小動物のようにキュートな桃瀬美咲。母校での撮影で初心に戻り、飛躍を目指す=東京・大手町(撮影・野村成次)【拡大】
女優、桃瀬美咲(21)がデビュー8年目の今年、故郷に錦を飾る。
出身地・岡山県を舞台にした映画「でーれーガールズ」(2月21日公開、大九明子監督)に、W主演の足立梨花(22)、優希美青(15)扮する2人の女子高生のクラスメート・篠山みずの役で出演。「クラスのリーダーで元気いっぱいです」とほほえむ。
同作は芸能界入りを機に上京するまで1年間だけ通った高校で撮影し、同じ制服に袖を通した。「母校で撮影できるのはめったにない。1年間しか着られなかった制服を着て作品に残せてよかったです」と感慨深げ。
15歳で単身上京し、バラエティーや特撮ドラマなど多種多様な仕事に挑戦。「人見知りで、最初は20歳で仕事をやめようと思っていた。でも、演技で違う人になれるのは楽しいです。故郷に仕事で関わることができて、運が巡ってきた気がします」。“運気上昇”の今年、女優として勝負をかける!
桃瀬美咲(ももせ・みさき)
本名非公表。1993(平成5)年3月6日生まれ、21歳。岡山県出身。2008年、第33回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。10年、大阪・MBS「古代少女隊ドグーンV」でドラマ単独初主演。バラエティーはフジテレビ系「志村軒」(10~12年)などに出演。特技は空手など。1メートル51。
(紙面から)