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IAEA 柏崎刈羽原発に調査団派遣へ
1月8日 4時34分

IAEA 柏崎刈羽原発に調査団派遣へ
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各国の原子力発電所の安全対策を評価しているIAEA=国際原子力機関の調査団が、4年前の東京電力福島第一原発の事故のあと日本の原発では初めて、新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所に派遣されることになりました。

IAEAの調査団の受け入れは、経済産業省の呼びかけに対し東京電力が申し出ていたもので、7日、宮沢経済産業大臣と会談したIAEAの天野事務局長が調査団の派遣を伝えたということです。
調査団には外部の専門家も加わり、柏崎刈羽原発6号機と7号機で、原発事故を踏まえてとられた防潮堤のかさ上げや組織の改革といった対策が、国際的な基準に照らして評価される見通しです。
調査団は、過去にも柏崎刈羽原発や福井県の美浜原発などで評価を行っていますが、原発事故後に国内の原発に派遣されるのは初めてで、具体的な時期は今後、IAEAと東京電力との間で調整するということです。
柏崎刈羽原発を巡り、東京電力は6号機と7号機の再稼働を目指し、原子力規制委員会の審査を受けていますが、終わるめどは立っていないうえ、新潟県の泉田知事が東京電力の姿勢について、原発事故の検証に後ろ向きだと批判するなど、見通せない状況です。

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