大瀧さんの訃報から三ヶ月が過ぎた。
これまで氏の動向に無関心だったメディアも数少ない情報を集め報道しているが情報源が限られているため熱狂的なファンが収集した貴重なラジオ音源が主になる珍事となっている。動いている映像が残っていないため根っからのナイアガラファンでさえ等身大の大瀧詠一像を知ることは出来なかった。三十年近く新譜を発表せず音楽活動を休止した氏は生ける伝説となり、大晦日の突然の訃報である。氏が遣り残したこと、伝えたかったこと、我々が聞き残したこと、聞きたかったこと、本当に残念でならない。大瀧さん曰く、アルバムを制作発表することやライブ活動をすることが音楽家の全てではないと言っていました。それはそれで公の場でもっと公開してほしかったし、メディアや業界が大瀧さんを積極的に利用すればよかったのにと今は思います。
ストーンズが来日した。1990年初来日と同じ東京ドームだけの公演となる。来日する度に公演回数が少なくなっている。平均年齢70歳現役ロックバンドの体力を考えれば我慢するしかない。今回が最後かもしれず三回公演満員御礼だったと聞く。筆者は前回ライブから足が遠のいて参加していない。2003年で実現した武道館公演が今回あれば参加したかったが残念ながら実現されずに終わった。それにしてもミック・ジャガーの驚異的な肉体には驚いてしまう。
どんどん若くなっていると日経の記事(左)が賞賛している。もし次回の来日があるとしたら正真正銘♪奇跡のライブになるだろう。私的な希望として「2020東京オリンピック」開催記念公演として「新国立競技場」杮落としで歌ってほしい。舛添都知事、今すぐオファーして下さい!
細野晴臣さんが、大事な音楽家を失ってしまった。残念にも程がある。彼の中に詰まっていたポップスの宝庫はどこに行くんでしょうか?とコメントした事は的を得ている。筆者も学生時代から大瀧ワールドに魅せられ数少ないレコードを集めてきた。残念ながら貧乏で手放したレコードもある。多羅尾伴内名義のインストゥルメンタル・X'masアルバムは再販もCD化もされず廃盤扱いのままだ。そんな大瀧さんを特集した過去のレコード・コレクターズを紹介します。左が2001年5月1日/5月号、右が2005年4月1日/4月号です。久しぶりに読み返したが、細野さんが指摘したポップスの宝庫を改めて認識した。本当に、本当に残念無念!惜しい人を亡くしました。
それは突然の訃報でした。2013年大晦日正午のNHKニュースでアナウンサーが思わぬ人の名を告げる~大瀧詠一さん急死。その時筆者はジョン・レノンの訃報を聞いた1980年12月8日と同じ感覚に襲われた。氏の近況は♪サタソンの新春放談で毎年知る事が出来た。貴重な肉声も♪サタソンのおかげだった。しかし2013年正月だけは何故か中止され気にはしていた。師弟関係にある山下達郎さんが大瀧さんの訃報に対しどれだけ動揺したか悲しんでいるか2人のファンならわかる。もしコンサート中であったならステージに立てなかったかもしれない。それほど大きい存在だった。大瀧さん何故逝っちゃったの・・・本当に残念でならない。※奇しくも大瀧さんが達郎さんとNHK-FM時代にデュエットしたエバリーブラザーズのフィル・エバリー氏も2014年1月3日に病死している。
ミュージシャンの大滝詠一(おおたき・えいいち本名=大瀧榮一)さんが亡くなったことが31日分かった。岩手県出身65歳だった。30日に午後5時すぎ東京都瑞穂町の自宅で倒れ病院に運ばれたが帰らぬ人となった。病死とみられる。
岩手県江刺郡梁川(現奥州市)生まれ。1968年に早大に入学後、細野晴臣を紹介され、70年「はっぴいえんど」としてデビュー。自身のレコード・レーベル「ナイアガラ」を立ち上げたほか、山下達郎や大貫妙子が所属していたバンド「シュガー・ベイブ」のプロデュースなどを行った。
81年に、シングル「君は天然色」がヒット。同曲が収められたアルバム「A LONG VACATION」がヒット「第23回日本レコード大賞・ベストアルバム賞」を受賞。松田聖子のアルバムプロデュースなどでも話題になった。
97年には12年ぶりにシングル「幸せな結末」を発表し、フジテレビのドラマ「ラブジェネレーション」の主題歌としてミリオンセラーを達成。来年3月21日には84年3月21日発売のヒットアルバム「EACH TIME」の30周年を記念して、「EACH TIME 30th Anniversary Edition」の発売が予定されていた。
高校を卒業し上京した頃、テレビや雑誌でしか見たことがなかった銀座をドキドキしながら歩いた。晴海通りを築地方面へまっすぐ歩くと勝どき橋があり隅田川をポンポン船が往来していた。B面(1)さんま焼けたかで歌われた庶民の生活風景が橋の向こうに広がっていた。時は過ぎ今その地は再開発されて当時の面影は皆無ですが、35年前はまだまだ下町風情が残っていました。そんな昭和下町ソングを唄っていた斉藤哲夫さんのライブにまだ一度も足を運んだ事がない。名曲がたくさんあるのでチャンスがあれば是非行ってみたいと思います。僕の古い友達
 
