導入までの流れ
ここではPT3をパソコンに追加してからEpgDataCap_Bon(EDCB)を使えるようにするまでの手順を紹介します。必要なファイルなどは他のサイトで紹介されているのでここでは割愛させてもらいます。本当に最初の導入のところしか紹介しないのでEDCBが使える状態の方は次のページへどうぞ。
また、この記事は2014年7月10日の状態で書いているので異なる箇所もあると思いますがその時点の状態で判断してください。
導入環境
CPU:Xeon E3
メモリ:2GB
OS:Windows7 Pro x64
使用ソフト:EpgDataCap_Bon(人柱版10.69)
BonDriver_PT3-ST(お試し人柱版4)
PT3ドライバのインストール
PT3 ソフトウェアのダウンロード(最新版)からドライバ「PT3-Driver-300.exe」とSDK「PT3-SDK-300.exe」をダウンロードします。
ダウンロードしたドライバとSDKをインストールします。ドライバをインストールする際「 “EARTH SOFT, Inc.” からのソフトウェアを常に信頼する」にチェックを入れてインストールします。
インストールが完了したら「コンピュータの管理」でJungo Connetivityグループに「WinDriver (EARTH SOFT PT3)」、サウンドグループに「EARTH SOFT PT3」が追加されていればインストール完了です。
コントロールパネルからPT3のドライバとSDKがインストールされているかも確認できます。
.NET Framework 4とVisual C++ 2010をインストール
EDCBを動かすために.NET Framework 4とVisual C++ 2010をインストールします。
- Microsoft .NET Framework 4 (スタンドアロンのインストーラー)
- Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)
- Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x64)
ここまでインストールが完了したら1度再起動をしてコントロールパネルでインストールできたか確認します。
EDCB本体のインストール
EDCB本体のインストールはファイルのコピーだけで完了です。ここではCドライブの直下に「PT3」というフォルダを作成し、解凍した「EpgDataCap_Bon(人柱版10.69)」の中にある「x86」フォルダをコピーしました。
「x86」ではわかりにくいので任意の名前に変更します。ここでは「EpgDataCap_Bon_x86」に変更しました。
「BonDriver_PT3-ST(お試し人柱版4)」を解凍して「x86」フォルダ内にあるファイルを、先ほどコピーしたEDCBフォルダ内にある「BonDriver」にコピーします。ここでは “C:\PT3\EpgDataCap_Bon_x86\BonDriver” にコピーしています。
チューナー数分の「BonDriver_PT3-T.dll」と「BonDriver_PT3-S.dll」をコピーします。コピーしたDLLファイルを区別しやすいようにファイル名を変更します。ここでは末尾に「0」と「1」を追記して区別させています。
BonDriverについての補足
“BonDriver_PT3-T.dll”は地デジ用、“BonDriver_PT3-S.dll”はBS/CS用です。1つのチューナーに対して1つBonDriver Dllが使用されます。そのため複数のチューナーを搭載している場合は複数のBonDriver DLLが必要になります。
BS/CSを視聴しないのであればBS/CS用DLLはなくても問題ありません。
# PT3が1枚の場合 PT3 x 1 ├──BonDriver_PT3-T0.dll ├──BonDriver_PT3-T1.dll ├──BonDriver_PT3-S0.dll └──BonDriver_PT3-S1.dll # PT3が2枚の場合 PT3 x 2 ├──BonDriver_PT3-T0.dll ├──BonDriver_PT3-T1.dll ├──BonDriver_PT3-T2.dll ├──BonDriver_PT3-T3.dll ├──BonDriver_PT3-S0.dll ├──BonDriver_PT3-S1.dll ├──BonDriver_PT3-S2.dll └──BonDriver_PT3-S3.dll
EDCBのチャンネルスキャン
EDCBフォルダ内にある「EpgDataCap_Bon.exe」を起動します。
チューナー数分の「EpgDataCap_Bon.exe」を起動させて「BonDriver」項目から、「BonDriver_PT3-T0.dll」と「BonDriver_PT3-T1.dll」にそれぞれセットします。セットが完了したら「チャンネルスキャン」をクリックします。
EpgTimerにチューナーを認識させる
チャンネルスキャンが完了したら開いている「EpgDataCap_Bon.exe」をすべて終了させます。
終了させたら同じ場所にある「EpgTimer.exe」を起動します。
「チューナー」項目をクリックして表示されているBonDriverの「チューナー数」をすべて“1”に変更します。
このチューナー数を“1”に変更しないとEpgTimerからはチューナーがないと認識されます。
チューナー数の変更が完了したら1度、EpgTimerを終了して設定を反映させます。
ここまでで基本設定が完了しました。最後に「EPG取得」ボタンをクリックして番組表を取得します。
これにてEDCBを使うための準備が整いました。番組表から番組を選択して録画させることもできますが、使いやすさ向上と録画用サーバとしての動作設定を次回より紹介します。