復旧工事 無許可受注で逮捕01月14日 17時58分
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仙台市の建設会社が東日本大震災の地震で壊れた警察の施設の復旧工事を許可なく請け負っていたとして、警察は建設業法違反の疑いで会社役員ら２人を逮捕しました。
逮捕されたのは、仙台市青葉区の建設会社、ソフトプランニングの会社役員佐々木哲浩容疑者（５３）と仙台市青葉区の下請けの会社の社員中島敦容疑者（４０）です。
警察によりますと、２人はおととし東北管区警察局が発注した震災の地震で壊れた通信施設の復旧工事について、建設業の許可がないのに請け負っていたとして建設業法違反の疑いが持たれています。
この工事はおよそ２億円で受注され、５次下請けまでのおよそ３０の会社が関わっているなかで、２人は、３次下請けとして６０００万円余りの仕事と、４次下請けとして１０００万円余りの仕事を請け負っていたということです。
事件は下請けの会社から元請けに「代金の未払いがある」という相談が寄せられ、明らかになりました。
２人は調べに対し「無許可で工事を請け負ったのは間違いありません」と話して容疑を認めているということで、警察はほかにも余罪がないか調べを進めています。