋口新葉が現在、トップ。
13歳が現在、トップ。
64.35。
村上佳菜子のシーズンベストはグランプリシリーズ日本大会で64.38というスコアです。
この自己ベストをシーズンベストを超えていけるかどうか。
荒川さん、非常に気持ちの入った演技に見えました。
≫表情も非常によかったですね。
1つ1つの動きが音とぴったり合っていました。
最初の3回転、3回転のコンビネーションなんですが少し、1つ目のジャンプが慎重に入ったかなという印象はあったものの2つ目のジャンプにはうまくつなげて跳ぶことができましたね。
≫そして、スピンですね。
≫スピンで珍しくバタフライから入ったスピンでバランスを崩してしまいましたのでポジションの数が1つ、減ってしまったかなという印象はありました。
≫このショートプログラムにかける思い全日本にかける思い。
鈴木明子さんはどんなふうに感じましたか?≫すばらしいショートプログラムだったと思います。
表現の面でもともと持っていた村上選手のよさが引き立つプログラムでした。
≫ショートではヒロイン、クリスティーナそして明日のフリースケーティングではファントムを演じます。
2つ合わせて物語を完結させたいと話します。
シーズンベスト、64.38を出せばトップに立つ村上佳菜子。
しかし1つ目、2つ目のジャンプでアンダーローテーションをとられています。
村上佳菜子、57.55。
現在、6位です。
≫今シーズンからシニアデビュー!木原万莉子。
彼女は大きな試練を乗り越えてきた。
初めてスケート靴を履いたのは、7歳。
同じクラブにいた宮原知子と競い合い、励まし合い成長していった。
ところが、中学1年の夏。
3万人に1人の難病に冒され歩くことさえできなくなってしまう。
予期せぬ病に、母は…。
≫もう一度リンクに立ちたい。
2年間の闘病生活に耐えどん底からはい上がる。
くじけそうになったときは自分にこう言い聞かせた…。
≫空白の2年間を無駄にはしない。
どんなときも見守ってくれた家族。
支えてくれた人たちの思いを胸に…。
≫ここからが本当の勝負。
彼女の未来はこれからだ。
≫去年の全日本は8位。
新人賞も獲得しました木原万莉子。
ここからが木原にとって本当の勝負です。
≫トリプルトゥループトリプルトゥループ。
2つ目のほうが高さがありましたね流れがよかったです。
トリプルループ。
足換えのコンビネーションスピン。
ダブルアクセル。
≫最後のジャンプも決めました。
≫レイバックスピン。
≫情熱的に滑り切りました木原万莉子。
最後は、ほっとしたように胸に手を当てました。
去年の全日本選手権は8位。
今年はそれ以上の上を目指して。
この木原も、荒川さん非常に全日本のこの空気の中でよく滑り切りました。
≫昨シーズンからまた安定感が増したように感じるんですが、その中でもひと回りもふた回りもスケーティングの伸びやかさが増したのでスケールが大きくなったように感じました。
≫そして、この木原万莉子もかなり、やはり鈴木明子さん緊張、あったんでしょうね。
≫緊張感があったと思うんですがしっかりと自分の力が発揮できたと思いますし木原選手の持つ上品さにこの曲に負けない力強さも加わって非常に魅力的な演技だったんじゃないかなと思います。
≫荒川さん最初のジャンプですが回転、どうだったでしょうか?≫流れはよかったんですけど1つ目のジャンプで…。
2つ目のほうが高さがあったのでよかったと思うんですがもしかしたら回転がギリギリという評価になる可能性はありますね。
≫ただ、スピンに関しては美しい回転でしたね。
≫回転が、ポジションを変えても落ちないという安定感がありましたのでそういったところは加点対象になりますね。
≫これが、ここまでの順位。
13歳、樋口が依然、トップ。
木原、シーズンベスト。
現在の順位は6位。
樋口新葉のトップは変わりません。
≫村上佳菜子選手です。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫今の率直な気持ち聞かせてください。
≫ちょっとビックリしています。
≫最初の2つのジャンプが回転不足ととられてしまいましたが…。
≫よかったかなと思ったので。
ちょっと言葉が出ないです。
≫キスアンドクライでは山田コーチとどんな話がありましたか?≫スピンがちょっとグダグダになってしまったのでそこのところをちょっと先生には言われたぐらいで。
トゥ、トゥもよかったねと言われたのでちょっと本当にビックリしています。
≫今シーズン、ショートとフリー合わせて完結とおっしゃっていましたが明日のフリーではどんな演技を見せたいですか?≫まだフリーでは完璧な演技はできてないのでとりあえず、今は完璧に滑ることを一番、頭に入れてやりたいなと思います。
≫現在、第4グループの演技が終了してトップに立っているのはなんと13歳の樋口新葉です。
だがしかしまだ最終グループには全日本の頂点を狙える実力の持ち主宮原知子、そして本郷理華が控えています。
果たして、ショート1位発進を決めるのは誰か。
現在、1位樋口新葉か宮原知子か≫全日本フィギュアスケート選手権女子ショートプログラムいよいよ最終グループがリンクに入りました。
このグループには宮原知子そして本郷理華という実力者が現在トップ樋口新葉のスコア64.35をターゲットに全日本の新女王を虎視眈々と狙っていきます。
解説はトリノオリンピック金メダル荒川静香さん、そして去年の全日本女王鈴木明子さんです。
まずは鈴木さん、今シーズンのグランプリシリーズで初優勝を飾った本郷理華ですが同じ長久保コーチのもとで練習してきた本郷理華。
アドバイスもされているそうですね。
≫ジャンプが安定してきているのでそれ以外、表現力に意欲的に今シーズンは取り組んできました。
言ったことがすぐに吸収できるそんな時期なので今は試合を重ねるごとに成長をしていっています。
≫グランプリシリーズ優勝そしてグランプリファイナルも経験しました。
そして、宮原知子ですが荒川さんグランプリシリーズ2戦連続表彰台。
安定感は抜群です。
≫練習のときからミスも少なくムラなくこなしていきますのでそれが試合での安定感を支えていると思います。
そして、今シーズンは表現力にも力を入れているのでその辺りも魅力がまた更に増えていると思います。
≫優勝候補の1人です。
ただしかしここまでの順位ですが現在のトップは13歳、樋口新葉。
64.35という高得点です。
今シーズンの宮原と本郷のシーズンベストですが宮原が60.49本郷が61.10ということでこの2人もシーズンベストを出していかなければいけないショートプログラムになります。
この点数、この2人にとって荒川さんやはりプレッシャーはかかってくるでしょうか。
≫今日の試合を見ていますとジャッジの判定というのが非常に回転の細かいところまで厳しく判定していますのでその辺りでも、きっちりと明確にジャンプを跳ばなければ点数にならないというところがありますね。
そういった中でもわかってきていると思いますから緊張感は増していると思います。
≫最終グループ6人を残してここまでトップは13歳、樋口新葉です。
64.35という高得点。
ここに向かって最終グループ1番滑走は宮原知子。
濱田コーチと額を合わせてそして、笑顔でショートプログラムに臨む宮原知子です。
日本の頂点はもちろん視野に入っています。
目標はピョンチャンオリンピック出場と物静かな宮原が今シーズン、力強く口にしました。
