「移民排斥」など訴え 反イスラムデモに2万5000人(01/13 14:31)

 フランス・パリでのテロ事件後、イスラム教の施設などを狙った事件が相次ぐなか、ドイツ東部で反イスラムデモが開かれ、過去最大の2万5000人が集まりました。

 12日、ドイツの国旗や「移民排斥」を訴えるスローガンを掲げた人たちが通りを埋め尽くしました。このデモ行進は「西洋のイスラム化に反対する」として、「ペギーダ」という団体が主催してドイツ東部のドレスデンで毎週行っているものです。ドイツメディアによりますと、12日は過去最大となる2万5000人が参加しました。過激派のイスラム教徒によるパリのテロ事件以降、ヨーロッパでは反イスラム感情の高まりが懸念されていて、フランスでは事件後にモスクなどイスラム教の施設を狙った事件が50件以上、発生しています。ドイツのマース法務相は「パリの犠牲者は、このような扇動家に利用されるべきではない」として、ペギーダに対して事前にデモの中止を要求していました。

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