【LP盤データ】
僕の古い友達
SideA 
(1)夜空のロックンローラー (2)僕の古い友達 (3)まさこ 
(4)君に手助け (5)ワイングラスいっぱい
SideB
(1)さんま焼けたか (2)あなたの船 (3)噂=75 (4)すり切れたレコード
(5)ヘイ!ドクター (6)ソー・ダンス・オールナイト
このアルバムを聴いたときアン・ルイスさんが本当にやりたかった音楽、歌いたかった音楽の道を知った。レコードに針を落としA面B面と聴き進むにつれ妹カレンを失った兄リチャードへ伝えたいことが浮かんだ。願わくば、アン・ルイスさんと一緒に日本でザ・カーペンターズとして特別ツアーをしてほしいと思った。アン・ルイスさんの新譜をプロデュースしてほしいと本気で願っていた。あれから30年の月日が過ぎ2013年4月に彼女はとうとう引退宣言をしてしまった・・・筆者の夢は叶わなかった。※本作には竹内まりあさんがバックコーラスとして参加しています。CHEEKIII(紙ジャケット仕様)
 
【LP盤データ】
チークⅢ
SideA 
(1)Karen-Prologue (2)Goodby To Love (3)A Song For You 
(4)I Won't Last A Day Without You (5)Baby It's You
(6)Rainy Days And Mondays
SideB
(1)Desperado (2)For All We Know 
(3)Together We're Falling Apart (4)We've Only Just Begun
(5)Superstar (6)Karen
日本でマッドネスが流行った一因はホンダ・シティのTV-CMだった。ジャケットにある機関車歩きをCMに取り入れお茶の間でうけた。それ以前に英国発スカブームが東京に襲来していたことにつきる。筆者はNHK-FM番組「ヤングジョッキー」「サウンドストリート」でマッドネスを知った。渋谷陽一氏が番組内で数曲を紹介♪中でも本アルバムB面(4)SwanLakeを聴いたとき初めてスカのリズムに魅せられた。小学校時代に音楽室で聞いたクラシックの名曲が彼らの手にかかるとこうなるのか~♪見事でした。One Step Beyond
 
【LP盤データ】
MADNESS
SideA 
(1)One Step Beyound... (2)My Giry (3)Night Boat to Cairo 
(4)Believe Me (5)The Prince (6)Tarzan's Nuts
SideB
(1)in the Middle Of The Night (2)Bed & Breakfast Man 
(3)Razor Blade Alley (4)Swan Lake (5)Rockin'In A 
(6)Mummy's Boy (7)Madnees (8)Chipmunks Are Go!
 
幻のウィングス日本公演のチケットを求め、真冬の寒空の中、渋谷道玄坂YAMAHA楽器店頭に並んだ。すぐ横にはABBA来日公演のチケットを求める列が同時に出来ていた。あれから33年が過ぎポールは71歳になった。1990年、1993年、2002年、過去3回の来日公演を全て見ていたので今回はパスした。YouTubeで今ツアーの内容をチェックしたがポールの声がイマイチだった。11年前は60歳でも声は問題なくOKだったのに残念。しかし来日公演が順調に進むにつれメディアは絶賛する。高齢による体調不良や声についての悪評はまったく聞こえて来なかったね。あれ?失敗したかな。見ればよかったかな?個人的に今ツアーで見たい会場があるとすればずばり日本武道館!その追加公演を狙っていた。しかし夢はついに叶わなかった。ポールお願いだからロックの殿堂「武道館」で単独公演という夢の舞台に立って下さい。次が本当のラストチャンスです。
大人だと思っていたテンプターズの平均年齢は18歳。松崎由治(バンドリーダー&リードギター)画面左下/大宮工校機械科卒・家業は魚屋。萩原健一(ヴォーカル)画面中央/聖橋高校在学中・家業は肉屋。高久昇(ベース・ギター)画面上右/日本デザインスクール在学中・家業は洋服屋。田中俊夫(サイドギター)画面上左/駒沢大学在学中・家業は建築屋。大口広司(ドラム)画面下右/早稲田実業在学中・家業は肉屋。これがメンバーのプロフィール。昔から芸能界は早熟だったんですね。最近テレビや映画でショーケンを見かけなくなり淋しい限りです。
【EP盤データ】
ザ・テンプターズ(歌)
A面/エメラルドの伝説 (3:30)
B面/僕たちの天使 (3:11)
解説=なし
販売=フィリップスレコード
定価=¥400
 
