─『表示するだけ』で地図を保存。携帯圏外の山奥でもGPSとして機能します。Geographica(ジオグラフィカ)は、主に登山での使用を目的とした『キャッシュ型オフラインGPSアプリ』です。一度表示した地図データは自動でアプリ内に保存されます。携帯圏外の山奥でも海の真ん中でもスタンドアローンで動作し、キャッシュされた地図の表示とGPSナビゲーションを実現します。 『DIY GPS』から受け継いだ登山用GPSとしての機能で、あなたのアウトドアライフをサポートします。 |
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この地図は国土地理院の地形図です。色別標高図をオーバーレイ表示しています。もちろんキャッシュすればオフラインの山で使えます。 座標形式はUTMにも対応。距離や高度の単位も設定で変更出来ます。 |
GeographicaはiPhoneの高精度GPSを利用します。最高で半径5m。山岳においてはピンポイントと言っていい精度です。 登山に必要な機能をギュッと詰め込みました。GPSロガー、ルート案内、音声でのお知らせ。開発者自身が季節や場所を問わずフィールドテストを行い、5年間に渡って開発してきたDIY GPSのノウハウを投入しました。 トレッキング、雪山登山、ハイキング、散歩、釣りなどなど、アウトドアでの上質なGPSナビゲーションを提供します。 主な特徴
・キャッシュ型オフラインGPSアプリです。携帯圏外でも使えます(GPSについての詳しい情報はこちら>>)。 対応機種 iPhoneシリーズで動作します
iOS7.1以降を搭載したiPhoneシリーズで動作します。iPodやiPadでの動作は保証しません。推奨機種はiPhone5以上です。iOS8をインストールしたiPhone4Sでは遅く感じると思います(実際開発者の4SにiOS8を入れてGeographicaを動かすと遅いです。iOS7のままにしておけばよかった…)。 iPodやiPadでのテストは一切行っていません(持ってないから)。iPodやwifi版iPadはGPSを搭載していませんので、もしアプリが起動したとしても外では現在地が表示されないと思います(※)。 iPodと外付けのGPSを使うという手段もありますが、無理にiPodを使うくらいなら中古のiPhone5sを買う方が手っ取り早いかと思います。当アプリはSIMなしでも動作します(地図はwifi環境で保存してください)。当方は4S、5、5sをSIMなしで運用、テストを行っています。 ※・・・iPodなどに搭載されているのはA-GPSのみで衛星の信号を受信出来ません。よってwifiなど地上からの電波が途絶える場所では現在地が特定出来なくなります。iPhoneにはGPSとA-GPSの両方が搭載されているので屋内でも携帯圏外の屋外でも使えます。GPSについての詳しい情報はこちら>> |
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マーカー、ルート、トラック、カスタムマップなど各種データは操作が共通化された管理画面でフォルダによる管理が出来ます。 |
紹介動画
基本的な機能の紹介動画を作りました。 ・地図のダウンロードはインターネットの地図サービスから。表示すれば保存されます。 |
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モンブランにテストしに行った時のスクリーンショットです。実際に山頂まで登って降りてきました。ログもばっりち取れました。この地図、SwissTopoを自分で切り出し、カスタムマップとして表示しています。 |
使用上の注意と免責
