仏連続テロ:現場に大量の武器 組織的支援が濃厚
毎日新聞 2015年01月10日 23時33分(最終更新 01月11日 01時16分)
フランス北東部のダマルタンアンゴエルで、容疑者兄弟が立てこもった印刷所の屋上に上る特殊部隊の警官=2015年1月9日、AP
中東ではイエメン以外でも混乱が深まっている。シリアにはイスラム国やアルカイダの実効支配地域が広がり、欧州などから推計1万5000人以上の外国人戦闘員が参戦しているとされる。リビアでも11年の内戦後に国家統治が破綻し、イスラム過激派が訓練キャンプを作っている。シリア内戦には多数の欧州出身者が参加しており、英仏などは帰国後にテロを起こすとの懸念を強めていた。