銃撃された仏紙、最新号表紙にムハンマド風刺画
AFP=時事 1月13日(火)9時22分配信
【AFP=時事】先週、仏パリ(Paris)にある本社がイスラム過激派の男らに銃撃された仏風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)が、14日に発行予定の銃撃後初となる最新号の表紙で、「すべては許される」とのメッセージの下で「私はシャルリー」と書かれたカードを掲げながら涙を流すイスラム教の預言者ムハンマドを描いた風刺画を掲載することが分かった。
フランスの報道における風刺画、革命以来の伝統
同紙は、発行に先立ち表紙をメディアに公開。「生存者号」と銘打ったこの特別号の発行部数は300万部で、諸外国から引き合いがあったことから16言語に翻訳され、25か国で発売される予定。
同紙の腕利きの風刺画家5人を含む12人が殺害された銃撃事件を受け、「私はシャルリー」とのメッセージとともに同紙との連帯を示す運動が世界中で広まっている。
だが、同紙が再びムハンマドの風刺画を掲載することで、預言者をいかなる方法でも描いてはいけないと信じる一部の敬虔(けいけん)なイスラム教徒からの反発が強まる可能性がある。
同紙は2011年、ムハンマドの風刺画を掲載したことで、イスラム過激派とみられる集団によって本社ビルに火炎瓶を投げ込まれる被害を受けている。今月7日に本社を銃撃した男らは、現場を立ち去る際、「預言者ムハンマドのかたきを討った」と叫んでいた。【翻訳編集】 AFPBB News
最終更新:1月13日(火)12時43分
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