【ネタバレ】東京喰種:re トーキョーグール 第9話【内容・感想】

 


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東京喰種:re トーキョーグール 第9話 ネタバレ








『継情』

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【病院】

病院のベッドにいる下口
佐々木とアキラが訪ねてくる

アキラ
「下口上等
 部下たちの事は・・・
 残念だったな・・・」

下口
「・・・見舞いの品ならそこに
 おいて置いてください」

ボォーっとした感じの下口
アキラたちとは目を合わさず

アキラ
「・・・悪いがただ土産を
 渡しに来たわけではない

 病床ですまないが
 当日の状況を教えて欲しい
 トルソー宅で何があったか・・・」

下口
「・・・」

話を聞き終えると、病室を後にする

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車を運転しているアキラ
助手席に乗っている佐々木

下口から聞いた内容を話す

佐々木
「【ラビット】・・・ですか
 【S2】班の操作対象の1人ですよね」

アキラ
「ああ、比較的若いグールと思われる
 3年ほど前に現れ・・・

 古くは20区の捜査官殺しや
 7区での准特等狩りで

 年々その存在感を
 増しているグールだ

 私の父、呉緒も・・・
 奴と【フエグチ】にやられた」

佐々木
「・・・有馬さんから
 優秀なお方だったと
 聞いております

 彼からクインケの手ほどきを
 受けたとも・・・」

アキラ
「両グールともに今は
 アオギリの樹に所属・・・」

佐々木
「行方をくらませたトルソーも
 アオギリの息がかかったものと
 見ていいでしょうね」

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佐々木
「トルソー宅で見つかったという
 【タクシー車内の会話】の録音データ
 一体何に利用するのでしょうか?」

アキラ
「さぁな・・・今のところ
 アレをどう料理したものか
 首はひねるが・・・

 問題は、得体の知れぬデータを
 【アオギリ】が探らせていた
 という事だ・・・

 一般社会に潜んでいる
 グールを【雇い】
 仕事を【依頼】する

 そしてトルソーのように・・・

 人間社会で立場が悪くなれば
 組織に引き入れ戦力を増強する

 樹は更に幹を太く枝葉を拡げていく

 【アオギリ】の脅威は今や
 一般市民にすら伝わるほどだ・・・

 トルソーが【アオギリ】という
 隠れ蓑に潜り込んだのであれば

 この案件はS1〜3班のどこかが
 引き継ぐ事になるだろう」

佐々木
「担当の下口班があの状況であれば
 致し方無いですね・・・」

アキラ
「クインクス班の捜査も
 一度、白紙に戻る

 他班のサポートになると思う」

佐々木
「下口さん・・・
 大丈夫でしょうか・・・」

アキラ
「部下を全員失い自分だけ
 生き残ったわけだからな

 どれだけ図太いやつでも
 自責の念に苛まれる

 辛いものだぞ・・・

 時間を共にした者を・・・
 失うというのは・・・」

アキラの哀しそうな表情

佐々木ナレ
(いつも強いアキラさんの横顔が
 少し哀しそうに見えた・・・)

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【CCG本局】

柴の所を訪れる瓜江


「赫子を強化する方法?」

瓜江
「はい」


「佐々木一等のように?」

瓜江
「・・・」


「確かに【班長】と不知くんは・・・」

瓜江
「班長は不知です」

瓜江
(わざとかジジイ)


「・・・っと失敬

 瓜江くんと班長は大分赫子を
 使いこなしているようだし

 更に力を求めるのは
 分かりますよ

 改めて君たちの身体について
 説明しましょうかね」

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ナレーション
「クインクス施術・・・
 別称【赫包インプラント法】は

 嘉納による佐々木一等の
 【半喰種化施術】から

 地行甲乙が着想を得たもので
 その工程はクインケ製造を応用している

 クインケと異なるのは
 グールから取り出した赫子を
 
 クインケ鋼材でコーティングし
 【ケース】ではなく・・・
 【体内にプラント】する点

 プラントされた【赫包】には

 5段階のフレームを設け
 赫包の稼働率を調整する事が出来る

 よりリスクを少なく効率的に
 経過観察するためである

 F1は20%、F2は40%、F3は60%、
 F4は80%、F1は100%である」

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「今、全員のゲートは
 【F2】に設定されている
 赫包の稼働率は【40%】」