あと一歩届かなかったオリンピックに向けての最初の全日本です。
≫トリプルルッツトリプルトゥループ。
≫軽やかに決めました。
≫宮原選手はコンビネーションスピンの足換えの部分で反対回りをするんですね。
レベルを1つ上げる要素になるんですが非常に左右のバランスよく回転がうまくできるのでそこも、魅力です。
≫演技後半に持っていった2つのジャンプです。
≫トリプルフリップ。
ダブルアクセル。
≫最後のジャンプも決めてみせた。
≫体もよく動いていますね。
細やかさと、そして伸びやかさがうまく表現できています。
≫クライマックスへ盛り上げていくステップ。
≫レイバックスピン。
ポジションの変更もスムーズですね。
≫大きな拍手に包まれました宮原知子のショートプログラム。
確実に成長を続ける16歳。
表彰台、そしてその真ん中も十分に狙える力をつけた宮原です。
荒川さん、大きな期待がこの宮原、小さな体にかかっていたと思いますが。
≫やはり、この大会は誰もが初優勝がかかっている状況ですので緊張感というのは高かったと思うんですがその緊張を感じさせないくらい落ち着いたいい滑りでしたね。
また、1つ1つのスピン、ステップ非常に丁寧にこなして明確なエッジの変更やポジションの変更が評価されて、非常に得点につながっていくのではないかというすばらしいものがたくさんありました。
あとはジャンプの回転がきっちり判定、トリプルが受けられるといいなというところですね。
≫これはまず、最初のコンビネーション。
≫トリプルルッツのコンビネーションですね。
流れは十分あったと思うんですけれども今日の判定非常にジャッジの判定が4分の1回転までの猶予が本当はあるんですけど厳しく、今日は判定を受けているように選手たちは思いますのでどのように評価、判定されるのかというところが少し、心配なところはありますね。
≫今朝の練習ではトリプルトゥループトリプルトゥループの練習をしていましたが本番ではトリプルルッツなど入れてきましたが、鈴木さん。
≫トリプルルッツトリプルトゥループ攻めてきましたね。
≫1つ目のジャンプをルッツにしてきました。
≫今後、世界で戦っていくことを見据えての構成だと思います。
≫この宮原知子はグランプリシリーズ日本大会で60.49というシーズンベストを出しています。
ここまでトップは樋口新葉ですが≫宮原知子選手です。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございます。
≫すばらしい演技、64.48。
この時点で第1位ですが今の率直な気持ちを聞かせてください。
≫ジャンプはだいぶNHK杯とかそういうときに比べたらよかったかなと思います。
≫樋口新葉選手は64.35ご自身の中で意識されることはありましたか?≫あんまり、人のことは考えないんですけどすごいジャンプはうまい選手なので負けたくないという気持ちはありました。
≫世界への切符もかかってきますがフリーではどんな演技を見せたいか最後に聞かせてください。
≫フリーでは、もっとショートよりも自信のあるプログラムなのでもっと、氷をつかんでしっかり滑れるように頑張りたいです。
≫最終滑走には本郷理華が控えています。
この最終グループ。
残る滑走者は3人です。
東日本選手権、優勝。
21歳の西野友毬です。
去年の全日本では悔しさを残しました。
≫トリプルルッツ。
ここは単独になりましたね。
≫このあと、コンビネーションにしたいジャンプ。
≫トリプルループダブルトゥループ。
ここでリカバリーしてきました。
≫去年の全日本は、悔しい21位。
しかしもう一度去年と同じ「黄昏のワルツ」で全日本に帰ってきました。
≫体の上下の動きもいいですね。
そしてしっかりとステップの左右のバランスもうまく使い分けていると思います。
ダブルアクセル。
きれいに決まりました。
≫東日本チャンピオンの西野友毬。
1年間の思いを、しっかりとこの大舞台に残しました。
去年は全日本の直前に体調を崩して何もできなかったと話しました。
ただ、鈴木さん非常に演技中の表情やわらかい笑顔、印象的でしたね。
≫西野選手の持つ体のラインの美しさが滑っているときのポジションもそうですしあと、スピン中のポジションも非常に美しいポジションが印象的でした。
≫そして、西野友毬の演技構成ですけれども最初、ルッツからのコンビネーションを予定していましたが手をついて。
荒川さん2つ目にしっかりとつけてきましたね。
≫やはり、この辺りでリカバリーしようとするとそれだけで緊張してしまってうまくいかないこともあるんですが落ち着いてしっかりと3回転、2回転にして得点につなげてきましたね。
そういった辺りやはり、どういった精神的なコントロールをするかは経験がこういった安定につながったのではないでしょうか。
きれいな加点をもらえるようないいジャンプでしたね。
≫そして、鈴木明子さんもおっしゃいましたがやはり、体のライン。
スピンの美しさ。
こういったスパイラルの美しさですね。
≫1つ1つのポジションに変更するのが非常に早いので明確に非常に判定しやすいですよね。
≫ここまでトップは宮原知子64.48。
そして、2位に13歳の樋口新葉が入っています。
≫シニアデビューイヤーの本郷理華を待っていた驚きのシンデレラストーリー。
追加招待されたグランプリシリーズロシア大会でいきなり優勝を果たし更に補欠からの繰り上げでグランプリファイナルにも出場。
追い風に乗って世界トップレベルを肌で感じた。
≫そう、チャンスは今だ。
世界への切符をつかむべく課題は表現力。
同じリンク出身の尊敬する、あの人も世界の技を直接、伝授してくれた。
≫チャンスをつかむ準備はできた。
あとは風に乗って羽ばたくだけだ。
≫女子ショートプログラム最終滑走です。
今シーズン、日本のエース候補として一気に名乗りを挙げたまさにシンデレラガール本郷理華です。
存在感を見せたい本郷のショートプログラム。
長い手足を生かした大きな演技を見せます。
≫トリプルトゥループトリプルトゥループ。
いい流れでしたね。
レイバックスピン。
回転軸が安定しています。
フライングキャメルスピン。
≫ここから後半。
ジャンプ2つ。
≫トリプルフリップ。
高さがありましたね。
≫そして、手拍子に乗せて最後のジャンプ。
≫ダブルアクセル。
≫これも決めた。
≫落ち着いていますね。
音楽の華やかさが伝わってくるようなそんないい動きですよね。
足換えのコンビネーションスピン。
≫ガッツポーズが出ました。
プレッシャーのかかる最終滑走で圧倒的な存在感です。
全日本のリンクにしっかりと成長の証しを刻みました本郷理華。
会場はスタンディングオベーション。
とにかく自身のパーソナルベストを更新し続けて、そして迎えたこの全日本です。
まずは、ここまでの順位ですがトップが宮原知子64.48。
そして13歳の樋口新葉が64.35と追っています。
そして、最後の滑走者本郷理華。
まずは、鈴木明子さん。
本郷理華の滑りですが。
本郷理華の演技、鈴木明子さん振り返っていかがですか?≫最終滑走で非常に緊張が高まる中で落ち着いて、すべての要素をこなしていったなと思います。
≫荒川さん、安定感がありましたね。
≫すばらしいですね。
やはり、ここまで自己ベストを更新し続けるようなそしてまた応援してくださる方の期待も高まる中で、初優勝も見えてくる状況でこれだけの演技ができるというのは精神的な強さも感じますよね。
