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中国大使 「ことしは日中関係に重要な年」1月8日 22時07分
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中国の程永華駐日大使は、大手企業の団体が開いた新年のパーティーに出席し、「戦後70年のことしは日中関係にとって重要な年で、歴史問題に正しく対処して関係改善を進めていくことを期待する」と述べ、日中関係を改善するには歴史問題への適切な対応が重要だという考えを示しました。
程大使は8日、都内のホテルで、大手企業のトップなどで作る日本国際貿易促進協会などが主催して開いた新年のパーティーに出席してあいさつしました。
この中で程大使は「去年の首脳会談で、両国関係も改善の方向に重要な一歩を踏みだした。双方の努力の結果だ」と述べ、11月の日中首脳会談以降の日中関係の現状を評価しました。
そのうえで、「戦後70年にあたり、両国関係が健全かつ安定した発展を実現できるかできないかという重要な1年になる。歴史などの問題に正しく対処し、徐々に信頼を築いて関係改善を着実に進めていくことを期待する」と述べ、日中関係を改善するには歴史問題への適切な対応が重要だという考えを改めて示しました。
パーティーに出席した企業の代表からは「日中両国はお互いを必要としているので、隣国どうし、しっかりタッグを組んで、この流れを加速させたい」などと、日中関係の改善に期待する声が相次いでいました。