中島 滋隆(心理カウンセラー)- コラム(8ページ目) - 専門家プロファイル

中島 滋隆
心身両面から医学と心理学の両面の視点に立ち支援します

中島 滋隆

ナカジマ シゲタカ
( 兵庫県 / 心理カウンセラー )
ナカジマメンタルヘルス研究室 代表
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コラム一覧

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認知症を知る13 介護者の気づき生むひもときシート

前回11.12を簡単に復習すると、PCCは、認知症の人を尊厳ある個人として捉え、本人が幸せに暮らせるよう支えるケアのことでした。また、問題解決型コーピングは、介護者がストレスを感じた時、問題の見方を変えて解決法を導き出す方法論のことで、それによって認知症の進行が遅くなるかもしれないという報告が最近ありました。  こうして並列で眺めてみると、PCCを実践することが、介護者の問題に対する見方を変え...(続きを読む)

2014/10/06 15:31

認知症を知る12 介護のストレス和らげるコーピング

 認知症の家族を介護することはストレスに満ちています。米国アルツハイマー協会によれば、下のような10の代表的症状が出てくるそうです。 介護する人に現れるストレス10症状 1.認知症の否認 2.認知症の人への怒り 3.引きこもり 4.将来への不安 5.抑うつ 6.疲労困憊 7.不眠 8.怒りっぽいこと 9.集中力欠如 10.心身の不健康 2010年には、認知症の配偶者を介護す...(続きを読む)

2014/10/06 15:25

認知症を知る11 家族にも役立つパーソン・センタード・ケア

 タイトルになっているパーソン・センタード・ケア(以下PCCと略します)という理念は、イギリスの社会心理学者だったブラッドフォード大学のトム・キットウッド教授によって1990年代に提唱されました。  当時のイギリスでは、認知症の人に対して、ケア提供者側が一方的に食事・排泄・清潔などのスケジュールを管理していました。介護側は熱心に取り組んでいましたが、認知症の人々が幸せに過ごせているとは言えない状...(続きを読む)

2014/10/06 14:54

認知症を知る10 リハビリの効果

 あらかじめお断りしておきますと、今回の内容は、認知症の「非薬物療法」に期待されていることと相当程度重なります。ただ、非薬物療法は玉石混交で体系がハッキリしないのに対して、認知症の「リハビリテーション」は介護保険の項目にも含まれ、体系ができつつあることから、中心に据えて進めることにします。  過去の記事でも説明してきたように、現在治せないほとんどの認知症は、脳の神経細胞が傷つき失われて起きます。そ...(続きを読む)

2014/10/06 14:49

認知症を知る9 夜眠れないのを何とかしたい

体内時計の乱れ  改めて言うまでもないことながら、睡眠不足の介護者には、疲労やストレス、フラストレーションが蓄積します。結果として感情的に爆発してしまうこともあり、我に返った後の罪悪感とのスパイラルで、精神的にも追い詰められていきます。介護者の睡眠不足によって、在宅介護を続けられなくなることも珍しくないのです。  介護者が眠れなくなる理由はシンプルで、認知症の本人が夜中ぐっすり眠ってくれないから...(続きを読む)

2014/10/06 14:46

認知症を知る8 成年後見制度ご存じですか?

任意後見  2000年の介護保険法施行で、それまで「措置」されていた介護サービスが、本人の自己決定に基づく「契約」で提供される形へと転換しました。この時同時に民法も改正され、判断の能力が十分でなくなった人が財産管理や日々の生活で不利益を被らないよう、サポートする成年後見制度が設けられました。  この成年後見制度には、任意後見と法定後見とがあり、想定されている使い方が異なります。まず、任意後見制度...(続きを読む)

2014/10/06 14:43

認知症を知る7 介護保険を活かす

 まずは介護保険の基礎の確認です。  病気のない人は65歳以上でないと使えませんが、認知症と診断された場合は、40歳以上で利用できます。  利用するには申請と認定が必要です。認定区分によって、保険を使って利用できるサービスの金額上限や種類、回数が異なります(表参照)。  申請先は、市区町村の介護保険に関する窓口です。  前回も説明したように、審査には「主治医意見書」が必要なので、申請前に主治医にそ...(続きを読む)

2014/10/06 14:39

認知症を知る6 介護に入る前に

絶対に叱らないで  前回まで見てきたように、認知症は、誰が発症してもおかしくありません。そして発症してしまったら、ほとんどの場合、医療に期待できることは、知的機能低下の進行を緩やかにしたり、行動・心理症状(BPSD)を緩和して社会との軋轢を減らすということが主体になります。  言葉を換えると、医療に「お任せ」するだけでは問題が解決しないので、介護する人の考え方と行動が極めて重要ということです。 ...(続きを読む)

2014/10/06 14:36

認知症5 その他の原因

人格が変わる  まず、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症と診断されている方の中に、実は相当数隠れているのでないか、と近年考えられるようになったのが、「前頭側頭型認知症」です。  アルツハイマー型認知症では主に脳の側頭葉内側や頭頂葉の萎縮が目立つのに対して、前頭葉や側頭葉前方の萎縮が目立つことから、そのように総称されるようになりました。  人柄が変わってしまうなど、表で説明するような特徴的症状...(続きを読む)

2014/10/06 14:33

認知症を知る4 脳血管性

脳の血管が詰まったり破れたりすると、その先の組織に血流が不足し、神経細胞が壊れて、場合によっては認知機能が低下します。このようにして起きる認知症を脳血管性認知症と言います。  長くご愛読の方には改めて言うまでもないことですが、脳の血管が詰まるのは脳梗塞、破れるのは脳出血ですね。それによって意識を失ったり、体に麻痺を生じたりするのが、「脳卒中」です  ということで、脳卒中の後に発症するのが最も典型...(続きを読む)

2014/10/06 14:29

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