海外からの不動産投資が急拡大している。2014年の海外企業による日本の不動産取得額は1兆円近くと、前年の約3倍に増え過去最高となった。円安などを背景に「日本買い」が進み、国内不動産取引の約2割を占めた。東京都心での購入に加え地方にも波及している。海外マネーの流入は、訪日外国人による消費だけでなく、不動産市場でも存在感を増している。
みずほ信託銀行系の都市未来総合研究所(東京・中央)によると、昨年…
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