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「佳村はるか」新人声優のインタビュー&ミニグラビア【新人声優図鑑】
これからの活躍が期待される新人声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのミニグラビアも交えて紹介する人気企画「新人声優図鑑」。
第45回となる今回は、1月からスタートしたTVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』の城ヶ崎美嘉役や、『SHIROBAKO』の安原絵麻役、『天体のメソッド』の椎原こはる役を演じる佳村はるかさんです。
――今日の撮影はいかがでしたか?
佳村:以前に一度撮っていただいたことのあるカメラマンさんだったので、心強かったです!いまだに私、写真が慣れないんです。どこを向いていいのか、どんなポーズをしていいのかわからなくて…。カメラマンさんに指示をしていただきながらの撮影でした。今回は外での撮影ができて嬉しかったです!
――動画コメントも収録されていましたね。
佳村:写真もそうですが、動画はもっとドキドキします! 回数を重ねても、まだまだぎこちなくなっちゃいますね…。ニコ生にも出演させていただくことがあるのですが、本当にドギマギします!
――では、改めて、10月からスタートした『SHIROBAKO』について教えてください。
佳村:私が演じているのは、安原絵麻ちゃんという女の子です。キャスト表の上から2番目に自分の名前があって、「ふわぁ~~っ!」ってなっていました。プレッシャーもありますが、とにかく嬉しいです。
――絵麻ちゃんはどういう女の子ですか?
佳村:すごくおとなしくて、口数が少なめです。最初オーディションを受けたときは、「無口キャラなのかな? でも、どう無口なんだろう?」とわからなかったんです。無口にも、中二病的な無口だったり、人が嫌いな無口だったり、いろいろあるじゃないですか。でも、演じていくうちに、絵麻ちゃんは人が嫌いなわけではない、ただ慣れていない人の前で感情を出すのが苦手なだけで、人と打ち解けたいという気持ちを持っている子なんだってことがわかりました。
――『SHIROBAKO』は、アニメ制作の現場を描いたアニメです。絵麻はどういう仕事をしていますか?
佳村:アニメーターです。アニメーターになってから、1話の時点で二年半が経過していまして、絵を描くのがもともと好きで業界に入ったけど、「速さ」や「技術」を求められるようになって、悩んでいる最中です。『SHIROBAKO』はオリジナル作品なので、この先がどうなるかは台本をいただくまでわからない。「しっかりしよう、ちゃんと絵麻を作っていこう!」と思っています。
――演技をする上で特に気を付けているところはありますか?
佳村:絵麻の根本の部分や思っていることは変わらないんですが、それをどう表現するかは変えていきたいと思っています。毎回現場で先輩たちの演技を見させてもらったり、アドバイスをいただくと、「次はこう変えよう!」と思いますね。でも、周りから見ると変わっていないところも多いみたいで…奮闘してます。
――先輩からいろいろアドバイスをもらえる現場なんですね。
佳村:はい。でも、ピリピリしているとか、厳しいってわけじゃないんですよ。むしろすっごく仲が良いんです。先輩方が、お芝居をしやすい空気を作ってくださっています。こんなことを言うと本人は「そんなことねーよ!」っておっしゃるかもしれませんが(笑)。面白い一言で場が和んだり、その一方でビシッとキメてくださったり。終わったら、よくみんなでごはんを食べに行ったりしてます。
――仕事仲間というより、お友達みたいですね。
佳村:そうですね。木村珠莉ちゃんや千菅春香ちゃんとは、「あれ? 一緒に中学生活を過ごした?」ってくらい仲良しです。すごく2人ともオープンで、悩みも喜びも共有しています。知り合って……えー!? まだ数ヶ月なんですね!(自分で言いながら、ものすごくびっくりしている佳村さん)もう6年ぐらい付き合ってる気がします。
――では、同じく10月から放送されていた『天体のメソッド』についても教えてください。
佳村:椎原こはるちゃんも、けっこう物静かな役です。おっとりとしているけど、前向きで仲間を気遣うやさしさをすごく持っている子。こはるちゃんはですね、笑顔がかわいいんですよ、とにかく! 脚本を読んでイメージを膨らませていたのですが、笑っているこはるちゃんの映像を見たら「あっ、こはるちゃんってこういう子なんだ」と印象が変わりました。
――『天体のメソッド』の現場はどういう雰囲気でしたか?
佳村:若い方が多いんですが、みなさんすごくしっかりされています。「す、すごい…! 素敵なお芝居!」と刺激を受けていました。マイクの前に立っている姿を見ると「キャラクターがそこにいる」と感じます。なんだか作品の空気と似ていて、現場も和やかで優しい感じの空気がありますね。
――佳村さんは、声優デビューされてから、多くの現場に参加しています。思い出に残っていることってありますか?
佳村:いっぱいあるんですが……先輩から「台本を読みすぎてるよ」とアドバイスをいただいたことです。
――「台本を読みすぎてる」というのは、どういう意味なんでしょう。
佳村:いただいたセリフを演じることに一生懸命になっているから、芝居が「わかりやすすぎる」ものになってる。「次に何がくるかわからないようにするのがお芝居」「お芝居は会話」「一回忘れて、その場で反応するように演じるんだよ」とアドバイスをいただいて。すごく印象に残ってます。あとは、先輩のアドリブもすごかった!
――それはいつごろの話でしょうか?