≫どことなく、昨シーズンまでは少し、いつも緊張しているようなそんな表情にも見えた本郷ですが今シーズンは表情も変わりました。
本郷理華の今シーズンのベストが61.10です。
このスコア、自己ベストを超えていけるか。
66.70!本郷理華も驚きの表情。
ショートプログラムトップは本郷理華!目頭に涙がこみ上げています。
驚きの表情。
本郷理華が自己ベストを5点以上伸ばしました。
66.70。
荒川さん。
点数が伸びていきました。
≫今日のジャッジの判定からしますと確実にジャンプを跳ばないとなかなか得点につながらないような厳しめのジャッジだったんですがその中で、1つ1つの要素が確実だったということですね。
そして、やはり期待されている中で自分の実力を出せる強さというのもこのショートプログラムから感じました。
≫驚きの表情で点数を見た、本郷理華。
ショートプログラムトップに立ったその思いはどうか。
では、インタビューです。
≫ショートプログラム見事トップに立ちました本郷理華選手にお話を伺います。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫パーフェクトな演技でした。
振り返っていかがですか?≫すごい緊張していてちゃんとできるかちょっと不安だったんですけど最初のジャンプが決まってからはちゃんと波に乗るというか勢いに乗ってできたのでよかったなと思います。
≫この緊張感の中最終滑走でしたどんな思いで迎えましたか?≫引いたときに最終滑走だと思ってすごい、不安だったんですけど何番滑走でも多分、同じだと思うのでというふうに切り替えてしっかり自分の演技ができるようにしようと思ってやりました。
≫そんな中で自己ベストを5点以上も上回る得点でした。
その得点に関してはいかがですか?≫66点を超えると思っていなかったのでビックリしています。
≫ショートプログラムを1位で終えていよいよ迎える明日のフリーですがどんな演技を見せたいですか?≫ショート1位になれると思っていなかったしすごくびっくりしているんですけどフリーはフリーでしっかりあるので切り替えてフリーはフリーで自分が今、できることを全部出し切れるように頑張りたいと思います。
≫目標は表彰台とおっしゃっていましたけれどももう少し欲が出る結果になったのではないかと思いますが。
≫まだ、フリーがあるので全然、順位のことはここに来てからは考えてなかったのでフリーの前も考えずに自分のできることをやるっていうふうに集中したいです。
≫お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫本郷理華のインタビューをお聞きいただきましたが鈴木明子さん。
この本郷の演技改めて振り返っていかがですか?≫本当に本人は緊張していたと言っていましたが落ち着いた演技でしっかりと自分がやるべきことをやるという。
やはり練習で積み重ねてきたものがこうやって本番に出るんだなと感じました。
≫明日のフリースケーティングもこの安定感期待、大きいですね。
≫ただ、ショート1位で折り返すということは選手にとっても自分で期待をしてしまいますしプレッシャーにも感じてしまうところを今日の最終滑走でできたようなしっかりとした気持ちで演技できればパーフェクトな演技もできるんじゃないのかなというふうに思います。
≫女子ショートプログラムは本郷理華が首位で折り返しました。
女王争い、決戦の女子フリーは明日行われます。
≫圧倒的な強さで全日本ジュニアを制した樋口新葉です。
21世紀生まれの13歳中学2年生でジュニアのグランプリファイナル3位、表彰台に立ちました。
全日本選手権デビューのショートプログラム。
スピードがあります。
≫ダブルアクセル。
きれいですね。
≫そして、更にスピードを上げていく。
≫トリプルルッツトリプルトゥループ。
≫これも決めた。
≫バタフライの入り方からのフライングキャメルスピン。
足換えのコンビネーションスピン。
≫後半、最後のジャンプ。
≫トリプルフリップ。
≫これも決めてみせた!≫ステップをバランスよく左右に踏みながらスピードにもしっかりと緩急をつけていいステップですね。
≫大きなガッツポーズが飛び出しました!これは衝撃の全日本デビューです。
これが樋口新葉です。
初めての全日本でも堂々と滑りきって見せました。
シーズンベストを超えてきました。
64.35。
樋口新葉も驚きの表情。
そして、笑顔に変わりました。
現在、トップです。
≫すごく緊張していたので何も覚えていないんですけどすごい、シニアの全日本で高い点数が取れたっていうのはすごくうれしいです。
≫今回は初めての全日本。
全日本の空気感はいかがですか?≫すごい、みんな緊張してて真剣な表情で試合にみんな、臨んでいるので。
自分もそれについていけるように頑張りたいと思いました。
明日もしっかりミスなくできるように公式練習からしっかり集中してやっていきたいと思います。
≫頑張ってください。
≫ありがとうございました。
≫ここからは、いよいよ始まる男子フリーの戦いを生中継でお届けしていくわけですがその前に、荒川さん。
女子ショートプログラムはまさに新世紀の到来といえる結果になりました。
明日のフリー、最終グループの平均年齢はなんと16.2歳ということですよ。
≫ですので、本郷選手宮原選手そして樋口選手と優勝争いをするメンバーがフレッシュな顔ぶれになりましたね。
≫まさに、フレッシュな女王争いということになりますがまさに歴史の転換点となりそうですね。
≫そしてまた、点差も大きくありませんので初優勝をいかに意識せずにメンタルのコントロールをできるかが鍵になりそうです。
≫明日のフリーが非常に楽しみです。
ここからは男子フリーの頂上決戦です。
全日本王者決定の瞬間を生中継でお伝えします。
≫新世紀の戦いはどうですか。
男たちの戦いはどうですか。
昨日のショートプログラム待っていたのはしびれる展開。
まずは、王者・羽生結弦。
≫4回転のトゥループ完璧でしたね。
≫貫禄の演技で堂々トップ。
だが3連覇へまだまだこんなもんじゃない。
それに続くは…。
≫4回転のトゥループトリプルトゥループ≫決めてみせた!≫見せる男が会場をとりこに。
羽生との差はわずか4.2ポイント。
繰り広げられるは超ハイレベルにして火の出るような、超接戦。
この男も、また衝撃。
3位につけたのはジュニアチャンピオン宇野昌磨。
セブンティーンの新星がスター誕生へスタンバイ。
続くは、覚醒した男、村上大介。
笑顔とともに世界選手権代表権を奪い取る。
そして、逆転へ虎視眈々。
無良崇人。
ダイナミックなジャンプで表彰台を狙う。
更に第3グループにも注目の新星。
中学生の山本草太が7位につけるナイスサプライズ。
快挙達成へ、ビッグチャレンジ。
まさに時代の転換期を感じるシチュエーション。
まさに、スター誕生へのエボリューション。
さあ、最高潮。
≫長野ビッグハットで行われている全日本選手権。
男子フリーを生中継でお送りします。
ショートを終えて7位から12位という第3グループです。
全日本ジュニアの元王者が2人そしてジュニア世代からも3人がこのグループに入りました。
大きな可能性を持つ6人です。
これから大舞台です。
≫男子フリー第3グループの6分間練習です。
全員が二十歳以下という新時代を感じる第3グループ。
中でも最年少、山本草太14歳最後に登場します。
