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米で世界最大の家電ショー始まる1月7日 11時48分
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世界最大の家電ショーがアメリカのラスベガスで始まり、各メーカーは、高画質のテレビや車の自動運転に関する技術などで最先端の製品を披露しています。
アメリカのラスベガスで6日開幕したコンシューマー・エレクトロニクス・ショーには、世界の3500を超える企業が消費者向けの最新の製品を出展しています。
このうち、注目が集まるテレビでは、ソニーが、画素数が今のハイビジョンの4倍ある高画質の4Kテレビの中でも厚さ僅か4.9ミリの世界で最も薄い液晶テレビを出展しているほか、韓国のサムスン電子や中国のTCLは、「量子ドット」と呼ばれる微粒子をバックライトに使用したテレビを披露し、映像の鮮やかさを競っています。
また、ことしは自動車メーカーが、これまでで最も多い10社出展しています。
トヨタ自動車は、前日、関連するすべての特許を無償で提供することを発表した燃料電池車を出展しているほか、ドイツのメルセデス・ベンツは、前の座席と後ろの座席が向かい合い、自動運転で走行できるコンセプトカーを披露しています。
このほか、空からの撮影など、さまざまな利用が見込め、市場の拡大が期待されているドローンと呼ばれる無人飛行機の特設会場が初めて設けられ、関心を集めていました。
家電ショーは今月9日まで4日間にわたって開かれ、期間中15万人の来場が見込まれています。