米田優人
2015年1月11日19時30分
犠牲者17人を出したパリでの連続テロ事件を受け、京都市左京区にあるフランス政府の公式文化交流拠点「アンスティチュ・フランセ関西」(旧関西日仏学館)で11日、追悼集会が開かれた。在日フランス人ら約60人が集まり、犠牲者を悼んだ。
日本で活動するフランス人ジャーナリストのアルノ・ヴォレランさん(43)とラファエル・ブリヨーさん(41)がSNSなどを利用して、集会への参加を呼びかけた。ヴォレランさんが所属する日刊新聞「リベラシオン」は現在、7日に襲撃された週刊新聞「シャルリー・エブド」の編集部に、無期限で1フロアを提供している。
集会ではフランス語で「私はシャルリー」と書かれた手製バッジを配布。用意された記帳簿に、参加者は思い思いのメッセージを記していた。ヴォレランさんは「言論の自由はとても大切。京都、日本からそのメッセージを送りたかった」と語った。
集会に参加した、近くに住む主婦浜本暢子さん(45)は「集会ではいろんな人が悲しみを共有できたのでは」と話した。(米田優人)
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朝日新聞社会部
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