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セックスレス夫婦 45%に増加
1月14日 20時11分

結婚していて1か月以上、性交渉のない、いわゆる「セックスレス」の人の割合は45%に上り、10年前に比べ13ポイント近く増えたとする調査結果を、日本家族計画協会がまとめました。

この調査は、妊娠や出産を巡る問題に取り組む医師らで作る日本家族計画協会が、去年9月、全国の16歳から49歳の男女614人を対象に行ったものです。
その結果、結婚していて1か月以上性交渉のない、いわゆる「セックスレス」の人の割合は44.6%と、平成24年に行った前回の調査より3.3ポイント増えていました。
また、10年前の平成16年に行った最初の調査と比べると、12.7ポイント高くなり、増加傾向が続いています。
性交渉に積極的になれない理由については、男性では「仕事で疲れている」が21.3%と最も多く、次いで「出産後何となく」が15.7%、「現在、妻が妊娠中か出産後すぐだから」が11.2%などとなっていました。
一方、女性では、「面倒くさい」が最も多く23.8%、次いで「仕事で疲れている」が17.8%、「出産後何となく」が16.8%などとなっていました。
調査を行った日本家族計画協会の北村邦夫理事長は、「夫婦間でもコミュニケーションがうまく取れていないことが、セックスレスという形で現れているのではないか。少子化の原因にもなる大きな問題だ。勤務時間が長いとセックスレスが増えるというデータもあり、社会全体としてワークライフバランスなどに配慮する必要がある」と話しています。

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