トップページ国際ニュース一覧仏 連続テロで犠牲の警察官 追悼式典
ニュース詳細

仏 連続テロで犠牲の警察官 追悼式典
1月13日 21時14分

仏 連続テロで犠牲の警察官 追悼式典
K10046514311_1501132128_1501132135.mp4

フランスで17人が犠牲になった一連のテロ事件で、犠牲者のうち3人の警察官を追悼する式典が日本時間の13日夜、パリで行われ、オランド大統領は「われわれは決して屈することなく立ち上がり続ける」と述べて、団結してテロに立ち向かう決意を強調しました。

フランスでは、今月7日にパリの新聞社「シャルリ・エブド」が武装した2人組の男に襲撃されたのをはじめ、テロ事件が相次ぎ、合わせて17人が死亡しました。
このうち新聞社の襲撃事件で犠牲になった男性警察官2人と、この事件の翌日、別の容疑者によって銃撃された女性警察官を追悼する式典が13日午前(日本時間の13日夜)、パリの警察本部で行われました。
式典にはオランド大統領とすべての閣僚が出席し、遺族が見守るなか、フランス国旗に包まれた3人のひつぎが運ばれると、オランド大統領が1人ずつ名前を読み上げて勲章を授与し、全員で黙とうをささげました。
このあとオランド大統領は「フランスは攻撃に遭い、痛手を受けるかもしれないが、決して屈することも諦めることもなく、常に立ち上がり続ける。自由はテロに勝利する」と述べて、フランス全体が団結してテロに立ち向かう決意を改めて強調しました。
一連のテロ事件を巡っては、治安当局が容疑者3人のイスラム過激派組織との関わりを把握していながら、テロの発生を未然に防げなかったことへの批判も上がるなか、政府や警察が連携してテロ事件の再発を防ぐ意志を示すねらいがあるものとみられます。

関連ニュース

k10014651431000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