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大阪で「竹島」記載、幕末の地図見つかる 島根県に寄贈へ 「日本の領土示す貴重な地図」
竹島(島根県隠岐の島町)が記載された幕末の古地図が大阪府大東市の民家で見つかり、産経新聞を通じて島根県に寄贈されることになった。地図には海路の距離や寺社を示した記載もあり、島根県の竹島問題研究会座長を務める下條正男拓殖大教授は「生活に密着した実用的な地図」と分析した上で、「当時、竹島が日本の領土として違和感なくとらえられていたことを示す貴重な資料」と指摘している。
地図は幕末の文久2(1862)年に発行された「日本郡國(ぐんこく)一覧(改正)」。下條教授によると、江戸時代の地理学者、長久保赤水(せきすい)(1717~1801年)が製作した経緯線の入った最初の日本地図「改正日本輿地路程(よちろてい)全図」(1779年初版、通称・赤水図)の流れをくんだものと見られる。
地図には赤水図と同様、隠岐諸島の北西に「松島」と表記されている現在の竹島、「竹島」と表記されている鬱陵島の島名が記されている。
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