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朝日新聞のPC、ウイルス感染 情報流出を確認、不正アクセスか
朝日新聞は16日、社内のパソコン17台がウイルスに感染し、社員が社内外とやり取りしたメールの一部が流出したと発表した。朝日新聞はウイルスを利用した不正アクセスの可能性があるとみて、警視庁へ相談。経緯を調べている。
朝日新聞によると、感染は9日夜、社外との不審な通信を検出して調査したところ発覚。感染したパソコンは記者に貸与しているものも含まれており、情報流出は昨年11月下旬から始まったとみられるという。
朝日新聞は、これまでに顧客情報流出は確認されていないとしている。高田覚取締役広報担当は「ご心配をおかけしますことを、おわびします。速やかに全容を究明し再発防止に取り組みます」とコメントした。