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震災後の健康テーマに意見交換
震災と原発事故のあと、放射線や生活環境の変化などによる健康への影響が懸念されるなか、市町村の健康アドバイザーたちが一堂に会して、現状や対策を考える意見交換会が12日、郡山市で開かれました。
12日の意見交換会には、福島県内の市町村で健康管理などのアドバイザーを務める医師や大学関係者などが参加しました。
始めに、福島県立医科大学の大津留晶教授が講演し、震災と原発事故をきっかけに、避難区域などで、食生活の乱れや肥満の増加が深刻化している現状を説明しました。
また、県立医科大学の大平哲也教授は、みずからが企画している「健康落語道場」と銘打った催しを紹介し、生活の中に”笑い”を取り入れることで健康状態を改善させるユニークな取り組みについて説明しました。
このあと、放射線に対する住民の不安をテーマに市町村のアドバイザーたちが意見を交わし「正しい情報が分からず、放射線に向き合うことを諦めている人がいる」とか「本当は不安や恐怖を感じていても地域の中で考えを表に出せない雰囲気がある」といった問題意識を共有していました。
参加者たちからは、専門家が地域に出ていって住民と話をする機会を作ることや、一人ひとり異なる不安に寄り添う姿勢が必要だといった意見が出されていました。
意見交換会は、来月にも2回開かれる予定です。
01月13日 09時54分