ネットの炎上 ノイジーマイノリティが存在感を示す
- 2014年11月11日 13時35分
- 提供:アメーバニュース/政治・社会
NEWS PICKSでメディア研究家の遠坂夏樹氏が、「ノイジーマイノリティがTVと世間をつまらなくする」という原稿を寄稿した。記事では、以下のような分析がされた。
<テレビにとっては、環境は厳しくなるばかりと言える。番組制作者は、抗議を受けそうな表現や演出を避けるようになり、無難な番組作りをするようになる。当然、番組はつまらなくなる。そして、テレビはつまらなくなったと、またディスられる。>
また、遠坂氏は、KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長の川上量生氏による「
炎上は基本的にヒマなネット原住民がごく少数いれば起こせるのだ」という発言も紹介した。
記事内の「ノイジーマイノリティ」とは、「口うるさく抗議してくる少数派」と訳せよう。事実、ネットの炎上も少数の人間が多数の書き込みをしていることが多い。
ジャーナリストの上杉隆氏が過去に人気ブロガーのちきりん氏と対談した際に、こんなくだりがある。
<以前、ブログで靖国問題のことを書いたら炎上してしまいました。3日間くらい放置していると、700以上のコメントが付いていたので、IPアドレスをチェックしてみた。すると、コメントしているのはたったの4人>
こうした形で「全体」が抗議をしているわけではないものの、声の大きい者の存在感があまりにも強過ぎ、結果的にコンテンツ発信者が委縮するという状態になっているようだ。
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上杉隆の言っていることを根拠として持ってくるだけで、この記事を書いた人が無知であることがわかります。彼のブログに700もコメントがついたことはありません。 《「米から見た靖国参拝」 朝日新聞の連載で http://blog.livedoor.jp/uesugitakashi/archives/50177036.html》 彼の言っている事は鵜呑みにする前に必ず裏をとることをお勧めします。