photo by Tulane Public Relations
広告収入を大きく稼げるスーパーアフィリエイターには、通常、各アフィリエイト広告代理店(ASP)に専属の担当者が付いています。
例えばバリューコマースに1人、リンクシェアに1人、ジャネットに1人…といったように各社に担当がいて、何か広告について困ったことがあったり、『この広告の単価をもうちょっとあげてほしい!』という相談があれば、直接、電話やメールで交渉することが出来ます。
- 普通のアフィリエイター:
問い合わせ窓口から問い合わせするしかない。要望を伝えることはほぼ出来ない。 - スーパーアフィリエイター:
直接、担当者に電話やメールで相談できる。要望を伝えることも交渉も可能。
他、こういったバナーを用意してほしいとか、オリジナルのランディングページを作って欲しいとか、そういった交渉もスーパーアフィリエイターであれば可能です(担当が広告主と交渉して、用意してもらうなどする)。
なぜ担当者が付けられるのか?
ではなぜ、スーパーアフィリエイターには担当者が付けられるのかというと、それは単純な話です。
実績のあるスーパーアフィリエイターは広告代理店にとって稼ぎ頭でもあるので、彼らの言うことを聞けば更に多くの広告成果があがり、結果的に会社が儲かるため。1人分の人件費を払う価値がスーパーアフィリエイターにはあるから、担当者が付けられるのですね(実際には1人の担当者が50~100人程度のアフィリエイターを管理しているようです)。
- 稼いでいないアフィリエイター:担当者を付けるだけ勿体無い
- 稼いでいるアフィリエイター:担当者を付けてもお釣りが来る
また、担当を付けておかないと他の広告代理店にごっそりと売上を持っていかれる…なんてこともありそうな感じ。たとえば『右メニュー部分に掲載しているあのバナー、うちの広告に張り替えてくれませんか?』みたいなシェア争いが、広告代理店同士でバチバチと行われているのです*1。
呼び出せば自宅に来てもらうことも出来る:
ちなみに稼いでいるアフィリエイターの中でも、更にスーパーな方の場合だと、東京以外の場所に担当者を呼び出すという方もいるようです。
大阪府、熊本県、長崎県といった遠方まで、担当者が会いに行った話は良く聞きますね。彼らにしてみれば、交通費を払ってでも会いに行く価値がある…という判断なのでしょう(会えば自社広告を掲載してくれるかもしれないなど)。
- 並のアフィリエイター:呼び出しても来てくれない
- スーパーアフィリエイター:呼び出したら喜んで来てくれる
担当者は1年~3年程度で変わる:
photo by Adam Foster | Codefor
そんな担当者ですが、だいたい1年~3年程度でどんどん新しい方に変わります。
やはり長く固定のアフィリエイターの担当者をしていると、癒着や甘さのようなものが出てしまうためなのか、それとも単純にIT企業ゆえに離職率が高いからなのかはわかりませんが、下手すると半年くらいで担当者が変わってしまうことも多いですね。『えっ?もう変わっちゃうの!』というくらいのスピード感です。
…と、アフィリエイト歴が長くなってきた私が知っている、担当に関する情報をまとめてみました。ほんとうはもっと詳しく知っているんですが、どこまで公表して良いのかわからないので、このくらいでということで。
以上、スーパーアフィリエイターと呼ばれる人達には、専属の担当者が付けられる…という話をちょっと詳しく書いてみる…という雑談でした。そんなアフィリエイトの世界に飛び込んでみたいという方は、まずはA8ネットで口座解説するところからはじめてみてくださいね。
*1:他社の広告を掲載されていた場合には自社の利益にはなりませんが、自社広告に切り替えてもらえればアフィリエイト広告代理店としての売上がアップします。つまりいかに他社広告を掲載させずに、自社広告のみを掲載させるかどうかが、担当者の手腕なのですね。