仏連続テロ:京都でも追悼集会

毎日新聞 2015年01月11日 21時55分(最終更新 01月11日 22時39分)

パリのテロ犠牲者らへのメッセージを記す参加者=京都市左京区で2015年1月11日午後4時12分、野宮珠里撮影
パリのテロ犠牲者らへのメッセージを記す参加者=京都市左京区で2015年1月11日午後4時12分、野宮珠里撮影

 京都市左京区のフランス政府の文化機関「アンスティチュ・フランセ関西」でも11日、追悼集会が開かれた。京都在住のフランス人らが企画。関西各地に住むフランス人や関係のある日本人ら数十人が訪れた。

 記帳台が設けられ、参加者は犠牲になった週刊紙記者らの死を悼むメッセージやテロに屈しない意思などを書き込んだ。会場では、フランス語で「私はシャルリー」と書いた手作りのバッジが配られた。

 発起人の一人、仏日刊紙「リベラシオン」特派員のアルノ・ボレランさん(43)は「大きな衝撃を受けた。襲撃された新聞の方向性を擁護するのではなく、報道の自由、表現の自由を守るという思いを皆で共有したい」と話した。【野宮珠里】

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