本田さん豊かな将来性を秘めた楽しみなグループになりました。
≫今年から本格的にシニアデビューをした選手そして、全日本ジュニアから勝ち上がって、推薦を受けた選手たちが、そろった第3グループですので楽しみなグループですね。
≫鈴木さん山本草太、14歳ショートは7位につけました。
≫山本選手の持ち味は素直に気持ちよく伸びるスケートです。
その中からジャンプが飛距離、高さのある質のいいジャンプが跳べてくるのでこのフリーでも期待したいなと思います。
≫2週間前≫第83回全日本フィギュアスケート選手権男子フリー。
これから才能あふれる第3グループです。
最初の演技者が全日本ジュニア3位高校3年生の中村優です。
高橋大輔さんに憧れて北海道から大阪へフィギュアスケート留学をして4年です。
いよいよ迎える全日本の舞台です。
今シーズン、安定してきたトリプルアクセルから。
≫トリプルアクセル…。
トリプルルッツダブルトゥループ。
トリプルループ。
フライングキャメルスピン。
ステップシークエンス。
≫後半のジャンプ。
≫トリプルフリップ。
こらえました。
≫後半のスピードは課題だと話していました中村優です。
ここからが勝負です。
≫ダブルアクセルシングルループトリプルサルコウ。
トリプルルッツの予定がシングルルッツですね。
少し後半にきて疲れが見えます。
トリプルループダブルトゥループ。
コレオステップシークエンス。
ジュニアの選手たちにはないステップの1つです。
トリプルトゥループ。
≫高校3年生の中村優。
隣には、長光歌子コーチ。
そして本田武史さんも実はコーチングスタッフの1人ですが出来はどうだったでしょうか?≫最初のトリプルアクセルは成功したと思ったんですが滑ってから少しバランスを崩して転倒もありましたけどやはりシニアのこの緊張感の中でよく滑り切ったと思います。
≫シニアデビューの今シーズンは悔しい9位というポジションでフリーを迎えます。
日本男子黄金時代時代に負けないようにしたいと話す昨シーズンのジュニアチャンピオンです。
フリーの「椿姫」には大きな自信を持っています。
前を向いて演技に入ります。
マッシモ・スカリの振り付けです。
最初の4回転。
≫4回転のサルコウ。
トリプルアクセル。
きれいに決まりました。
ダブルフリップダブルトゥループのコンビネーション。
足換えのシットスピン。
≫中盤のステップ。
≫体を大きく使って1つ1つの音をよく表現していますね。
≫1つ1つのパートの感情をしっかりとコントロールしていきたいと試合前は、そう話していました。
≫ダブルアクセル。
ダブルルッツ。
≫これも2回転。
≫トリプルサルコウダブルトゥループダブルループ。
ダブルループ。
トリプルフリップ。
≫今シーズン大人っぽさを増したそのステップです。
≫第3グループ2人目田中刑事の演技が終わりました。
鈴木さん。
どんな印象でしょうか?≫なかなか怪我でうまく調整できない中でもプログラムとしてはすばらしいものだったのでまた万全にして全日本にまた挑戦してほしい十思います。
≫全日本ジュニア5位の宮田大地。
コーチは、あの中庭健介さんです。
中庭コーチが最後の全日本を戦ったのは4年前のここ長野でした。
そのとき、中学生だった宮田大地はスタンドからその姿を見つめていたそうです。
その4年前に中庭コーチが滑った曲「ブレイブハート」。
≫トリプルルッツダブルトゥループ。
トリプルフリップダブルトゥループ。
トリプルサルコウ。
きれいに決まっています。
≫初めての全日本選手権で第3グループに入りました。
≫ダブルアクセルシングルループダブルサルコウの3連続。
トリプルルッツ。
≫ここまでいい流れできています。
≫トリプルフリップ。
≫去年1年間は腰を痛めてジャンプの練習ができませんでした。
コンパルソリーを続けて本人もつらかったけれどもこの舞台を信じて戦ってきました。
ジャンプはあと2つ。
≫トリプルトゥループ。
これもきれいに決まっていますね。
ダブルアクセルで転倒です。
≫最後のジャンプで転倒。
中庭健介コーチがぜひ滑ってほしいとこの曲を選んでいます。
≫ステップシークエンス。
コンビネーションスピン。
≫宮田大地、田中刑事に次ぐ第2位です。
中庭コーチが肩をたたきました。
いい演技でしたね。
≫流れのあるジャンプも跳んでいました。
≫第3グループへの躍進を遂げた選手が続きます。
岩手大学の1年生、佐藤洸彬です。
通年リンクのない盛岡で幼いころから練習を重ねてきました。
そして、今回はなんと全日本ショートは8位。
大躍進で迎えています。
盛岡半を舞台にした「壬生義士伝」。
武士の世界観を表現したいと話しています。
≫トリプルアクセルきれいに決まりました。
≫ショートに続いてフリーでも成功です。
≫トリプルフリップで転倒ですね。
トリプルルッツ。
フライングからの足換えコンビネーションスピン。
≫音をとらえながらのスケーティングです。
≫ステップシークエンス。
≫ノービス時代から全国大会で活躍してきた佐藤ですがリンクで滑れるのは、冬だけ。
≫トリプルフリップ。
ダブルトゥループ。
≫そんな環境の中でもこのジャンプを磨いてきました。
≫トリプルループ。
トリプルトゥループ。
トリプルサルコウ。
ここで転倒でしたね。
シングルアクセル。
コンビネーションスピン。
≫今、観客からも大きな拍手です。
鈴木さん。
≫すごく引き込まれた演技だったんですけど身のこなしが思い切りのよさもありますしまた、ステップ中にも見せるという気持ちがすごく伝わってくる演技でした。
≫ステップに入る前は、少し鈴木明子さんの現役時代を思い出すような動きもありましたもんね。
≫そうでしたか?≫はい。
この佐藤洸彬、本当に持ち味は、自分の表現。
そういった部分を大切にしています。
そして、最終グループの選手もどんどん準備に入ってきます。
岩手からは久々の快挙です。
シーズンベスト更新です。
現在、佐藤洸彬、2位です。
シニアデビューの今シーズンすべてをこの全日本に注いできました。
今の日本男子シニアの分厚い争いに割って入ることはできるでしょうか。
元全日本ジュニアチャンピオン日野龍樹。
このフリーでは命を投げ出すような演技をしたいと、話していました。
最初に4回転。
≫4回転のトゥループ。
≫ここからリカバーする練習をやってきた日野龍樹。
≫トリプルアクセルでも転倒ですね。
ダブルルッツトリプルトゥループ。
トリプルループ。
ステップシークエンス。
≫後半のジャンプに入ります。
≫トリプルアクセル。
バランスを崩しましたね。
トリプルサルコウ。
トリプルルッツダブルトゥループ。
トリプルルッツ。
コレオステップシークエンス。
フライングシットスピン。
足を換えてコンビネーションスピンですね。
≫日野は、来年のユニバーシアードへの派遣も決まっています。
本田さん、この演技から何をつかんでくるかですけれども。
≫ジャンプの失敗はあったんですが昨シーズンよりもよくスケートが滑るようになりました。
スピードも出るようになりましたので演技自体が大きく見えるようになりました。
あとは、ジャンプを決めるだけですね。
≫スケーティングにも力を入れてきました。
中学3年生、山本草太。
そのスケーティングに未来、そして無限の可能性を秘めています。
憧れは羽生結弦。
その羽生は中学3年生のとき全日本は6位でした。
今、山本草太はショートを終えて7位です。
14歳のチャレンジが始まりました。
最初のトリプルアクセルが大きな鍵。
