はじめまして。このたび、しらべぇコラムニストになりましたフリーアナウンサーの西島まどかです。
日本全国47都道府県、様々なご当地グルメがあります。ご当地グルメ「元祖」の店に行きたいと考えてお店探しをすると、その「元祖」をうたう店の多さにこれまた驚きます。正直どの店が、誰が一番に始めたのかわからん…いつも困るのです。
では、言わずと知れた北海道札幌市のご当地グルメ「味噌ラーメン」は…というと、「元祖」「発祥」と言われている店は、有名店「味の三平」。札幌出身の端くれとして、食べるべきだと数年前から調べてはいました。
しかし、その所在地に疑問が残り、訪問できずにいたお店。というのも、素直に住所をたどって行くと、そこには…
地元民に愛される、大型文具店がどーん!
味噌ラーメン元祖が、本当にこの中にあるのかい。疑いながらいざ4階へ。4階は和のフロアのようです。いたって落ち着いた、ラーメンのラの字も感じない、和の文具のフロア。
和っぽい封筒の奥に…暖簾発見!
味の三平ここにあり。顔が強張っているのは仕方ないのです。だってここは文具店の中なんだから。写真とか撮ってたら、怪しいひと認定されちゃうかもしれないんだから。
店に入ると、おじちゃんが威勢良く迎え入れてくれます。
「コートはそこ、傘はそこね」
味噌ラーメンを注文し、お通し(!)のキムチ漬をいただきながら、店内をキョロキョロする。
厨房の中には5人。あ、あの方が3代目か…などとネットで拾った情報を確認していると、数々の表彰状が目に入ります。そのひとつには…
「黎明期において、開発と発展に…(中略)…ここに表します 平成8年 北海道知事」
「これはまちがいなく元祖の証!」と興奮したので正しい文脈は忘れましたが、道知事が表彰までしているのです。味噌ラーメンに関してはこの店が元祖で間違いないのでしょう。
お待たせしました、味噌ラーメンです!
「味噌が沈んでいるので、一度麺を持ち上げるように混ぜて召し上がってください」
そう言われてみるとなるほど、一口目のスープは、限りなくマイルドで優しい味をしています。言われたとおりに混ぜてみると、奥から味噌の旨みと味、香りがどんどん出てくる。色も変化! 少し塩味が強いのも北海道の味、という感じでとても落ち着きます。
麺はもちろん、Yes! 西山製麺!
ビジュアルからもわかるように、昨今の札幌味噌ラーメンと違いはあれど、これが元祖! 味の三平が守り、市民道民いまや全国民に愛されている元祖の味を、堪能しに行ってみてはいかが?
文具店には堂々と入ってね。
【味の三平】
札幌市中央区南1条西3丁目2 大丸藤井セントラル4F
営業時間 11:00〜18:30
定休日 毎週月曜、第二火曜
(文/フリーアナウンサー・西島まどか)
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