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調査捕鯨船団出港 捕獲せず目視で調査へ
1月8日 13時08分

調査捕鯨船団出港 捕獲せず目視で調査へ
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南極海で活動する調査捕鯨船の船団が8日、山口県下関市の港から出港しました。
去年、国際司法裁判所がこれまでの方法での捕鯨の中止を命じたことを踏まえ、今回はクジラを捕獲せず、目視やDNAの分析などによる調査が行われます。

調査捕鯨船の「勇新丸」と「第2勇新丸」、それに調査に同行する水産庁の監視船の合わせて3隻は8日午前、下関港から南極海に向けて出港しました。
南極海での調査捕鯨を巡って、日本は去年3月、国際司法裁判所から「科学的な目的に沿っていない」などとして、これまでの方法での捕鯨を中止するよう命じられました。
このため、船団は今シーズン、クジラを捕獲せずに調査を行う方針で、2隻の捕鯨船はいずれも捕獲に使う設備を取り外して出港しました。
船団は、今月下旬から来月上旬にかけて南極海に到着したあと、1か月ほどかけて、目視でクジラの数を確認したり、DNAを分析するため特殊な器具を使ってクジラの皮を採取したりするほか、クジラが生息する海域の汚染状況を調べることにしています。

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