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翁長知事「辺野古容認できず」
1月14日 18時38分

翁長知事「辺野古容認できず」
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沖縄県の翁長知事は、就任後初めて総理大臣官邸を訪れて杉田官房副長官と会談し、新年度・平成27年度予算案の沖縄振興予算などに謝意を示す一方、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画は容認できないという考えを伝えました。

この中で沖縄県の翁長知事は、14日閣議決定された新年度・平成27年度予算案の沖縄振興予算について、「所要額を確保したことと、税制改正で県の要望が認められたことにお礼申し上げる」と述べました。
一方で翁長知事は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画について、「日本国土の0.6%の面積しかない沖縄県に、戦後69年間、米軍専用施設が74%あるのは、やはり理不尽だ。『辺野古基地は、作らないでいただきたい』と公約して選挙に当選した私の立場もご理解いただきたい」と述べ、容認できないという考えを伝えました。
これに対し、杉田官房副長官は「基地問題に関して、負担軽減という意味で、認識は政府も全く一緒なので、これからも意見交換していきたい」と応じました。
会談のあと翁長知事は記者団に対し、「杉田官房副長官と会えたのは第一歩だ。沖縄側の気持ちはしっかりと伝えたので、これからも連絡を取り合い、いろいろ意見交換ができればいい」と述べました。
これに関連して沖縄基地負担軽減を担当する菅官房長官は、午前の記者会見で、記者団が「近々、翁長知事と会う予定はあるか」と質問したのに対し「私は、ありません」と述べました。

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