一冊の手帳を使うだけでOK!片づけ方を劇的に変える3つのポイント

芝谷 浩

芝谷 浩

cataso専門家ライター、収納スタイルコーディネーター、インテリアコーディネーター、NLD性格アドバイザー

手帳で片付けが激変

片づけに苦手意識を持っている人は手帳を使っていなかったり、使い方が良くなかったりすることが多いものです。しかしそれはとてももったいないことです。手帳を使いこなすだけで片づけはウンと楽になります。
今回は手帳を使っていない、もしくはうまく使いこなせていない人の傾向を踏まえながら、手帳を使うことで片づけ方を劇的に変える方法を紹介します。

 

■1. メモ用紙はNG!一冊の手帳に書けば書類の収納はウンと楽に

何かを書き留めるときにプリントの裏やメモ用紙に書くと 、それらを収納するのは難しくなります。そういったものに書き留めずに、一冊の手帳に書くようにすればメモの収納で困ることはありません。大きさの違う紙に書いたメモを上手にまとめるのは難しいだけでなく、必要な情報を探し出すことも難しくなります。
しかし一冊の手帳に書き留めるようにしていれば、必要な情報を探し出すことは容易です。またその手帳を常に持ち歩くようにすることで、いつでもどこでも書き留めた情報を引き出すことができます。メモだけでなく学校からのお知らせのプリントなども、必要なことだけ抜き出して手帳に書くようにすれば書類の収納は随分と楽になります。

必要なのは書類そのものではなく、そこに書かれた情報ですから。一冊の手帳に書き留める習慣を身につけることは情報の整理を飛躍的に向上させてくれるのです。

 

■2. 手帳に片づけの段取りを書けばいつでもどこでも片づけられる!

片づけを始めてから何をどうしようかと考え込んでしまったことはないでしょうか。また、思ったほど片づけが進まなくて段取りの悪さを後悔した経験はないでしょうか。片づけは段取り八分です。あらかじめ計画を立てておかないと思うように作業が進みません。また考えることがイヤになって片づけそのものがイヤになってしまいがちです。

そんなことにならないようにするためにも、ぜひ手帳を使いましょう。考えたことを手帳に書き留めておくと、いつでもどこでもその続きから考えることができます。また、部屋の家具レイアウトなどを書き込んで、手帳の上でシミュレーションをすることが可能です。手帳の上で片づけの段取りを組んでおくことで、いざ片づけ始めるときにすぐに作業に取り掛かることができ、予定通りに作業を進めることができるのです。

 

■3. 日記形式はNG!箇条書きにすれば分かりやすく探しやすい

片づけが苦手という方は、モノだけでなく情報も捨てるのが苦手になりがちです。そのため手帳に書き留める際も日記形式で文章にして書き留める傾向があります。

必要な情報を楽に書き留めまたそれらを探しやすくするためには、箇条書きにして書き留めることが有効です。文章にすると書くのが大変ですし、探しているキーワードが文章の中に埋もれてしまいますが、箇条書きであれば書くのが楽な上に、キーワードが探しやすくなります。現実に文章で書きとめる習慣ができてしまっている方にとってはなかなか難しいかもしれませんが、必要なものに絞って不要なものをそぎ落とすということは、手帳の上でも部屋の中でも同じように大事だということですね。部屋をどんな風にしたいのか、クリアすべき問題は何かなど、要点をうまく捉えて、片づけをスムーズに進めましょう。

 

このように手帳を上手に活用すれば、書類の片づけが楽になり、段取り良く片づけることができ、ポイントをしっかりおさえて片づけを進めることができます。
慣れるまでが大変かもしれませんが、手帳を使わずして片づけられるようになった人を私はほとんど見たことがありません。ですからぜひ苦手を克服して手帳を片づけの強力な相棒として活用していただければと思います。

(著:芝谷 浩/cataso専門家ライター)

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芝谷 浩
この記事を書いた専門家:芝谷 浩

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