日本のグループ・サウンズの頂点に君臨したザ・タイガースの活動期間はわずか四年足らず。しかも他のグループも似たり寄ったりで短命だった。タイガースが今でも愛される理由のひとつは、沢田研二さんが現役歌手として歌い続けてきた歴史にある。ヒット曲を量産したタイガース時代、そして沢田研二として数多くの名曲を歌い残してきた財産がある。再結成をするための準備を彼は毎日休まずに続けてきた。思い出のメロディーで数十年ぶりにステージに立つ歌手のほとんどは声が出ず持ち歌である名曲を台無しにしてしまう。しかしジュリーは2時間歌い続ける事ができる。タイガース再結成は彼の努力の賜物です。武道館で♪青い鳥はまた甦る。
【EP盤データ】
ザ・タイガース(歌)
A面/青い鳥 (3:35)
B面/ジンジン・バンバン (3:38)
解説=なし
販売=日本グラモフォン株式会社
定価=¥400
  
2013年12月3日(火)日本武道館 「2013 THE TIGERS」公演が開催される。ついにオリジナルメンバーが同じステージに立つ。ビートルズも、ストーンズも出来なかった夢のステージの幕が開く。復帰をかたくなに拒否して来た加橋かつみ氏の復帰で、往年の大ヒット曲「花の首飾り」と「廃墟の鳩」が武道館で歌唱される姿は往年のファンが待ち望んだ悲願であり、ザ・タイガースはジュリーの所有物ではない証となる。すでにチケットは発売初日で完売しているが立ち見券が出れば筆者も見たい気分です。※上記シングル・ジャケット裏面に記されている通り名曲♪花の首飾りは「明星募集歌」です。
【EP盤データ】
ザ・タイガース(歌)
A面/銀座のロマンス (3:08)
B面/花の首飾り (3:54)
解説=なし
販売=日本グラモフォン株式会社
定価=¥370
  
セゾングループ総帥の堤清二氏が逝去された。あの頃の西武グループは大衆文化のど真ん中に陣取り日本人の生活を一変させる装置であったような気がする。特に広告戦略の面においては、角川文庫を現在の地位にまで育てあげた角川春樹氏と並び、メディアミックスを日本に定着させた功労者である。残念ながら両巨匠は政財界を去ることになる。当時の西武百貨店の物凄さを一言で放った「不思議大好き」という摩訶不思議な一筆は糸井重里さんの右脳左脳が一体となり産み出されたアートである。その勢いは沢田研二さんの新曲♪TOKIOにまで侵食した。歌詩にあるスーパーシティとは大衆文化の事であり、まさに西武グループ無しでは考えられない東京の姿であり変貌する首都像であったと考えられる。ここで紹介するのはB面です。作詞を担当した中畑貴志さんも糸井さん同様1980年代を代表する売れっ子コピーライターでした。※5分51秒と長くココログではアップロード制限外となるため途中までお楽しみ下さい。
【EP盤データ】
沢田研二(歌)
A面/TOKIO (3:42)
B面/I am I 俺は俺 (5:51)
解説=なし
販売=ポリドール株式会社
定価=¥600
  

羽田健太郎さんのピアノで幕が開く♪あの頃のジュリーはカッコよかった。歌謡界の貴公子でありトップスターだった。彼のライバルは山口百恵さんただ一人。2人は競い合いながら高みを目指し、共に輝き、時代の頂点に登りつめた事は誰もが認める事実である。本作は1977年度第19回レコード大賞受賞曲だ。サザンオールスターズのデビューシングル♪勝手にシンドバットの“勝手”の“勝手”とは本作から拝借したものだが、元ネタはドリフターズの「8時ダょ!全員集合」における志村けんのコントネタだったと言われている。あまりにも有名な曲なのでB面をお聴き下さい。
【EP盤データ】
沢田研二(歌)
A面/勝手にしやがれ (3:26)
B面/若き日の手紙 (4:27)
解説=なし
販売=ポリドール株式会社
定価=¥600
   
