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北朝鮮 米に“超強硬対応戦”と威嚇1月8日 6時52分
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北朝鮮の国防委員会は、ソニーの子会社が受けたサイバー攻撃への関与を改めて否定し、アメリカ政府に対し、「すべての制裁措置を全面的に撤回すべきだ。わが軍隊が超強硬対応戦に入っていることを忘れるな」と威嚇しました。
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)第1書記の暗殺を題材にしたコメディー映画を製作したソニー・ピクチャーズエンタテインメントがサイバー攻撃を受けた問題について、北朝鮮は一貫して関与を否定しています。
しかし、アメリカ政府は北朝鮮が関わったと断定し、オバマ大統領は今月2日、サイバー攻撃を含むこれまでの挑発行為への対抗措置として、北朝鮮の政府機関や企業、その関係者らに金融制裁を科す大統領令に署名しました。
これに対して北朝鮮の国防委員会は7日、声明を発表し、「サイバー攻撃の背後がわれわれだという明白な根拠もなしに制裁騒動を起こすなら、それ以上の挑発行為はない」と改めて関与を否定し、アメリカ政府を非難しました。
そして、「すべての制裁措置を全面的に解除すべきだ。わが軍隊と人民が未曽有の超強硬対応戦に入った状態であることを忘れるな」と威嚇しました。