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“京大君”田中英の経済効果「10億円以上」 ロッテ球団社長明かす

日刊ゲンダイ 1月11日(日)9時26分配信

 ロッテのドラフト2位ルーキー・田中英祐(22、京大=写真右)らが9日、QVCマリンで新人合同自主トレをスタートさせた。この日はテレビカメラ5台を含む報道陣が大挙して取材に訪れ、チーム全体の注目度も増したといわれる。球団フロントは田中の「経済効果」をどう感じているのか。新人の始動を視察した山室晋也球団社長(54)に聞いた。

――田中の注目度は高いですね。

「おかげさまで、チームの露出は増えています。田中君が注目されることで、チームの他選手にもいい刺激になる。うれしいことです。もっとも、田中君がここまで注目されるとは正直、予想していませんでしたけどね」

――「話題性のための獲得」という声もありましたが。

「それは違う。あくまでウチ(ロッテ)は田中君を戦力として見ている。投手としての能力も高いですから。ただ、あまりに彼が注目され過ぎて中村君(ドラフト1位)や他の選手が(注目されず)ちょっとかわいそうです」

――あくまでもドラフト2位の実力を評価していると。

「もし3位だったら、(田中の地元・兵庫県に本拠地を置く)阪神さんに奪われていたかもしれませんから。今だからこそ言えますが」

――どういうことでしょう?

「具体的なことは言えませんが、阪神のフロントに田中君の高校の先輩がいますからね。その辺の状況は……。もしウチが2位でいかなかったら阪神さんだったはず。そう考えれば、2位で指名して良かった。彼がいなければ、ここまでウチが注目されることもなかったでしょうから」

■野球選手として長く活躍してもらいたい

――グループ全体にも波及効果があると聞いています。

「それは事実。経済効果としては彼の存在は計り知れません」

――すでに10億円以上の経済効果があったともいわれています。

「10億円? それぐらいなのかな。いや、10億円以上かもしれませんよ」

――もう「元」は取ったんじゃないですか?

「彼には話題性だけでなく野球選手として長く活躍してもらいたいので……。プレーでのチーム貢献も期待しています」

――観客動員数が減っているロッテにとって、田中は救世主になりそうですか?

「彼を見にファンの方が球場に足を運んでくれればうれしいですが、まずは、本人が一軍で活躍できるよう頑張ってほしい」

――将来的には球団の幹部候補という声もありますが?

「まだ新人でプレーもしていないんですから、その質問は早過ぎます。まずは彼の活躍を見守ってあげてください」

最終更新:1月11日(日)9時26分

日刊ゲンダイ

 

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