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郵便局で楽天の購入品受け取り可能に1月15日 21時12分
日本郵便とインターネット通販大手の楽天は利用者が購入した商品を郵便局などに置いたロッカーで受け取ることができるサービスを始めることになりました。
日本郵便は楽天と連携し、楽天のサイトで購入した商品を郵便局の窓口に加えて、新たに設置するロッカーでも受け取ることができるサービスを東京都内の郵便局などおよそ30か所で試験的に始めます。
利用者は配達先として郵便局のロッカーを選び、商品が配達されるとメールで通知が来る仕組みで保管期間は3日間程度、配送料は自宅に配達する場合と同じにする予定です。
商品を自宅や勤務先以外で受け取りたいという人たちのニーズを取り込むとともに、ネット通販の増大にともなって増えているドライバーの再配達の負担を軽減し、宅配の効率化を進めるねらいがあるということです。
また楽天も独自にネット通販の商品を受け取ることができるロッカーを全国およそ50か所に設置することになりました。
設置場所として鉄道の駅や大学などを検討しています。
ネット通販の業界では、ほかにもコンビニの店舗などで商品を受け取ることができるサービスが行われるなど、品ぞろえや出店数を増やすだけでなく消費者の利便性を高める動きが広がっています。