過去に「三億円強奪事件」を扱ったドラマや映画がいくつかあるが、沢田研二主演 『悪魔のようなあいつ』ほど話題を集めたドラマはない。演出に久世光彦、そして藤竜也、若山富三郎が脇を固めた話題作でした。このドラマがヒットした背景には、この事件の時効が迫っていたことがある。毎回ドラマが終了する直前にタイプライターを打つ音に合わせて<時効まであと○○日>というメッセージを掲示したことにより、沢田研二ファン以外の人たちの関心を集めたと思います。音楽監修の大野克夫さんのテーマ曲も良かったが、なんと言っても主題歌「時の過ぎゆくままに」の大ヒットにつきる♪ドラマのTBSといわれた時代でした。あれから38年後の2013年11月現在、TBS系列夜10時から放送中のドラマ 『クロコーチ』 もまた三億円事件がモチーフです。
【EP盤データ】
沢田研二(歌)
A面/時の過ぎゆくままに (3:20)
B面/旅立つ朝 (4:02)
解説=なし
販売=ポリドール株式会社
定価=¥500
 
  
10月23日(水)朝日新聞に左記の記事が掲載された。始めから売買目的でチケットを購入してネットオークションで売る輩がいるが、コンサート会場でウロウロしているダフ屋のおじさんが善人に見えてしまうほどだ。ダフ屋行為は法律で禁止しており現行犯で逮捕されるがネットオークションでは1万6500円のチケットを40万で売っても罪にはならない。売り手が原価で売ると言っているのに買い手同士が勝手に値を吊り上げ競い合いエスカレートする巧妙な心理をつくのがオークションだ。ネットに限らずこの世にオークション市場を創造した人は凄いね。筆者の過去の経験で言えば、チケット入手成功法は①ファン倶楽部に入会する②招聘元の会員になる③先行予約に応募する等で権利を取る。つまりコンサート情報を早く入手して対処するしかありません。それでもチケットが取れなかったら諦めて次回まで待ちます。一番良いのは単独で動くより仲間で情報交換して動くのがベストです。1999年頃までは興行主が整理券を配り直接販売をやりました。個人でも早起きすればアリーナ最前列でライブが見れた時代、あの時代が本当に懐かしいですね。
編曲は両面とも坂本龍一さん。当時YMOが所属していたアルファーレコードがらみで編曲を引き受けたと思われます。 A面はJAL「COME TO AMERICA'79」キャンペーンソング、B面はテレ朝ドラマ「鉄道公安官」挿入歌。アメリカン・フィーリングはヒットして歌番組で歌われ誰もが知る名曲だが、ホームタウン急行を知る人は少ない。ダブルA面扱いなのにB面はヒットしなかった。ドラマの主題歌としては合格点だがプラスαが足りない。でも良い曲です♪聴いてください。
【EP盤データ】
サーカス(歌)
A面/アメリカン・フィーリング (3:23)
B面/ホームタウン急行 (3:15)
解説=なし
販売=アルファレコード株式会社
定価=¥600
   
奇抜な振り付けとアイドルらしくないお色気に子供たちは熱狂した。作曲の都倉俊一さん、作詞の阿久悠さんの黄金コンビが果たした役割も大きい。関連グッズの売上げも当時は史上最強だった。多忙を極め精神的にも肉体的にもボロボロだった2人の引退は山口百恵、キャンディーズに次ぐ事件だった。しかし彼女たちが残した功績は今も歌謡史に輝いている。近年ピンクレディーを再結成して全国ツアーをする姿を見ていると、ヒット曲が多い歌手の強みを痛感している。2人にはお婆ちゃんになってもステージで歌ってほしい。ここではB面♪乾杯お嬢さん~を聴いてください。♪ウォンテッドを意識したイントロに注目です。
【EP盤データ】
ピンク・レディー(歌)
A面/ペッパー警部 (3:13)
B面/乾杯お嬢さん (3:08)
解説=なし
販売=ビクター音楽産業株式会社
定価=¥600
   
昭和歌謡史を語る時、台湾出身の歌姫たちが日本で活躍した事を忘れてはいけない。ジュディ・オング、アグネス・チャン、テレサ・テン、そして欧陽菲菲。台湾のティナ・タナーが歌う歌謡曲は実にダイナミックだった。ベンチャーズが作曲した♪雨の御堂筋で念願の日本デビューを果たし1971年第13回日本レコード大賞新人賞を受賞している。親父が大好きでよく聴いていたが子供だった筆者も大好きだった。本作は♪雨の御堂筋とは対照的にしっとりと聴かせるラブバラードです。B面のカラオケでお聴き下さい。
【EP盤データ】
欧陽菲菲(歌)
A面/ラヴ・イズ・オーヴァー (4:36)
B面/ラヴ・イズ・オーヴァー (4:36)カラオケ
解説=なし
販売=ポリドール・レコード
定価=¥700
   