瓜江
「つまり【フレーム】のレベルを
 引き上げれば・・・

 より強力な赫子が使える
 というワケですね?」


「オススメはしませんが」

瓜江
(何を今更・・・
 モラリストぶるな・・・柴

 アンタも地行も、その【嘉納】と
 変わらないだろう・・・

 革新的な技術を以って
 賞賛を受けたいだけだ

 それにオレには・・・
 覚悟すら必要ない)

瓜江
「僕は・・・」

柴に何かを伝えたような瓜江

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瓜江が廊下で武臣に話しかけられる

黒磐武臣(くろいわ たけおみ)
二頭捜査官、20歳、182cm77kg
(黒磐の息子)

武臣
「瓜江・・・」

瓜江
「黒磐・・・」

武臣
「佐々木一等はご無事か?」

暴走した佐々木に刃を向けたのを
武臣は反省している模様

瓜江
「この間の件であれば・・・
 当班のメンターは
 それほど【柔】じゃない」

武臣
「そうか、良かった」

瓜江
「佐々木一等に対処できたのは
 平子上等と伊藤一等のサポート
 あってのことだ・・・」

瓜江
(驕るな・・・黒磐・・・)

武臣
「ああ、無論、日々精進」

瓜江
(少しは驕れ・・・

 ・・・2等ごときが・・・
 まぁ、オレもだが・・・

 SSレートに対応しやがって
 クソが・・・)

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武臣
「・・・決まりとはいえ
 上官に刃を向けた

 直接、佐々木一等に謝罪したい
 いつ伺えば都合が良いか?」

瓜江
「悪いが一等のご予定は知らない
 他のQS班員に訊くか・・・
 ご本人を探すと良い・・・」

瓜江
(オレに【何も感じていない風】で
 話しかけるな、ムツツクんだよ

 もっとオレを避けろ・・・
 申し訳無さそうにしろ・・・)

武臣
「分かった

 いつかオレも佐々木一等の
 手ほどきをお願いしたい

 太刀筋流麗・・・
 まるで水のような操術えq」

瓜江
「・・・そうだな
 一等はきっと大歓迎だ」

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瓜江
(お前の父親がオレの父を
 見捨てた・・・許さない

 なぜ共に戦わなかった・・・

 上司を見捨ててよくのうのうと
 行きられる・・・恥知らずめ

 許せない・・・・

 お前の親父2年前の
 【梟】討伐戦で腕を 
 落とされたらしいな

 死ねばよかったのに

 オレの父の死に様を
 知っているか?

 棺の中の僅かな【残骸】を
 【父とする気持ち】を
 知っているか?

 知っているか?黒磐武臣

 ・・・なんでお前なんだ
 ・・・なんで・・・

 一等はオレなんだ!!)

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アヤトが隠れ家でトルソーと話す

アヤト
「アオギリに入れば・・・
 そう簡単には抜けられない

 忠告しとくが【上の連中】は・・・
 オレたちの様に甘くはない

 ・・・どうするかは
 よく考えて決めろ」

トルソー
「僕は顔がバレてる・・・
 よそに行っても・・・」

トルソー
(そうだそれに・・・
 アオギリを利用すれば・・・
 もしかしたら【あの子】を・・・)

アヤト
「冴木」

トルソー
「は、はいっ!?
 えっと・・・」

アヤト
「アヤトだ」

トルソー
「アヤトくん・・・」

アヤト
「そんなにビクつくな
 少し話を訊きたいだけだ・・・

 そのQS連中と一緒に・・・
 【佐々木】って奴いなかったか?」

黒ラビットの仮面を外しながら
アヤトがトルソーに尋ねる

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【夕方】

佐々木、不知、六月が
公道を歩いている

不知がメガネをかけている
(佐々木のメガネ?)

不知
「んで、サッサン・・・
 不知班の新たなミッションは
 どんなのよ?」

佐々木
「新しい対象は・・・
 【ナッツクラッカー】
 レートは判別中・・・」

そう言いながら佐々木が
不知のメガネをひょいと取る

不知
「あっ、格好から入ろうと
 思ったのに・・・!!
 