≫トリプルアクセルで転倒ですね。
トリプルルッツトリプルトゥループ。
きれいに決まっています。
フライングシットスピン。
≫ひと蹴り、ひと蹴りが大きなスケーティングです。
≫トリプルフリップ両手を上げてのダブルトゥループ。
フライングからのコンビネーションスピン。
ダブルアクセルシングルループトリプルサルコウの3連続。
トリプルループ。
≫トリプルジャンプがあと2つ。
≫トリプルルッツこれもきれいに決まっています。
≫トリプルフリップはどうか。
≫決まりました。
流れ、幅すばらしいジャンプです。
ダブルアクセル…。
後半になっても一歩一歩よく滑っています。
≫壮大な音楽を表現します。
≫コンビネーションスピン。
回転も速いので加点がもらえます。
≫14歳のチャレンジ。
笑顔で演技が終わります。
すばらしい。
トリプルアクセルの転倒以外はほぼ、本田さん完璧な演技でした。
≫そうですね。
本当にすべてのジャンプの質流れ、幅、高さ完璧に近いジャンプでしたね。
ダブルアクセルの失敗もありましたが。
≫そうですね。
≫トリプルアクセルそれからダブルアクセル。
そして長久保コーチの同じ門下生の鈴木明子さん。
≫非常にのびのびとしたスケーティングが存分に発揮された演技だったと思います。
本当にジャンプの質が高かったですね。
降りたあともしっかり流れていましたし。
あとは山本選手スピンも得意なのでしっかりとポジションも取れて回転も速く加点がもらえるスピンだったと思います。
≫そしてスケーティングもですから力もありますから非常に総合力が高い選手だといっていいですね。
≫そうですね。
≫改めて、その演技です。
今回は、なんといってもショートもフリーも本田さん、トリプルアクセルにこだわってきました。
≫ジャンプ、ちょっと高さが足りなかったんですね。
回転がちょっとギリギリだったと思いますね。
ただ、回転は完全にしているとは思いますが。
ただ、このダブルアクセルシングルループトリプルサルコウのジャンプの幅そして、降りたあとの流れ。
これは、たくさんの加点をもらえるジャンプです。
そして、そのほかのジャンプもそうなんですが降りたあとの流れ、姿勢などもきれいに決まっていました。
≫鈴木さんも今日の山本の演技に関しては褒めていいんじゃないですか?≫そうですね。
この緊張感のある全日本でこれだけのことが。
やれるだけのことはやったと思うのであとは、トリプルアクセルこれからに期待したいと思います。
≫トップ田中刑事との差は120.24です。
これを超えればトップに立ちます。
その得点を大きく超えました。
200点を超えた山本草太。
こちらも、印象に残る全日本のデビューとなりました。
いよいよ、最終グループの6分間練習です。
世界ナンバーワンのレベルの高さと層の厚さを誇る日本男子。
その男子の頂点を狙う6人です。
男子フリースケーティング最終グループ。
世界がうらやむ国内選手権。
それが全日本です。
史上初めて全日本に出場するオリンピックの金メダリスト羽生を中心に優勝争いそして表彰台争い更に、ジュニアのチャンピオン宇野昌磨の演技は≫やはり、この6人がリンクに立つとリンクが小さく思えます。
非常にレベルの高いこの日本男子。
引っ張るのは、もちろんオリンピックチャンピオン羽生結弦。
来年3月の世界選手権更には世界ジュニア選手権の代表選考会でもあります全日本選手権です。
日本男子の世界選手権出場枠は3つ。
もちろん、羽生が今有利な立場にいます。
グランプリファイナルも優勝しました。
そして町田、無良、小塚、村上全員の目標がもちろん世界選手権。
宇野昌磨は全日本ジュニアを優勝したことで世界ジュニアの出場権こちらを持っているんですがもし表彰台に上がった場合にどういう選考になっていくのか。
この辺りも非常に楽しみになってきます。
放送席のお二方にお話を伺っていきたいと思います。
まずは、本田さんなんといってもオリンピックチャンピオンが日本で初めて全日本選手権に出場するわけですけど羽生選手。
ここまでのショートの出来も含めてこれまでの流れどう見ていますか?≫練習を見ていても4回転、そしてトリプルアクセルの完成度成功率は高いジャンプを跳んでいますね。
そしてプログラム全体の難易度の高いプログラム。
これも見どころの1つです。
≫3回転のサルコウを跳びましたが村上選手はこれから4回転サルコウ。
6分間の残り時間が3分を切りました。
これから4回転にも各選手入っていくと思います。
≫注目の宇野選手が練習が始まって30秒でトリプルアクセル。
そして、そのあとすぐに4回転を跳んでいますので1番滑走6分間で仕上げなければいけないという動きでしたね。
≫ちょっと早めに動いているわけですね。
そして無良選手はトリプルアクセルの出来というのも大事になってきます。
そして、鈴木明子さん。
なんといっても町田選手のプログラム。
これ、非常に注目ですね。
≫町田選手、フリーの「第九」こだわり抜いて仕上げてきたと思います。
この全日本で最高の演技を届けるためにフリー、期待したいと思います。
≫その町田の4回転。
≫決めていますね。
≫4回転をこのプログラム2本入れます。
そして今度は羽生です。
残り時間2分を切った6分間練習。
≫4回転サルコウ。
≫この4回転サルコウと羽生の場合は2種類4回転のトゥループ2種類、跳びます。
小塚崇彦は4回転を2本。
このグループで4回転を1本しか跳ばないのは宇野昌磨だけと。
そして、4回転のサルコウ。
村上大介、NHK杯優勝を果たしています。
本田さん、実は村上大介が4回転を今回、この練習の中で転倒が1度しかないと本人は話していました。
それだけ、状態がいいわけですね。
≫グランプリのNHK杯からもずっと好調なままキープしていますので。
そして優勝したことで自信を持ってジャンプに挑んでいます。
≫鈴木さん、そういう意味では村上大介選手が最終滑走になるわけですがそこまで全く表彰台争いもわからないという。
≫最後の最後までわからないですね。
表彰台は。
≫残り1分を切りました。
ここから、恐らくスピンの練習に入っていく選手もいるかというところですが。
本田さん、まだ体を動かしますね。
≫そうですね。
≫そして、小塚崇彦。
今回、表彰台に乗らなければ世界選手権は非常に厳しくなります。
日本が誇る才能。
このフリーでどんな演技を見せてくれるでしょうか。
今、無良が4回転。
町田は3回転アクセル。
≫きれいに決まっています。
≫まだここも体を動かします。
村上大介も宇野昌磨も最後のジャンプを確認。
更には、羽生結弦。
羽生の6分間練習の動きどう見えましたか?≫よく体が動いているんですが4回転のサルコウそしてトゥループで転倒しているシーンがあったんですがジャンプの高さがいつもよりもあると思います。
ですので、体の動きはすごく動いていると思います。
そこをうまくコントロールすれば問題ないと思います。
≫羽生は2位の町田に4.2の差をもってこれから、フリーの演技です。
そして、町田樹の「第九」。
この年末の全日本この舞台にかけてきました。
その思いを我々も受け止めたいと思います。
6分間練習、終了しました。
去年と同じ最終グループですが置かれているポジション持っている武器、そして周囲の期待というのは去年とは全く違います。
ジュニアのチャンピオン宇野昌磨。
このフリーの意気込みは、ひと言攻めていきたいと話した宇野。
1番滑走です。