・当アプリは無料で、一部機能制限をアプリ内課金でアンロックする方式になっています。必ずご自分の端末で試用し、機能に納得の上ご購入下さい。購入後の返金に応じることは出来ません。また、未来永劫すべてのiPhone、iOSでの動作を保証するものではありません。将来、機種やOSの変更で動作しなくなる可能性もあります(永久サポートは行えません)。 ・Geographica(以下当アプリ)を使用したことにより発生した損害について開発者は一切の責任を負いません。 ・当アプリの提供する情報の正確性、信頼性、有用性において開発者は一切の責任を負いません。自己責任でご利用いただく事となります。 ・登山にGPSを持ち込むことについて「機械に登らされている様だ」「地図読みが上達しない」「電池が切れた時にどうする」などという批判があります。しかし、全機能を使う必要はありませんし、道迷いしそうな時だけ位置確認に使うという選択もあります。自分の登山スタイルに合わせてお使いください。 ・GPSログやルート案内など、バックグラウンド動作でGPSを使う場合はバッテリーを消費します。アウトドアで使う場合は必ずモバイルバッテリーをお持ち下さい。 ・アプリの使い方については、内蔵のヘルプ機能をお使い下さい。[メニュー]-[ヘルプ]から各機能についての説明を見られます。まずは『はじめに』と『ヒント集』をご覧ください。 ・月額使用料は発生しません。アプリ内課金『機能制限解除』は一度購入すればずっと使えます。 ・初回起動時に位置情報サービスの使用を許可するかどうかアラートが出ますが、必ず許可してください。拒否した場合は位置情報を受け取れなくなります。その場合はiPhoneの『設定』-『プライバシー』-『位置情報サービス』をオンにし、更に下の方にある各アプリの設定も『許可しない』以外にしてください。 ・当アプリは国土地理院及びOpenStreetmapのWebサービス、Google社のMapSDKなどを使用しています。各Webサービスの運営状況、仕様変更などにより当アプリが使用できなくなる状況があることをご了承ください(可能であれば対応します)。 ・アプリに関するご質問、不具合報告や要望につきましては、AppStoreのレビューに書かれても当方から返信することが出来ません。それらお問い合わせはメールまたはfacebookページにお寄せいただけると助かります。 メールアドレス:keiziweb@gmail.com |
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デザインをオマージュさせていただきました。 |
謝辞
Google Map SDK for iOS 国土地理院 OpenStreetMap 万物はすべて座標値(経緯度数値)を持っている ソード・アート・オンライン |
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開発者自身が山に登ってテストしています。 OpenCycleMapの表示例。エベレストの山頂です。※デモモードで撮影したスクリーンショットで、実際に登頂した訳ではありません。 |
起るであろう問題とよくある質問
現在地が表示されない その1 現在地が表示されない その2 表示されない その3 本来GPSというのは現在地を確定するのに時間が掛かるものです。携帯圏内では携帯の電波で補正しているので瞬時に現在地が判りますが、圏外ではそんなもんです。1分程度待てば解決します。 山に行ったら地図が表示されなくなった 2.システムに消された。地図の一時キャッシュはiPhoneのディスク容量が少なくなった時にiOSがファイルを消せる場所に配置されています。iOSの判断でキャッシュが消された可能性があります。 3.自動削除で消えた。一時キャッシュは保存容量と保存期間を制限して、オーバーしたものは古い方から削除されます。設定の『一時キャッシュ』を確認して必要であれば制限を変更してください。 ただし、機能制限解除を購入していない場合、容量制限は100MBまでです。2,3回山に行けば最初の頃のキャッシュは消えるかも知れません。 もしも当アプリを気に入っていただけたらメニューの『設定』-『制限解除』から制限解除のライセンスをご購入ください。500MB、1GB、5GB、無制限に設定出来るようになります。 ツールメニューにあるデモモードってなに? アプリ内課金 アプリ内課金のリストア |
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明治時代の古地図をカスタムマップとして設定し、色別標高図をオーバーレイさせた状態です。新旧の地図データを統合した登山体験が出来ます。 |
整理された機能とメニューシステム。これまでのiPhoneアプリとはひと味違う操作性に仕上がっています。 |
