普天間基地の移設に向け沖縄防衛局は名護市辺野古沖でのボーリング調査の再開に向け13日にも、浮桟橋を再度設置する見通しです。

　一方、現場では抗議する市民らとの対立が激しさを増しています。
　辺野古沖でのボーリング調査再開に先立ちキャンプシュワブには10日の夜から未明にかけて工事車両およそ20台が入りました。
　現場では移設に反対する市民らがコンクリートミキサー車が入るのを阻止するため車の前に座り込むなど激しい抗議が行われ、警備員に暴行を加えたとして逮捕者も出ています。
　キャンプシュワブのゲート前には、12日も朝から反対する市民らが集まり、資材の搬入を阻止しようと、ゲート前に置かれた三角状の突起が並ぶ鉄板の上に座り込みました。
　沖縄防衛局は辺野古沖でのボーリング調査再開に向け13日にも海上の警備に使用する浮き桟橋を再設置する見通しで、今後、海上での作業が本格化します。