寄りかかる図書館:プリツカー賞の妹島和世さんが設計

毎日新聞 2015年01月13日 10時46分(最終更新 01月13日 10時48分)

3月にリニューアルオープンする小平市の「なかまちテラス」=2015年1月7日、岡礼子撮影
3月にリニューアルオープンする小平市の「なかまちテラス」=2015年1月7日、岡礼子撮影

 四つの箱が寄りかかったようなユニークなデザイン。東京都小平市の仲町公民館と同図書館が入る「なかまちテラス」が3月14日開館予定だ。建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した建築家、妹島和世さんが設計した。金沢21世紀美術館などの設計で知られる妹島さんは学生時代に小平市に住んだことがあり、愛着があってコンペに応募したという。

 外壁にはアルミを加工した網が張りめぐらされ、内側はガラス張り。地上3階地下1階建てで、それぞれの「箱」は1階部分は独立しているが、3階に上がると一フロアになる。真っ白な図書館は、本と子供たちに彩られる日を待っている。【岡礼子】

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