海外の街ではOpenStreetMapを。ホテルの無線LANなどで地図をキャッシュすれば街ではオフラインで使えます。 |
都市部でも国土地理院の地図はバッチリ使えます。 |
マーカーをいくつも地図上に表示させる事が出来ます。 |
ポイントのマーカー(魚マーク)や危険な場所のマーカーを表示させる事も出来ます。海上交通のオーバーレイには灯台やブイが表示されます。 |
モバイルバッテリーは必須です。 防水ケース、ストラップ、タッチペンがあれば雪山でも使えます。 雪に埋まっても大丈夫です。ただ、iPhoneは冷えすぎると自動シャットダウンするので出来れば冷さない方がいいです。 |
登山に必須なモバイルアイテム モバイルバッテリー
iPhoneを登山で使うと、GPSもそうですが写真や山頂からのSNS投稿など(最近は電波が良くて出来ちゃう山が多いです。北アルプスとか)、バッテリーを多く使います。山に出かける時は必ずモバイルバッテリーをお持ちください(充電ケーブルもお忘れなく)。 なお、iPhoneのSIMをソフトウェア的に停止させてバッテリー消費を減らす方法があります。SIMロックという方法です。詳しくはコチラをご覧ください>>
実際に充電すると、モバイルバッテリー容量の6割がiPhoneのバッテリーに移ります。10000mAhのバッテリーなら6000mAhが移ります(差は電圧の違いと熱になる分)。なので、例えばiPhone5sのバッテリー容量は1434mAhだそうですから、6000÷1434=4.18で、iPhone5sなら4回フル充電出来る計算となります。 日帰りなら1回分、1泊で2回分、2泊すると3~4回分の充電容量が必要になりますから必要な回数に合わせてモバイルバッテリーの容量を決めるとよいと思います。僕はどこに行くにも10000mAhのを使って、余りそうな時は友達に貸しちゃったりしてます。 おすすめはcheero Power Plus 3です。13400mAhという大容量でiPhone5sなら5回半充電出来ます。重さや大きさは10000mAh程度の機種と同じくらい。日本製充電池を使いながら定価3500円前後という値段も手頃です(人気商品なので転売屋が群がっています。定価以上で買わないようにしましょう)。 登山に必須なモバイルアイテム 防水ケース、ストラック、タッチペン
登山に雨や雪、水濡れはつきものです。そんな時にiPhoneの水濡れを気にしたり、濡らして壊したりしたら大変です。手が滑って谷底に落とす事もあるでしょう。そんな時に必要なアイテムの紹介です。
防水ケースはピンキリで、色々な種類があります。僕自身5種類ほど試しましたが、結局LifeProofに落ち着きました。高いだけあって良い製品です。袋型のは嵩張るし接着部分が裂けるし操作しにくいし、あまり良いことありません。ただ、LifeProofはネットだと偽物を掴まされる事があるらしいので公式サイトで買うか、最近はスポーツ用品店やアウトドアショップで売られているので信用出来る場所で買うのがよいでしょう。 ストラップは、手袋をしているとiPhoneを落としてしまう事があるので付けた方が良いと思います。首から下げる場合はストラップの幅があった方が楽なのでサンワサプライの物を勧めてみました。首から下げる以外では、コンデジ用カメラポーチをザックの肩ベルトに付けて入れるとか。その場合もストラップをポーチやザックに結んでおくなど、保険を掛けておいた方がいいと思います。 タッチペンは雪山で重宝します。スマホ対応手袋もありますが、オーバー手袋をすると反応しなくなります。また、感度が悪かったり思った場所をタップできなかったり、結局使いにくいです。タッチペンを使えば普通の手袋を2枚重ねでも使えます(感度が悪い場合はペンを強めにつまむと良くなります)。 なお、経験上雪山でもiPhoneは使えます。iPhoneは低温になるとシャットダウンするのでそれだけ気をつける必要がありますが、モンブランの山頂までログを取るのに使えました(山頂で写真を撮ってたらシャットダウンしましたが、少し温めて復活し、下山のログも取れました)。-10℃くらいまでなら大丈夫かと思います。ジャケットのポケットに入れる、小さめの貼るカイロをケースに貼るなど、少しだけ保温に気を使えば冬山でもいけると思います(絶対を保証する物ではありませんが)。 |