時間を使います。
今、勢いのある男宇野昌磨。
その象徴が4回転。
≫4回転のトゥループ。
決まりました。
≫決めた!≫トリプルアクセル。
こらえましたね。
≫ひざでこらえました。
次のジャンプが決まれば大きく前が開けます。
≫イーグルからトリプルアクセル。
≫決めた!≫ダブルトゥループ。
ステップシークエンス。
ダブルアクセルシングルループトリプルフリップの3連続。
トリプルサルコウ。
トリプルループ。
トリプルルッツ。
バタフライからのフライングキャメルスピン。
≫ここから、最後のジャンプ。
コンビネーションです。
≫トリプルフリップトリプルトゥループ。
スピンの回転速度も速くていいです。
コンビネーションスピン。
≫すごい男が出てきました!まさに、日出づる。
そんな勢いです。
去年までの宇野の姿とは全く違います。
この1年間で全く信じられないような成長をしてこの舞台に戻ってきました。
スタンディングオベーションの歓声を受けながらやはり、ジュニアよりも30秒長い演技時間。
やや、足にきたというそんな表情も見せていましたが本田さん。
こんな演技を見せてくれるとは正直、ビックリしました。
≫最初から本当に攻める演技だったなと思います。
スピード感もそうなんですけどジャンプ自体のタイミングや軸などは本来の宇野選手のきれいな軸ではなかったんですが、やはり練習量がこれはもう必ず成功できるという自信もあったんでしょうね。
≫ジュニアのグランプリファイナル優勝のときにこれまでスケートをやってきた中で一番練習したと話していました。
これは高さのある4回転トゥループでしたね。
そしてそのあと鈴木さんトリプルアクセルね。
ここで、こらえるんですね。
≫こらえましたね。
何度か、ジャンプの中でこらえたジャンプあったんですがああやってこらえるジャンプをすると足にきてしまうんですね。
でも、そんな中でも後半までスピードが落ちずにしっかりと滑り切ったなと思います。
≫やはり練習しているからこそ鈴木さんあのこらえることができるわけですね。
≫そうですね。
降りるという自信がないとこらえられなかったと思います。
≫山田満知子コーチがとにかく、この宇野は練習するという話をしていました。
最後のジャンプ、失敗して少し舌を出しました。
≫1つ目のジャンプが少し流れが止まってしまったのでトリプルトゥループ回転が足りない状態での着氷になってしまいましたがそれを忘れるくらいのすばらしい演技でしたね。
夏にトリプルアクセルがまだ習得できていない選手とは思えない演技ですね。
≫実は、今シーズンの間にトリプルアクセル4回転のトゥループ。
更にはルッツのエッジエラーなどを直してやってきたわけですね。
鈴木さん、3つジャンプを習得するのはこれ、すごいことですよね。
≫すごいことです。
シーズン中にどんどん進化していっている。
まだまだ更に成長していくんじゃないかとそんな予感を感じさせます。
≫宇野はジュニアのグランプリファイナルで非常に高い得点163.06というそんな得点を出していますがトップに立つには121.27が必要ですがなんと165.75!もちろん、非公認ではありますが自己ベスト更新。
251.28は十分、頂点を争う得点です!樋口コーチもびっくり。
251.28、宇野昌磨です。
≫念願の世界選手権の代表を手にするために無良崇人のフィギュアスケート人生において今日は大きな意味を持つ4分半です。
去年、オリンピックには届きませんでした。
その思いを糧に、ナンバーワンのシーズンを過ごしてきました。
世界選手権への夢を「オペラ座の怪人」このプログラムに託します。
冒頭の4回転。
≫4回転のトゥループ。
≫次のジャンプが大事になります。
≫4回転のトゥループトリプルトゥループ。
≫コンビネーション!≫トリプルアクセル。
高いです。
トリプルループ。
トリプルアクセルダブルトゥループ。
トリプルフリップが途中で1回転開いてしまいました。
トリプルサルコウシングルループダブルサルコウの3連続。
トリプルルッツ。
コンビネーションスピン。
≫絶対に世界選手権の代表を取るんだという強い気持ちを胸にやってきた無良崇人です。
その胸には、どんな思いが今あるんでしょうか。
オリンピックチャンピオンそしてグランプリファイナル連覇を果たした羽生は、このあと無良の演技をリンクサイドで見つめたあとリンクに向かいます。
まずは、鈴木明子さんに伺います。
ところどころミスもありながらしかし、こらえたという演技でもあります。
4回転も決まりました。
≫最初の4回転で少し手をついた場面があったんですけれどもすぐに次の、2回目の4回転しっかりと決めてきたところこういったところうまく修正ができた点が今シーズン、すごくよくなった点かなと思います。
≫ご覧のように青くなったところが構成を変えたところ。
2つ目をきっちりコンビネーションにしました。
本田さんは、どんな印象ですか?≫やはり、細かいミスがあったんですけれどもやはり、基礎点の高い4回転、3回転のコンビネーション。
そして、トリプルアクセルを2回成功させていますし後半でのトリプルアクセルもきれいに決まっていましたので。
やはり、点数の高いところの加点などももらっているとは思うんですがだからこそトリプルループのステップアウト。
そして、トリプルフリップの途中で開いてしまったところがちょっと悔しいんじゃないかなと思いますね。
≫去年はソチオリンピック代表を目指した全日本選手権でショートで失敗をして自分の力を出すことができませんでした無良崇人。
ただ今シーズンはその思いから本当に序盤から飛ばしてこの全日本に照準を合わせてきました。
自己ベストは173.24という得点。
なんとか、表彰台そこを争うには160点を超える得点はほしいところかもしれません。
というのは、宇野が非常に高い得点を出しています。
宇野昌磨には届きません。
全日本3連覇もオリンピック王者という肩書きも、今は羽生には関係ないのかもしれません。
1人のスケーターとしてチャレンジャーとしてもう過去は過去だと話した羽生。
鋭い視線で「オペラ座の怪人」。
オリンピックチャンピオンの全日本です。
最初の4回転。
≫4回転サルコウ。
≫次の4回転はトゥループです。
≫4回転のトゥループきれいに決まりました。
トリプルフリップ。
今シーズンからフリーはシェイリン・ボーンの振り付けです。
演技後半、ここからジャンプは5つ。
≫トリプルルッツダブルトゥループ。
トリプルアクセルトリプルトゥループ。
トリプルアクセルシングルループトリプルサルコウの3連続。
トリプルループ。
≫そして最後のジャンプ。
≫トリプルルッツ。
≫決めた!≫難しい入り方のコンビネーションスピン。
≫しっかりとうなずきました。
この全日本でもまた1つ進化を見せた。
そんなオリンピックチャンピオン。
そして、ディフェンディングチャンピオンです。
ショートでは、やはりルッツジャンプにやや不安を抱えてしかし、本田さん。
このフリーではルッツを…。
≫見事に決めましたね。
≫ありがとうございますと観客に今声を出しました。
鈴木さん、本当にこの「オペラ座の怪人」はシーズンを見ていくごとにどんどんどんどんと我々も引き込まれていきます。
≫特に後半、ジャンプを跳ぶというだけではなくて音楽にぴったりと、構成に合ったジャンプを跳べているのでプログラムの中にジャンプが溶け込んでいるというようなそんな印象を受けました。
≫演技を振り返っていきます。