 【ナッツクラッカー】?
 お菓子か?」

佐々木
「ううん」

不知
「なんだよ?
 【ナッツクラッカー】って」

佐々木
「これはくるみ割り器って意味で・・・
 つまり奴は・・・

 男性の睾丸を粉砕するのが
 趣味らしい・・・

 それを啜るとか何とか・・・」

不知
「ウゲッ・・・!!」

六月
「い、痛そうですね・・・」

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【ナッツクラッカー】は
黒髪の長い女性、歯が黒い?
(顔は隠れており不明)

男性がベッドに横たわっている
女が男性の股間に足を乗せる
(男性はパンツ1枚、女性は下着姿)

ナッツクラッカー
「るるるん」


「は、早く・・・
 早く、僕を・・・」

ナッツクラッカー
「げっげっ、コレ行きます」


「マジか・・・? 
 マジなのか・・・?」

ナッツクラッカー
「マジ行きます」

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佐々木
「トルソーはロストしてしまったから
 一旦捜査は打ち切りだ・・

 僕たちは、この捜査の
 サポートに回る

 粉砕されないように
 気をつけようね

 操作の担当は13区の【鈴屋】班」

六月
「鈴屋さんって、あの?」

佐々木
「あの人のナイフは一流だから
 六月くんも教えて貰えたらいいね」

不知
「おお、そだな、フライフランと
 アブラクサだっけ?」

六月
「全然違うよ、不知くん・・・」

不知
「サッサン、ジューぞ〜さんと
 仲良いの?」

佐々木
「ん〜どうだろう
 初めて会った時にいきなり
 お金くれたけど・・・」

不知
「なんだそりゃ」

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【回想】

什造
「お返しします」

佐々木
「・・・?
 どうも・・・」

什造の横には半兵衛もいる
(半兵衛はJOKER読み切りキャラ)

(このお金を渡す行動は
 カネキから以前スッタお金を
 返したものだと思われる
 什造には正体がバレている?)

【回想終了】

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佐々木
「鈴屋さんは、ちょっとズレてるけど
 僕は仕事熱心で好きかなぁ」

不知
「ちょっとズレてて」

六月
「仕事熱心」

不知
「サッサンが言うか?」

佐々木
「少しお茶をして帰ろうか」

六月
「はい」

不知
「オゴリ?」

佐々木
「うん、オゴリ」

佐々木がコーヒー屋を
上機嫌で探し始める

佐々木
「美味しいコーヒー屋めぐりが
 二等の頃からの趣味なんだぁ
 今日はどんな出会いが・・・」

六月がスマホを見ている
才子からのメールが届く

六月
「不知くん、今日才子ちゃん
 21時に帰ってくるみたい・・・」

不知
「分かった、帰ったら
 襲撃すんぞ」

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ある喫茶店の看板が佐々木の目に留まる

看板には【:re】の文字
(:の一方の点は白色、隻眼を現す?)

佐々木
「・・・あーる・・・いー?」

六月
「なんて読むんでしょう?」

不知
「【れ】?」

六月
「【り】じゃない?」

佐々木
「入ってみようか」

喫茶店に入る佐々木たち

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佐々木
「ムッ・・・この薫り・・・

 この店は絶対美味しい
 コーヒーを出してくれる!!

 僕の【鼻赫子】がそう囁いていよ!!」

不知
「すげーな、Rc細胞」

六月
「【鼻赫子】?」

佐々木
「ホラ、渋いお兄さんもいるし」

不知
「無視されてね?」

佐々木
「それはホラ・・・
 一見さんお断り的な・・・」

不知
「先生、それだとコーヒー
 頂けないじゃん」

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四方がマスターをしていた
そして、もう1人・・・

トーカ
「・・・ちょっと兄さん!
 お客さん来たら挨拶してって
 何度もー・・・」

佐々木とトーカの目が合う
ドクンと拍動する佐々木の心臓



東京喰種:re トーキョーグール 第10話 ネタバレに続く


【新情報入り次第、追加・更新】









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