中島 滋隆(心理カウンセラー)- コラム「絵で見て分かる生活習慣病⑥ これって既に糖尿病?」 - 専門家プロファイル

中島 滋隆
心身両面から医学と心理学の両面の視点に立ち支援します

中島 滋隆

ナカジマ シゲタカ
( 兵庫県 / 心理カウンセラー )
ナカジマメンタルヘルス研究室 代表
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絵で見て分かる生活習慣病⑥ これって既に糖尿病?

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2014-11-08 14:07

インスリン抵抗性やインスリン分泌能の低下により高血糖が続けば、行き着く先は2型糖尿病です。その診断基準と、体の中で何が起きているのか、見ておきましょう。

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105_生活習慣病6_図2.jpg 肥満などからインスリン抵抗性が進行したり、あるいは食事の欧米化が膵臓を疲弊させてインスリン分泌能の低下が進めば、筋肉などの器官は血中のブドウ糖を十分に取り込めず、高血糖が続きます。じわじわ2型糖尿病が進行していくのです。

 

 

 

 

 

 

 

脳梗塞や冠動脈疾患 リスクは初期から

 

 前述のフローチャートにもあったように、2型糖尿病の初期には
●インスリン不足から
・活動に必要なエネルギーが足りず、脱力感がある
・増加傾向だった体重が、なぜか減少し始める
●高血糖から
・飲んでも飲んでも喉が渇く
・おしっこの量・回数が増えたり、甘酸っぱい臭いがする。ビールのように泡立つ
・白血球の働きが落ち感染症にかかりやすくなる
といった症状が見られることがあります。ただ、気づかないままのことも多いのです。
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105_生活習慣病6_図3.jpg 一方、前回もご紹介したように、診断前から血管は傷つけられ、糖尿病初期であっても動脈硬化は確実に進んでいます。健常者に比べ、脳梗塞のリスクは2倍、心筋梗塞や狭心症といった冠動脈疾患のリスクは2~4倍とも言われます。
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