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放射線の健康影響解説 郡山で専門家意見交換会

 環境省と県が主催する「放射線の健康影響に関する専門家意見交換会」は12日、郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれ、県や各市町村の放射線アドバイザーらが講演会や意見交換を通し、県内の現状に理解を深めた。
 情報共有を目的に平成24年から開催している。傍聴した市民を含め、約50人が参加した。
 講演会は福島医大放射線健康管理学講座の大津留晶教授が、さまざまな健康指数から見た東日本大震災発生後の健康状態の変化や健康相談から分かる現状について解説。「具体的な対策を地域住民や地域の保健師とともに考えることが大切」とした。
 福島医大疫学講座の大平哲也教授は「笑いを生かした地域における予防活動」の題で話した。引き続き、意見交換会が開かれた。
 次回は2月11日に同会場で「リスクのバランスについて考える」のテーマで開催する。市民の傍聴を受け付けている。問い合わせは事務局の原子力安全研究協会 フリーダイヤル(0120)160890へ。

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健康相談から見た本県の現状などについて説明する大津留教授
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