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コスモと東燃ゼネラル 製油所を共同運営
1月7日 11時48分

コスモと東燃ゼネラル 製油所を共同運営
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ガソリンの国内需要が落ち込むなか、石油元売り大手の「コスモ石油」と「東燃ゼネラル石油」は、両社が千葉県内に持つ製油所を共同で運営する新会社を設立しました。

新会社は、「コスモ石油」と「東燃ゼネラル石油」が、ガソリンなど石油製品の精製事業の効率化を目指し、千葉県市原市にある両社の製油所をパイプラインで結んで共同で生産するために設立されました。
設立を記念して、新会社の山田茂社長が7日朝、社員を前に「製油所の一体化を強力に推進し、国内トップクラスの効率を持つ製油所を作り上げてほしい」と訓示しました。
ガソリンの国内需要は、自動車の燃費向上や人口減少などにより、2030年度までの20年間で60%近く落ち込むと見込まれ、経済産業省は、石油元売り各社に事業の抜本的な見直しを求めています。
このため、新会社では、今後、設備の統廃合も検討することにしています。
新会社の山田社長は「石油製品の需要は年を追うごとに縮小している。資本の壁を乗り越えた画期的な取り組みで、大きな成果を出していきたい」と述べました。
国内需要の低迷を受けて、石油元売りの業界では、「出光興産」が「昭和シェル石油」の買収を検討するなど、今後、業界再編の動きが活発化しそうです。

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