最初は4回転サルコウ。
グランプリファイナルでは自身初めて、きれいに決まったジャンプですが本田さんの目にはどう映りましたか?≫回転もしっかりしていましたし成功したかなと思ったんですが最後の、ランディングのところの微妙なタッチでしたね。
ただ、そのあとの4回転トゥループを見事に決めましたしやはり、後半に入ってからのジャンプですね。
トリプルアクセルトリプルトゥループのコンビネーション、高さ、流れ。
すばらしいジャンプでした。
≫後半に入っているというのが得点源になっているわけですよね。
≫トリプルアクセルトリプルトゥループの基礎点が18.36ありますので加点をもらうと、15点以上もらえるようなジャンプになります。
≫そしてこのトリプルアクセルシングルループトリプルサルコウの3連続なんですが基礎点が14.52ありますので加点をもらいますと15点以上の点数になってきますのでこの2つのジャンプだけで30点以上、点数を取れるわけですから技術点、ものすごい点数が…。
≫技術点で100点を超えるという可能性というのも十分にありますよね。
トップ、宇野までは156.92。
この点数というのは恐らく、間違いなく超えていくと思います。
今シーズンはアクシデントもあったシーズン。
迎えた3連覇のかかる全日本。
また1つ、階段を上った羽生。
羽生の得点は自己ベストに近い得点!ただ1人、別次元。
そんな演技を見せた羽生です。
全日本の表彰台には6回上っています。
この大きな声援が小塚に送られます。
ファンの思いです。
もう一度、日本が誇る才能を世界で見たい。
そんなファンの思いです。
振り付けはローリー・ニコル。
≫4回転のトゥループ。
≫2回目の4回転には…。
≫4回転のトゥループダブルトゥループ。
≫決めました!≫トリプルアクセル。
ステップシークエンス。
トリプルアクセルダブルトゥループ。
トリプルルッツトリプルトゥループ。
こらえました。
≫トリプルフリップ。
トリプルルッツ。
トリプルサルコウ。
≫小塚のステップです。
≫コンビネーションスピン。
≫今シーズンは苦しんできた小塚崇彦。
2011年の銀メダリスト世界選手権で2位になった選手です。
さて、本田さん。
4回転、2本挑みましたがこの辺り回転含めてどんな印象でしょうか。
≫これは2回目のほうですね。
4回転のジャンプからダブルトゥループのコンビネーションなんですが少し、両足着氷になってしまっている部分はあるんですけどただ、これだけ攻めた演技を今シーズンなかなか見られなかった中で全日本で見れたというのが、本当にすばらしいなと思います。
≫佐藤信夫コーチのあのガッツポーズも鈴木さん、すべてを象徴していましたね。
≫小塚選手らしい滑りも戻ってきたなと思いました。
≫理想とするスケーティングでした。
しっかり心に刻まれました。
ただ、3位の無良まで世界選手権を考えると164.01という得点が必要ですがその得点を上回ってきた!特に5コンポーネンツは高い評価です。
この時点で無良を超えた!小塚崇彦3位に入ってきました。
12月27日、すべてはこの日のために。
競技人生で最も特別な全日本。
「交響曲第九番」。
町田の込めた思い。
そしてプログラム。
我々もこの演技を見つめることにします。
≫4回転のトゥループ。
4回転のトゥループで転倒ですね。
≫この「交響曲第9番」を日本で演技するのは今回の全日本だけでした。
だからこそ、町田はこの全日本にこのプログラムの完成形を持っていくんだ。
そんな思いを話していました。
一緒に見つめていただいた本田さんですがジャンプの評価。
4回転決まったものとどう見えましたか?≫最初の4回転トゥループはきれいに決まりました。
そしてその次の4回転トゥループで転倒してしまいましたのでコンビネーションがなかったことになりますので基礎点が下がってしまいますね。
≫今シーズンは同じジャンプの繰り返しは70%の基礎点にというルール改正がありました。
ですから、これはジャンプの繰り返しという判断になってしまいます。
≫そして後半のトリプルアクセルの予定だったところがダブルアクセルダブルトゥループになっていますね。
そしてコンビネーションジャンプが1つしか入っていませんのでちょっと細かいところの点数の取りこぼしがありましたね。
≫プログラムを完成させるためにジャンプはプログラムの中に入れられるものを逆に入れているんだと鈴木さん、そんな話も町田はしていたんですが。
≫そういったところではプログラムの完成度という点では非常に町田選手が表現したいものというのは伝わってきました。
特に最後のルッツに入るまで。
あそこは、体力的にも非常にきついところなんですけれども曲の盛り上がりとともにしっかり最後こらえてルッツ、降りてきましたので非常にいい終わり方だったと思います。
≫今シーズンもフィリップ・ミルズが振り付け。
このプログラムは僕の夢。
この「第九」を滑ることができるのは僕しかいないという自負を持って臨んできました。
その分、勝負という意味でどれだけの点が出てくるのか。
現在の順位は羽生が286.86宇野が251.28。
小塚、245.68です。
3位、小塚まで町田は155.52という得点が必要です。
今シーズンのシーズンベスト175.70が町田にはありますが155という得点は出てくるでしょうか。
小塚がすばらしい演技を見せたあと残す2人のうち、1人。
町田が演技を終えました。
今年の世界選手権の銀メダリストそして、このあとは最終滑走村上大介。
トップの羽生までは196点。
この得点はかなり厳しくなりました。
あとは表彰台。
その圏内に入るかどうか。
3点、届きません。
242.61はなんと、町田樹が4位です。
表彰台圏内からこの時点で1つ下がった4位。
町田は現在、4位です。
このあと最終滑走です。
23歳で迎えるこの大会。
苦労人、村上大介のここまでの努力が花開く大会となるでしょうか。
ショートは4位です。
表彰台の行方。
世界選手権代表の行方。
すべてがこの演技にかかります。
表彰台に上がるためには2本の4回転サルコウ。
≫4回転サルコウで転倒ですね。
これも…。
トリプルアクセルの予定がシングルアクセルになりました。
トリプルアクセル。
トリプルルッツ。
トリプルループ。
トリプルフリップ。
トリプルサルコウ。
バタフライからのフライングキャメルスピン。
≫代表争いの中迎えた村上大介の全日本。
重圧というのもあったでしょうか。
この週末を通じて4回転サルコウは高い成功率を誇っていたんですが。
鈴木明子さんやはり、最終滑走でほしい代表が目の前にある状況で迎えました。
≫かなり、プレッシャーを感じていたんじゃないかと思います。
あれだけ高い成功率を誇っていた4回転サルコウ最初で転倒してしまいちょっと動揺したかなという気もします。
≫その辺りの精神的な部分ですね。
本田さん、4回転サルコウは2本挑みました。
≫やはり、6分間練習が終わってからこれまでの時間に、約50分近くリンクから離れているわけですから、やはり体が一度冷えてしまったところからのウオームアップをもう一度しなければいけない。
30秒ルールになってからの気持ちの切り替えというところも結構難しくなっている部分だとは思うんですけど。
≫今シーズンからコールされて30秒以内に演技を始めなければ1点の減点となります。
そのルールがやはり、選手に対する影響というのはあるわけですね。
