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トルコ 観光名所近くで自爆テロか
1月7日 8時16分

トルコ 観光名所近くで自爆テロか
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トルコのイスタンブールの観光名所の近くで6日、女が身に着けていた爆発物を爆発させて警察官1人が死亡し、トルコの警察は自爆テロとみて詳しく調べるとともに、今月1日にも警察官を狙った事件が起きていることから警戒を強めています。

イスタンブールの中心部で6日午後、爆発物を身に着けていた女が警察署の入り口付近で爆発物を爆発させ、警察官1人が死亡し、1人がけがをしました。
現場は「ブルーモスク」の通称で知られる代表的なモスクや、アヤソフィア博物館など、外国人も多く訪れる観光名所のすぐ近くで周辺には規制線が張られ、何台もの警察車両が集まって騒然となりました。
イスタンブールでは今月1日にも観光地として知られる首相府の事務所もある宮殿で、男が警備に当たっていた警察官に手投げ弾を投げつける事件が起きていて、軍や警察に対するテロ活動を続けてきた極左組織が犯行声明を出しています。
今回の事件について犯行声明などは出ていませんが、現地のメディアは単独犯で警察を狙うなどという手口が似ているため、同じ極左組織による犯行ではないかと伝えています。
警察は、警察を狙ったテロ事件とみて詳しく調べるとともに警戒を強めています。
また、イスタンブールの日本総領事館は現地に住む日本人に対し、警察署や軍の施設などに近づかないようメールで周知するなど注意を呼びかけています。

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