元慰安婦の証言集英語版、ニューヨークで初出版

「聞こえますか?」2万部製作、韓国系企画会社が記者会見

 元従軍慰安婦の口述集「日本軍慰安婦被害口述記録集 聞こえますか? 12少女の物語」の英語版「Can you Hear Us?:The Untold Narratives of Comfort Women」が米ニューヨークで初めて出版される。

 これは、米東部にある韓国系企画会社「メディア・ジョア」が8日、ニュージャージー州パリセーズ・パークで記者会見を開き、元慰安婦の口述集英語版2万部を製作したことを発表したもの。

 この会見には、同社のハン・ジス代表、画家のスティーブ・カバロ氏、同州選出のゴードン・ジョンソン下院議員、デニス・シム・リッジフィールド市議会議員、ペク・ヨンヒョン日本戦犯旗退出市民の会共同代表、ビル・パスクレル下院議員室のシャロン・マクジー補佐官が出席し、出版の背景や配布計画などを語った。

 この口述集は韓国首相傘下の「日本軍慰安婦被害女性犠牲者支援委員会」が製作費を支援、メディア・ジョアは翻訳支援など米国内で発生した費用の一切を提供した。

 口述集英語版は、最近の日本の右傾化で慰安婦関連の歴史もみ消しなどが組織的に続いている今、タイムリーな対抗資料として期待されている。特に、米国は日本に対し影響力が大きいため、米国での認識拡大が慰安婦問題解決を前進させると期待される。

 ハン代表は「この口述集には太平洋戦争時に連行された元慰安婦12人と市民運動家1人、合計13人の証言が掲載さ入れている。元慰安婦たちが経験した歴史上の事実を、米国を含む全世界の人々に理解させるのに重要な資料になるだろう」と強調した。

 英語版は韓国から届き次第、ニューヨークやロサンゼルスなどの米国12都市、トロント・バンクーバーのカナダ2都市、慰安婦碑・少女像が設置された地域の大学図書館、政治家、学者、人権団体、韓国系団体に配布されることになる。

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