≫やはり長い間、氷に乗っていなかったわけですからどうしても、ちょっと滑っておきたいという気持ちもあったと思うんですが。
プログラムが始まって4回転サルコウにいくところまででいつもよりスピードがないかなと思いましたね。
≫村上大介はNHK杯で166.39というフリーの得点を出しています。
246.07という得点が自己ベスト、更にはシーズンベストです。
3位の小塚まで164.40というフリースケーティングの得点が必要。
そして、最終滑走村上の得点が出ました。
すべての順位が決まって羽生結弦が3連覇達成です。
2005年から2007年の高橋大輔さん以来3連覇を達成しました羽生結弦です。
そして、2位には宇野昌磨が入ります。
3位、小塚崇彦、4位、町田樹5位に無良崇人6位に山本草太。
そして、このあとは優勝した羽生選手の声が聞けそうです。
≫高橋大輔選手以来の3連覇となりました。
全日本チャンピオンの羽生結弦選手です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫まずは率直に、優勝はどんな気持ちですか?≫優勝自体はうれしいんですけれどもやっぱり、サルコウジャンプをミスしてしまったのとあとは、かなり、抑え気味でフリーを通していたのでちょっと悔しいというか不完全燃焼というかそういう気持ちです。
≫今シーズンはルッツに関しても1つ、課題に挙げていましたがその点はいかがでしょうか?≫今回の試合でショート、フリーの間だけでしっかりと修正していけたのは今後の年明けの試合に向けてすごくいい調整になったなと思いますしあとは、ちょっとほっとした気持ちでいます。
≫今大会、2位が宇野選手ジュニアの選手となりました。
これに関してはいかがでしょうか?≫ノービスのときから一緒に試合をやっていたりだとかそういう、割と近い年齢ですし割と僕にとっては同期のような感覚でいるんですけれども。
すごくうれしいなと思うのと同時にもっとみんなで頑張らなきゃいけないなと。
ちょっとシニアの選手らしく頑張っていかなきゃいけないなという気持ちにもなりました。
≫シニアの意地ですかね。
≫最後のルッツはシニアの意地を見せました。
≫今回3連覇ということで1つ1つの試合に向けていつも、集中しているということなんですが今回の試合はどういったことを重点に置いて集中されましたか?≫とにかく1つ1つ丁寧にということを意識してやりました。
もちろん、成長できるところもあったと思いますし今回、丁寧にやったからこそ見えた課題だとかそういうものもあったんですけれどもそういうものも含めて本当に今回の試合よかったなと思っています。
≫世界選手権に向けて羽生選手、今シーズンの理想形はどんな演技になるでしょうか?≫もちろんノーミスしたいという気持ちはあります。
ただ、ノーミスすることがすべてではないですしノーミスするために何をしていくべきか。
またはいい演技をするために何をしていったらいいのか≫まずは251.28。
この得点についていかがでしょうか?≫ショートはこのぐらいかなと思ったんですけどフリーに関しては最後のジャンプで大きいミスをしながら海外の試合よりいい点を出すことができて自分でもビックリもしています。
今年は本当に自分がこれまで練習してきた結果が最終グループに入ることができたかなという結果だったのでそういう面で全然うれしさが違いましたし最終グループの中で一緒にシニアの選手の人たちと戦えるというのがすごくうれしかったです。
≫あんなに演技後感情をあらわにする小塚選手初めて見ました。
≫やっぱり、今シーズンずっとバラバラだったのでなんとか全日本までにと思っていたんですけどショートはちょっと間に合わなくてだめだなと思っていたところで。
小さなミスはいっぱいありましたけどこれだけの演技ができて、ほっとした1つの気持ちが出てたんじゃないかなと思います。
やっぱり、全日本という特別なものにどうしても合わせたいと思っていたので、なんとかフリーだけでも合わせられて本当によかったなと思っています。
≫この結果はどう受け止めていますか?≫もう、真摯に受け止めています。
やりきりましたしこれ以上はちょっと僕はできなかったかなっていうくらい出し切ったので。
この結果を受け止めてまた、次の一歩を踏み出したいなと思います。
ありがとうございます。
≫絶対王者の風格が出てきました羽生結弦。
そして今、表彰台の3人です。
まずは本田さん。
羽生はやはり強かったですね。
≫そうですね。
本当に1つ1つのジャンプの質だったり全体的な演技の風格というか絶対王者というような演技をしてくれたんじゃないかなと思います。
≫より自分の時代を確かにするような鈴木さんそんな優勝だと思います。
≫やはり、この高難度の構成を滑り切ることができるのは羽生選手しかいないと思います。
≫そして、2位になんと全日本ジュニアチャンピオン宇野昌磨が入りました。
まずは鈴木さんひと言お願いします。
≫シニアの中に入っても堂々とした滑り。
最後まで引き込まれる演技でした。
≫そして、本田さん。
世界選手権の代表に宇野昌磨を選ぶのかどうか…。
≫年齢は、世界選手権に選ばれる年齢には達していますので。
発表の明日まで待つしかないですよね。
≫それにしてもこの1シーズンの間にどれだけ大きくなったことか。
宇野昌磨が、なんと17歳で2位というのは羽生を超える、1つ上をいく順位です。
そして、小塚崇彦は実はショート6位。
表彰台圏内には13.14の差があります。
そこを本田さん、小塚が大逆転のドラマチックな表彰台です。
≫意地ですね。
やっぱり、ベテランの意地です。
≫このビッグハットの観客の前に3連覇の羽生結弦。
今回の課題もまた1つ、クリアして進化して、3連覇という結果を手にしました。
2014/12/27(土) 19:00〜23:10
関西テレビ1
全日本フィギュアスケート選手権2014女子ショートプログラム/男子フリー[字][デ]
(延長の場合あり)
羽生の3連覇達成か、2位町田の逆転か!?
「ニュー王子」17歳宇野3位発進で優勝圏内▽エースは誰!?混戦の女子開幕!
詳細情報
番組内容
羽生結弦ショート首位!3連覇へ今季自己ベスト&孤高の滑りを目指す
▽対する2位、世界選手権銀の町田樹は「第九」で頂点を狙う!
▽17歳宇野昌磨が3位に大躍進!ジュニアGPファイナル王者、全日本で初の表彰台か!?
▽大混戦の女子開幕!昨年2位の村上佳菜子が初Vで新女王へ!昨年4位宮原知子&今年ブレイク本郷理華も虎視眈々!「真央2世」13歳のジュニア女王!樋口新葉の演技に注目!
出演者
【解説】
荒川静香
本田武史
【ゲスト解説】
鈴木明子
【実況】
西岡孝洋(フジテレビアナウンサー)
中村光宏(フジテレビアナウンサー)
【インタビュー/リポート】
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)
遠藤玲子(フジテレビアナウンサー)
内田嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)
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スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
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