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官房長官「日米関係さらに強化を」1月6日 13時32分
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菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、アメリカとの関係について、日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直しや、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉などを通じて、信頼関係をさらに強化したいという考えを示しました。
安倍総理大臣は、安全保障分野などでの連携強化に向けて、日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直しなどを巡り意見を交わすため、ことし春の大型連休中に、アメリカを訪問し、オバマ大統領と会談する方向で調整に入りました。
これに関連して、菅官房長官は、6日の閣議のあとの記者会見で、アメリカとの関係について、「わが国を取り巻く安全保障情勢が極めて厳しいということは変わっていない。そういう中で日米同盟は基軸だ」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、「日米ガイドラインの見直しをしっかり終え、安全保障法制の整備について通常国会で議論をいただき、国民の理解を得たい。さらにTPP=環太平洋パートナーシップ協定の早期妥結に向けてアメリカとしっかり連携し、日米関係を互いに信頼のあるものとして築き上げていきたい」と述べ、ガイドラインの見直しやTPPの交渉などを通じてアメリカとの信頼関係をさらに強化したいという考えを示しました。