佳村:つい最近です!とある現場で絵やセリフもない場面なのですが、音響監督さんから職業だけを伝えられて先輩がアドリブでお芝居され、それが息もピッタリでテンポもよくて、みんな大ウケ。「台本あるのかな?」と思うくらいでした。本当にキャラクターがそこにいるみたいなお芝居で、素敵でした。今の私にはまだできないですが、いつかできるようになりたいです。
――アドリブがうまくできるっていうのは、すごく実力があるってことですもんね。
佳村:そうですね。アドリブができるってことは、しっかりキャラクターが自分の中にあるってことなので。
――『アイドルマスター シンデレラガールズ』の放送も始まりましたね。佳村さんの演じる城ヶ崎美嘉ちゃんについて教えていただけますか?
佳村:元気いっぱいのカリスマギャルです!
――佳村さんがはじめてレギュラーで演じた役ですよね。やっぱり、思い入れは深いですか?
佳村:そうですね! 美嘉とは、右も左もわからないころからの長い付き合いになります。『シンデレラガールズ』は、まずアニメになるのがすごく嬉しいです! 最初のころ「いつかアニメになったらいいね~」って話したりもしてましたが、おとぎ話みたいな気持ちでした。
――2011年にサービスが始まってから、CDやイベントの展開もありました。
佳村:はい。ゲームに、CDに、イベントに、そして今回のアニメ。いろいろな城ヶ崎美嘉に会ってきたなと思います。アニメの城ヶ崎美嘉がどうなるか、楽しんでいただけたらいいな。アニメの美嘉には、これまで他のお仕事で積んできた経験値も載せていきたいし、そんな美嘉を演じることでさらに魅力的にしていきたいです。
――最初は歌がすごく苦手だったんですよね。
佳村:初めて歌ったときは、ほんとにもう「どうしよう!」状態で。自分の実力がないのがわかっているのでイヤでした。でも「それじゃいかん! ファンの人は時間やお金を使って見てくれているんだ!」と思い、「何か私にできることはないのかな?」と考えたら、やっぱり「成長度合いを見てもらう」ことだなと。
――成長していく姿、頑張る姿を応援するってことですね!
佳村:スタートは下手でも、「こないだよりはうまくなった!」をちょっとずつ繰り返して、成長しているところを見てもらえたらな、と思ってがんばっています。『シンデレラガールズ』に参加されている他の声優さんはすごく上手なので、私がどれだけ成長してもまだぜんぜん足りなくて…。それが悲しくもあり嬉しくもあります。参加するたびに「こんな風になりたい!」が生まれて、楽しいですね。
――『シンデレラガールズ』に参加する中で、歌への苦手意識は変わってきましたか?
佳村:キャラとして歌うのは、みなさんの応援をいただいているので好きになってきました。でも、カラオケはいまだに苦手ですね~。歌を練習するために行くことはありますが、慣れなくて、すぐ帰りたくなります(笑)。
――お仕事に一生懸命な佳村さんですが、プライベートについてもお聞きします。オフの日は何をしてらっしゃいますか?
佳村:寝てますね!
――お、お疲れなんですか!?
佳村:いえいえ、そうじゃなくて、昔から寝るのが好きなんです(笑)。でも最近は「SHIROBAKO」や「アイマス」の友達とかとよく遊んでます。
――仲の良い声優さんというと、どなたですか?
佳村:洲崎綾ちゃんとか沼倉愛美ちゃんとは、養成所のときから仲が良いです。私、友達の家に泊まりに行くのが大好きなんです! しょっちゅういろんな友達の家に泊めてもらってます。
――最近だと誰の家にお泊まりしましたか?
佳村:三宅麻理恵ちゃんとか…『シンデレラガールズ』で妹の城ヶ崎莉嘉を演じている山本希望ちゃんとは、家が近くでよく遊びに行って、ご飯を食べさせてもらってます。希望ちゃん、料理上手なんですよ!
――ちなみに佳村さんは、お料理は…?
佳村: あはははははは…………(乾いた笑い)。
――ほ、他にも好きなものはありますか?
佳村:『SHIROBAKO』のメンバーとバッティングセンターに行ったのがすっごく楽しくてハマりそうです! 次回行くときのために、今は家で素振りをしてます。
――素振り! では、最後の質問です。今後、どんな声優さんになっていきたいですか?
佳村:「生きたお芝居」をする声優さんになりたいです。呼吸も含めて、そこにいるキャラクターが本当に生きているようなお芝居。最近、改めて「お芝居ってすごい」って思っています。声優は声だけのお芝居ですが、声にいろいろなものが乗っかって、キャラクターが生きてる。そういうお芝居を聞くたびに、「私はまだまだだな」とぐるぐる悩んだりもするんですけど…。今はいっぱい失敗をして、後悔することがあっても、キャラクターを「生かせる」お芝居をできるようになりたいです。
――ありがとうございます。ファンの方にメッセージをお願いします。
佳村:みなさんからのお手紙、いつも楽しみに読ませていただいてます。イベントでもたくさん応援していただき本当にありがとうございます。みなさんからのお手紙や声援がすごく心強くて、凹んでいたり、心のよりどころがないときに、自分の中の切り替えになって、助けられてばかりです。こちらから何か返したいけど……お仕事でお返しするしかないですよね。返せるように頑張ります!
――ありがとうございました!
次回の「新人声優図鑑」をお楽しみに!
佳村はるか
・プロフィール(アイムエンタープライズ)http://www.imenterprise.jp/data.php?id=82
・佳村はるか 個人ブログ「アメちゃんどうぞ!」
http://ameblo.jp/yh—blog/
(取材・文=青柳美帆子、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀)
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