広島市内や海外の小中学生が平和をテーマに描く「子どもたちの平和の絵コンクール」の表彰式が11日、広島市中区であり、大賞や特選を受賞した子どもたちに賞状と盾が贈られた。

 コンクールは子どもたちの平和への意識を高める目的で、1986年度から毎年開かれている。主催は広島平和文化センターと広島市。今回は広島市内とアメリカ、イラン、インド、オーストラリア、ロシアの小中学生から計4256点の応募があった。

 大賞は小学校の部で高槻六花さん(広島市立高南小6年)、中学校の部で三栗野凌さん(広島市立井口中3年)、海外の部でオーストラリアの中学生が受賞。特選のひとつである朝日新聞社賞には三宅青波さん(広島市立大塚中3年)が選ばれた。