歌謡界に化学変化をもたらした小椋桂さん。1975年第17回レコード大賞曲♪シクラメンのかほりは布施さんよりも作詞作曲者である氏の存在を日本国民に強く焼きつけた。その結果が1976年10月NHKホールでの初コンサートである。スーツネクタイ姿でステージに登場した彼は現役の銀行マンであり、噂で聞いていた通りどこにでもいる普通のおじさんでした。この時の模様はNHK総合で放送され高視聴率を叩き出しました。まだ家庭に録画機がなかった時代ですから絶対に見逃すわけにはいかなかった。ここで名曲♪シクラメン~を聴いても面白くないのでA面と同じく小椋桂さん作詞作曲のB面を聴いて下さい。
【EP盤データ】
布施明(歌)
A面/シクラメンのかほり (4:32)
B面/淋しい時 (3:52)
解説=なし
販売=キングレコード
定価=¥500
   
2011年、突然「由紀さおりブーム」が訪れた。♪夜明けのスキャットが世界中で指示されコンサートは満員御礼という嘘みたいな本当の話しだ。米JAZZアンサンブル楽団「ピンク・マルティーニ」のバンマスであるトーマス・ローダーデールが中古レコード屋で彼女のデビュー当時のアルバムを偶然見つけた事が発端らしい。♪夜明けのスキャットは名曲だが、繰り返されるルールールルル~はドラマ「北の国から」で蛍が北キツネを呼ぶルルルルルと似ているため、昔とんねるずが彼等の看板番組でギャグとして使った事もある。今更ここで紹介する気もないのでB面を聴いて下さい。※静電気パチパチうるさいですゴメン
【EP盤データ】
由紀さおり(歌)
A面/夜明けのスキャット (3:01)
B面/バラのためいき (2:40)
解説=あり
販売=東芝音楽工業株式会社
定価=¥400
   
日本では原曲の♪Y.M.C.Aを歌ったヴィレッジ・ピープルより西城秀樹さんが歌ったヤングマンに軍配があがった。外国のカバー曲がこれほど大ブレークした記録はなく、後にも先にも♪ヤングマンだけであろう。成功の要因はただのカバーソングで終わらせなかった「参加型お祭りソング」にある。ジャケット裏面のY-M-C-Aの振り付けに老若男女が見事にはまりました。あまりにも有名な曲なのでここではB面のディスコ風アレンジの西城秀樹♪ヒットメドレーをお聴き下さい。当時のアレンジではこれが限界です。
【EP盤データ】
西城秀樹(歌)
A面/ヤングマン - Y.M.C.A (4:43)
B面/ヒデキ ディスコ スペシャル (5:36)
解説=なし
販売=RVC株式会社
定価=¥600
   
とっても可愛らしくて、ちょっぴりなまいきな大人のための子供の歌です。イタリアでは毎年一回有名な作詞作曲家の手による作品が出品されて行われているゼッキーノ・ドロという子供のための音楽のコンテストがあります。それぞれの作品は3~7歳位までの子供達によって歌われ、順位は審査員と会場の聴衆の反応とによって決められ、「ピエロのトランペット」「おじいさんのポロ車」「がちょうのおばさん」等があり、NHKのみんなの歌などで紹介され子供たちにはおなじみです。「黒ネコのタンゴ」「ニッキ・ニャッキ」は過去の入賞曲の中でも特に人気の集中した曲で大人子供を問わずイタリアでは親しまれている曲です。「黒ネコのタンゴ」を歌っているのは皆川おさむといい昭和38年1月22日生まれ、区立原町小学校1年生ですがすでにラジオ、TVで大活躍、歌はもちろん司会も踊りもOKという末恐ろしい坊やです。「ニッキ・ニャッキ」を歌っている置鮎礼子は昭和39年10月28日生まれ、田園調布小さき花の幼稚園へかよっているオシャマさん、でも写真を撮る時には、すぐおすましをするので笑顔を撮るのに苦労したとか・・・。以上解説より
【EP盤データ】
皆川おさむ(歌)
A面/黒ネコのタンゴ (2:38)
B面/ニッキ・ニャッキ (2:30)
解説=あり
販売=日本ビクター株式会社
定価=¥400